JP2697433B2 - 穴空き中空部材の化学処理方法 - Google Patents

穴空き中空部材の化学処理方法

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JP2697433B2
JP2697433B2 JP3328202A JP32820291A JP2697433B2 JP 2697433 B2 JP2697433 B2 JP 2697433B2 JP 3328202 A JP3328202 A JP 3328202A JP 32820291 A JP32820291 A JP 32820291A JP 2697433 B2 JP2697433 B2 JP 2697433B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築用資材若しくは電
気、精密機械部品又は装飾品等の各種の用途に利用でき
る内表面にのみ被覆膜を有する穴空き中空部材の化学処
理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内表面にのみ被覆膜を有する中空
部材は、外表面をマスキングゴムで密閉状態で覆い、そ
の状態で化学処理を行って、内表面に被覆膜を形成し、
そして水洗等の洗浄を行った後、前記マスキングゴムを
外して内表面にのみ所望の被覆膜を形成した中空部材を
製造していた。
【0003】しかし、中空部材に密閉状態でマスキング
ゴムを装着し、所定の処理を行った後にそれを外すとい
った作業は、人手によらなければならず手間がかかり、
量産化における最大の問題となっていた。更に、前述の
ようにマスキングゴムで中空部材の外表面を覆っても、
その表面にマスキングゴムを完全に密着させることがで
きず、そのため部分的に隙間が生じ、その隙間から処理
液が侵入して中空部材の外表面にも部分的に被覆膜が形
成されるといった不良品の発生が多かった。特に、少な
くとも一ヶ所に開口を有し、該開口以外にも側面等に穴
を有する穴空き中空部材の内表面のみに被覆膜を形成す
ることは困難である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が前述の状況に
鑑み、解決しようとするところは、少なくとも一ヶ所に
開口を有し、該開口以外にも側面等に穴を有する穴空き
中空部材の内表面にのみ完全に被覆膜を形成することが
可能であるとともに、量産化にも適した穴空き中空部材
の化学処理方法を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、少なくとも一ヶ所に開口を有し且つ該開口
より断面積の小さい穴を有する中空部材の内表面のみに
被覆膜を形成してなる穴空き中空部材の化学処理方法で
あって;前記中空部材の全表面に化学処理にて被覆膜を
形成する全表面被覆工程と;テーパ状側面を有する円錐
台形状の弾性支持具にて該テーパ状側面を前記開口の口
縁に密接して封鎖する開口閉塞工程と;前記中空部材の
開口を弾性支持具にて閉鎖した状態で、該弾性支持具に
形成した貫通孔から中空部材内部へ連続的に気体を送
込み、中空部材の内部圧力を高めるとともに、前記穴か
ら気体を噴出させる内部加圧工程と;前記中空部材内部
に気体を送りながら処理槽の処理液中に浸漬することに
より、内表面を除く外表面の前記被覆膜のみを除去する
処理液浸漬工程と;前記中空部材内部に気体を送りなが
ら処理槽から引き上げた後、洗浄槽の洗浄液に浸漬して
処理液を洗い流す洗浄工程と;前記洗浄槽から引き上げ
て、加圧を停止し、弾性支持具から中空部材を取り出す
加圧停止・取出工程と;よりなる穴空き中空部材の化学
処理方法を構成した。
【0006】
【作用】以上の如き内容からなる本発明の穴空き中空部
材の化学処理方法は、公知の方法にて中空部材の全表面
に被覆膜を形成した後、外表面の被覆膜のみ除去するも
のであるから、中空部材の内表面に形成された被覆膜は
完全であり、また中空部材の外表面の被覆膜のみを除去
する方法として、中空部材の開口を弾性支持具にて閉鎖
した状態で、該弾性支持具に形成した貫通孔から中空部
材の内部に空気を送り込んで、中空部材の内部の圧力を
高めるとともに、穴から空気を噴出させながら処理液中
に浸漬するものであるから、開口と弾性支持具との間及
び穴から処理液が中空部材の内部に侵入することを確実
に防止できるので、処理液によって内表面の被覆膜が除
去されることがないのである。また、中空部材を処理液
から引き上げて、洗浄液に浸漬する間中、中空部材の内
部に空気を送り続けているので、中空部材の外表面に付
着した処理液が内部に侵入することなく完全に洗い流す
ことが可能である。
【0007】このようにして得られた内表面のみに被覆
膜を有する穴空き中空部材は、外表面は素材そのものが
露出して、各種の用途に用いることが可能である。例え
ば、中空部材を導電体とし、被覆膜を絶縁体とした場合
には、中空内部に一方の部材を挿入して絶縁し、外表面
には他方の部材を電気的に接続することが可能となる。
また、機械部品とする場合には、被覆膜を摺動性の高い
素材で形成し、内部に挿入した軸体の回転及び軸方向摺
動に対する軸受としての利用が可能である。また、内面
にネジを形成した場合には、該ネジ部に中空部材の素材
より硬度の低い素材で被覆膜を形成することにより、該
被覆膜がカジリ防止の作用を有するのである。
【0008】
【実施例】次に添付図面に示した実施例に基づき更に本
発明の詳細を説明する。
【0009】図1に示した穴空き中空部材1は、両端に
開口5,5を有するとともに、側面に該開口5の断面積
より小さい穴6を有する筒状の中空基材2の内表面3に
のみ被覆膜4を形成したものである。この場合、内表面
3は穴6の内表面を含んでも含まなくてもよく、図示し
たものは内表面3は穴6の内表面をも含んだ例を示して
いる。
【0010】そして、図2に示した穴空き中空部材1
は、一端に開口5を有し、他端は底面7で閉鎖されてい
るとともに、側面に前記開口5の断面積より小さい穴6
を有する有底筒状の中空基材2の内表面3にのみ被覆膜
4を形成したものである。この場合、内表面3は、勿
論、底面7をも含むものであり、穴6の内表面は前記同
様である。
【0011】本発明に係る穴空き中空部材1の用途は特
に限定されず、建築用資材若しくは電気、精密機械部品
又は装飾品等の各種の用途に利用できるのである。ま
た、中空基材2の材質及び凹凸形状も特に限定されない
が、本実施例では単純なステンレス製の筒体を想定して
いる。
【0012】以下に、穴6を有する筒状の中空基材2の
内表面3にのみ被覆膜4を形成した穴空き中空部材1の
製法を説明する。前記中空基材2は、予め図示しない処
理槽内に浸漬して、従来通りの化学的若しくは電気化学
的な処理でその全表面に被覆膜4を形成しておき、この
化学処理を行った後、以下に示す方法にて化学処理する
のである。
【0013】先ず、図3は、図1に示した穴空き中空部
材1の製法の一部を示している。上下に間隔を隔てて配
置したステンレス製の上板8と下板9の対向位置に取付
孔10,11をそれぞれ形成し、上板8の取付孔10に
ゴム製の弾性支持具12を嵌着するとともに、下板9の
取付孔11に同様なゴム製の弾性支持具13を嵌着して
支持ユニットAを構成している。前記弾性支持具12
は、上板8の下面より突出した部分が円錐台形状を有
し、該テーパ状側面14が中空基材2の上端開口5の口
縁に密接可能となしている。一方、前記弾性支持具13
は、下板9の上面より突出した部分が円錐形状を有し、
該テーパ状側面15が中空基材2の下端開口5の口縁に
密接可能となしている。ここで、前記上板8と下板9に
は、複数の弾性支持具12,13を上下に対設して、複
数の中空基材2,…を同時に支持できるようになしてい
る。このように支持ユニットAに装着した中空基材2
を、該ユニットごと処理槽16内に満たした処理液17
に浸漬し、外表面18に形成された被覆膜4と処理液1
7との化学的若しくは電気化学的な反応によって該被覆
膜4を処理液17内に溶出させて除去するのである。
【0014】この場合において、全表面に被覆膜4を形
成した中空基材2は、前記上板8と下板9に設けた上下
の弾性支持具12,13間に挟み込んで装着するが、上
方の弾性支持具12には上下端面に連続した貫通孔19
を形成するとともに、上板8の上部は中空のカバー20
で気密状態で覆われて、該上板8の上面とカバー20と
でバッファタンク21を構成している。そして、該カバ
ー20の上面中央部には導入口22を形成し、該導入口
22に接続した可撓性のパイプ23から圧縮気体、例え
ば圧縮空気をバッファタンク21内に導すると、前記貫
通孔19を通して中空基材2の内部に気体が流入し、そ
して中空基材2の側面の穴6から連続的に気体が噴出す
るのである。
【0015】そして、前記支持ユニットAの上下の弾性
支持具12,13間に、予め全表面に被覆膜4を形成し
た中空基材2の上下端の開口5,5を挟み込んで、中空
基材2の穴6から気体を連続的に噴出させた状態で、該
支持ユニットAごと処理槽16に満たした処理液17中
に浸漬し、外表面18に形成された被覆膜4のみを除去
するのである。この際、処理液17が穴6を通して中空
基材2の内部に侵入しない程度の十分な噴出量を確保す
る必要がある。これは、バッファタンク21内に導入す
る気体の流量を調節してバッファタンク21内の圧力を
常に所定圧力に調節することによって行える。気体を中
空基材2の穴6から連続的に噴出させるのは、少なくと
も中空基材2を処理液17に浸漬する前から、処理液1
7に浸漬して被覆膜4の除去が完了し、引き上げる一連
の工程が終了するまで必要である。
【0016】更に、本発明に係る内表面3にのみ被覆膜
4を有する中空部材1を製造するための装置及び方法に
ついて詳説する。図4及び図5はその製造装置を示し、
前記支持ユニットAは、横方向へ移動可能な架台Bに上
下移動可能に取付けられている。前記架台Bの移動方向
に沿った前面には前記処理槽16と単又は複数の洗浄槽
24が並設されている。本実施例では水を満たした洗浄
槽24を一つだけ示している。前記架台Bは、下端に車
輪25,…を有するベースフレーム26の上面に、支持
フレーム27を立設し、該支持フレーム27の天板28
とベースフレーム26間に前記支持ユニットAの上下駆
動機構29が設けられ、また支持ユニットAには上板8
と下板9の間隔を変更して中空基材2を着脱し得る着脱
機構30が設けられている。
【0017】前記上下駆動機構29は、両側に案内杆3
1,31を立設し、中間に螺軸32を定位置回動可能に
立設し、天板28から突出した該螺軸32の上端と、天
板28上に固定したモータ33とを、プーリとベルト又
はスプロケットとチェーン等からなる回転力伝達手段3
4で連係し、支持ユニットAを構成する側面視逆L字形
のアーム35の基部を前記案内杆31,31にスライド
可能に挿通するとともに、該アーム35の基部に形成し
た螺孔36を螺軸32に螺合し、モータ33を回転させ
ることによって、螺軸32を回転させ、該螺軸32に螺
台したアーム35が上下移動するものである。
【0018】前記着脱機構30は、前記アーム35の下
方へ延びた両側板37,37の下端間に下板9を略水平
に固定するとともに、両側板37,37間に配した移動
体38の下端に上板8及びバッファタンク21を設け、
そして該移動体38の上端に、アーム35の上面に固定
した油圧シリンダー39の下方へ延びたピストンロッド
40の下端を固定し、油圧シリンダー39を作動させる
ことによって、移動体38を上下に移動させ、もって上
板8と下板9の間隔を変更するものである。
【0019】前記上下駆動機構29と着脱機構30は、
前述の構造に限らず、各種の公知の機構、例えばラック
とピニオン等の回転運動を直線運動に変換する機構、ベ
ルト駆動機構等を採用し得る。また、図4中に41とし
て示したものはコンプレッサーである。該コンプレッサ
ー41には、前記パイプ23が連結されている。
【0020】図1に示した穴空き中空部材1を製造する
には、図4に示すように先ず、全表面被覆工程にて中空
基材2の全表面に被覆膜4を形成し、それから支持ユニ
ットAの油圧シリンダー39を作動させて移動体38を
下動させて上板8と下板9に設けた弾性支持具12,1
3間に中空基材2を挟み込み開口5,5を密閉する。こ
れが開口閉塞工程である。そして、前記コンプレッサー
41を作動させて、バッファタンク21内及び中空基材
2の内部を加圧し、該中空基材2の穴6から気体を噴出
させた状態を維持する。これが内部加圧工程である。次
に、中空基材2の穴6から気体を噴出させながら上下駆
動機構29を作動させて支持ユニットAを下動させ、少
なくとも該ユニットに装着した中空基材2が処理液17
に浸漬するまで移動させ、中空基材2の外表面18に形
成された被覆膜4を除去する。これが処理液浸漬工程で
ある。それから、穴6から気体を噴出させながらモータ
33を逆回転し上下駆動機構29を作動させ、支持ユニ
ットAを上動させて処理槽16から引き上げ、架台Bを
前面に洗浄槽24が位置するまで横移動させ、そして前
述の如く再度支持ユニットAを下動させて、中空基材2
を洗浄槽24に浸漬して、完全に処理液17を洗い流
す。これが洗浄工程である。最後に、上下駆動機構29
を作動させて支持ユニットAを上動させて洗浄槽24か
ら引き上げた後、コンプレッサー41による加圧を停止
し、更に着脱機構30の油圧シリンダー39を作動させ
て上板8と下板9の間隔を広げ、一連の処理が終了した
中空基材2、即ち内表面3にのみ被覆膜4を形成した中
空部材1を取り出すのである。これが加圧停止・取出工
程である。尚、コンプレッサー41による中空基材2の
内部の加圧は、処理液浸漬工程が終了すると停止させる
ことができるが、中空基材2の外表面18に付着した処
理液17が穴6から内部に侵入する恐れもあるので、洗
浄工程が終了するまで加圧は停止しない方が好ましい。
【0021】尚、前記被覆膜4を銀(Ag)の薄膜とし
た場合には、処理液17を硝酸(HNO)とする。
【0022】
【発明の効果】以上にしてなる本発明の穴空き中空部材
の化学処理方法によれば、公知の方法にて中空部材の全
表面に被覆膜を形成した後、外表面の被覆膜のみ除去す
るものであるから、中空部材の内表面に形成された被覆
膜は完全であり、また中空部材の外表面の被覆膜のみを
除去する方法として、中空部材の開口を弾性支持具にて
閉鎖した状態で、該弾性支持具に形成した貫通孔から中
空部材の内部に空気を送り込んで、中空部材の内部の圧
力を高めるとともに、穴から空気を噴出させながら処理
液中に浸漬するものであるから、開口と弾性支持具との
間及び穴から処理液が中空部材の内部に侵入することを
確実に防止できるので、処理液によって内表面の被覆膜
が除去されることがないのである。また、中空部材を処
理液から引き上げて、洗浄液に浸漬する間中、中空部材
の内部に空気を送り続けているので、中空部材の外表面
に付着した処理液が内部に侵入することなく完全に洗い
流すことができる。従って、中空部材の内表面に形成さ
れる被覆膜は部分的な欠陥も全く存在しないのである。
加えて、従来は穴空き中空部材の内表面にのみ被覆膜を
形成する量産化に適した処理方法が存在しなかったが、
本発明によりそれを提供できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】穴空き中空部材の断面図
【図2】底面を有する穴空き中空部材の断面図
【図3】図1の中空部材の処理装置の要部を示す断面図
【図4】装置全体の概略を示す部分縦断側面図
【図5】同じく簡略平面図
【図6】穴空き中空部材の処理工程を示すブロック図
【符号の説明】
A 支持ユニット B 架台 1 中空部材 2 中空基材 3 内表面 4 被覆膜 5 開口 6 穴 7 底面 8 上板 9 下板 10 取付孔 11 取付孔 12 弾性支持具 13 弾性支持具 14 テーパ状側面 15 テーパ状側面 16 処理槽 17 処理液 18 外表面 19 貫通孔 20 カバー 21 バッファタンク 22 導入口 23 パイプ 24 洗浄槽 25 車輪 26 ベースフレー
ム 27 支持フレーム 28 天板 29 上下駆動機構 30 着脱機構 31 案内杆 32 螺軸 33 モータ 34 回転力伝達手
段 35 アーム 36 螺孔 37 側板 38 移動体 39 油圧シリンダー 40 ピストンロッ
ド 41 コンプレッサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C25D 7/04 C25D 7/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一ヶ所に開口を有し且つ該開
    口より断面積の小さい穴を有する中空部材の内表面のみ
    に被覆膜を形成してなる穴空き中空部材の化学処理方法
    であって、 前記中空部材の全表面に化学処理にて被覆膜を形成する
    全表面被覆工程と、 テーパ状側面を有する円錐台形状の弾性支持具にて該テ
    ーパ状側面を前記開口の口縁に密接して封鎖する開口閉
    塞工程と、前記中空部材の開口を弾性支持具にて閉鎖した状態で、
    弾性支持具に形成した貫通孔から中空部材内部へ連続
    的に気体を送り込み、中空部材の内部圧力を高めるとと
    もに、前記穴から気体を噴出させる内部加圧工程と、 前記中空部材内部に気体を送りながら処理槽の処理液中
    に浸漬することにより、内表面を除く外表面の前記被覆
    膜のみを除去する処理液浸漬工程と、 前記中空部材内部に気体を送りながら処理槽から引き上
    げた後、洗浄槽の洗浄液に浸漬して処理液を洗い流す洗
    浄工程と、 前記洗浄槽から引き上げて、加圧を停止し、弾性支持具
    から中空部材を取り出す加圧停止・取出工程と、 よりなることを特徴とする穴空き中空部材の化学処理方
    法。
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