JP2582370Y2 - 光学的検出装置 - Google Patents

光学的検出装置

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JP2582370Y2 JP5694693U JP5694693U JP2582370Y2 JP 2582370 Y2 JP2582370 Y2 JP 2582370Y2 JP 5694693 U JP5694693 U JP 5694693U JP 5694693 U JP5694693 U JP 5694693U JP 2582370 Y2 JP2582370 Y2 JP 2582370Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば液晶画面等の表
示装置の表示画面を指やタッチペン等で触れてその画面
に表示された情報を選択する際等において、表示画面の
前面に位置する傷害物(指等)の有無及び位置を光学的
に検出する光学的検出装置に関し、特に防滴性及び防塵
性に優れた光学的検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、光学的検出装置は図4及び図5
に示すように構成されている。
【0003】図中の1は表示画面で、液晶画面等の表示
装置の画面部分である。光学的検出装置2はこの表示画
面1を含む表示装置全体を覆って設けられる。
【0004】光学的検出装置2は、表示画面1の前面を
直接覆って設けられ表示画面1を保護する保護パネル5
と、この保護パネル5の周縁部を支持すると共にこの保
護パネル5と相俟って表示画面1を含む表示装置全体を
覆って設けられる枠体6と、この枠体6内において保護
パネル5の周囲を囲繞するように配設され保護パネル5
の外側表面に沿って赤外線ビームB(検出光線)を出す
複数の発光素子7と、枠体6内において保護パネル5の
周囲を囲繞するようにかつ各発光素子7にそれぞれ対向
する位置に配設された複数の受光素子8とから概略構成
されている。発光素子7及び受光素子8は図5に示すよ
うに配設されている。即ち、保護パネル5の外周のうち
隣り合う2つの辺5A,5Bに複数の発光素子7がそれ
ぞれ一列に配設され、隣り合う2つの辺5C,5Dに複
数の受光素子8がそれぞれ一列に配設されている。各発
光素子7及び受光素子8は枠体6に一体的に取り付けら
れた基板9によって支持されている。
【0005】枠体6のベゼル部10は、赤外線ビームB
を透過し得るフィルタとなっている。各発光素子7から
の赤外線ビームBは、ベゼル部10を透過して保護パネ
ル5の外側表面に沿って走り、対向側のベゼル部10を
透過して受光素子8に入射するようになっている。これ
により、赤外線ビームBは、保護パネル5の外側表面に
マトリックス状に通され、指やタッチペン等の障害物1
1が保護パネル5の表面に接触すると、マトリックス状
に通された縦と横のそれぞれの赤外線ビームBが何本か
遮られ、それによって障害物の有無と位置が特定され
る。
【0006】ベゼル部10には、保護パネル5と接合す
るための接合しろ10Aが形成されている。この接合し
ろ10Aは、保護パネル5をその下側面から支持するよ
うに、水平方向に内側に張り出して形成されている。
【0007】前記構成の光学的検出装置2において、防
滴性及び防塵性を考慮した保護パネル5とベゼル部10
との接続構造としては、以下のようなものがあげられ
る。
【0008】[第1接続構造] 第1接続構造は、図4に示すように、保護パネル5とベ
ゼル部10とを両面テープ14より固定するものであ
る。即ち、ベゼル部10の接合しろ10Aの上側面に両
面テープ14を貼付し、この両面テープ14の上側に保
護パネル5を搭載してこれらを張り合わせる。
【0009】[第2接続構造] 第2接続構造は、図6に示すように、保護パネル5をベ
ゼル部10の接合しろ10Aの下側面に接続するもので
ある。接合しろ10Aの下側面には環状の溝15が形成
され、この溝15にOリング16が装着されて、ベゼル
部10と保護パネル5とがネジ(図示せず)で固定され
る。
【0010】[第3の接続構造] 第3の接続構造は、保護パネル5とベゼル部10の接合
しろ10Aとが振動溶着により固定されたものである。
図7に示すように、保護パネル5の上側面にはその全周
に亘って溶着リブ5Aが設けられている。この溶着リブ
5Aが振動溶着により図8に示すように接合しろ10A
の全域に広がって、保護パネル5とベゼル部10が接合
される。接合しろ10Aは溶着リブ5Aとの溶着による
バリを溜めるためにある程度の幅を有する。また、溶着
リブ5Aを備えた保護パネル5は射出成形で製作され
る。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような各従来技術では以下のような問題点がある。
【0012】[第1接続構造] (1) 水平に内側に張り出した接合しろ10Aのため
に、デザイン上の制約が大きい。
【0013】(2) 枠体6の内部には発光素子7や受
光素子8等の電子部品が収納されるためこの部分の小型
化は不可能である。さらに、接合しろ10Aの部分で表
示画面1が隠れないようにする必要がある。この結果、
枠体6自体が大きくなり、光学的検出装置2が嵩ばる。
【0014】(3) 両面テープ14では液密性に問題
があり、防滴性に劣る。
【0015】[第2接続構造] (1) 第2接続構造においても、防滴性を除いて前記
第1接続構造と同様の問題点がある。
【0016】(2) 接合しろ10Aの厚さがそのまま
段差部Cとなる。この段差部Cのために、保護パネル5
の上側面から発光素子7の赤外線ビームBまでの高さD
がこの段差部Cの分だけ高くなる。これにより、障害物
が保護パネル5の表面に触れる前に赤外線ビームBが遮
られてしまうことになり、誤動作の原因となる。
【0017】[第3接続構造] (1) 第3接続構造においても、防滴性を除いて前記
第1接続構造と同様の問題点がある。
【0018】(2) また段差部Cもあり、第2接続構
造と同様の問題がある。
【0019】(3) 射出成形される保護パネル5は通
常の板材に比較して面精度が劣り、特に大型になると歪
み等も生じてしまう。
【0020】(4) 保護パネル5の表面に耐傷性ハー
ドコートを施すと表面の光度は向上するが、振動溶着が
不可能になる。
【0021】本考案は上記問題点に鑑みなされたもの
で、デザイン上の制約が少なく、小型で信頼性に優れ、
かつ防滴性及び防塵性のある光学的検出装置を提供する
ことを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本考案は、外側表面に耐傷性ハードコートが施される
と共に表示画面の前面を覆って設けられ当該前面を保護
する保護パネルと、該保護パネルの周縁部を支持すると
共に当該保護パネルと相俟って前記表示画面を含む表示
装置全体を覆って設けられた枠体と、当該枠体内におい
て前記保護パネルの周囲を囲繞するように配設され当該
保護パネルの外側表面に沿って障害物検出用の検出光線
を出射する発光素子と、前記枠体内において前記保護パ
ネルの周囲を囲繞するように、かつ該発光素子に対向す
る位置にそれぞれ配設されて当該発光素子からの検出光
線を受ける受光素子とからなり、前記枠体の前記保護パ
ネル側に当該保護パネルの周縁部を囲繞するように形成
され、当該周縁部に直接当接されて保護パネルを支持す
ると共に、前記発光素子からの検出光線を枠体内から保
護パネルの外側表面を通ってさらに枠体内の受光素子ま
で透過させるフィルタとして機能するベゼル部を備えた
光学的検出装置において、前記ベゼル部の前記保護パネ
ルへの当接部分のうち当該保護パネルの中心側である外
側に全周に亘って形成され当該保護パネルの外側表面に
直接に接触する環状の接触面と、前記当接部分のうち内
側に全周に亘って形成され前記保護パネルの外側表面に
振動溶着される環状の溶着リブと、前記当接部分のうち
前記接触面と溶着リブとの間に全周に亘って形成された
バリ受け環状溝と、前記ベゼル部の内側面に前記検出光
線の障害にならないように複数枚設けられ前記溶着リブ
が振動溶着される際に生じるバリを受け止めるバリ止め
リブと、前記保護パネルの周縁部に前記耐傷性ハードコ
ートを除いた状態で中央部より薄く形成されそれによる
境壁が前記バリ受け環状溝に面する位置に設定されると
共に前記溶着リブが振動溶着される段差部とを有し、前
記溶着リブとバリ受け環状溝と段差部とで振動溶着時の
バリを受けるバリ受け空間部を形成することを特徴とす
る。
【0023】
【作用】溶着リブが段差部に振動溶着されて保護パネル
がベゼル部に確実に支持されるので、接合しろが不要に
なる。このため、デザイン上の制約がなくなると共に装
置の小型化を図れる。
【0024】溶着リブが段差部に振動溶着された状態
で、接触面は保護パネルの耐傷性ハードコートが施され
た部分に当接し、この接触面によって保護パネルの高さ
が正確に調整される。また、保護パネルの表面に耐傷性
ハードコートを施すので、保護パネルが傷つきにくいと
共に歪みも少なく、表示内容が見づらくなることがな
い。
【0025】さらに、溶着リブが段差部に振動溶着され
る際にバリがこの溶着リブの両側に生じることがある
が、この場合はバリ受け空間部とバリ止めリブとでバリ
による障害を防止する。即ち、溶着リブから外側に生じ
るバリはバリ受け空間部に溜まり、ベゼル部から外部に
まではみ出して外観を損うのを防止する。また、溶着リ
ブから内側に生じるバリはバリ止めリブに受け止めら
れ、検出光線を遮るのを防止する。
【0026】また、溶着リブは保護パネルの周縁部全周
に亘って振動溶着されるため、防滴性及び防塵性に優れ
た構造となる。
【0027】これにより、光学的検出装置に対する信頼
性が大幅に向上する。
【0028】
【実施例】以下、本考案に係る光学的検出装置の一実施
例について図1から図3を参照しながら詳細に説明す
る。
【0029】本実施例に係る光学的検出装置21の全体
構成は、前述した従来技術とほぼ同様である。具体的に
は、表示画面22の前面を直接覆って保護する保護パネ
ル23と、この保護パネル23を支持すると共に表示装
置全体を覆って設けられた枠体24と、保護パネル23
の外側表面(後述するハードコート面23A)に沿って
検出光線としての赤外線ビームBを出す複数の発光素子
25と、各発光素子25にそれぞれ対向する位置に配設
された複数の受光素子26とから概略構成されている。
発光素子25及び受光素子26は基板27に支持されて
いる。
【0030】枠体24のベゼル部28は、保護パネル2
3に直接接続されてこの保護パネル23を支持すると共
に、赤外線ビームBを透過し得るフィルタとなってい
る。ベゼル部28から出た赤外線ビームBは保護パネル
23の外側表面にマトリックス状に通され、障害物の有
無等を検出する。
【0031】このベゼル部28は保護パネル23の周囲
を囲繞するように構成されているため、全体は四角環状
に形成されている。このベゼル部28の保護パネル23
への当接部分(四角環状の当接部分)のうち保護パネル
23の中心側(図中の右側)である外側の全周には、接
触面28Aが設けられている。この接触面28Aは保護
パネル23のハードコート面23Aに直接に接触し、ベ
ゼル部28と保護パネル23との位置決めを行なう。ベ
ゼル部28の当接部分のうち内側の全周には、保護パネ
ル23の表面に振動溶着される四角環状の溶着リブ28
Bが設けられている。さらに、これら接触面28Aと溶
着リブ28Bとの間に四角環状のバリ受け環状溝部28
Cが設けられている。
【0032】ベゼル部28の外側表面28Dにはシボ加
工が施され、発光素子25からの赤外線ビームB以外の
光が受光素子26に入射して誤動作等を起こさないよう
に、不要な光を散乱させる。
【0033】ベゼル部28の内側にはバリ止めリブ29
が設けられている。このバリ止めリブ29は、振動溶着
によって溶着リブ28Bがバリ35となって発光素子2
5(受光素子26)側にはみ出した場合に赤外線ビーム
Bの光路を遮らないように、はみ出したバリ35を支え
るものである。このバリ止めリブ29は、垂直に、かつ
赤外線ビームBに平行に配設された板材で構成され、複
数本が通される赤外線ビームBの間に複数枚配設されて
いる。バリ止めリブ29の配設枚数は、はみ出したバリ
がバリ止めリブ29にかかって隣り合うバリ止めリブ2
9間で撓んだときに、赤外線ビームBの光路を遮らない
程度の間隔で配設される。
【0034】保護パネル23は外側表面に耐傷性ハード
コートが施された透明板材により構成されている。この
保護パネル23の外側表面であるハードコート面23A
にはノングレア処理が施されている。この保護パネル2
3の例としては例えば三菱レイヨン製または住友化学製
のノングレア板が用いられる。
【0035】この保護パネル23の周縁部には段差部3
1が設けられている。この段差部31は、保護パネル2
3の周縁部のハードコート面23Aを切削することで耐
傷性ハードコートを除去して形成される。このように段
差部31において耐傷性ハードコートを除去すること
で、ベゼル部28との振動溶着を可能にしている。
【0036】段差部31の境壁31Aは、バリ受け環状
溝部28Cの外側壁部付近(バリ受け環状溝部28Cと
接触面28Aとの境界付近)に位置している。これによ
り、この境壁31Aと底面壁31Bと前記溶着リブ28
Bとバリ受け環状溝部28Cとで空間が形成され、この
空間がバリ受け空間部32となっている。このバリ受け
空間部32は、溶着リブ28Bが段差部31の底面壁3
1Bに振動溶着されるときに外側に生じるバリ36を溜
めて、ベゼル部28から外側にはみ出すのを防止する。
【0037】以上の構成により、溶着リブ28Bが段差
部31の底面壁31Bに振動溶着されて保護パネル23
がベゼル部28に確実に支持されるので、従来の接合し
ろ10Aが不要になる。この結果、従来の光学的検出装
置において設けられていた接合しろ10Aのために生じ
ていたデザイン上の制約がなくなると共に装置の小型化
を図ることができる。
【0038】また、溶着リブ28Bが段差部31に振動
溶着された状態で、接触面28Aは保護パネル23のハ
ードコート面23Aに当接し、この接触面28Aによっ
て保護パネル23の高さが正確に調整される。
【0039】また、保護パネル23の表面に耐傷性ハー
ドコートを施すことで、保護パネル23が傷つきにくく
なる。さらに歪みも少なく、表示内容が見づらくなるこ
とがない。
【0040】溶着リブ28Bが段差部31に振動溶着さ
れる際にバリ35,36が生じるが、この場合はバリ受
け空間部32とバリ止めリブ29とでこのバリ35,3
6による障害を解消する。即ち、溶着リブ28Bから外
側に生じるバリ36はバリ受け空間部32に溜まり、ベ
ゼル部28から外部にまではみ出して外観を損うのを防
止する。また、溶着リブ28Bから内側に生じるバリ3
5はバリ止めリブ29に受け止められ、赤外線ビームB
を遮るのを防止する。
【0041】また、溶着リブ28Bは保護パネル23の
周縁部全周に亘って振動溶着されるため、液密性が向上
し、防滴性及び防塵性に優れた構造となる。
【0042】また、図3に示すように、発光素子25か
らの赤外線ビームB以外の不要な赤外線41が赤外線ビ
ームBと異なる角度で受光素子26の方向に入射して
も、シボ加工が施されたベゼル部28の外側表面28D
で乱反射される。これにより、不要な赤外線41がベゼ
ル部28を透過し受光素子26に入射して誤動作するの
を防止する。
【0043】さらに、保護パネル23のハードコート面
23Aでそのまま反射するとすれば受光素子26の方向
に進む不要な赤外線42の場合も、ノングレア処理され
た保護パネル23のハードコート面23Aで乱反射して
しまい、受光素子26に入射することはない。これによ
り、誤作動が防止される。
【0044】以上により、光学的検出装置に対する信頼
性が大幅に向上する。
【0045】
【考案の効果】以上詳述したように、本考案の光学的検
出装置によれば以下のような効果を奏することができ
る。
【0046】(1) 溶着リブが段差部に振動溶着され
て保護パネルがベゼル部に確実に支持されるので、接合
しろが不要になる。このため、デザイン上の制約がなく
なると共に装置の小型化を図れる。
【0047】(2) 溶着リブが段差部に振動溶着され
た状態で、接触面は保護パネルの耐傷性ハードコートが
施された部分に当接し、この接触面によって保護パネル
の高さが正確に調整される。
【0048】(3) 保護パネルの表面に耐傷性ハード
コートを施すので、保護パネルが傷つきにくいと共に歪
みも少なく、表示内容が見づらくなることがない。
【0049】(4) 溶着リブが段差部に振動溶着され
る際にこの溶着リブの両側に生じるバリはバリ受け空間
部とバリ止めリブとで止められてそれ以上はみ出すこと
がないので、外観を損うことがなく、さらに検出光線を
遮ることもなくなる。
【0050】(5) 溶着リブは保護パネルの周縁部全
周に亘って振動溶着されるため、防滴性及び防塵性に優
れた構造となる。
【0051】(6) 以上により、光学的検出装置に対
する信頼性が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る光学的検出装置の要部を示す部分
断面図である。
【図2】本考案に係る光学的検出装置の枠体を示す部分
断面図である。
【図3】不要な赤外線の散乱状態を示す模式図である。
【図4】第1従来例に係る光学的検出装置を示す断面図
である。
【図5】発光素子及び受光素子の配列状態を示す模式図
である。
【図6】第2従来例を示す部分断面図である。
【図7】第3従来例を示す部分断面図である。
【図8】第3従来例において保護パネルと枠体を溶着し
た状態を示す部分断面図である。
【符号の説明】
21…光学的検出装置、22…表示画面、23…保護パ
ネル、23A…ハードコート面、24…枠体、25…発
光素子、26…受光素子、28…ベゼル部、28A…接
触面、28B…溶着リブ、28C…バリ受け環状溝部、
29…バリ止めリブ、31…段差部、31A…境壁、3
1B…底面壁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−175350(JP,U) 実開 昭62−199848(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 3/03 310 G06F 3/03 330

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側表面に耐傷性ハードコートが施され
    ると共に表示画面の前面を覆って設けられ当該前面を保
    護する保護パネルと、 該保護パネルの周縁部を支持すると共に当該保護パネル
    と相俟って前記表示画面を含む表示装置全体を覆って設
    けられた枠体と、 当該枠体内において前記保護パネルの周囲を囲繞するよ
    うに配設され当該保護パネルの外側表面に沿って障害物
    検出用の検出光線を出射する発光素子と、 前記枠体内において前記保護パネルの周囲を囲繞するよ
    うに、かつ該発光素子に対向する位置にそれぞれ配設さ
    れて当該発光素子からの検出光線を受ける受光素子とか
    らなり、 前記枠体の前記保護パネル側に当該保護パネルの周縁部
    を囲繞するように形成され、当該周縁部に直接当接され
    て保護パネルを支持すると共に、前記発光素子からの検
    出光線を枠体内から保護パネルの外側表面を通ってさら
    に枠体内の受光素子まで透過させるフィルタとして機能
    するベゼル部を備えた光学的検出装置において、 前記ベゼル部の前記保護パネルへの当接部分のうち当該
    保護パネルの中心側である外側に全周に亘って形成され
    当該保護パネルの外側表面に直接に接触する環状の接触
    面と、 前記当接部分のうち内側に全周に亘って形成され前記保
    護パネルの外側表面に振動溶着される環状の溶着リブ
    と、 前記当接部分のうち前記接触面と溶着リブとの間に全周
    に亘って形成されたバリ受け環状溝と、 前記ベゼル部の内側面に前記検出光線の障害にならない
    ように複数枚設けられ前記溶着リブが振動溶着される際
    に生じるバリを受け止めるバリ止めリブと、 前記保護パネルの周縁部に前記耐傷性ハードコートを除
    いた状態で中央部より薄く形成されそれによる境壁が前
    記バリ受け環状溝に面する位置に設定されると共に前記
    溶着リブが振動溶着される段差部とを有し、前記溶着リ
    ブとバリ受け環状溝と段差部とで振動溶着時のバリを受
    けるバリ受け空間部を形成することを特徴とする光学的
    検出装置。
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