JPH0725419U - 光学的検出装置 - Google Patents

光学的検出装置

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JPH0725419U
JPH0725419U JP5694693U JP5694693U JPH0725419U JP H0725419 U JPH0725419 U JP H0725419U JP 5694693 U JP5694693 U JP 5694693U JP 5694693 U JP5694693 U JP 5694693U JP H0725419 U JPH0725419 U JP H0725419U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デザイン上の制約をなくし、小型で信頼性に
優れ、かつ防滴性及び防塵性のある光学的検出装置を提
供する。 【構成】 耐傷性ハードコートが施された保護パネル2
3と、パネル23を支持する枠体24と、枠体24内に
配設された発光素子25と受光素子26とからなり、保
護パネル23を支持すると共に赤外線フィルタとなるベ
ゼル部28を備える。ベゼル部28の当接部分のうち外
側に形成されハードコート面23Aに接触する接触面2
8Aと、内側に形成され保護パネル23に振動溶着され
る溶着リブ28Bと、接触面28Aと溶着リブ28Bと
の間に形成されたバリ受け環状溝28Cと、ベゼル部2
8の内側面に複数枚設けられバリ35を受け止めるバリ
止めリブ29と、保護パネル23の周縁部に形成された
段差部31とを有し、溶着リブ28Bと環状溝28Cと
段差部31とでバリ受け空間部32を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば液晶画面等の表示装置の表示画面を指やタッチペン等で触れ てその画面に表示された情報を選択する際等において、表示画面の前面に位置す る傷害物(指等)の有無及び位置を光学的に検出する光学的検出装置に関し、特 に防滴性及び防塵性に優れた光学的検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、光学的検出装置は図4及び図5に示すように構成されている。
【0003】 図中の1は表示画面で、液晶画面等の表示装置の画面部分である。光学的検出 装置2はこの表示画面1を含む表示装置全体を覆って設けられる。
【0004】 光学的検出装置2は、表示画面1の前面を直接覆って設けられ表示画面1を保 護する保護パネル5と、この保護パネル5の周縁部を支持すると共にこの保護パ ネル5と相俟って表示画面1を含む表示装置全体を覆って設けられる枠体6と、 この枠体6内において保護パネル5の周囲を囲繞するように配設され保護パネル 5の外側表面に沿って赤外線ビームB(検出光線)を出す複数の発光素子7と、 枠体6内において保護パネル5の周囲を囲繞するようにかつ各発光素子7にそれ ぞれ対向する位置に配設された複数の受光素子8とから概略構成されている。発 光素子7及び受光素子8は図5に示すように配設されている。即ち、保護パネル 5の外周のうち隣り合う2つの辺5A,5Bに複数の発光素子7がそれぞれ一列 に配設され、隣り合う2つの辺5C,5Dに複数の受光素子8がそれぞれ一列に 配設されている。各発光素子7及び受光素子8は枠体6に一体的に取り付けられ た基板9によって支持されている。
【0005】 枠体6のベゼル部10は、赤外線ビームBを透過し得るフィルタとなっている 。各発光素子7からの赤外線ビームBは、ベゼル部10を透過して保護パネル5 の外側表面に沿って走り、対向側のベゼル部10を透過して受光素子8に入射す るようになっている。これにより、赤外線ビームBは、保護パネル5の外側表面 にマトリックス状に通され、指やタッチペン等の障害物11が保護パネル5の表 面に接触すると、マトリックス状に通された縦と横のそれぞれの赤外線ビームB が何本か遮られ、それによって障害物の有無と位置が特定される。
【0006】 ベゼル部10には、保護パネル5と接合するための接合しろ10Aが形成され ている。この接合しろ10Aは、保護パネル5をその下側面から支持するように 、水平方向に内側に張り出して形成されている。
【0007】 前記構成の光学的検出装置2において、防滴性及び防塵性を考慮した保護パネ ル5とベゼル部10との接続構造としては、以下のようなものがあげられる。
【0008】 [第1接続構造] 第1接続構造は、図4に示すように、保護パネル5とベゼル部10とを両面テ ープ14より固定するものである。即ち、ベゼル部10の接合しろ10Aの上側 面に両面テープ14を貼付し、この両面テープ14の上側に保護パネル5を搭載 してこれらを張り合わせる。
【0009】 [第2接続構造] 第2接続構造は、図6に示すように、保護パネル5をベゼル部10の接合しろ 10Aの下側面に接続するものである。接合しろ10Aの下側面には環状の溝1 5が形成され、この溝15にOリング16が装着されて、ベゼル部10と保護パ ネル5とがネジ(図示せず)で固定される。
【0010】 [第3の接続構造] 第3の接続構造は、保護パネル5とベゼル部10の接合しろ10Aとが振動溶 着により固定されたものである。図7に示すように、保護パネル5の上側面には その全周に亘って溶着リブ5Aが設けられている。この溶着リブ5Aが振動溶着 により図8に示すように接合しろ10Aの全域に広がって、保護パネル5とベゼ ル部10が接合される。接合しろ10Aは溶着リブ5Aとの溶着によるバリを溜 めるためにある程度の幅を有する。また、溶着リブ5Aを備えた保護パネル5は 射出成形で製作される。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のような各従来技術では以下のような問題点がある。
【0012】 [第1接続構造] (1) 水平に内側に張り出した接合しろ10Aのために、デザイン上の制約が 大きい。
【0013】 (2) 枠体6の内部には発光素子7や受光素子8等の電子部品が収納されるた めこの部分の小型化は不可能である。さらに、接合しろ10Aの部分で表示画面 1が隠れないようにする必要がある。この結果、枠体6自体が大きくなり、光学 的検出装置2が嵩ばる。
【0014】 (3) 両面テープ14では液密性に問題があり、防滴性に劣る。
【0015】 [第2接続構造] (1) 第2接続構造においても、防滴性を除いて前記第1接続構造と同様の問 題点がある。
【0016】 (2) 接合しろ10Aの厚さがそのまま段差部Cとなる。この段差部Cのため に、保護パネル5の上側面から発光素子7の赤外線ビームBまでの高さDがこの 段差部Cの分だけ高くなる。これにより、障害物が保護パネル5の表面に触れる 前に赤外線ビームBが遮られてしまうことになり、誤動作の原因となる。
【0017】 [第3接続構造] (1) 第3接続構造においても、防滴性を除いて前記第1接続構造と同様の問 題点がある。
【0018】 (2) また段差部Cもあり、第2接続構造と同様の問題がある。
【0019】 (3) 射出成形される保護パネル5は通常の板材に比較して面精度が劣り、特 に大型になると歪み等も生じてしまう。
【0020】 (4) 保護パネル5の表面に耐傷性ハードコートを施すと表面の光度は向上す るが、振動溶着が不可能になる。
【0021】 本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、デザイン上の制約が少なく、小型 で信頼性に優れ、かつ防滴性及び防塵性のある光学的検出装置を提供することを 目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案は、外側表面に耐傷性ハードコートが施され ると共に表示画面の前面を覆って設けられ当該前面を保護する保護パネルと、該 保護パネルの周縁部を支持すると共に当該保護パネルと相俟って前記表示画面を 含む表示装置全体を覆って設けられた枠体と、当該枠体内において前記保護パネ ルの周囲を囲繞するように配設され当該保護パネルの外側表面に沿って障害物検 出用の検出光線を出射する発光素子と、前記枠体内において前記保護パネルの周 囲を囲繞するように、かつ該発光素子に対向する位置にそれぞれ配設されて当該 発光素子からの検出光線を受ける受光素子とからなり、前記枠体の前記保護パネ ル側に当該保護パネルの周縁部を囲繞するように形成され、当該周縁部に直接当 接されて保護パネルを支持すると共に、前記発光素子からの検出光線を枠体内か ら保護パネルの外側表面を通ってさらに枠体内の受光素子まで透過させるフィル タとして機能するベゼル部を備えた光学的検出装置において、前記ベゼル部の前 記保護パネルへの当接部分のうち当該保護パネルの中心側である外側に全周に亘 って形成され当該保護パネルの外側表面に直接に接触する環状の接触面と、前記 当接部分のうち内側に全周に亘って形成され前記保護パネルの外側表面に振動溶 着される環状の溶着リブと、前記当接部分のうち前記接触面と溶着リブとの間に 全周に亘って形成されたバリ受け環状溝と、前記ベゼル部の内側面に前記検出光 線の障害にならないように複数枚設けられ前記溶着リブが振動溶着される際に生 じるバリを受け止めるバリ止めリブと、前記保護パネルの周縁部に前記耐傷性ハ ードコートを除いた状態で中央部より薄く形成されそれによる境壁が前記バリ受 け環状溝に面する位置に設定されると共に前記溶着リブが振動溶着される段差部 とを有し、前記溶着リブとバリ受け環状溝と段差部とで振動溶着時のバリを受け るバリ受け空間部を形成することを特徴とする。
【0023】
【作用】
溶着リブが段差部に振動溶着されて保護パネルがベゼル部に確実に支持される ので、接合しろが不要になる。このため、デザイン上の制約がなくなると共に装 置の小型化を図れる。
【0024】 溶着リブが段差部に振動溶着された状態で、接触面は保護パネルの耐傷性ハー ドコートが施された部分に当接し、この接触面によって保護パネルの高さが正確 に調整される。また、保護パネルの表面に耐傷性ハードコートを施すので、保護 パネルが傷つきにくいと共に歪みも少なく、表示内容が見づらくなることがない 。
【0025】 さらに、溶着リブが段差部に振動溶着される際にバリがこの溶着リブの両側に 生じることがあるが、この場合はバリ受け空間部とバリ止めリブとでバリによる 障害を防止する。即ち、溶着リブから外側に生じるバリはバリ受け空間部に溜ま り、ベゼル部から外部にまではみ出して外観を損うのを防止する。また、溶着リ ブから内側に生じるバリはバリ止めリブに受け止められ、検出光線を遮るのを防 止する。
【0026】 また、溶着リブは保護パネルの周縁部全周に亘って振動溶着されるため、防滴 性及び防塵性に優れた構造となる。
【0027】 これにより、光学的検出装置に対する信頼性が大幅に向上する。
【0028】
【実施例】
以下、本考案に係る光学的検出装置の一実施例について図1から図3を参照し ながら詳細に説明する。
【0029】 本実施例に係る光学的検出装置21の全体構成は、前述した従来技術とほぼ同 様である。具体的には、表示画面22の前面を直接覆って保護する保護パネル2 3と、この保護パネル23を支持すると共に表示装置全体を覆って設けられた枠 体24と、保護パネル23の外側表面(後述するハードコート面23A)に沿っ て検出光線としての赤外線ビームBを出す複数の発光素子25と、各発光素子2 5にそれぞれ対向する位置に配設された複数の受光素子26とから概略構成され ている。発光素子25及び受光素子26は基板27に支持されている。
【0030】 枠体24のベゼル部28は、保護パネル23に直接接続されてこの保護パネル 23を支持すると共に、赤外線ビームBを透過し得るフィルタとなっている。ベ ゼル部28から出た赤外線ビームBは保護パネル23の外側表面にマトリックス 状に通され、障害物の有無等を検出する。
【0031】 このベゼル部28は保護パネル23の周囲を囲繞するように構成されているた め、全体は四角環状に形成されている。このベゼル部28の保護パネル23への 当接部分(四角環状の当接部分)のうち保護パネル23の中心側(図中の右側) である外側の全周には、接触面28Aが設けられている。この接触面28Aは保 護パネル23のハードコート面23Aに直接に接触し、ベゼル部28と保護パネ ル23との位置決めを行なう。ベゼル部28の当接部分のうち内側の全周には、 保護パネル23の表面に振動溶着される四角環状の溶着リブ28Bが設けられて いる。さらに、これら接触面28Aと溶着リブ28Bとの間に四角環状のバリ受 け環状溝部28Cが設けられている。
【0032】 ベゼル部28の外側表面28Dにはシボ加工が施され、発光素子25からの赤 外線ビームB以外の光が受光素子26に入射して誤動作等を起こさないように、 不要な光を散乱させる。
【0033】 ベゼル部28の内側にはバリ止めリブ29が設けられている。このバリ止めリ ブ29は、振動溶着によって溶着リブ28Bがバリ35となって発光素子25( 受光素子26)側にはみ出した場合に赤外線ビームBの光路を遮らないように、 はみ出したバリ35を支えるものである。このバリ止めリブ29は、垂直に、か つ赤外線ビームBに平行に配設された板材で構成され、複数本が通される赤外線 ビームBの間に複数枚配設されている。バリ止めリブ29の配設枚数は、はみ出 したバリがバリ止めリブ29にかかって隣り合うバリ止めリブ29間で撓んだと きに、赤外線ビームBの光路を遮らない程度の間隔で配設される。
【0034】 保護パネル23は外側表面に耐傷性ハードコートが施された透明板材により構 成されている。この保護パネル23の外側表面であるハードコート面23Aには ノングレア処理が施されている。この保護パネル23の例としては例えば三菱レ イヨン製または住友化学製のノングレア板が用いられる。
【0035】 この保護パネル23の周縁部には段差部31が設けられている。この段差部3 1は、保護パネル23の周縁部のハードコート面23Aを切削することで耐傷性 ハードコートを除去して形成される。このように段差部31において耐傷性ハー ドコートを除去することで、ベゼル部28との振動溶着を可能にしている。
【0036】 段差部31の境壁31Aは、バリ受け環状溝部28Cの外側壁部付近(バリ受 け環状溝部28Cと接触面28Aとの境界付近)に位置している。これにより、 この境壁31Aと底面壁31Bと前記溶着リブ28Bとバリ受け環状溝部28C とで空間が形成され、この空間がバリ受け空間部32となっている。このバリ受 け空間部32は、溶着リブ28Bが段差部31の底面壁31Bに振動溶着される ときに外側に生じるバリ36を溜めて、ベゼル部28から外側にはみ出すのを防 止する。
【0037】 以上の構成により、溶着リブ28Bが段差部31の底面壁31Bに振動溶着さ れて保護パネル23がベゼル部28に確実に支持されるので、従来の接合しろ1 0Aが不要になる。この結果、従来の光学的検出装置において設けられていた接 合しろ10Aのために生じていたデザイン上の制約がなくなると共に装置の小型 化を図ることができる。
【0038】 また、溶着リブ28Bが段差部31に振動溶着された状態で、接触面28Aは 保護パネル23のハードコート面23Aに当接し、この接触面28Aによって保 護パネル23の高さが正確に調整される。
【0039】 また、保護パネル23の表面に耐傷性ハードコートを施すことで、保護パネル 23が傷つきにくくなる。さらに歪みも少なく、表示内容が見づらくなることが ない。
【0040】 溶着リブ28Bが段差部31に振動溶着される際にバリ35,36が生じるが 、この場合はバリ受け空間部32とバリ止めリブ29とでこのバリ35,36に よる障害を解消する。即ち、溶着リブ28Bから外側に生じるバリ36はバリ受 け空間部32に溜まり、ベゼル部28から外部にまではみ出して外観を損うのを 防止する。また、溶着リブ28Bから内側に生じるバリ35はバリ止めリブ29 に受け止められ、赤外線ビームBを遮るのを防止する。
【0041】 また、溶着リブ28Bは保護パネル23の周縁部全周に亘って振動溶着される ため、液密性が向上し、防滴性及び防塵性に優れた構造となる。
【0042】 また、図3に示すように、発光素子25からの赤外線ビームB以外の不要な赤 外線41が赤外線ビームBと異なる角度で受光素子26の方向に入射しても、シ ボ加工が施されたベゼル部28の外側表面28Dで乱反射される。これにより、 不要な赤外線41がベゼル部28を透過し受光素子26に入射して誤動作するの を防止する。
【0043】 さらに、保護パネル23のハードコート面23Aでそのまま反射するとすれば 受光素子26の方向に進む不要な赤外線42の場合も、ノングレア処理された保 護パネル23のハードコート面23Aで乱反射してしまい、受光素子26に入射 することはない。これにより、誤作動が防止される。
【0044】 以上により、光学的検出装置に対する信頼性が大幅に向上する。
【0045】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案の光学的検出装置によれば以下のような効果を奏 することができる。
【0046】 (1) 溶着リブが段差部に振動溶着されて保護パネルがベゼル部に確実に支持 されるので、接合しろが不要になる。このため、デザイン上の制約がなくなると 共に装置の小型化を図れる。
【0047】 (2) 溶着リブが段差部に振動溶着された状態で、接触面は保護パネルの耐傷 性ハードコートが施された部分に当接し、この接触面によって保護パネルの高さ が正確に調整される。
【0048】 (3) 保護パネルの表面に耐傷性ハードコートを施すので、保護パネルが傷つ きにくいと共に歪みも少なく、表示内容が見づらくなることがない。
【0049】 (4) 溶着リブが段差部に振動溶着される際にこの溶着リブの両側に生じるバ リはバリ受け空間部とバリ止めリブとで止められてそれ以上はみ出すことがない ので、外観を損うことがなく、さらに検出光線を遮ることもなくなる。
【0050】 (5) 溶着リブは保護パネルの周縁部全周に亘って振動溶着されるため、防滴 性及び防塵性に優れた構造となる。
【0051】 (6) 以上により、光学的検出装置に対する信頼性が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る光学的検出装置の要部を示す部分
断面図である。
【図2】本考案に係る光学的検出装置の枠体を示す部分
断面図である。
【図3】不要な赤外線の散乱状態を示す模式図である。
【図4】第1従来例に係る光学的検出装置を示す断面図
である。
【図5】発光素子及び受光素子の配列状態を示す模式図
である。
【図6】第2従来例を示す部分断面図である。
【図7】第3従来例を示す部分断面図である。
【図8】第3従来例において保護パネルと枠体を溶着し
た状態を示す部分断面図である。
【符号の説明】
21…光学的検出装置、22…表示画面、23…保護パ
ネル、23A…ハードコート面、24…枠体、25…発
光素子、26…受光素子、28…ベゼル部、28A…接
触面、28B…溶着リブ、28C…バリ受け環状溝部、
29…バリ止めリブ、31…段差部、31A…境壁、3
1B…底面壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側表面に耐傷性ハードコートが施され
    ると共に表示画面の前面を覆って設けられ当該前面を保
    護する保護パネルと、 該保護パネルの周縁部を支持すると共に当該保護パネル
    と相俟って前記表示画面を含む表示装置全体を覆って設
    けられた枠体と、 当該枠体内において前記保護パネルの周囲を囲繞するよ
    うに配設され当該保護パネルの外側表面に沿って障害物
    検出用の検出光線を出射する発光素子と、 前記枠体内において前記保護パネルの周囲を囲繞するよ
    うに、かつ該発光素子に対向する位置にそれぞれ配設さ
    れて当該発光素子からの検出光線を受ける受光素子とか
    らなり、 前記枠体の前記保護パネル側に当該保護パネルの周縁部
    を囲繞するように形成され、当該周縁部に直接当接され
    て保護パネルを支持すると共に、前記発光素子からの検
    出光線を枠体内から保護パネルの外側表面を通ってさら
    に枠体内の受光素子まで透過させるフィルタとして機能
    するベゼル部を備えた光学的検出装置において、 前記ベゼル部の前記保護パネルへの当接部分のうち当該
    保護パネルの中心側である外側に全周に亘って形成され
    当該保護パネルの外側表面に直接に接触する環状の接触
    面と、 前記当接部分のうち内側に全周に亘って形成され前記保
    護パネルの外側表面に振動溶着される環状の溶着リブ
    と、 前記当接部分のうち前記接触面と溶着リブとの間に全周
    に亘って形成されたバリ受け環状溝と、 前記ベゼル部の内側面に前記検出光線の障害にならない
    ように複数枚設けられ前記溶着リブが振動溶着される際
    に生じるバリを受け止めるバリ止めリブと、 前記保護パネルの周縁部に前記耐傷性ハードコートを除
    いた状態で中央部より薄く形成されそれによる境壁が前
    記バリ受け環状溝に面する位置に設定されると共に前記
    溶着リブが振動溶着される段差部とを有し、前記溶着リ
    ブとバリ受け環状溝と段差部とで振動溶着時のバリを受
    けるバリ受け空間部を形成することを特徴とする光学的
    検出装置。
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