JPH0443982B2 - - Google Patents

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JPH0443982B2
JPH0443982B2 JP14508683A JP14508683A JPH0443982B2 JP H0443982 B2 JPH0443982 B2 JP H0443982B2 JP 14508683 A JP14508683 A JP 14508683A JP 14508683 A JP14508683 A JP 14508683A JP H0443982 B2 JPH0443982 B2 JP H0443982B2
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roll
chuck
spindle
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processed
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  • Chemically Coating (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)
  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〈発明の背景〉 技術分野 本発明は、ロールチヤツク・回転手段を具備
し、これにより被処理ロールを水平に両端支持し
処理液に浸漬しまたは処理剤を吹付けつつ回転し
て、メツキ、現像、腐食、サンドブラスト、イオ
ンスパツタ、蒸着、電着またはスプレー塗装、こ
れらの前または後処理などの表面処理をするに好
適な表面処理装置に関する。
従来技術 従来の表面処理装置の一例として、 被処理ロールを水平に両端支持し処理液に浸漬
しまたは処理剤を吹付けつつ回転して表面処理を
するには、ロールチヤツク・回転手段が必要とさ
れる。このロールチヤツク・回転手段は、先端に
それぞれチヤツク部材を有して互いに対向してお
り一方がモーターで回転され他方がシリンダ装置
により軸方向移動自在となつている一対のスピン
ドルが具備され、さらに各スピンドルの外方に被
嵌され移動する保護キヤツプを具備されてなる。
そして、スピンドルがストロークしてチヤツク部
材が被処理ロールをチヤツクした後に保護キヤツ
プが被処理ロールの端面に当接されるようになつ
ている。
さらに、被処理ロールの面長の最大寸法と最小
寸法との差が大きい場合にはシリンダ装置のスト
ローク調整では対応できないので、シリンダ装置
をベツド上で移動する必要性がある。
このため、モーターで駆動されない側のスピン
ドルは、シリンダ装置と、シリンダ装置をベツド
上に移動する手段とからなる二重構造であり、被
処理ロールの面長に合せた操作が面倒であつた。
また、この装置は、保護キヤツプがスピンドル
に対して螺合され保護キヤツプを手回して被処理
ロールの端面に当接する構造であるか、あるいは
保護キヤツプとスピンドルとの間がシリンダ構造
になつていてここに流体を供給することにより保
護キヤツプが被処理ロールの端面に当接するよう
になつているものとがあり、前者は手作業のため
シール力が弱く不便であり、後者は構造が複雑で
製作コストが高く付いていた。
〈発明の目的〉 本発明は、上述した点に鑑みなされたもので、
単一の駆動手段で一対のスピンドルが接近・離隔
自在であり、一対のスピンドルを接近するように
駆動していくだけでスピンドル先端のチヤツク部
材が被処理ロールをチヤツクした後も引続き保護
キヤツプが被処理ロールの両端をシールしてスピ
ンドルの移動が停止する特殊構造とすることによ
り、構造及び操作を簡素化できてチヤツク不良ま
たはシール不良となるということもなく、さらに
チヤツク完了の際のスピンドルのチヤツク移動停
止をセンサーにより容易になし得る構造である表
面処理装置を提供するものである。
〈発明の構成〉 本発明の表面処理装置は、先端にチヤツク部材
を有し互いに対向しており一方がモーターで回転
されるようになつている一対のスピンドルと、各
スピンドルに摺動可能に被嵌する保護キヤツプと
からなるロールチヤツク・回転手段を具備し、こ
のロールチヤツク・回転手段により被処理ロール
を水平に両端支持し回転して処理液に浸漬しまた
は処理剤を吹付けロール表面に所要表面処理を施
す表面処理装置において、 上記ロールチヤツク・回転手段は、上記各スピ
ンドルを支持している一対のアームが駆動手段に
より互いに接近・離隔自在であるスピンドル支持
機構を有しており、上記モーターと接続されない
側の保護キヤツプは接続された保護キヤツプ側へ
ばねで付勢されており、上記各チヤツク部材は、
上記被処理ロール端部の軸孔または軸部に嵌合す
る係合部を有しチヤツク時のチヤツク反力で同側
の上記保護キヤツプの内方まで移動自在となるよ
うに上記スピンドルに対してばねで付勢されてい
ることを特徴とするものである。
しかして、一対のチヤツクが被処理ロールの端
部軸孔または軸部を嵌合した後も保護キヤツプが
チヤツクの外方まで移動してロール端面に当接し
てチヤツクを保護する仕組みになつており、スピ
ンドルが一対の互いに接近・離隔自在であるアー
ムにより回転可能に支持されているので、被処理
ロールは、面長が大小いかようであつても装置ラ
インセンターに左右等しく振分けてチヤツクされ
ることになる。
スピンドル支持機構は、一端にスピンドルを回
転可能に支持して他端がスピンドル軸と直交する
方向に伸びている一対のアームと、左右のパネル
フレームのタイ・バーの役目を果しており一対の
アームが係合されておりこのアームをスピンドル
軸方向に平行して案内するガイドロツドとを具備
し、モーターまたはシリンダー等の駆動源により
あるいはロツク機構付きの手回しハンドルを回転
することにより駆動されるピニオン・ラツク機構
等の運動伝達手段を介して一対のアームを互いに
接近・離隔自在とするように構成できる。
以下、図面を参照して実施例において具体的に
説明する。
〈実施例 1〉 第1図及び第2図に示す実施例の表面処理装置
は、製版ロール用現像装置として具体化したもの
で、ロールチヤツク・回転手段10と、現像タン
ク40を具備し、さらに、水洗装置60を具備し
ている。
第1図において、被処理ロールRは右半部が軸
なしロールを、また左半部が軸ありロールの場合
を示している。
被処理ロールRが軸なし、軸ありのいずれの場
合でも、ロールチヤツク・回転手段10は、スピ
ンドル支持機構11を駆動して一対のスピンドル
12,13を互いに接近することによりチヤツク
部材14,15の係合部14a,15aが現像す
べき被処理ロールRの端部軸孔または軸部に嵌合
チヤツクしさらに一対のスピンドル12,13を
互いに接近することにより保護キヤツプ16,1
7がチヤツク部材14,15の外側にきてチヤツ
ク部材14,15を保護するようになつており、
こうして被処理ロールRを水平に両端チヤツクす
るようになつており、またスピンドル回転手段1
8を駆動することによりスピンドル12を回転す
るようになつている。
スピンドル支持機構11は、モーター101が
駆動されることによりその回転が減速機102を
介してピニオン103に伝達され、このピニオン
103がラツク104,105を互いに反対方向
に移動することにより一対のスピンドル12,1
3を互いに接近・離隔自在に駆動するようになつ
ている。
アーム19,20は、一端に軸受箱19a,2
0aを有しスピンドル12,13をそれぞれ回転
可能に支持するようになつており他端がスピンド
ル軸と直交する方向に伸びていてスピンドル軸に
平行して水平方向に伸びる上下2本のガイドロツ
ド21,22に案内されるブロツク23,24を
取巻くように結合されたリングフレーム25,2
6に張設されており、さらにカバーパネル27と
干渉しないようになつており、各ラツク104,
105はブロツク23,24よりこのピニオン1
03を挟んで噛合するよう張出して設けられてい
る。
スピンドル回転手段10は、モーター281が
駆動されることによりその回転が減速機282を
介してプーリー283に伝達され、さらにベルト
284を介して図面右側のスピンドル12とスプ
ライン結合されたプーリー285に伝達され、ス
ピンドル12を回転するようになつている。
スピンドル12は、アーム19によるその移動
を、該スピンドル12が軸受箱19aに対して軸
方向には移動不能に軸支され、かつ、プーリー2
85に対してスプライン結合とされていることに
より保障されている。
一対の保護キヤツプ16,17は、合成樹脂な
どの現像液に浸されない材料より筒形に形成され
各スピンドル12,13の外側に設けられてい
る。そして、スピンドル回転手段10により駆動
される保護キヤツプ16はスピンドル12に固定
されており、保護キヤツプ17はスピンドル13
に対し軸方向に移動可能とされかつばね291に
よりチヤツクする方向に付勢されている。
各スピンドルの対向端に設けられるチヤツク部
材14または15は被処理ロールR端部の軸孔ま
たは軸部に嵌合する係合部14aまたは15aを
有しスピンドルに案内される仕組とされており、
非チヤツク状態においては、ばね292または2
93の付勢により非チヤツク時は保護キヤツプ1
6,17から突出した位置にある。そして、この
チヤツク部材14,15は、スピンドル12,1
3が互いに接近されると、係合部14a,15a
が被処理ロールR端部の軸孔または軸部に嵌合す
るようになつており、引続きスピンドルが接近さ
れると、ばね292または293が圧縮して同側
の上記保護キヤツプの内方まで移動自在となつて
いる。
現像タンク40は、上部が開放された形状であ
り液面調整用フロート401,401によりタン
ク内両端の溢流槽部402,402が画成され、
被処理ロールRの真下から上昇させることにより
被処理ロールRを浸漬できるようになつている。
この現像タンク40は、その下面より垂下するロ
ツド403,403をガイド筒404,404に
より上下方向に案内されているとともに、同下面
より垂下するラツク405にピニオン406が噛
合され、ピニオン406をモーター407で駆動
することにより昇降自在とされている。そして、
現像液回収タンク50と現像タンク40の底部が
ポンプ501及び管502を通して接続されてい
るとともに、現像液回収タンク50と現像タンク
40の溢流槽部402が管503を通して接続さ
れている。ポンプ501は、現像タンク40が上
昇して被処理ロールRを収容した状態になると駆
動するようになつている。
現像タンク40は、下降位置にあるときに該タ
ンクの上部開口を密閉する観音開き形のタンク蓋
408を有している。このタンク蓋408は、パ
ネルフレーム1,2より取付けられ現像タンク4
0が上昇する際に該タンクにより押し開かれ、ま
たタンクが下降を終了する間際にはタンクと係合
して閉じられるようになつている。
水洗装置60は、所要の長さのパイプ601,
602が各アーム19,20より設けられ他のア
ーム方向に伸びて上下にすれ違つており、各パイ
プ601,602に水洗ノズル603,604が
所定ピツチで取付けられ、さらに各パイプが図示
しない制御弁を介して圧力水源である図示しない
水道管に接続されていて、被処理ロールRを水洗
するようになつている。
シヤワー水受皿70は、上記水洗ノズル60
3,604から噴射され現像タンク40の周辺に
飛散するシヤワー水を受けるとともに上記タンク
蓋408から流れ落る水を受けるようにパネルフ
レーム1,2間に固定されている。
なお、蓋板80がコロ801をL形ガイドに案
内されることにより折畳開閉できるようになつて
いる。
次に上述の構成の製版ロール用現像装置の作用
を述べる。
先ず、被処理ロールRを、図の状態に、ロール
チヤツク・回転手段10により両端チヤツクする
までの操作を述べる。一対のチヤツク部材14,
15が離隔した状態においてその間に被処理ロー
ルRを位置させる。この作業は、人力により行う
かリフターなどにより行う。そして、スピンドル
支持機構により一対のスピンドル12,13を互
いに接近駆動する。これは、モーター101を回
転してアーム19,20を互いに接近駆動すれば
良い。
すると、最初にチヤツク部材14,15が被処
理ロールRの端部軸孔または軸部に嵌合してチヤ
ツク状態となるが、嵌合した時点ではモーター1
01は停止せず、引続きアーム19,20がチヤ
ツク部材14,15を押圧しているばね292,
293を圧縮して互いに接近することになり、従
つて、保護キヤツプ16,17が被処理ロールR
の端面に当接することになり、さらにばね291
で付勢されている側の保護キヤツプ17がアーム
側に所要寸法相対的に移動すると、これを保護キ
ヤツプ17の付近に設けられた図示しないセンサ
ーが検出しモーター101が停止してロールチヤ
ツクが完了する。
しかして、被処理ロールRは、ばね292,2
93により付勢されたチヤツク部材14,15に
よりチヤツク状態をロール回転中は決して弛める
ことなく両端弾持することになるとともに、保護
キヤツプ16,17によりチヤツク部材14,1
5を内方に隠蔽して保護することになる。
続いて、現像作業に入ることになる。
先ず、モーター407が駆動すると現像タンク
40が上昇して被処理ロールRをタンク内に位置
したところで停止する。現像タンク40が上昇す
る際は、タンク蓋408,408がチユウリツプ
のように開くことになる。
しかる後、ポンプ501が駆動して現像タンク
40に現像液が供給され被処理ロールRが浸漬す
ることになり、次いでモーター281を駆動すれ
ばスピンドル12が回転して現像が行われること
になる。
現像が終了したら、モーター407が反回転し
て現像タンク40が下降することになり、下降間
際にタンク蓋408,408を閉じることにな
り、しかる後図示しない制御弁が開いて水洗ノズ
ル603,603よりシヤワー水が被処理ロール
Rに噴射され水洗が行われる。このシヤワー水は
周囲に飛散するが、蓋板80と寄けるカバーパネ
ル27によりシヤワー水受皿70に落て回収され
る。
水洗が終ると、モーター281が駆動停止して
スピンドル12が回転停止し、被処理ロールRに
対する現像処理が終了し、蓋板80を第2図の鎖
線の如く開いてロールチヤツク・回転手段10
を、被処理ロールRを落ないように確保しつつ、
上述した手順と逆に操作して一対のスピンドルを
互いに離隔する方向に移動すれば、ロールチヤツ
ク解除がなされ被処理ロールRを取外すことがで
きる。
なお、これらの一連の作業は、チヤツク・チヤ
ツク解除時の被処理ロールRの確保を除けばシー
ケンス回路やコンピユーターなどにより全自動的
に達成することができる。
〈実施例 2〉 第3図及び第4図に示す実施例の表面処理装置
は、製版ロール用メツキ装置として具体化したも
ので、ロールチヤツク・回転手段10と、メツキ
タンク90を具備している。
第3図において、被処理ロールRは右半部が軸
なしロールを、また左半部が軸ありロールの場合
を示している点は第1図の場合と同様である。
ロールチヤツク・回転手段10は、上述した現
像装置のものと略同じ構成であり、したがつて、
構成の同じ部分は現像装置に対応する同一符号を
記して説明を省略する。被処理ロールに給電する
ために、一対のチヤツク部材は給電メタル91,
92によつてスピンドル12,13を介して給電
されるようになつている。メツキタンク90は、
被処理ロールRの真下に具備され上部が開放され
ている。タンク内を溢流槽部90a,90aとメ
ツキ槽部90bとに仕切つている一対の堰板9
3,94があり、この堰板93,94はアーム1
9,20の先端に設けられた軸受箱19a,20
aに固定されアーム19,20とともに接近・離
隔自在とされている・そして、各堰板にはパツキ
ン材95,96が添設され堰板とタンク内面との
隙間からメツキ液が僅少しか漏れないようにされ
ている。タンク内壁にメツキすべき金属塊を収容
する籠97が設けられており、この籠97は一対
の堰板が最も接近する状態となる面長が最小であ
る被処理ロールをチヤツクする際において堰板と
干渉しないような所要長さとされている。
そして、メツキ液回収タンク98とメツキタン
ク90の底部がポンプ501及び管502を通し
て接続されているとともに、メツキ液回収タンク
98とメツキタンク90の溢流槽部90aが管5
03を通して接続されている。メツキ槽部90b
は、チヤツク及びチヤツク解除が行われるときは
ポンプ501が停止することにより液面が下つて
溢流槽部90aと等しくなつている。
〈発明の効果〉 以上説明してきたように、本発明は、 先端にチヤツク部材を有し互いに対向しており
一方がモーターで回転されるようになつている一
対のスピンドルと、各スピンドルに摺動可能に被
嵌する保護キヤツプとからなるロールチヤツク・
回転手段10を具備し、このロールチヤツク・回
転手段10により被処理ロールを水平に両端支持
し回転して処理液に浸漬しまたは処理剤を吹付け
ロール表面に所要表面処理を施す表面処理装置に
おいて、 上記ロールチヤツク・回転手段10は、上記各
スピンドルを支持している一対のアームが駆動手
段により互いに接近・離隔自在であるスピンドル
支持機構を有しており、上記モーターと接続され
ない側の保護キヤツプは接続された保護キヤツプ
側へばねで付勢されており、上記各チヤツク部材
は、上記被処理ロール端部の軸孔または軸部に嵌
合する係合部を有しチヤツク時のチヤツク反力で
同側の上記保護キヤツプの内方まで移動自在とな
るように上記スピンドルに対してばねで付勢され
ているので、 単一の駆動手段で一対のスピンドルが接近・離
隔自在であり、一対のスピンドルを接近するよう
に駆動していくだけでスピンドル先端のチヤツク
部材が被処理ロールをチヤツクした後も引続き保
護キヤツプが被処理ロールの両端をシールしてス
ピンドルの移動が停止する特殊構造であり、もつ
て、構造及び操作を簡素化できてチヤツク不良ま
たはシール不良となるということもなく、さらに
チヤツク完了の際のスピンドルのチヤツク移動停
止をセンサーにより容易になし得る構造であり、
初期の目的が達成できる。
また本発明の表面処理装置によれば、被処理ロ
ールが、ばねの弾発力を持つた一対のチヤツクに
よりチヤツク状態をロール回転中に弛まることな
く両端弾持されるとともに、ばねの弾発力を持つ
た一対の保護キヤツプによりチヤツクが保護キヤ
ツプの内側に隠蔽され、チヤツク及び被処理ロー
ルの端部軸孔を処理液や処理剤から保護できるこ
とになり、しかも、チヤツクと保護キヤツプとは
各別のばねにより相互独立して付勢されるからチ
ヤツクまたは保護キヤツプのいずれか一方により
他方の付勢力が弛んでしまうことがなく、また保
護キヤツプがロール端面に当接すると同時にスピ
ンドル軸方向移動を停止するのでなく保護キヤツ
プがばねを圧縮してシール機能を十分に高めた後
にスピンドル軸方向移動を停止する構造なので、
被処理ロール端部の軸孔または軸部にメツキ液が
かからないよう確実なシール機能が保たれ、保護
キヤツプの移動量をセンサするようにすれば、チ
ヤツク完了時のスピンドルの軸方向停止制御が容
易にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の表面処理装置を製版ロール用
現像装置として具体化した実施例にかかる一部断
面した正面図、第2図は第1図における−断
面図、第3図は本発明の表面処理装置を製版ロー
ル用メツキ装置として具体化した実施例にかかる
一部断面した正面図、第4図は第1図における
−断面図である。 R……被処理ロール、10……ロールチヤツ
ク・回転手段、11……スピンドル支持機構、1
2,13……スピンドル、14,15……チヤツ
ク部材、14a,15a……係合部、16,17
……保護キヤツプ、18……スピンドル回転手
段、19,20……アーム、291,292,2
93……ばね。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 先端にチヤツク部材を有し互いに対向してお
    り一方がモーターで回転されるようになつている
    一対のスピンドルと、各スピンドルに摺動可能に
    被嵌する保護キヤツプとからなるロールチヤツ
    ク・回転手段を具備し、このロールチヤツク・回
    転手段により被処理ロールを水平に両端支持し回
    転して処理液に浸漬しまたは処理剤を吹付けロー
    ル表面に所要表面処理を施す表面処理装置におい
    て、 上記ロールチヤツク・回転手段は、上記各スピ
    ンドルを支持している一対のアームが駆動手段に
    より互いに接近・離隔自在であるスピンドル支持
    機構を有しており、上記モーターと接続されない
    側の保護キヤツプは接続された保護キヤツプ側へ
    ばねで付勢されており、上記各チヤツク部材は、
    上記被処理ロール端部の軸孔または軸部に嵌合す
    る係合部を有しチヤツク時のチヤツク反力で同側
    の上記保護キヤツプの内方まで移動自在となるよ
    うに上記スピンドルに対してばねで付勢されてい
    ることを特徴とする表面処理装置。
JP14508683A 1983-08-10 1983-08-10 表面処理装置 Granted JPS6039164A (ja)

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