JPH0449720Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0449720Y2
JPH0449720Y2 JP1986183680U JP18368086U JPH0449720Y2 JP H0449720 Y2 JPH0449720 Y2 JP H0449720Y2 JP 1986183680 U JP1986183680 U JP 1986183680U JP 18368086 U JP18368086 U JP 18368086U JP H0449720 Y2 JPH0449720 Y2 JP H0449720Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
optical
shielding
input device
coordinate input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986183680U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6389140U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986183680U priority Critical patent/JPH0449720Y2/ja
Publication of JPS6389140U publication Critical patent/JPS6389140U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0449720Y2 publication Critical patent/JPH0449720Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、表示装置の前面に取り付けられ、こ
の表示装置の表示面上の座標位置を検出してコン
ピユータに入力する座標入力装置に関する。
〔従来の技術〕
コンピユータに手入力する座標入力装置として
は、電磁誘導方式、静電容量方式、透明電極方
式、光検出方式等の種々の方式がある。この中
で、表示装置の前面に取り付けられ、単に指など
で、表示装置の表示面上の任意個所を押さえて光
路を遮断することにより、検出装置には非接触で
座標位置を特定できる光検出方式のものが、信頼
性と操作性の面から注目を浴びている。
この光検出方式の座標入力装置の従来例を第5
図ないし第7図に示す。第5図は座標入力装置を
表示装置の前面に装着した状態を示す斜視図、第
6図はこの座標入力装置の受光素子側の要部断面
図、第7図は裏板を取り外して座標入力装置の内
部構造を示す背面図である。
これらの図において、座標入力装置は、略長方
形状に成形されて中央部に開口2を有する枠体1
と、この枠体1の裏面側に、つまりCRT(カソー
ド・レイ・チユーブ)等を用いた表示装置3の表
示面3aの周縁部分と枠体1との間に、それぞれ
列状に多数配列されているLED等の発光素子4
ならびにフオトトランジスタ等の受光素子5と、
表示面3aの前面側の操作領域を介して対応する
位置にある発光素子4と受光素子5の組み合わせ
の中から光路10が遮断された位置を検出し、そ
の位置を入力する演算部6とから主に構成されて
おり、対辺をなす発光素子列14と受光素子列1
5とで略方形の光学素子列13が形成されてい
る。
前記発光素子4および受光素子5は、互いの発
光部4aと受光部5aとが各組ごとに対応するよ
うに、前記枠体1の内部に設けられた基板7に固
設されており、また、受光素子5の受光部5aの
前面には、対となる発光素子4からの入射光のみ
受光可能なように、所定の面積の光透過孔8aが
形成された遮光板8が配設されている。さらに、
この遮光板8の前面と発光素子4の前面、つまり
上記操作領域の周縁部には不所望光除外フイルタ
として赤外線を選択的に透過させる赤外線フイル
タ9が全周にわたつて装着されている。したがつ
て、表示面3aの前面側の操作領域内には、赤外
線フイルタ9を介して目に見えない光路10が形
成されることになる。
次に、上記構成からなる座標入力装置の入力原
理を説明する。いま、例えば第5図に示すよう
に、表示面3a上の入力したい位置に指11等を
接触させると、その位置を通過するはずの光路1
0が遮断されることから、座標位置を特定するこ
とが可能となる。すなわち、発光素子列14の発
光素子4を順に発光させてスキヤンさせることに
より、x方向、y方向のそれぞれにおいて、遮断
された光路10を受光素子5によつて検出するこ
とができ、この光路を演算部6により特定し、図
示しないホストコンピユータ側にその座標位置が
入力されるようになつている。
このほか、基板7に対する発光素子4や受光素
子5の取付け精度を向上させるために、第8図に
示す如き遮光ホルダ16を採用した座標入力装置
も提案されている。この遮光ホルダ16は、収納
部16a内に受光素子5(または発光素子4)を
収納し、受光部5a(または発光部4a)の前面
に光透過孔16bを設けてなる筐体であり、かか
る遮光ホルダ16を用いて発光素子4や受光素子
5を基板7に取り付けた場合、これら光半導体素
子の端子を基板7に片持ちさせただけの取付構造
に比して、発光素子4や受光素子5が取付時に基
板7に対して傾く虞れがなくなるので位置決め精
度が向上する。
なお、この種の遮光ホルダ16が込み込まれて
いる座標入力装置では、第6,7図に示した遮光
板8は不要となる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述した従来の座標入力装置に
あつては、特に光学素子列13の隅部に位置する
発光素子4から所定の光路10を外れて出射され
た光が、第7図に示すように、赤外線フイルタ9
の上記光路10に沿つて延びる対辺のうち該光路
10に近い方の壁面で反射され、この反射光が受
光素子5の受光部5aに到達してしまう虞れがあ
つた。すなわち、受光素子5の受光部5aの前面
では、光透過孔8aを有する遮光板8もしくは光
透過孔16bを有する遮光ホルダ16によつて入
射光の指向性がある程度確保されてはいるもの
の、これらの光透過孔8a,16bには検出効率
を損なわぬ程度の面積が要求されるため、赤外線
フイルタ9の上記壁面における反射光のように受
光部5aに向かつて鋭角的に入射してくる不所望
光を遮断することができず、その結果、操作領域
の周縁部近傍を指11等で押さえても光路10の
遮断が検出されずに誤動作してしまう虞れがあつ
た。
そこで、これまでにも、赤外線フイルタ9の壁
面中央部に凸部を設けることによつて反射光が受
光部5aに到達しないように意図したものや、遮
光ホルダ16の収納部16aを前方に筒状に延設
して遮光機能を持たせたものが提案されている
が、前者の場合、赤外線フイルタ9の該凸部を外
れた個所での反射に対して効果がなく、また後者
の場合、赤外線フイルタ9等で反射された光が遮
光ホルダ16の該延設部分の内壁面で再反射され
て受光部5aに到達してしまう虞れがあるため、
両者とも誤動作防止対策としては不十分であつ
た。
したがつて本考案の目的とするところは、赤外
線フイルタ等で反射された光が受光素子の受光部
に到達する虞れがなく、誤動作を確実に防止でき
る座標入力装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、光半導
体素子たる発光素子ならびに受光素子をそれぞれ
列状に、かつ全体として略方形に多数配置して構
成される光学素子列と、該光学素子列の内側に配
設されて上記光半導体素子に対向する不所望光除
外フイルタと、中央部に略方形の開口を有し上記
光学素子列を覆う枠体とを備え、上記不所望光除
外フイルタを介して上記発光素子と受光素子間で
表示装置の表示面の前面側に光路を形成し、該光
路が遮断された位置を検出して表示面上の座標位
置を入力する光検出方式の座標入力装置におい
て、上記光半導体素子を収納する収納部と、該光
半導体素子の前面に位置する光透過孔と、該光透
過孔に対して上記開口の四隅のうち該光半導体素
子に最も近い隅側に位置し該光透過孔の前方に突
設された遮光壁とを有し、かつ該遮光壁と対向す
る部分が開放されてなる遮光ホルダを備え、該遮
光ホルダを、上記光学素子列の隅部に位置する光
半導体素子のうち少なくとも受光素子に取り付け
る構成とした。
〔作用〕
上記手段によれば、赤外線フイルタ等で反射さ
れ、光学素子列の隅部に位置する受光素子の受光
部へ鋭角的に向かう不所望光を、遮光ホルダの遮
光壁で遮断することができ、また、該遮光ホルダ
の該遮光壁と対向する部分は開放されているの
で、反射光が再反射されて受光部へ到達する虞れ
もない。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面により説明する。
第1図および第2図は本考案の一実施例を説明
するためのもので、第1図は座標入力装置の要部
正面図、第2図はこの座標入力装置に用いられて
いる遮光ホルダの斜視図であり、第5図ないし第
7図と対応する部分には同一符号が付してある。
第1図に示すように、この座標入力装置の光学
素子列の隅部に位置する受光素子5は、第2図に
外観を呈する遮光ホルダ20内に組み込まれた状
態で基板7に固定されている。この遮光ホルダ2
0は、受光素子5を収納して基板7に対する位置
決め精度を向上させる収納部20aと、収納部2
0aのうち受光素子5の前面を覆う部分に穿設さ
れた光透過孔20bと、収納部20aの壁面の1
つを前方に延設してなる遮光壁20cとで構成さ
れており、この遮光壁20cは、略方形の開口2
の四隅のうち上記受孔素子5に最も近い隅側、つ
まり第1図中の遮光ホルダ20の場合図示上側に
設けてある。
したがつて、光学素子列の隅部に位置する発光
素子4から所定の光路10を外れて出射された光
が、第1図に示すように赤外線フイルタ9の壁面
略中央部等で反射されて受光部5aに鋭角的に向
かつても、この反射光は遮光ホルダ20の遮光壁
20cに遮られて受光部5aに到達することはで
きない。また、遮光ホルダ20の該遮光壁20c
と対向する部分は開放されているので、鋭角的に
入射してくる反射光が遮光ホルダ20に再反射さ
れて受光部5aに到達する心配もない。換言する
なら、この遮光ホルダ20は、誤動作を引き起こ
す虞れのある鋭角的に入射してくる反射光に対し
て、入射してくる側に遮光壁20cを設け、該遮
光壁20cと対向する部分は再反射防止のため開
放してあるので、収納部20a内の受光素子5の
受光部5aに反射光が到達する心配がなくなり、
反射光に起因する誤動作を確実に防止することが
できる。
なお、第1図に示す受光素子5を含む受光素子
列の他端部においては、誤動作を引き起こす虞れ
のある反射光は同図の斜め下方から入射してくる
ので、遮光壁20cが該反射光を遮る側に位置す
るように遮光ホルダ20は反射させた状態で装着
してある。
第3図および第4図は本考案の他の実施例を説
明するためのもので、第3図は座標入力装置の要
部断面図、第4図はこの座標入力装置に用いられ
ている遮光ホルダの斜視図であり、第1図、第2
図と対応する部分には同一符号を付してある。
この実施例は、遮光ホルダ20に、収納部20
aの上面つまり反表示面3a側の壁面を前方に延
設してなる遮光壁20dを設けた点が、前記実施
例と異なる。この遮光壁20dは、第3図に示す
ように斜め上方から受光部5aに向かつて入射し
てくる外部光を遮断する機能を有するので、この
ように断面L字形の遮光壁20c,20dを突設
した遮光ホルダ20を光学素子列の隅部に位置す
る受光素子5に装着すれば、反射光のみならず外
部光に起因する誤動作をも防止することができ
る。
なお、上述した各実施例においては、遮光ホル
ダを光学素子列の隅部に位置する受光素子のみに
装着するとして説明したが、同様の遮光ホルダを
光学素子列の隅部に位置する発光素子に装着して
もよく、その場合、発光部から出射される光の指
向性を高めることが可能となる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、赤外線
フイルタ等で反射されて光学素子列の隅部に位置
する受光素子の受光部へ向かう不所望光が、該受
光素子を組み込んだ遮光ホルダの遮光壁によつて
遮断されるとともに、該遮光ホルダの該遮光壁と
対向する部分を開放してあるので反射光が再反射
されて受光部へ到達する虞れがなく、反射光に起
因する誤動作を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例を説明
するためのもので、第1図は座標入力装置の要部
正面図、第2図はそこに用いられている遮光ホル
ダの斜視図、第3図および第4図は本考案の他の
実施例を説明するためのもので、第3図は座標入
力装置の要部断面図、第4図はそこに用いられて
いる遮光ホルダの斜視図、第5図ないし第7図は
従来例を説明するためのもので、第5図は座標入
力装置を表示装置の前面に装着した状態を示す斜
視図、第6図はこの座標入力装置の要部断面図、
第7図はこの座標入力装置の内部構造を示す背面
図、第8図は他の従来例に係る座標入力装置の要
部断面図である。 2……開口、4……発光素子、5……受光素
子、9……赤外線フイルタ(不所望光除外フイル
タ)、13……光学素子列、20……遮光ホルダ、
20a……収納部、20b……光透過孔、20c
……遮光壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光半導体素子たる発光素子ならびに受光素子を
    それぞれ列状に、かつ全体として略方形に多数配
    置して構成される光学素子列と、該光学素子列の
    内側に配設されて上記光半導体素子に対向する不
    所望光除外フイルタと、中央部に略方形の開口を
    有し上記光学素子列を覆う枠体とを備え、上記不
    所望光除外フイルタを介して上記発光素子と受光
    素子間で表示装置の表示面の前面側に光路を形成
    し、該光路が遮断された位置を検出して表示面上
    の座標位置を入力する光検出方式の座標入力装置
    において、上記光半導体素子を収納する収納部
    と、該光半導体素子の前面に位置する光透過孔
    と、該光透過孔に対して上記開口の四隅のうち該
    光半導体素子に最も近い隅側に位置し該光透過孔
    の前方に突設された遮光壁とを有し、かつ該遮光
    壁と対向する部分が開放されてなる遮光ホルダを
    備え、該遮光ホルダが、上記光学素子列の隅部に
    位置する光半導体素子のうち少なくとも受光素子
    に取り付けてあることを特徴とする座標入力装
    置。
JP1986183680U 1986-12-01 1986-12-01 Expired JPH0449720Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986183680U JPH0449720Y2 (ja) 1986-12-01 1986-12-01

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986183680U JPH0449720Y2 (ja) 1986-12-01 1986-12-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6389140U JPS6389140U (ja) 1988-06-10
JPH0449720Y2 true JPH0449720Y2 (ja) 1992-11-24

Family

ID=31130641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986183680U Expired JPH0449720Y2 (ja) 1986-12-01 1986-12-01

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0449720Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4183327B2 (ja) * 1999-02-03 2008-11-19 富士通株式会社 光走査型タッチパネル

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58211245A (ja) * 1982-06-03 1983-12-08 Agency Of Ind Science & Technol 2次元座標入力装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58211245A (ja) * 1982-06-03 1983-12-08 Agency Of Ind Science & Technol 2次元座標入力装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6389140U (ja) 1988-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0318997Y2 (ja)
JPH0325220Y2 (ja)
JPH0325219Y2 (ja)
US6677934B1 (en) Infrared touch panel with improved sunlight rejection
JPH0991094A (ja) タッチパネルの座標検出装置
JPH1145155A (ja) タッチスイッチ装置
US4774404A (en) Optical path blockage detecting device
JPH0449720Y2 (ja)
JPH0421146Y2 (ja)
JPH067389Y2 (ja) 座標入力装置
KR900004015B1 (ko) 좌표 입력 장치
CN111510522A (zh) 屏幕边框、显示屏模组和终端
JPH0445061Y2 (ja)
JP3867354B2 (ja) タッチスイッチ装置
JP2582370Y2 (ja) 光学的検出装置
JPH0517889Y2 (ja)
JP3505277B2 (ja) 赤外線タッチパネルおよびホルダ
JPH0922329A (ja) タッチパネル装置
RU2758841C1 (ru) Корпусной объединительный компонент для оптоэлектронного тачскрина и оптоэлектронный тачскрин
JPS6226527A (ja) 座標入力装置
TWI724672B (zh) 具有光學掃描功能的觸控板
JPH10307045A (ja) 透過型フォトセンサ
CN113221707B (zh) 显示面板及显示装置
JPH0349402Y2 (ja)
JPS62143121A (ja) 座標入力装置