JPH0445061Y2 - - Google Patents
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- JPH0445061Y2 JPH0445061Y2 JP1986059608U JP5960886U JPH0445061Y2 JP H0445061 Y2 JPH0445061 Y2 JP H0445061Y2 JP 1986059608 U JP1986059608 U JP 1986059608U JP 5960886 U JP5960886 U JP 5960886U JP H0445061 Y2 JPH0445061 Y2 JP H0445061Y2
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 21
- 230000007717 exclusion Effects 0.000 claims description 14
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 5
- 239000003973 paint Substances 0.000 claims description 3
- 230000031700 light absorption Effects 0.000 claims 1
- 238000000034 method Methods 0.000 claims 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 13
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
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- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、表示装置の前面側に取り付けられ、
表示装置の表示面に対する座標位置を検出してコ
ンピユータに入力する光検出方式の座標入力装置
に係り、特に誤動作防止対策を施した座標入力装
置に関する。
表示装置の表示面に対する座標位置を検出してコ
ンピユータに入力する光検出方式の座標入力装置
に係り、特に誤動作防止対策を施した座標入力装
置に関する。
コンピユータに手入力する座標入力装置のう
ち、単に指などで表示装置の前面の任意個所を押
えることにより座標位置を特定できる光検出方式
のものが、信頼性および操作性の面から注目を浴
びている。
ち、単に指などで表示装置の前面の任意個所を押
えることにより座標位置を特定できる光検出方式
のものが、信頼性および操作性の面から注目を浴
びている。
この種光検出方式の座標入力装置としては、従
来、第3図ないし第5図に示す如きものが知られ
ている。ここで、第3図は座標入力装置を表示装
置の前面に装着した例を示す斜視図、第4図はそ
の受光素子側の要部断面図、第5図は裏板を取り
外して座標入力装置の内部構造を示す背面図であ
る。
来、第3図ないし第5図に示す如きものが知られ
ている。ここで、第3図は座標入力装置を表示装
置の前面に装着した例を示す斜視図、第4図はそ
の受光素子側の要部断面図、第5図は裏板を取り
外して座標入力装置の内部構造を示す背面図であ
る。
この座標入力装置は、略長方形状に成形されて
中央部に開口部2を有する枠体1と、該枠体1の
背面側すなわちCRT等を用いた表示装置3の表
示面3a側のそれぞれ対向する辺に複数個ずつ配
設された、LEDなどの発光素子4とフオトトラ
ンジスタなどの受光素子5の組と、これら発光素
子4および受光素子5の組み合わせの中から光路
11が遮断された位置を検出し、その座標位置を
ホストコンピユータ側に入力する演算部6とから
主に構成されている。なお、前記発光素子4と受
光素子5は、前者の発光部4aと後者の受光部5
aとが組ごとに対向するように、枠体1に取り付
けられた基板7にこれら光半導体素子4,5の各
端子が半田付けされている。
中央部に開口部2を有する枠体1と、該枠体1の
背面側すなわちCRT等を用いた表示装置3の表
示面3a側のそれぞれ対向する辺に複数個ずつ配
設された、LEDなどの発光素子4とフオトトラ
ンジスタなどの受光素子5の組と、これら発光素
子4および受光素子5の組み合わせの中から光路
11が遮断された位置を検出し、その座標位置を
ホストコンピユータ側に入力する演算部6とから
主に構成されている。なお、前記発光素子4と受
光素子5は、前者の発光部4aと後者の受光部5
aとが組ごとに対向するように、枠体1に取り付
けられた基板7にこれら光半導体素子4,5の各
端子が半田付けされている。
前記開口部2にはVDT(Video Display
Terminal)フイルタからなる操作パネル10が
設けられ、表示装置3の表示面3aを見やすくす
るとともに表示面3aへの汚れや塵埃類の付着を
防止している。また、列状の受光素子5の前面に
は、対となる発光素子4からの入射光のみ受光可
能なように所定の面積と深さを有する光透過孔8
aが形成された遮光板8が配設されている。さら
に、この遮光板8の前面および受光素子4の前面
には、可視光除外フイルタとして方形枠状の赤外
線フイルタ9が全周にわたつて装着されている。
つまり、略L字状に配設された列状の受光素子5
の前面と、同じく略L字状に配設された発光素子
4の前面とはそれぞれ、方形枠状の赤外線フイル
タ9の各外壁面に対向している。したがつて、操
作パネル10の前面、すなわち表示面3aと対向
しない側の面には、赤外線フイルタ9を介して目
に見えない光路11が形成されることになる。
Terminal)フイルタからなる操作パネル10が
設けられ、表示装置3の表示面3aを見やすくす
るとともに表示面3aへの汚れや塵埃類の付着を
防止している。また、列状の受光素子5の前面に
は、対となる発光素子4からの入射光のみ受光可
能なように所定の面積と深さを有する光透過孔8
aが形成された遮光板8が配設されている。さら
に、この遮光板8の前面および受光素子4の前面
には、可視光除外フイルタとして方形枠状の赤外
線フイルタ9が全周にわたつて装着されている。
つまり、略L字状に配設された列状の受光素子5
の前面と、同じく略L字状に配設された発光素子
4の前面とはそれぞれ、方形枠状の赤外線フイル
タ9の各外壁面に対向している。したがつて、操
作パネル10の前面、すなわち表示面3aと対向
しない側の面には、赤外線フイルタ9を介して目
に見えない光路11が形成されることになる。
座標位置を検出する場合には、例えば第3,5
図に示すように、表示面3aの入力したい位置を
操作パネル10上から指12で押さえると、該操
作パネル10の表面に沿つて形成される光路11
のうち指12の位置を通過するはずのものはそこ
で遮られるので、発光素子4を順に発光せしめて
スキヤンさせることにより、x方向、y方向のそ
れぞれにおいて、遮光された光路11を受光素子
5によつて検出することができる。そして、この
遮光された光路11を前記演算部6によつて特定
し、図示しないホストコンピユータへその座標位
置を出力するようになつている。
図に示すように、表示面3aの入力したい位置を
操作パネル10上から指12で押さえると、該操
作パネル10の表面に沿つて形成される光路11
のうち指12の位置を通過するはずのものはそこ
で遮られるので、発光素子4を順に発光せしめて
スキヤンさせることにより、x方向、y方向のそ
れぞれにおいて、遮光された光路11を受光素子
5によつて検出することができる。そして、この
遮光された光路11を前記演算部6によつて特定
し、図示しないホストコンピユータへその座標位
置を出力するようになつている。
ところで、かかる光検出方式の座標入力装置に
あつては、特に開口部2の隅部近傍に位置する発
光素子4の発光部4aから所定の光路11を外れ
て出射された光が、赤外線フイルタ9の内壁面の
長手方向略中央部で反射されたり、あるいは赤外
線フイルタ9の内部を伝搬して、対応する受光素
子5の受光部5aに到達してしまう可能性があ
り、その結果、開口部2の隅部近傍を指12で押
さえても光路11の遮断が検出されずに誤動作し
てしまう虞れがあつた。
あつては、特に開口部2の隅部近傍に位置する発
光素子4の発光部4aから所定の光路11を外れ
て出射された光が、赤外線フイルタ9の内壁面の
長手方向略中央部で反射されたり、あるいは赤外
線フイルタ9の内部を伝搬して、対応する受光素
子5の受光部5aに到達してしまう可能性があ
り、その結果、開口部2の隅部近傍を指12で押
さえても光路11の遮断が検出されずに誤動作し
てしまう虞れがあつた。
そこで、従来、第6図に示すように、赤外線フ
イルタ9の内壁面の長手方向略中央部に凸部9a
を設けて、そこに入射してくる発光部4aからの
光を受光部5a方向に反射させないようにした
り、あるいは、赤外線フイルタ9の外壁面の一部
に凹部9bを設けて、該フイルタ9の内部を伝搬
する光が受光部5aまで到達しないように意図し
たものが提案されている。
イルタ9の内壁面の長手方向略中央部に凸部9a
を設けて、そこに入射してくる発光部4aからの
光を受光部5a方向に反射させないようにした
り、あるいは、赤外線フイルタ9の外壁面の一部
に凹部9bを設けて、該フイルタ9の内部を伝搬
する光が受光部5aまで到達しないように意図し
たものが提案されている。
しかしながら、実際にはこの他に、発光部4a
から出射されて赤外線フイルタ9を透過した光
が、該フイルタ9の裏側に位置する基板7あるい
は遮光板8の長手方向略中央部で反射して受光部
5aへ到達してしまう危険性もあるため、上記し
た従来提案は誤動作防止対策として十分なものと
は言い難かつた(第6図参照)。また、第7図お
よび第8図に示すように、上型14と下型15と
を組み合わせてなり受光素子5を列状に収納可能
な遮光ホルダ13を、基板7と赤外線フイルタ9
間に配設してある座標入力装置の場合、この遮光
ホルダ13の長手方向略中央部における前面で、
発光部4aからの光を受光部5a方向へ反射させ
てしまう虞れがあり、結局、このような赤外線フ
イルタ9の裏側に位置する部材の光反射をも考慮
してその対策を講じておくことが、座標入力装置
の信頼性を高めるうえで必要となつてきている。
から出射されて赤外線フイルタ9を透過した光
が、該フイルタ9の裏側に位置する基板7あるい
は遮光板8の長手方向略中央部で反射して受光部
5aへ到達してしまう危険性もあるため、上記し
た従来提案は誤動作防止対策として十分なものと
は言い難かつた(第6図参照)。また、第7図お
よび第8図に示すように、上型14と下型15と
を組み合わせてなり受光素子5を列状に収納可能
な遮光ホルダ13を、基板7と赤外線フイルタ9
間に配設してある座標入力装置の場合、この遮光
ホルダ13の長手方向略中央部における前面で、
発光部4aからの光を受光部5a方向へ反射させ
てしまう虞れがあり、結局、このような赤外線フ
イルタ9の裏側に位置する部材の光反射をも考慮
してその対策を講じておくことが、座標入力装置
の信頼性を高めるうえで必要となつてきている。
したがつて本考案の目的とするところは、開口
部の周縁を画成する赤外線フイルタ等の可視光除
外フイルタの裏側に配設されている部材が、誤動
作要因となる不所望な光反射を起こす虞れがな
く、信頼性の高い座標入力装置を提供することに
ある。
部の周縁を画成する赤外線フイルタ等の可視光除
外フイルタの裏側に配設されている部材が、誤動
作要因となる不所望な光反射を起こす虞れがな
く、信頼性の高い座標入力装置を提供することに
ある。
上記目的を達成するために、本考案は、開口部
の周縁を画成する可視光除外フイルタの前記開口
部側と反対側の面に対向して所定の間隔において
併設された部材を有し、該部材の前記可視光除外
フイルタ側の面の発光素子およびこれに対応する
受光素子から等距離にある位置に、当該発光素子
から所定の光路を外れて前記可視光除外フイルタ
を通過した光が当該受光素子方向へ反射するのを
防止するためのフイルタ外反射防止手段を設ける
構成とした。
の周縁を画成する可視光除外フイルタの前記開口
部側と反対側の面に対向して所定の間隔において
併設された部材を有し、該部材の前記可視光除外
フイルタ側の面の発光素子およびこれに対応する
受光素子から等距離にある位置に、当該発光素子
から所定の光路を外れて前記可視光除外フイルタ
を通過した光が当該受光素子方向へ反射するのを
防止するためのフイルタ外反射防止手段を設ける
構成とした。
すなわち、本考案によれば、可視光除外フイル
タの裏側に配設される基板や遮光板あるいは遮光
ホルダ等の部材の所定位置、つまり不所望な光反
射を起こす虞れのある位置に、凸状体や凹所や塗
料等のフイルタ外反射防止手段を設けてあるた
め、発光素子から当該位置に入射してきた光は、
このフイルタ外反射防止手段によつて乱反射され
たり吸収されたりして、受光素子方向へ反射して
いかないようになつている。
タの裏側に配設される基板や遮光板あるいは遮光
ホルダ等の部材の所定位置、つまり不所望な光反
射を起こす虞れのある位置に、凸状体や凹所や塗
料等のフイルタ外反射防止手段を設けてあるた
め、発光素子から当該位置に入射してきた光は、
このフイルタ外反射防止手段によつて乱反射され
たり吸収されたりして、受光素子方向へ反射して
いかないようになつている。
以下、本考案の実施例を図面により説明する。
第1図は本考案に係る座標入力装置の一実施例
を示す要部正面図であつて、第3図ないし第6図
と対応する部分には同一符号を付してある。
を示す要部正面図であつて、第3図ないし第6図
と対応する部分には同一符号を付してある。
第1図において、開口部2の周縁を画成する位
置に可視光除外フイルタとして配設された方形枠
状の赤外線フイルタ9は、各辺ごとに、発光素子
4の発光部4a、もしくは遮光板8の光透過孔8
aを介して受光素子5の受光部5aと対向してお
り、この赤外線フイルタ9を介して発光部4aと
受光部5a間に目に見えない光路11が形成され
ている。そしてこの赤外線フイルタ9の各辺の長
手方向略中央部には、その内壁面側に凸部9a
が、また外壁面側に凹部9bがそれぞれ設けてあ
り、該凸部9aにより、発光部4aから光路11
を外れて出射された光が赤外線フイルタ9の内壁
面で反射して受光部5aに到達してしまうという
不所望な事態の発生が防止されているとともに、
該凹部9bにより、発光部4aから光路11を外
れて赤外線フイルタ9内に入射してきた光が該フ
イルタ9内を伝搬して受光部5aへ到達してしま
うという不所望な事態の発生も防止されている。
換言すれば、光路11と平行に延設された赤外線
フイルタ9の光の反射および伝搬に起因する誤動
作については、凸部9aおよび凹部9bによつて
防止対策が講じられている。
置に可視光除外フイルタとして配設された方形枠
状の赤外線フイルタ9は、各辺ごとに、発光素子
4の発光部4a、もしくは遮光板8の光透過孔8
aを介して受光素子5の受光部5aと対向してお
り、この赤外線フイルタ9を介して発光部4aと
受光部5a間に目に見えない光路11が形成され
ている。そしてこの赤外線フイルタ9の各辺の長
手方向略中央部には、その内壁面側に凸部9a
が、また外壁面側に凹部9bがそれぞれ設けてあ
り、該凸部9aにより、発光部4aから光路11
を外れて出射された光が赤外線フイルタ9の内壁
面で反射して受光部5aに到達してしまうという
不所望な事態の発生が防止されているとともに、
該凹部9bにより、発光部4aから光路11を外
れて赤外線フイルタ9内に入射してきた光が該フ
イルタ9内を伝搬して受光部5aへ到達してしま
うという不所望な事態の発生も防止されている。
換言すれば、光路11と平行に延設された赤外線
フイルタ9の光の反射および伝搬に起因する誤動
作については、凸部9aおよび凹部9bによつて
防止対策が講じられている。
さらに、赤外線フイルタ9の裏側に配設され光
路11と平行に延びる基板7の長手方向略中央部
には、フイルタ外反射防止手段として、前記凹部
9bに向けて凸状体7aが立設してあり、この凸
状体7aにより、発光部4aから光路11を外れ
て基板7上に入射してきた光が該基板7の表面で
反射して受光部5aに到達してしまうという不所
望な事態の発生が防止されている。すなわち、発
光部4aから出射され赤外線フイルタ9を透過し
て基板7の長手方向略中央部に入射してきた光
は、凸状体7aが存在しない場合そこで反射して
再び赤外線フイルタ9を透過し、受光部5aへ到
達してしまう可能性があるが、このように所定位
置に凸状体7aが設けてあると、かかる不所望な
反射は起こらず、赤外線フイルタ9の裏側の部材
の光反射という従来考慮されていなかつた誤動作
要因をも除去することができ、一層確実な誤動作
防止対策を実現することができる。
路11と平行に延びる基板7の長手方向略中央部
には、フイルタ外反射防止手段として、前記凹部
9bに向けて凸状体7aが立設してあり、この凸
状体7aにより、発光部4aから光路11を外れ
て基板7上に入射してきた光が該基板7の表面で
反射して受光部5aに到達してしまうという不所
望な事態の発生が防止されている。すなわち、発
光部4aから出射され赤外線フイルタ9を透過し
て基板7の長手方向略中央部に入射してきた光
は、凸状体7aが存在しない場合そこで反射して
再び赤外線フイルタ9を透過し、受光部5aへ到
達してしまう可能性があるが、このように所定位
置に凸状体7aが設けてあると、かかる不所望な
反射は起こらず、赤外線フイルタ9の裏側の部材
の光反射という従来考慮されていなかつた誤動作
要因をも除去することができ、一層確実な誤動作
防止対策を実現することができる。
なお、上記実施例では発光素子列におけるフイ
ルタ外反射防止手段について述べたが、受光素子
列についても、赤外線フイルタ9の裏側に位置す
る遮光板8の長手方向略中央部に図示せぬ凸状体
が設けてある。また、基板7や遮光板8の長手方
向略中央部に設けたこれら凸状体は、発光部4a
からの光を受光部5a方向へ反射させなければよ
いのであるからその形状は特に限定されず、例え
ば凸状体7aの代わりに、基板7上の当該位置に
IC等の搭載部品を配してもよい。さらに、発光
部4aからの光を乱反射させるために基板7や遮
光板8の当該位置に凹所を設けたり、あるいは光
吸収性に富んだ塗料を塗布するなどしても、同様
の効果を得ることが可能である。
ルタ外反射防止手段について述べたが、受光素子
列についても、赤外線フイルタ9の裏側に位置す
る遮光板8の長手方向略中央部に図示せぬ凸状体
が設けてある。また、基板7や遮光板8の長手方
向略中央部に設けたこれら凸状体は、発光部4a
からの光を受光部5a方向へ反射させなければよ
いのであるからその形状は特に限定されず、例え
ば凸状体7aの代わりに、基板7上の当該位置に
IC等の搭載部品を配してもよい。さらに、発光
部4aからの光を乱反射させるために基板7や遮
光板8の当該位置に凹所を設けたり、あるいは光
吸収性に富んだ塗料を塗布するなどしても、同様
の効果を得ることが可能である。
第2図は本考案の他の実施例を示す要部正面図
であつて、遮光ホルダを採用した座標入力装置に
ついて前記実施例と同様の誤動作防止対策を講じ
たものである。この遮光ホルダ13は、第7図、
第8図にも示したように、基板7と赤外線フイル
タ9間に配設されて複数の受光素子5を列状に収
納しており、本実施例の場合、発光部4aから光
路11を外れて入射してきた光がこの遮光ホルダ
13の前面で反射して対応する受光部5aへ向か
うことのないように、遮光ホルダ13の前面の長
手方向略中央部にフイルタ外反射防止手段として
凹所13aが設けてある。
であつて、遮光ホルダを採用した座標入力装置に
ついて前記実施例と同様の誤動作防止対策を講じ
たものである。この遮光ホルダ13は、第7図、
第8図にも示したように、基板7と赤外線フイル
タ9間に配設されて複数の受光素子5を列状に収
納しており、本実施例の場合、発光部4aから光
路11を外れて入射してきた光がこの遮光ホルダ
13の前面で反射して対応する受光部5aへ向か
うことのないように、遮光ホルダ13の前面の長
手方向略中央部にフイルタ外反射防止手段として
凹所13aが設けてある。
以上説明したように、本考案によれば、可視光
除外フイルタの裏側に配設される基板や遮光板あ
るいは遮光ホルダ等の部材に対して、発光素子か
ら所定の光路を外れてこれら部材の裏面に入射し
てきた光が受光素子方向へ反射しないようにする
ためのフイルタ外反射防止手段が講じてあるた
め、従来考慮されていなかつた誤動作要因を除去
することができ、座標入力装置の誤動作防止と信
頼性向上を図ることができる。
除外フイルタの裏側に配設される基板や遮光板あ
るいは遮光ホルダ等の部材に対して、発光素子か
ら所定の光路を外れてこれら部材の裏面に入射し
てきた光が受光素子方向へ反射しないようにする
ためのフイルタ外反射防止手段が講じてあるた
め、従来考慮されていなかつた誤動作要因を除去
することができ、座標入力装置の誤動作防止と信
頼性向上を図ることができる。
第1図は本考案に係る座標入力装置の一実施例
を示す要部正面図、第2図は本考案に係る座標入
力装置の他の実施例を示す要部正面図、第3図な
いし第5図は従来の座標入力装置の一例を説明す
るためのもので、第3図は座標入力装置を表示面
の前面に装着した状態を示す斜視図、第4図はそ
の受光素子側の要部断面図、第5図は座標入力装
置の内部構造を示す背面図、第6図は赤外線フイ
ルタに誤動作防止対策を講じた従来提案を示す要
部正面図、第7図は遮光ホルダを用いた座標入力
装置の受光素子側の要部断面図、第8図はその遮
光ホルダの内部形状を示す斜視図である。 2……開口部、3……表示装置、3a……表示
面、4……発光素子、5……受光素子、7……基
板、7a……凸状体、8……遮光板、9……赤外
線フイルタ(可視光除外フイルタ)、11……光
路、13……遮光ホルダ、13a……凹所。
を示す要部正面図、第2図は本考案に係る座標入
力装置の他の実施例を示す要部正面図、第3図な
いし第5図は従来の座標入力装置の一例を説明す
るためのもので、第3図は座標入力装置を表示面
の前面に装着した状態を示す斜視図、第4図はそ
の受光素子側の要部断面図、第5図は座標入力装
置の内部構造を示す背面図、第6図は赤外線フイ
ルタに誤動作防止対策を講じた従来提案を示す要
部正面図、第7図は遮光ホルダを用いた座標入力
装置の受光素子側の要部断面図、第8図はその遮
光ホルダの内部形状を示す斜視図である。 2……開口部、3……表示装置、3a……表示
面、4……発光素子、5……受光素子、7……基
板、7a……凸状体、8……遮光板、9……赤外
線フイルタ(可視光除外フイルタ)、11……光
路、13……遮光ホルダ、13a……凹所。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 中央部に略方形の開口部が形成された枠体
と、この枠体の開口部の二辺に沿つて並設され
た複数の発光素子からなる発光素子列と、これ
に対向する二辺に並設された複数の受光素子か
らなる受光素子列と、前記開口部の周縁を画成
し前記発光素子および受光素子に対向して設け
られた可視光除外フイルタとを備え、この可視
光除外フイルタを介して前記発光素子とこれに
対応する前記受光素子間で表示装置の表示面の
前面側に光路を形成し、この光路が遮断された
位置を検出して表示面上の座標位置を入力する
光検出方式の座標入力装置において、前記可視
光除外フイルタの前記開口部側と反対側の面に
対向して所定の間隔をおいて併設された部材を
有し、該部材の前記可視光除外フイルタ側の面
の前記発光素子およびこれに対応する受光素子
から等距離にある位置に、当該発光素子から所
定の光路を外れて前記可視光除外フイルタを通
過した光が当該受光素子方向へ反射するのを防
止するためのフイルタ外反射防止手段を設けた
ことを特徴とする座標入力装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第(1)項記載におい
て、前記フイルタ外反射防止手段として、前記
部材の当該位置に凸状体を設けたことを特徴と
する座標入力装置。 (3) 実用新案登録請求の範囲第(1)項記載におい
て、前記フイルタ外反射防止手段として、前記
部材の当該位置に凹状体を設けたことを特徴と
する座標入力装置。 (4) 実用新案登録請求の範囲第(1)項記載におい
て、前記フイルタ外反射防止手段として、前記
部材の当該位置に光吸収性に富んだ塗料を塗布
形成したことを特徴とする座標入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986059608U JPH0445061Y2 (ja) | 1986-04-22 | 1986-04-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986059608U JPH0445061Y2 (ja) | 1986-04-22 | 1986-04-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62175349U JPS62175349U (ja) | 1987-11-07 |
JPH0445061Y2 true JPH0445061Y2 (ja) | 1992-10-23 |
Family
ID=30891256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986059608U Expired JPH0445061Y2 (ja) | 1986-04-22 | 1986-04-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0445061Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0325221Y2 (ja) * | 1986-03-14 | 1991-05-31 |
-
1986
- 1986-04-22 JP JP1986059608U patent/JPH0445061Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62175349U (ja) | 1987-11-07 |
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