JPH0444876A - 画像記録装置のクリーニング用シートおよび該クリーニング用シートを用いた画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置のクリーニング用シートおよび該クリーニング用シートを用いた画像記録装置

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JPH0444876A
JPH0444876A JP2151728A JP15172890A JPH0444876A JP H0444876 A JPH0444876 A JP H0444876A JP 2151728 A JP2151728 A JP 2151728A JP 15172890 A JP15172890 A JP 15172890A JP H0444876 A JPH0444876 A JP H0444876A
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cleaning
recording
sheet
image
section
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JP2151728A
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Takeshi Fujita
岳 藤田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、記録シートを記録部へ搬送して画像記録を行
なう画像記録装置の、記録シートの搬送経路をクリーニ
ングするクリーニング用シートと、該クリーニング用シ
ートを用いた画像記録装置に関する。
[従来の技術] 画像記録装置において、記録媒体である記録シートを搬
送用部材に沿7て記録部へ搬送して該記録シートに画像
記録を行なうものとしては、記録ヘッドから記録液であ
るインクを吐出するインクジェット記録装置や、ヒータ
ラインを備えた記録ヘッドのヘッド面を感熱紙に接触さ
せて発色記録を行なうサーマルプリンタ、あるいは、帯
電したトナーを現像部で記録シートに付着させて画像を
形成する電子写真装置等がある。
前述の各画像記録装置では、時間の経過に伴なって、記
録シートの搬送経路や記録ヘッドに、ゴミ、埃や、記録
動作に伴なうインク、トナー等の記録材のカスが付着し
、搬送中あるしXは言己録動作中に、記録シートおよび
該記録シート上の画像を汚してしまうという問題点があ
った。
そのため、従来の画像記録装置では、記録シートの搬送
中に、該記録シートと接触する搬送用部材である搬送用
ガイドや搬送用ローラー等を、前述の記録材のカス等の
異物か付着し難しA形状や材質で構成していた。
また、上述のサーマルプリンタにおし1ては、連続紙あ
るいはカット紙の記録シートの先端あるし1は後輪の少
なくとも一方にクリーナ一部を設番プてクリーニング用
シートを形成し、該り1ノー二〕ノグ用シートを搬送し
て、そのクリーナ一部をサーマルヘッドに摺擦させるこ
とで、該サーマルヘッド′のヘッド面のクリーニングを
行なうもの力(あり(特開昭60−49985号公報に
記載のもの)、特に、;己録シートかカット紙の場合、
積層装着された記録シート間に、適当な間隔て前記クリ
ーニング用シートを配置して、自動的に該クリーニング
用シートをサーマルヘッドの部分へ搬送する構成となっ
ている。
さらに、−ト述のインクシェツト記録装置においては、
インク吸収体からなるクリーニングベーパーが積層収納
されたクリーニングペーパーカセットを、インクジェッ
ト記録ヘッドの吐出回復処理を行なう際に、記録シート
か積層された紙カセットと置換装着し、前記クリーニン
グベーパーカセット内のクリーニングベーパーを搬送し
て、前記インクシェツト記録ヘッドの吐出面に摺擦させ
て該吐出面のクリーニングを行なうものと、前記クリー
ニングペーパーカセットおよび紙カセットを共に装着可
能て、インクシェツト記録ヘッドの吐出回復処理を行な
う場合、前記クリーニングペーパーカセットからクリー
ニングベーパーを取出して搬送し、同様に、インクシェ
ツト記録ヘッドの吐出面めクリーニングを行なうものが
ある(特開平2−519号公報に記載のもの)。
[発明が解決しようとする課題] しかしなから、上記従来の技術において、記録シートの
搬送経路中の搬送用部材の形状や材質を、異物の付着し
難いものとしたものは、異物の付着に対する延命策であ
って根本的な解決策でないため、環境や使用状況、ある
いは装置の個体差等によって搬送軒路トに果物か蓄積し
、記録シートに汚れが付着することになる。この様な場
合においては、ユーザーあるいはサービスマンが汚れて
いる部品を、直接清掃することになるため、画像記録装
置が停止している時間か長く、また、作業も非常に煩し
いという問題点かある。
また、クリーニング部が設けられたクリーニング用シー
トを搬送して、記録ヘッドに前記クリーニング部を摺擦
させるものの場合、記録ヘッドに付着した異物は取除く
ことはてきるが、搬送経路中で記録シートに接触すると
考えられる搬送用部材に付着した異物を取除くことはで
きず、記録シートが搬送中に汚れてしまうという問題点
かある。
本発明は、上記従来の技術の有する問題点に鑑みてなさ
れたもので、画像記録装置の被記録媒体の搬送経路をク
リーニングする、画像記録装置のクリーニング用シート
と該クリーニング用シートを用いた画像記録装置を提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、画像記録装置の媒体給送手段により、記録シ
ートの搬送経路上を搬送用部材に沿って搬送されて該記
録シートの搬送経路をクリーニングするクリーニング用
シートであって、前記記録シートの、搬送方向に対する
先端部あるいは後部の少なくとも一方に、前記搬送経路
に備えられている搬送用部材に接触して該搬送経路をク
リーニングするクリーニング部材が前記記録シートの記
録幅の全幅にわたって固着されたクリーニング部を有す
るものであり、 前記クリーニング部は、弾性変形可能なクリーニング部
材が固着されて、その厚さが搬送経路中の搬送用部材の
厚さ間隔より犬であるもの、前記クリーニング部材が連
続紙の記録シートに固着されたもの、 前記クリーニング部材がカット紙の記録シートに固着さ
れたものがある。
さらに、本発明は、J8録シートに画像記録を行なう記
録部と、連続紙の記録シートか装着されて該記録シート
を搬送用部材に沿って前記記録部へ搬送する媒体給送手
段と、前記記録シートを切断するシート用カッターとを
備えた画像記録装置において、 前記記録シートの、搬送方向に対する先端部あるいは後
部の少なくとも一方に、前記搬送用部材に接触して前記
記録シートの搬送経路をクリーニングするクリーニング
部材が前記記録シートの記録幅の全幅にわたって固着さ
れたクリーニング部が設けられたクリーニング用シート
か前記媒体給送手段に装着されており、 前記記録シートの搬送経路中に、前記クリーニング部材
を検出するクリーニング部材検出手段か配置され、 前記クリーニング部材検出手段の検出情報を、予め定め
られているクリーニング部材の通過を示す基準データと
比較して、前記クリーニング部の通過を認識する比較手
段と、該比較手段がクリーニング部の通過を認識した際
、前記シート用カッターを駆動して前記クリーニング部
を切断させるカッター制御手段と、前記シート用カッタ
ーによってクリーニング部が切断された際、前記媒体給
送手段を駆動して、切断されたクリーニング部を搬送排
出させる給送制御手段とを備えたクリーニング制御手段
を有するものである。
また、本発明は、記録シートに画像記録を行なう記録部
と、カット紙の記録シートが積層装着されて該記録シー
トを、搬送用部材に沿って前記記録部へ搬送する媒体給
送手段とを備えた画像記録装置において、 前記記録シートの、搬送方向に対する先端部あるいは後
端部の少なくとも一方に、前記搬送用部材に接触して前
記記録シートの搬送経路をクリーニングするクリーニン
グ部材が前記記Jシートの記録幅の全幅にわたって固着
されたクリーニング部が設けられたクリーニング用シー
トが前記媒体給送装置に装着されており、 該媒体給送手段を駆動して、前記クリーニング用シート
を搬送排出させるクリーニング制御手段を有するもので
あり、 前記クリーニング用シートか記録シートとともにシート
用カセットに積層収納されて媒体給送手段に装着され、 前記記録シートの搬送経路中に、前記クリーニング用シ
ートのクリーニング部材を検出するクリーニング部材検
出手段が配置さゎており、クリーニング制御手段は、前
記クリーニング部材検出手段の検出情報を、予め定めら
ねているクリーニング部材の通過を示す基準データと比
較して、前記クリーニング用シートの通過を認識する比
較手段と、該比較手段がクリーニング用シートの通過を
認識した際、前記媒体給送手段を駆動して該クリーニン
グ用シートを排出させる給送制御手段とを存するもの、 前記クリーニング用シートか記録シートとは別のクリー
ニング用カセットに収納されて媒体給送手段に装着され
、 クリーニング制御手段は、画像記録を行なった記録シー
ト数をカウントするカウント手段と、藷カウント手段の
カウント数が所定のシート枚数に達した際、前記媒体給
送手段を駆動して、前記クリーニング用シートを、前記
記録シートの搬送経路に沿って搬送排出させる給送制御
手段とを有するものがある。
F述した本発明の各画像記録装置について、前記クリー
ニング部に弾性変形可能なクリーニング部材か固着され
て、その庫さか搬送経路中の搬送用部材の厚さ間隔より
大であるクリーニング用シートが媒体給送手段に装着さ
れるもの、前記記録部が記録液を吐出して画像記録を行
なうものであり、媒体給送手段には、クリーニング部材
か多孔質吸液部材であるクリーニング部を有するクリー
ニング用シートが装着されるもの、 前記記録部が、記録シートの記録幅の全幅にわたフで、
記録液を吐出する複数の吐出口を備えたフルラインタイ
プの記録ヘッドを有するもの、前記記録部が、熱エネル
ギーを利用して記録液を吐出する記録ヘッドを備え、該
記録ヘッドは前記記録液に熱エネルギーを与える電気熱
変換体を有するもの、 また、記録部が帯電(・ナーを記録シートに付着させて
画像記録を行なうものであり、媒体給送手段には、クリ
ーニング部材が前記帯電トナーとは逆極性に帯電された
クリーニング部を有するクリーニング用シートが装着さ
れるものかある。
[作用コ 本発明の、画像記録装置のクリーニング用シートは、記
録シートの、搬送方向に対する先端部あるいは後部の少
なくとも一方に、画像記録装置内の、記録シートの搬送
経路をクリーニングするためのクリーニング部材か固着
されたクリーニング部を備えたものであり、このクリー
ニング用シートが、画像記録装置内て、前記記録シート
の搬送経路に沿って搬送されて、該搬送経路に備えられ
ている搬送用部材に接触することにより、該搬送用部材
に付着した、記録材のカスやゴミ、ホコリ等の異物の除
去を行なう。このクリーニング用シートに固着されるク
リーニング部材を弾性変形可能なものとし、その厚さを
前記搬送用部材の厚さ間隔より大きくすることにより、
前記クリーニング用シートは、搬送される際、前記搬送
用部材と確実に接触して搬送される。
本発明の画像記録装置は、連続紙あるいはカット紙の記
録シートを搬送しながら該記録シートに画像記録を行な
うとともに、前記記録シートの搬送経路をクリーニング
するためのクリーニング部が設けられたクリーニング用
シートを搬送して該搬送経路のクリーニングを行なうも
のである。
連続紙の記録シートを用いる画像記録装置の場合、該記
録シートの搬送方向に対する先端部あるいは後部の少な
くとも一方に、前記記録シートの搬送経路をクリーニン
グするためのクリーニング部材を固着してクリーニング
部を形成し、該クリーニング部が前記搬送経路を通過す
ることにより、前記クリーニング部材か搬送用部材に接
触して、該搬送経路のクリーニングを行なう。この場合
、航記りリーニンク部が前記搬送経路中に搬送されると
、該クリーニング部に固着されているクリーニング部材
を検出して該クリーニング部の通過を認識し、その倭、
該クリーニング部を切断して排出する。
また、カット紙の記録シートを用いるものの場合、該記
録シートの、搬送方向に対する先端部あるいは後端部の
少なくとも一方に、前記記録シトの搬送経路をクリーニ
ングするためのクリーニング部材が固着されたクリーニ
ング部を備えたカット紙のクリーニング用シートが、前
記記録シートとともに積層装着されるが、あるいは市を
記記録シートとは別々に積層装着される。
クリーニング用シートか記録シートとともに積層装着さ
れるものの場合は、前記クリーニング用シートが搬送経
路中に搬送されると、該クリ一二ング用シートに固着さ
れているクリーニング部材を検出して前記クリーニング
用シートの搬送を認識し、該クリーニング用シートに対
しては画像記録を行なわずに排出する。
クリーニング用シートが記録シートとは別々に積層装着
されるものの場合、画像記録を行なった記録シートの枚
数に応じて、前記クリーニング用シートを前記記録シー
トの搬送経路に沿って搬送排出する。
[実施例] 次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図(a)は本発明の、画像記録装置のクリーニング
用シートの一実施例を示す斜視図、第1図(b)はその
先端部を示す断面図である。
第11m(a)に示すクリーニング用シート1は、ロー
ル芯2の円周上に何重にも巻かれた、インクシェツト記
録用の連続紙であり、その先端部には該クリーニング用
シート1の記録幅の全幅にわたって、第1図(b)に示
すように、前記先端部を覆うようにしてクリーニング部
材である黒色の多孔質吸液部材が固着されたクリーニン
グ部3か設けられている。このクリーニング用シート1
は、後述する画像記録装置の媒体給送装置に装着され、
クリーニング部3以外の部分への画像記録か行なわれる
ここで、上述のクリーニング用シート1を用いる画像記
録装置について第2図を参照して説明する。
第2図に示す画像記録装置は、記録液であるインクを吐
出して被記録媒体上に画像記録を行なうインクジェット
記録装置である。
このインクジェット記録装置は、インクジェット記録ヘ
ッド5および不図示のインクタンクを体化したインクシ
ェツトヘノド゛カートリッジ4が装着されたキャリッジ
6が、駆動モータ8の駆動力を伝達する駆動ヘルド7の
一部に連結されて、互いに平行に配設された2本のガイ
ドシャフト9.1工に対して慴動可能に取付けられてい
る。
そして、前記駆動モータ8の駆動力によりキャリッジ6
かガイドシャフト9,11上を移動することで、前記イ
ンクジェット記録ヘッド5が、該インクジェット記録ヘ
ッド5の吐出面に対向して配置されたプラテン10上に
、不図示の媒体給送装置から給送される被記録媒体の全
幅にわたって往復6動して該被記録媒体への記録を行な
う構成となっている。ト述のプラテン10には、第3図
に示すように、不図示のポンプから負圧を受ける複数の
吸引孔16が穿設されており、慈吸引孔】6を介して被
記録媒体の記録部分をプラテン10に密着させる。この
インクシェツト記録装置には、被記録媒体として、前述
のロール状のクリーニング用シート1が前記媒体給送装
置に装着され、該クリーニング用シート1は、該媒体給
送装置に設けられている後述する媒体給送モータによっ
てインクジェット記録装置内の搬送経路に沿フて搬送さ
れた後、第3図に示すように、搬送用部材である記録シ
ート搬送用ガイド’17.18間を通してプラテン10
上に搬送される。このクリーニング用シート1の搬送経
路中には、搬送中のクリーニング用シート1を挟むよう
にして、該クリーニング用シート1に設けられているク
リニンク部3のクリー二ンク部材を検出するための、発
光素子および受光素子か互いに対向して配置されており
、該受光素子の受光量の変化によって、後述する印字制
御部において、クリーニング用シート1のクリーニング
部3の存無を検出する。この発光素子および受光素子は
、本実施例の場合、インクシェツト記録装置の電源かオ
ンさねた際、前記媒体給送装置に装着されているクリー
ニング用シート1か記録開始のための所定の位置に搬送
されるまての搬送経路中に配置されている。また、本実
施例の場合、前記クリーニング用シート1を所定の大き
さに切断する。後述するシート用カッターを備えている
さらに、本実施例のインクジェット記録装置は、インク
シェツト記録ヘッド5の記録動作における往復運動の範
囲外て、ヘッド回復動作の際にインクシェツト記録ヘッ
ド5が移動される位置(図中ガイドシャフト9の左端、
以下、回復ポシジョンと称す。)において、該インクシ
ェツト記録ヘッド5の吐出面に対向して、伝動機構14
を介したクリーニング用モータエ3の駆動力によって駆
動され、前記インクシェツト記録ヘッド5の吐出面をキ
ャッピングするキャップ部材12Aを備えたヘッド回復
装置12が設けられている。
このヘッド回復装置12は、ヘッド回復動作の際、キャ
ップ部材12Aによるインクジェット記録ヘッド5の吐
出面のキャッピングに関連して、適宜の吸引手段による
インク吸引もしくはインクジェット記録ヘッド5へのイ
ンク供給経路に設けた適宜の加圧手段によるインク圧送
を行ない、インクを吐出口より強制的に排出させること
によりノズル内の増結インクを除去する等の吐出回復動
作を行なう。
前述のインクシェツト記録ヘッド5は、第4図に示すよ
うに、クリーニング用シート1の記録面に対向する吐出
面に、インクの吐出口である複数のノズル15が並設さ
れており、さらに、各ノズル15毎に、インクシェツト
ヘッドカートリッジ4内に一体化された不図示のインク
タンクから供給されるインクに対して、吐出するための
熱エネルギーを与える電気熱変換体20が配置されてい
る。
ここで、印字制御部について、第5図を参照して説明す
る。
第5図に示す印字制御部50は、CPU51と、記憶部
であるROM52およびRAM53と、ホスト機器58
に対するインターフェース回路54と、モータ制御回路
55と、ヘッド制御回路56と、前述したようにクリー
ニング用シート1の切断を行なうシート用カッター23
を駆動するカッター駆動回路57とで構成されている。
CPU51は、ROM52に予め格納されているプログ
ラムおよび制御データにしたがってインクジェット記録
装置における記録動作全般の制御を行なう。このCPU
51は、特に、前述した受光素子21からの受光量に相
当する検出情報を、予め定められている、前記クリーニ
ング部3が通過する際の受光素子21の受光量を示す基
準データと比較して、前記クリーニング用シート1のク
リーニング部3の通過を検知し、該クリーニング部3の
通過を検知すると、該クリーニング用シート1のクリー
ニング部3を切離すために、前記シート用カッター23
を駆動するカッター駆動回路57へ、クリーニング用シ
ート1の切断指示を田方する。
ROM52は、前述(Dよ5に、CPU51か動作する
ためのプログラムが格納されている他、印字動作に必要
な制御データ、並びに該CPU51がクリーニング用シ
ート1のクリーニング部3の通過を検知する際の基準と
なる前記基準データか格納されている。
RAM53は、CPU51の演算時のワークエリア、あ
るいは、ホスト機器58からインターフェース回路54
を介して入力されたデータの一時格納エリアとして使用
される。
インターフェース回路54は、ホスト機器58とインク
シェツト記録装置との、各種データの入出力の際のイン
ターフェース部である。
モータ制御回路55は、前記CPU51の指示により、
前述の、キャリッジ6を移動させる駆動モータ8とヘッ
ド回復装置12を動作させるクリーニング用モータ13
と、クリーニング用シート1の給送を行なう不図示の媒
体給送装置内の媒体給送モータ22との駆動を行なう。
ヘッド制御回路56は、CPU51から転送される画像
データにしたがって、前記インクジェット記録ヘッド5
の各電気熱変換体20を駆動して、対応するノズル15
からインクの吐出を行なわせる。
カッター駆動回路57は、前記CPU51の指示により
、シート用カッター23を駆動してクリーニング用シー
ト1の切断を行なわせる7本実施例のインクジェット記
録装置は、前述のように、インクジェット記録ヘッド5
の電気熱変換体20が、印字制御部50によつて駆動さ
れてインクに吐出エネルギーを与えることで、各ノズル
15からのインクの吐出を行なうが、このとき、インフ
ジエラトコ8録ヘッド5のノズル15からは、第6rA
に示すように、画像形成に要する大粒の主インク滴61
とそれに続くようにして複数の小粒の微小インク滴62
が吐出する。後者の微小インク滴62は、主インク滴6
1に比べてtB量が軽いものであるため、クリーニング
用シート1に到達せず、インクジェット記録ヘッド5と
クリーニング用シート1との間に浮遊することになる。
さらに、インクジェット記録ヘッド5とクリーニング用
シート1との間には、前記士インク滴61がクリーニン
グ用シート1に着弾した際に、インク滴の弾ね返えりが
生じて、そのような微小なインク滴もf4遊している場
合がある。このような、浮遊インク滴が、例えば前述の
、インクジェット記録ヘッド5側に位置する記録シート
搬送用ガイド18の表面に付着し、記録動作の経通とと
もに5付着量が増えていくと、第3図に示すインク滴1
9のように大きなものとなって、クリーニング用シート
1に接する結果となり画像を汚す要因となる。
ここで、前述のクリーニング用シート1を用いた場合の
動作について、第7区に示すフローチャートに沿って説
明する。
まず、インクジェット記録装置の電源をオンした後(ス
テップ101 ) 、クリーニング用シート1の残量を
調へ(ステップ102)、無い場合、あるいは記録量に
対して不足と思われる場合は新しいクリーニング用シー
ト1を不図示の媒体給送装置に装着する(ステップ10
3)。
その後、媒体給送装置の媒体給送モータ22か印字制御
部50のモータ制御回路55によって駆動されることで
、装着さねでいるクリー二ンク用シート1が記録開始の
ための所定の位置まて搬送され(ステップ104)、そ
の間に前述した発光素子および受光素子21により、ク
リーニング用シート1に対してクリーニング部3の検出
を行なう(ステップ105)。
本実施例のクリーニング用シート1ではクリーニング部
3は先端部に設けられているので、上述のステップ10
2,103において、クリーニング用シート1の残量が
充分なもので新しいクリーニング用シートlを装着しな
かった場合は、そのクリーニング用シート1にはクリー
ニング部3は存在しないことになる。
この場合、直ちに記録動作に移ることかでき、記録動作
が開始されると(ステップ106)、前記媒体給送モー
タ22が印字制御部50のモータ制御回路55によって
駆動されてクリーニング用シート1が給送される(ステ
ップ107)。そして、クリーニング用シート1の記録
域がプラテン10上に搬送されてくると、印字制御部5
oのモータ制御回路55によって駆動モータ8を駆動し
てキャリッジ6を往復移動させるとともに、印字制御部
50のヘッド制御回路56によってインクジェット記録
ヘッド5内の電気熱変換体20を駆動することで該イン
クジェット記録ヘッド5からインクを吐出させて、前記
クリーニング用シート1へ画像を形成する(ステップ1
08)。
その後、画像データに対応する全画像の記録が終了する
と、印字制御部50のカッター駆動回路57によヴてシ
ート用カッター23を駆動してクリーニング用シート1
を適当な大きさに切断して(ステップ109)、インク
ジェット記録装置からIJ#出する(ステップ110)
一方、上述のステップ102.103において、新しい
クリーニング用シート1を媒体給送装置に装着した場合
は、そのクリーニング用シート1の先端部にクリーニン
グ部3が存在することになるので、記録動作を始める前
に、該クリーニング部3の搬送および排出を行なう。
この場合、上述したステップ104におけるクリーニン
グ用シート1の給送中に5該クリーニング用シート1の
先端部分が前記発光素子と受光素子21の間を通過する
際、発光素子が発する光がクリーニング部3で吸収され
、受光素子21による受光量が減少する。このとき、印
字制御部50では、CPU51が受光素子21から受光
量に相当する検出情報を受取り、該検出情報を、前記R
OM52に格納されている基準データと比較してクリー
ニング部3の有無を判断する(ステップ105)、、こ
こでは、クリーニング部3が宥るものと判断し、註クリ
ーニング部3を排出するためクリーニング用シート1の
給送を行なう(ステップ111)。そして、クリーニン
グ部3が前記受光素子21の位置を通過したのち、適当
な位置で前記カッター駆動回路57を介してシート用カ
ッター23を駆動して前記クリーニング用シート1から
クリーニング部3を切断しくステップ112)、切断さ
れたクリーニング部3の排出を行なう(ステップ113
)。
切断されたクリーニング部3は、排出される際、前述し
たように、記録シート搬送用ガイド17.18間を通り
、さらに、プラテン10トを通った後装置外へ排出され
るが、前記記録シート搬送用ガイド17.18間を通る
際、第8図に示すように、クリーニング部3が記録シー
ト搬送用ガイド17.18およびプラテン10に接触す
ることとなり、それによって、前述の記録シート搬送用
ガイド18に付着したインク滴19あるいはプラテン1
0.41に付着したゴミ、乾燥インク等の異物が除去さ
れる。
上述のクリーニング用シート1における多孔質吸液部材
の厚さについては、厚すぎるとジャムを発生するので、
クリーニング用シート1の腰の強さや多孔質吸液部材の
弾性などを考慮して決定しなければならないが、記録シ
ート搬送用ガイド17.18間の間隔より、多少大きく
しておけば、該多孔質吸液部材によって、記録シート搬
送用ガイド18あるいはプラテン10の表面に付着して
いるインク滴19等の異物は確実に吸取られることにな
る。また、それらの異物が乾燥した状態のものであって
も除去することができる。
多孔質吸液部材としては、例えば、記録シートにプレス
あるいは接着されたフェルト、スポンジや記録シートに
コーティングされた炭化カルシウム等吸液性を有する材
質のものであれば全て使用可能である。
上述の実施例では、インクジェット記録装置のプラテン
の近辺に位置する記録シート搬送用ガイドのインク滴の
除去を例にして説明したが、上述のようなクリーニング
用シートを用いれば、該クリーニング用シートの搬送経
路中に位置して多孔質吸液部材と接触可能な部品につい
て、インクの化ゴミ、埃等の除去も行なうことかできる
また、上述のような、ロール状の連続紙の場合、ロール
芯としてスパイラル状のポール紙か使用されることが多
く、該ロール芯付近の記録シートに、ロール芯のスパイ
ラル状のくぼみかついて記録シートの品位を低下させる
ことがあったが、前述のクリーニング部材を記録シート
の後端部に設けて、その長さをロール芯1周分の長さ以
上にすることで、前述のようなくぼみの発生を防止する
こともできる。このように、クリーニング部材を連続紙
の後部側に設けた場合ても、発光素子および受光素子に
よって、記録シートの搬送経路中でクリーニング部材の
通過を監視し、該クリーニング部材を検知した際、同様
にクリーニング部を適当な長さで切断して排出すること
により前記実施例と同様な効果を得ることができる。
前述した実施例ではロール状の連続紙にクリーニング部
材を固着した場合を示したが、カット紙についても同様
に考えることができる。
ここで、本発明の第2実施例として、カット紙である記
録シートに記録を行なうインクジェット記録装置に対し
て、クリーニング部材を固着した、カット紙のクリーニ
ング用シートを使用する場合について説明する。
このようなインクシェツト記録装置では、記録シートか
シート用カセット内に積層収納されて装着され、該記録
シートをシート用カセットから1枚ずつ取出して記録を
行なう構成となっており、本実施例では、前記記録シー
トをシート用カセット内にセットする際、前記クリーニ
ング用シートを、最初に取出される位置(最ト部)にセ
ットする。
本実施例のインクシェツト記録装置においては、記録シ
ートが記録開始の所定の位置に搬送されるまでの搬送経
路中に、前述の実施例の場合と同様に発光素子と受光素
子とが対向して配置されており、該受光素子の受光量の
変化によって、印字制御部において、搬送中の記録シー
トにクリーニング部材か固着されている否かを検出する
。また、このインクシェツト記録装置では、カット紙を
記録シートとして用いるためシート用カッターは備えて
おらず、印字制御部については、前述の第5図に示した
ものからカッター駆動回路を除いた構成となっている。
カット紙を用いるインクジェット記録装置の場合、記録
シートおよびクリーニング用シートの、先端および後端
は、前記シート用カセットへのセット方向によって決ま
るため、本実施例では、前記カット紙の、搬送方向に対
して先端あるいは後端となる何れか一方の端部に、前述
したロール状の記録シートの場合と同様に、黒色の多孔
質吸液部材をクリーニング部材として固着してクリーニ
ング用シートを形成し、該クリーニング用シートを、前
記多孔質吸液部材が搬送方向に対して先端側になるよう
に、前記シート用カセットヘセットする。
本実施例の動作について、第9図のフローチャートに沿
って説明する。
まず、インクジェット記録装置の電源をオンした後(ス
テップ201)、シート用カセット内の記録シートの残
量を調べ(ステップ202)、無い場合あるいは記録量
に対して不足と思われる場合は、記録シートをセットす
る(ステップ203)。その際、前記クリーニング用シ
ートを最上部に重ねてセットする。この記録シートのセ
ットが終了した後が、あるいは前記ステップ202にお
いて記録シートを補充しなかった場合は、記録シートを
記録動作を開始するための所定の位置まて給送する(ス
テップ204)。この記録シートが給送されて前記発光
素子と受光素子との間を、通過する際の該受光素子の受
光量の変化によって、前述と同様にクリーニング部材の
有無を検出する(ステップ205)。給送中の記録シー
トについて、クリーニング部材か検知されなかった場合
は、記録動作に移り(ステップ20B)、記録シートを
給送しながら画像形成を行なう(ステップ207,20
8)、記録シートに対する記録動作か終了すると、その
記録シートを排出しくステップ209)、全画像の記録
か終了していなければ、同時に次の記録シートの給送を
行なフて該記録シートに対して画像形成を行なう。
方、前記ステップ205において、クリーニング部材か
検知された場合、給送中のシートはクリーニング用シー
トと判断し、該クリーニング用シートの搬送を続けて(
ステップ210)、インクジェット記録装置から排出す
る(ステップ211)。そして、クリーニング用シート
の排出か完了した後、前記ステップ206以降の記録動
作を縁返久す。
本実施例の場合、クリーニング用シートを、クリーニン
グ部材を搬送方向に対して先端側にして、シート用カセ
ットにセットする場合についてのみ示したが、前記クリ
ーニング部材を搬送方向に対して後端側にしてセットし
ても構わない。ただし、前記クリーニング部材を搬送方
向に対して後端側にして、クリーニング用シートをセッ
トする場合は、クリーニング用シートの先端部が記録開
始の所定の位置に搬送されるまての間に、前記後端側の
クリーニング部材を検出する必要かある。
次に、本発明の第3実施例について説明する。
前述の第2実施例では、クリーニング用シートを、記録
シートとともにシート用カセット内にセットしたが、本
実施例では、クリーニング用シートを、記録シートとは
別のクリーニング用カセットにセットしてインクジェッ
ト記録装置に装着し、該インクシェツト記録装置による
、記録シートの記録枚数をカウントして、該記録枚数が
クリーニングを行なう定期クリーニング枚数に達する度
に前記クリーニング用シートの搬送を行なう。
本実施例のインクシェツト記録装置では、媒体給送装置
として、記録シートを搬送するための、前述と同様な媒
体給送モータと、前記クリーニング用シートを搬送する
ためのクリーニングシート給送用モータとを備え、印字
制御部において、前記記録枚数をカウントするとともに
、記録シートへの記録が終了する度に、該カウント数を
前記定期クリーニング枚数と比較し、記録枚数か定期ク
リーニング枚数に達した際、モータ制御回路によって、
前記クリーニングシート給送用モータを駆動してクリー
ニング用シートを給送する構成となっている。
上述のように、本実施例では、クリーニング用シートを
給送する条件が定められているため記録シートの搬送経
路中にクリーニング部を検出するための手段を備えてい
ないものである。
次に、本実施例の動作について第10図に示すフローチ
ャートに沿って説明する。
まず、インクジェット記録装置の電源をオンした後(ス
テップ301)、クリーニング用カセット内のクリーニ
ング用シートの残量を調べ(ステップ302)、無けれ
ば補充する(ステップ303)。つついて、記録シート
の残量を調べて(ステップ304)、無ければ補充する
(ステップ305)。その後、記録動作を開始すると(
ステップ306)、前記記録シートが給送されて(ステ
ップ307)画像形成が行なわわる(ステップ308)
。画像形成が終了すると、その記録シートはインクシェ
ツト記録装置から排出され(ステップ309)、その際
、印字制御部において、記録枚数がカウントされるとと
もに、そのカウント数と定期クリーニング枚数とを比較
する(ステップ310)。この比較の結果、記録枚数か
定期クリーニング枚数と等しければ、前記クリーニング
用シートを取出し、記録シートの搬送経路に沿って給送
して(ステップ31])排出する(ステップ312)。
その後、記録すべき画像データが存在すれば前述のステ
ップ307以陵を繰返して記録シートへの画像形成を行
ない、必要でなければ終了する。また、前記ステップ3
10の比較の結果、記録枚数と定期クリーニング枚数と
が等しくなければ同様に記録シートへの画像形成動作を
繰返すが、あるいは処理を終了する。
本実施例の場合、クリーニング用シートのクリーニング
部材は、カット紙の、搬送方向に対して先端側あるいは
後端側の少なくとも一方に固着されていれば良く、クリ
ーニング用カセットにセットするときの、該クリーニン
グ用シートの向きも何れでも良い。
上述の第2.第3実施例において、カット紙の後端をク
リーニング部とする場合、第11図(a)に示すように
、クリーニング部3Aを強制的にカールさせることによ
り、該クリーニング部3Aが、前記記録シート搬送用ガ
イドi’y、is間を通過する際、確実に、それらに接
触することになる。この場合、クリーニング部3Aのカ
ール11Cは、第11図(b)に示すように、前記記録
シート搬送用ガイド17.18の厚さ間隔Bに対してC
ABであれば、クリーニング部3Aの厚さを厚くするこ
となく該クリーニング部3Aが前記記録シート搬送用ガ
イド17.18に確実に接触することになる。また、こ
のクリーニング部3Aはカット紙自体をカールさせてそ
の部分に吸液粉末をコーティングすることで簡単に作製
することができるとともに、該クリーニング部3Aが記
録シート搬送用ガイド17.18間を通過する際、ジャ
ムか発生せず、異物を除去しなからスムーズに通過する
ことができる。
次に、本発明の第4実施例について説明する。
本実施例では、帯電したトナーを記録シートに付着させ
て画像形成を行なう電子写真装置に、クリーニング用シ
ートを用いる場合について説明する。
この場合、記録シートの先端あるいは後端の少なくとも
一方に、前記トナーと逆極性に帯電させた多孔質部材を
クリーニング部材として固着してクリー二ンク用シート
を形成する。このクリーニング用シートを、前記電子写
真装置の記録シートの搬送経路に沿って搬送することに
より、該搬送経路中に散乱しているトナーを前記クリー
ニング部材で吸取るとともに、シート搬送カイトに付着
しているゴミ等を払拭することかてきる。本実施例の場
合、連続紙およびカット紙の何れについても同様な効果
を得ることかできる。
本発明は、前述の実施例で用いたようなインクジェット
記録方式の画像記録装置の中でも、特にキャノン■の提
唱しているバブルジェット方式の記録ヘッド、記録装置
に於いて、優れた効果をもたらすものである。
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特許
第4723129号明細書、同第4740796号明細
書に開示さねている基本的な原理を用いて行なうものが
好ましい。この方式は所謂オンテマンド型、コンティニ
ュアス型のいずれにも適用可能であるが、特に、オンテ
マント型の場合には、液体(インク)か保持されている
シートや液路に対応して配置されている電気熱変換体に
、記録情報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上
昇を与える少なくとも一つの駆動信号を印加することに
よって、電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記
録ヘッドの熱作用面に膜沸膀させて、結果的にこの駆動
信号に一対一対応し液体(インク)内の気泡を形成出来
るので有効である。この気泡の成長、収縮により吐出用
開口を介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも
一つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とする
と、即時適切に気泡の成長収縮か行なわわるので、特に
応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より
好ましい。このパルス形状の駆動信号としては、米国特
許第4463359号明細書、同第43452fi2号
明細書に記載されているようなものが適している。尚、
上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第4
313124号明細書に記載されている条件を採用する
と、更にf!にれた記録を行なうことができる。
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示され
ているような吐出口、液路、電気熱変換体の組み合わせ
構成(直線状液流路又は直角液流路)の他に熱作用部が
屈曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許
第4558333号明細書、米国特許第4459600
号明細書に記載された構成のものでもよい。加えて、複
数の電気熱変換体に対して、共通するスリットを電気熱
変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭59年第1
23670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸収する開
孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭59年第
138461号公報に基ついた構成としても本発明は有
効である。
更に、記録装置が記録できる最大記録媒体の幅に対応し
た長さを有するフルラインタイプの記録ヘッドとしては
、上述した明細書に開示されているような複数記録ヘッ
ドの組み合わせによって、その長さを満たす構成や一体
的に形成された一個の記録ヘッドとしての構成のいずれ
ても良いが、本発明は、上述した効果を一層有効に発揮
することができる。
加えて、装置本体に装着されることで、装置本体との電
気的な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる
交換自在のチップタイプの記録ヘラ]・、あるいは記録
ヘッド自体に一体的に設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
又、本発明の記録装置の構成として設けられる予備的な
補助手段等を付加することは本発明の効果を一層安定で
きるので好ましいものである。これらを具体−的に挙げ
ねば、記録ヘッドに対しての、クソーニンク手段、電気
熱変換体とは別の加熱素子或はこれらの組み合わせによ
る予備加熱手段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出モ
ードを行なうことも安定した記録を行なうために有効で
ある。
更に、記録装置の記録モートとしては黒色等の主流色の
みの記録モートたけではなく、記録ヘッドを一体的に構
成するか複数個の組み合わせによっててもよいが、異な
る色の複色カラー又は、混色によるフルカラーの少なく
とも一つを備えた装置にも本発明は極めて有効である。
以上説明した本発明の実施例においては、インクを液体
として説明しているが、室温やそれ以下で固化するイン
クであって、室温で軟化もしくは液体となるもの、或は
、インクジェットにおいて数的に行なわれている温度調
整の温度範囲である30℃以上70℃以下の温度範囲で
軟化もしくは液体となるものでもよい。すなわち、使用
記録信号付与時にインクか液状をなすものであれば良い
。加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温を、インク
の固形状態から液体状態への恩愛化のエネルギーとして
使用せしめることで防止するか又は、インクの蒸発防止
を目的として放置状態で固化するインクを用いるがして
、いずれにしても熱エネルギーの記録信号に応じた付与
によってインクが液化してインク液状として吐出するも
のや記録媒体に到達する時点ではすでに固化し始めるも
の等のような、熱エネルギーによって初めて液化する性
質のインク使用も本発明には適用可能である。このよう
な場合インクは、特開昭54=58847号公報あるい
は特開昭60−71260号公報にJ8載されるような
、多孔質シート凹部又は貫通孔に液状又は固形物として
保持された状態で、電気熱変換体に対して対向するよう
な形態としても良い。本発明においては、上述した各イ
ンクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰方式を
実行するものである。
[発明の効果7 以上説明し・たまうに本発明にょゎば下記のような効果
を奏する。
(])本発明の、画像記録装置のクリーニング用シート
は、画像記録装置内の記録シートの搬送経路に沿って搬
送されることて、該クリーニング用シートに固着されて
いるクリーニング部材か搬送用部材に接触して、該搬送
経路中に付着している、記録材のカスや、ゴミ、ホコリ
等の異物を取除くので、搬送中に記録シートを汚すこと
がなくなる。
(2)クリーニング用シートに固着するクリーニング部
材を弾性変形可能なもので形成し、該クリーニング部材
が固着されたクリーニング部の厚さを、搬送中に、ジャ
ムを生じることなくスムーズに搬送される範囲内で前記
搬送用部材の厚さ間隔より犬きくすれば該クリーニング
部材は確実に搬送用部材と接触してクリーニング効果が
向上する。
(3)連続紙にクリーニング部材を固着してクリーニン
グ用シートを形成した場合、該クリーニング部材が固着
されたクリーニング部以外は、通常の記録域となり、ク
リーニングと記録とを兼ねたものとなるのて、経済的に
も有利である。
(4)本発明の画像記録装置によれば、クリーニング用
シートが自動的に搬送されて記録シートの搬送経路のク
リーニングを行なうので、サーヒスマンあるいはユーザ
ーによるクリーニングの煩しさがなくなるとともに、ク
リーニングによる画像記録装置の停止時間も無くすこと
ができ、記録動作の高効率化を図ることかできる。
(5)画像記録装置が記録シートに記録液を吐出して画
像記録を行なうものの場合、クリーニング用シートのク
リーニング部材として多孔質吸液部材を用いることによ
り、搬送経路中に付着した液状の異物も吸収除去する(
=とかできる。
(6)帯電トナーを記録シートに付着させて画像記録を
行なう画像記録装置に対しては、クリーニング部材を、
前記トナーとは逆極性に帯電させることにより、該クリ
ーニング部材とトナーとの間に静電引力が発生して、搬
送経路中に付着したトナーのみならず該搬送経路の近辺
に浮遊しているトナーも引付けることかてき、クリーニ
ング効果か高くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の、画像記録装置のクリーニング
用シートの一実施例を示す斜視図、第1図(b)は、ク
リーニング用シートのクリーニング部を示す断面図、第
2図は本発明の画像記録装置の実施例を示す斜視図、第
3図は本発明の画像記録装置の記録部の一例を示す側面
図、第4図は第2図に示す画像記録装置で用いるインク
シェツト記録ヘッドの一例を示す斜視図、第5図は第2
図に示す画像記録装置の印字制御部の一例を示すブロッ
ク図、第6図はインクシェツト記録ヘッドから吐出され
るインク滴を示す側面図、第7図は第2図に示す画像記
録装置の動作を示すフローチャート、第8図は本発明の
クリーニング用シートによるクリーニング動作の一例を
示す側面図、第9図は本発明の画像記録装置の第2実施
例の動作を示すフローチャート、第10図は本発明の画
像記録装置の第3実施例の動作を示すフローチャート、
第11図(a) 、 (b)は本発明の、画像記録装置
のクリーニング用シートの他の実施例を示す図であり、
(a)は該クリーニング用シートによるクリーニング動
作を示す側面図、(b)はクリーニング部を示す断面図
である。 1・・・クリーニング用シート、 2・・・ロール芯、    3・・・クリーニング部、
4・・・インクシェツトヘッドカートリッジ、5・・・
インクジェット記録ヘッド、 6・・・キャリッジ、   7・・・駆動ヘルド、8・
・・駆動モータ、 9.11−・・ガイドシャフト、 10・・・プラテン、   12・・・ヘッド回復装置
、12A・・・キャップ部材、 13・・・クリーニング用モータ、 14・・・伝動機構、   15・・・ノズル、16・
・・吸引孔、 17.18・・・記録シート搬送用カイト、19・・・
インク滴、   20・・・電気熱変換体、21・・・
受光素子、   22・・・媒体給送モータ、23・・
・シート用カッター 50−・印字制御部、  51・・・cpu。 52・・・ROM、     53・−RA M、54
−・・インターフェース回路、 55・・・モータ制御回路、 56−・ヘッド制御回路、 57・・・カッター駆動回路、 61・・・主インク滴、   62・・・微小インク滴
、101〜113,201〜211,301〜312・
・・ステップ。 特許出願人  キャノン株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、画像記録装置の媒体給送手段により、記録シートの
    搬送経路上を搬送用部材に沿って搬送されて該記録シー
    トの搬送経路をクリーニングするクリーニング用シート
    であって、 前記記録シートの、搬送方向に対する先端部あるいは後
    部の少なくとも一方に、前記搬送経路に備えられている
    搬送用部材に接触して該搬送経路をクリーニングするク
    リーニング部材が前記記録シートの記録幅の全幅にわた
    って固着されたクリーニング部を有することを特徴とす
    る、画像記録装置のクリーニング用シート。 2、クリーニング部は、弾性変形可能なクリーニング部
    材が固着されて、その厚さが搬送経路中の搬送用部材の
    厚さ間隔より大であることを特徴とする請求項1記載の
    、画像記録装置のクリーニング用シート。 3、クリーニング部材が連続紙に固着されたことを特徴
    とする請求項1あるいは2記載の、画像記録装置のクリ
    ーニング用シート。 4、クリーニング部材がカット紙に固着されたことを特
    徴とする請求項1あるいは2記載の、画像記録装置のク
    リーニング用シート。 5、記録シートに画像記録を行なう記録部と、連続紙の
    記録シートが装着されて該記録シートを搬送用部材に沿
    って前記記録部へ搬送する媒体給送手段と、前記記録シ
    ートを切断するシート用カッターとを備えた画像記録装
    置において、前記記録シートの、搬送方向に対する先端
    部あるいは後部の少なくとも一方に、前記搬送用部材に
    接触して前記記録シートの搬送経路をクリーニングする
    クリーニング部材が前記記録シートの記録幅の全幅にわ
    たって固着されたクリーニング部が設けられたクリーニ
    ング用シートが前記媒体給送手段に装着されており、 前記記録シートの搬送経路中に、前記クリーニング部材
    を検出するクリーニング部材検出手段が配置され、 前記クリーニング部材検出手段の検出情報を、予め定め
    られているクリーニング部材の通過を示す基準データと
    比較して、前記クリーニング部の通過を認識する比較手
    段と、該比較手段がクリーニング部の通過を認識した際
    、前記シート用カッターを駆動して前記クリーニング部
    を切断させるカッター制御手段と、前記シート用カッタ
    ーによってクリーニング部が切断された際、前記媒体給
    送手段を駆動して、切断されたクリーニング部を搬送排
    出させる給送制御手段とを備えたクリーニング制御手段
    を有することを特徴とする画像記録装置。 6、記録シートに画像記録を行なう記録部と、カット紙
    の記録シートが積層装着されて該記録シートを搬送用部
    材に沿って前記記録部へ搬送する媒体給送手段とを備え
    た画像記録装置において、 前記記録シートの、搬送方向に対する先端部あるいは後
    端部の少なくとも一方に、前記搬送用部材に接触して前
    記記録シートの搬送経路をクリーニングするクリーニン
    グ部材が前記記録シートの記録幅の全幅にわたって固着
    されたクリーニング部が設けられたクリーニング用シー
    トが前記媒体給送装置に装着されており、 該媒体給送手段を駆動して、前記クリーニング用シート
    を搬送排出させるクリーニング制御手段を有することを
    特徴とする画像記録装置。 7、クリーニング用シートが記録シートとともにシート
    用カセットに積層収納されて媒体給送手段に装着され、 前記記録シートの搬送経路中に、前記クリーニング用シ
    ートのクリーニング部材を検出するクリーニング部材検
    出手段が配置されており、クリーニング制御手段は、前
    記クリーニング部材検出手段の検出情報を、予め定めら
    れているクリーニング部材の通過を示す基準データと比
    較して、前記クリーニング用シートの通過を認識する比
    較手段と、該比較手段がクリーニング用シートの通過を
    認識した際、前記媒体給送手段を駆動して該クリーニン
    グ用シートを排出させる給送制御手段とを有することを
    特徴とする請求項6記載の画像記録装置。 8、クリーニング用シートが記録シートとは別のクリー
    ニング用カセットに収納されて媒体給送手段に装着され
    、 クリーニング制御手段は、画像記録を行なった記録シー
    ト数をカウントするカウント手段と、該カウント手段の
    カウント数が所定のシート枚数に達した際、前記媒体給
    送手段を駆動して前記クリーニング用シートを、前記記
    録シートの搬送経路に沿って搬送排出させる給送制御手
    段とを有することを特徴とする請求項6記載の画像記録
    装置。 9、クリーニング部に弾性変形可能なクリーニング部材
    が固着されて、その厚さが搬送経路中の搬送用部材の厚
    さ間隔より大であるクリーニング用シートが媒体給送手
    段に装着されることを特徴とする請求項5、6、7ある
    いは8記載の画像記録装置。 10、記録部が記録液を吐出して画像記録を行なうもの
    であり、媒体給送手段には、クリーニング部材が多孔質
    吸液部材であるクリーニング部を有するクリーニング用
    シートが装着されることを特徴とする請求項5、6、7
    、8あるいは9記載の画像記録装置。 11、記録部が、記録シートの記録幅の全幅にわたって
    、記録液を吐出する複数の吐出口を備えたフルラインタ
    イプの記録ヘッドを有することを特徴とする請求項10
    記載の画像記録装置。 12、記録部が、熱エネルギーを利用して記録液を吐出
    する記録ヘッドを備え、該記録ヘッドは前記記録液に熱
    エネルギーを与える電気熱変換体を有することを特徴と
    する請求項10あるいは11記載の画像記録装置。 13、記録部が帯電トナーを記録シートに付着させて画
    像記録を行なうものであり、媒体給送手段には、クリー
    ニング部材が前記帯電トナーとは逆極性に帯電されたク
    リーニング部を有するクリーニング用シートが装着され
    ることを特徴とする請求項5、6、7、8あるいは9記
    載の画像記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7645038B2 (en) 2005-08-29 2010-01-12 Samsung Electronics Co., Ltd. Spitting device for inkjet head of image forming apparatus

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US7645038B2 (en) 2005-08-29 2010-01-12 Samsung Electronics Co., Ltd. Spitting device for inkjet head of image forming apparatus

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