JPH11338637A - 光学式タッチパネル - Google Patents
光学式タッチパネルInfo
- Publication number
- JPH11338637A JPH11338637A JP14291098A JP14291098A JPH11338637A JP H11338637 A JPH11338637 A JP H11338637A JP 14291098 A JP14291098 A JP 14291098A JP 14291098 A JP14291098 A JP 14291098A JP H11338637 A JPH11338637 A JP H11338637A
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Abstract
を阻止すると共に一体形成されるフィルタとベゼルの成
形歪みを除去する光学式タッチパネルを提供すること。 【構成】 光学式タッチパネル100は、板状フィルタ
120と一体成形されるベゼル110を、フィルタ12
0との接合領域において弾性を有し且つ赤外線不透過性
のゴム系樹脂等のフィルタ固定部116を介して二色成
形する。
Description
赤外線等の不可視光ビームを用い指などのスタイラスに
よる光ビームの遮断を検出する光学式タッチパネルに関
する。
どのCRT(ブラウン管)又はその他のフラットディス
プレイパネルと共に使用し、これらディスプレイに表示
されたメニューなどの選択又は図形座標情報の入力にタ
ッチパネルが使用される。
使用する抵抗型、静電容量型、表面弾性波型等種々のも
のが提案され、広く使用されている。しかし、操作者
(オペレータ)の視覚に影響せず、ディスプレイされる
イメージとの干渉及び視誤差を生じないので、一般に赤
外線を使用する光学式タッチパネルが実用上多くの利点
を有し、コンピュータとオペレータとの対話手段などと
して広く採用されている。
ば、特公平7−9619号、特公平7−104753号
及び特許第2683699号公報などに開示されてい
る。即ち、斯る従来の光学式タッチパネルは矩形ディス
プレイスクリーンの外周の対向する2辺に沿って一定間
隔で対向配置された赤外線ビームを発射するLED(発
光ダイオード)と、これら対向するLEDからの光ビー
ムが入射され、対応する検出出力を生じるフォトダイオ
ード又はフォトトランジスタ(以下光検出器という)と
を有する。また、これら複数対のLEDと光検出器とを
順次走査する走査回路及び各光検出器の出力に基づき対
応するLEDからの光ビームがスタイラスにより遮断さ
れたか否かを判定する遮断判定回路を具える。
あっては、図2に示す如く構成されていた。即ち、矩形
ディスプレイ又は表示スクリーン(図示せず)の外周に
フレーム(枠)状の赤外線を透過するベゼル10と、ア
クリル製の板状フィルタ(以下単にアクリルフィルタと
いう)20とを一体(インサート)成型する。このベゼ
ル10の背後の凹部16に例えばフレーム状の回路基板
30を配置する。この回路基板30には夫々対向する内
端縁部に所定間隔でLED40及び光検出器50とを対
向配置する。尚、このLED40及び光検出器50は、
図2には省略するが、夫々回路基板30に形成された操
作回路及び遮断判定回路に電気的に接続されている。
は、LED40から発生された赤外線ビーム42は、ベ
ゼル10の傾斜部12,14を透過して光検出器50の
受光部に入射する。そこで、アクリルフィルタ20上に
指等のスタイラス(図示せず)があると、その部分の赤
外線ビーム42は遮断され、対応する光検出器50に入
射しないので、光検出器50の出力に基づき上述した判
定回路により、赤外線ビーム42の遮断の有無を検出す
る。
示したベゼル10とアクリルフィルタ20とを一体形成
した従来の光学式タッチパネルにあっては、アクリルフ
ィルタ20が赤外線を透過するので、図2(B)に示す
如く、LED40から放射された赤外線の一部がアクリ
ルフィルタ20を透過して光検出器50に入射する。こ
のアクリルフィルタ20を介して入射する赤外線ビーム
を図2(B)中44で示す。この赤外線ビーム44が比
較的大きいと、主赤外線ビーム42をスタイラスで遮断
しても、この副赤外線ビーム44は遮断されないので、
誤動作を生じる。即ち、スタイラスで主赤外線ビーム4
2を遮断しても非遮断と判定するか、或いは光検出器5
0の検出感度が低下する。或いは、タッチパネルの特定
部分に使用不能領域が生じる。更にまた、アクリルフィ
ルタ20とベゼル10は成形時の熱膨張率の差により、
歪みを生じるという問題があった。
タを介して伝送される、副赤外線ビームの影響を排除又
は軽減して、誤作動又は検出感度低下を防止すると共に
成形時の熱による歪みの発生を押さえることが可能な光
学式タッチパネルを提供することである。
ネルによると、ベゼルとフィルタとの接合部にゴム系樹
脂などのフィルタ固定部と残りの部分とに二分割して、
好ましくは二色成形技法により一体形成する。このフィ
ルタ固定部は大きな弾性と赤外線不透過又は低透過特性
を有する。
ルの好適実施例を添付図、特に図1を参照して詳細に説
明する。
0の好適実施例の図2と同様の断面図である。この光学
式タッチパネル100も、従来の光学式タッチパネルと
同様に、ベゼル110、アクリルフィルタ120、回路
基板130、LED140及び、光検出器150を有す
る。また、LED140からの赤外線ビーム142は、
ベゼル110の傾斜部112,114を透過して、光検
出器150の受光部に入射する。
00のベゼル110とアクリルフィルタ120とはイン
サートモールドなどにより一体成形される。しかし、図
2に示した従来の光学式タッチパネルの場合には、ベゼ
ル10は赤外線透過材料で成形され、成形金型にアクリ
ル板を嵌め込み樹脂を流し込んでインサートモールドし
ていた。しかし、本発明の光学式タッチパネル100に
あっては、ゴム系材料などの材料でフィルタ板固定部1
16を成形し、次に従来の赤外線透過材料でベゼル11
0の残りの部分を成形する。所謂二色成形技法によりベ
ゼル110を成形する。
100によると、LED140からアクリルフィルタ1
20に入射する赤外線ビームは、赤外線不透過性のフィ
ルタ固定部116により効果的に阻止され副赤外線ビー
ムは生じない。また、フィルタ固定部116は十分な弾
性を有し、ベゼル110とアクリルフィルタ120の歪
みを吸収する。
本発明は斯る実施例のみに限定すべきではなく、特定用
途に応じて種々の変形変更が可能であること当業者には
容易に理解できよう。
の光学式タッチパネルによると、一体成形されるベゼル
とフィルタとを有し、フィルタとベゼルとの境界にゴム
系樹脂などによる弾性を有すると共に赤外線不透過性の
フィルタ固定部を有することを特徴とする。その為に、
材料の熱膨張率の差による成形歪みが効果的に阻止でき
る。また、LEDから放射される赤外線がフィルタを介
して光検出器へ入射される従来の副赤外線ビームが効果
的に阻止できるので、光学式タッチパネルの誤動作、検
出感度低下又は不使用領域の排除が可能に成ると言う実
用上顕著な効果を有する。
示す断面図である。
(A)は断面図、(B)は動作説明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】板状フィルタの外周にフレーム上のベゼル
が一体形成され、該ベゼルの背後に配置された回路基板
の対向端部に複数の発光素子及び光検出器が対向配列さ
れた光学式タッチパネルにおいて、 前記フィルタとベゼルとの接合部にゴム系樹脂製のフィ
ルタ固定部を設けたことを特徴とする光学式タッチパネ
ル。 - 【請求項2】前記ベゼルは前記フィルタ固定部と残りの
部分との二色成形により形成されることを特徴とする請
求項1の光学式タッチパネル。 - 【請求項3】前記フィルタ固定部は弾性を有し且つ赤外
線不透過性の材料であることを特徴とする請求項1又は
2の光学式タッチパネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14291098A JPH11338637A (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | 光学式タッチパネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14291098A JPH11338637A (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | 光学式タッチパネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11338637A true JPH11338637A (ja) | 1999-12-10 |
Family
ID=15326469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14291098A Pending JPH11338637A (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | 光学式タッチパネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11338637A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1998
- 1998-05-25 JP JP14291098A patent/JPH11338637A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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