JPH0421144Y2 - - Google Patents

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JPH0421144Y2
JPH0421144Y2 JP1987089580U JP8958087U JPH0421144Y2 JP H0421144 Y2 JPH0421144 Y2 JP H0421144Y2 JP 1987089580 U JP1987089580 U JP 1987089580U JP 8958087 U JP8958087 U JP 8958087U JP H0421144 Y2 JPH0421144 Y2 JP H0421144Y2
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JP
Japan
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light
electronic component
cover
dustproof member
photoelectric
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、タツチ入力システム等において発光
用または受光用電子部品の光の光路上の部品表面
にほこりが付着するのを防止した光電装置に関す
るものである。
(従来の技術) 長方形状の枠からなるパネルにおいて隣接する
2辺をなす枠上に発光素子を複数個並べて配する
とともに、残りの2辺をなす枠上に上記発光素子
に対向させて受光素子を複数個並べて配してなる
光電接触入力パネルが開発されている。この光電
接触入力パネルによれば、上記発光素子から対向
する受光素子に至る光ビームをパネル面内におい
て縦方向および横方向にそれぞれ複数本並べて作
り出すことができ、このパネル上に指などが置か
れたときこの指等により遮断された縦方向および
横方向の光ビームからこの物体のパネル上での概
略位置を検出することができる。このような光電
接触入力パネルは、ブラウン管のような表示装置
の前面に組み込まれて使用されることが多く、例
えば第4図に示すように、ブラウン管1の前面に
長方形の枠状の光電接触入力パネル2を取付けた
ものがある。この入力パネル2は、長方形の枠状
のカバー3と、このカバー3の内側に配された電
子部品4,5とからなり、電子部品4,5は発光
素子4と受光素子5とから構成される。発光素子
4および受光素子5はそれぞれ長方形のカバー3
の対向する各辺に沿つて複数個並んで配設され、
ブラウン管1の前面において発生素子4から受光
素子5に至る複数の光ビーム6が形成されるよう
になつている。このため、カバー3は少なくとも
光ビーム6の光路上においてこの光ビーム6を透
過させる材料が用いられている。この光ビーム6
は、ブラウン管1の前面において縦、横に直交す
るマトリクス状に形成され、このため例えば指7
を画面上に接触させたとき、指7によつて遮断さ
れる縦および横方向の光ビーム6の位置から指の
位置を検出できるようになつている。
このため、上記光電接触入力パネル2をコンピ
ユータのデイスプレイ用ブラウン管に取付け、ブ
ラウン管に表示した各種情報にオペレータの指を
接触させることにより、オペレータの望む情報を
検出させることができ、キーボードの操作なしに
入力を行なうことができる光電式タツチ入力シス
テムを得ることができる。
(考案が解決しようとする課題) 上記のようなタツチ入力システムを用いる場
合、発光および受光素子4,5の感度が正確な位
置検出を行なう上で重要なものとなる。このた
め、発光および受光素子4,5の表面や、光ビー
ム6の光路上におけるカバー3の表面にほこりが
付着すると、このほこりによつて受光素子5に至
る光量が低下し正確な位置検出が難しくなるとい
う問題がある。この場合、カバー3の外面のほこ
りは簡単に抜き取ることができるのであるが、カ
バー3の内面や、発光および受光素子4,5の表
面に付着したほこりはカバー3を取り外さない限
り抜き取ることができず、ほこりの付着による位
置検出精度の低下が問題になりやすい。
(課題を解決するための手段) 本考案における光電装置は、発光もしくは受光
を行なう電子部品と、この発光もしくは受光され
る光を透過させる材料により作られ、前記電子部
品の近傍においてこの電子部品を外方から覆つて
配された電子部品カバーとからなり、 前記電子部品カバーの内側の前記電子部品に対
応する位置に、前記光の光路を遮断することなく
前記電子部品の前記カバー側の表面の外周に密接
する凹部を有する防塵部材を突設し、 前記電子部品は前記凹部内に気密状態に保持さ
れると共に必要に応じて抜取り可能としたことを
特徴とするものである。
(作用) 上記のように、防塵部材を設けたことにより、
電子部品の開口面にほこりが付着することがな
く、またこの防塵部材はカバーと一体的に設けら
れているため、光路上のカバーの内面にほこりが
付着することがない。このため、発光素子から受
光素子に至る光路中において、ほこりが付着する
可能性があるのはカバー外面のみとなる。
(実施例) 以下、図面を用いて本考案の実施例について説
明する。
第1図は本考案の光電装置が配設された光電接
触入力パネル10がブラウン管11に取付けられ
た状態の断面図である。
光電接触入力パネル10は、ブラウン管11の
周囲を囲む長方形の枠状のカバー12と、このカ
バー12の内側において長方形の辺に沿つて並ん
で配された複数の電子部品13,14と、この電
子部品を指示する基板15,16と、防塵部材1
7,18とからなる。電子部品13は発光素子で
電子部品14が受光素子であり、それぞれ対向す
る辺に配される。防塵部材17,18は光路を遮
ることなく、それぞれ電子部品13,14の開口
面を気密に保持するように、カバー12の内面と
電子部品13,14の外周との間にこのガハーと
一体的に設けられており、電子部品13,14の
開口面19,20および光路上のカバーの内面2
1,22にほこりが付着することがない。
第2図は第1図に断面で示した光電接触入力パ
ネルの枠全体をブラウン管に取付ける側から見
て、一部を切欠いて示した全体図である。この図
に示された防塵部材23,24,25,26は、
複数の電子部品用に一体的に形成されている。
この防塵部材23,24,25,26には電子
部品の外周の寸法に対応して凹部を構成する穴2
7が設けられており、電子部品のこの穴に挿入す
ることにより、この防塵部材23,24,25,
26が上記のような防塵の機能を果たす。例えば
本例において、図の上側および左側の防塵部材2
3,24には発光素子が並んで配され、下側およ
び右側の防塵部材25,26には受光素子が並ん
で配される。上側に並んだ発光素子と下側にに並
んだ受光素子、および左側に並んだ発光素子と右
側に並んだ受光素子とはそれぞれ対になつて対向
し、各対毎に、第1図に示した発光素子13と受
光素子14と同様に、発光素子から受光素子に至
る光ビームが形成され、それによつて上下(縦)
に延びる複数の光ビームと左右(横)に延びる複
数の光ビームとがマトリクス状に形成される。な
お、カバー12は少なくとも光ビームの光路上に
おいてこの光ビームを透過させる材料を用いて作
られており、光ビームを遮断しないようになつて
いる。このため、ブラウン管の前面を指等で触れ
ると、その指が置かれた部分を通過する光ビーム
は指によつて遮断されるので、この光ビームが受
ける受光素子の出力が極端に低下する。これによ
つて、どの光ビームが遮断されたか検知できるの
で、縦および横の光ビームの遮断箇所を検知して
指の位置を検出することができる。
第3A図〜第3C図は本考案に係る防塵部材の
いくつかの形状を示したものである。第3A図
は、カバー28の内面から、電子部品29の外周
に向かつて中空円筒上に延びた防塵部材30がカ
バー28と一体成形されている実施例を示してい
る。第3B図の防塵部材30′は、電子部品2
9′の開口面31′および外周に接触して覆うよう
に、カバー28′の内面から突出した形状を有し
ている。この例では、防塵部材30′内を光が通
過しなければならないため、防塵部材30′のう
ち少なくとも光路に対応する部分は、光を透過さ
せる材料を用いて作られている。第3C図の防塵
部材30″はブラウン管面33″を押さえる機能と
電子部品29″を支持する基板32″を支持する機
能とを兼ね備えた例である。このように防塵材料
を他の目的にも同時に使用することもできる。ま
た、この防塵部材30″は光路上にないため、不
透明材料で形成してもよい。
また防塵部材は上記カバーと一体に形成しても
よく、またはカバーとは別に形成して接着剤、両
面テープ等でカバーの内面に接合させてもよい。
また防塵部材の寸法は発光素子のそれぞれの形状
に合わせて形成されるため、発光素子用の防塵部
材と受光素子用の防塵部材の形状は異なつてもよ
い。
上記実施例はいずれもブラウン管に取付ける光
電接触入力パネルに本考案を適用した例である
が、ブラウン管以外の例えば液晶デイスプレイ装
置、プラズマデイスプレイ装置等の他の表示装置
に用いる光電接触入力パネルに本考案を適用する
こともできる。また光電接触入力パネル以外の光
電装置例えば光電スイツチ、ホトカプラー等に適
用することもできる。
(考案の効果) 以上説明した如く、本考案は防塵部材の凹部内
に電子部品の表面の外周を気密状態に且つ抜取り
可能に保持する構成を有するため、以下の効果を
奏する。
即ち、防塵部材は電子部品の表面の外周のみに
密接した構造であるため、少ない材料で効果的に
ほこりの侵入を防ぎ、発光若しくは入射光の光量
の低下を防止することができ、必要に応じて電子
部品を凹部から抜き取つて交換することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の光電装置が配設された光電接
触入力パネルがブラウン管に取付けられた状態の
断面図、第2図は第1図に断面で示した光電接触
入力パネルの枠の全体図、第3A図〜第3C図は
本考案に係る防塵部材の種々の実施例、第4図は
従来の光電接触入力装置を示す断面図である。 1,11……ブラウン管、2,10……光電接
触入力パネル、3,12,28,28′,28″…
…カバー、4,5,13,14,29,29′,
29″……電子部品、17,18,23,24,
25,26,30,30′,30″……防塵部材、
27……穴(凹部)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 発光もしくは受光を行なう電子部品と、この発
    光もしくは受光される光を透過させる材料により
    作られ、前記電子部品の近傍においてこの電子部
    品を外方から覆つて配された電子部品カバーとか
    らなる光電装置において、 前記電子部品カバーの内側の前記電子部品に対
    応する位置に、前記光の光路を遮断することなく
    前記電子部品の前記カバー側の表面の外周に密接
    する凹部を有する防塵部材を突設し、 前記電子部品は前記凹部内に気密状態に保持さ
    れると共に必要に応じて抜取り可能としたことを
    特徴とする光電装置。
JP1987089580U 1987-06-10 1987-06-10 Expired JPH0421144Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987089580U JPH0421144Y2 (ja) 1987-06-10 1987-06-10

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JP1987089580U JPH0421144Y2 (ja) 1987-06-10 1987-06-10

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JPS64134U JPS64134U (ja) 1989-01-05
JPH0421144Y2 true JPH0421144Y2 (ja) 1992-05-14

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JP1987089580U Expired JPH0421144Y2 (ja) 1987-06-10 1987-06-10

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