JPH0443465Y2 - - Google Patents

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JPH0443465Y2
JPH0443465Y2 JP3145388U JP3145388U JPH0443465Y2 JP H0443465 Y2 JPH0443465 Y2 JP H0443465Y2 JP 3145388 U JP3145388 U JP 3145388U JP 3145388 U JP3145388 U JP 3145388U JP H0443465 Y2 JPH0443465 Y2 JP H0443465Y2
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JP
Japan
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clothes
box
hanger
cardboard box
fixing
Prior art date
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JP3145388U
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JPH01134015U (ja
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  • Cartons (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Package Frames And Binding Bands (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はハンガーに掛けた複数着例えば5〜
6着の洋服を上下方向の向きを交互に変えて重ね
合せの状態に収納包装する洋服輸送箱に関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来から紳士もの、婦人ものを問わず洋服の輸
送ならびに保管については、例外を除いて洋服本
来の形状を維持し、畳みじわをはじめ各種のしわ
を防止するため、洋服着用の状態に近いハンガー
吊下げの形が理想とされている。
しかしながら、紳士もの等の洋服をハンガー掛
けのまま保管とくに輸送する場合は、ハンガー車
など特殊な装置によるものを除いて、ダンボール
箱などの輸送箱(パツケージ)に重ね合せの状態
に収納して輸送するのが、コスト面・能率面から
普通に行なわれていることである。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記従来の洋服輸送箱は、一着一着の洋服ごと
に形状を損なわず維持するためには、箱内部に洋
服を吊すことができるハンガーバーを装着した縦
長の特殊箱とするか、或いは各洋服をそれぞれ当
て紙などで固定し、更に洋服の形状保持のため
個々に固有の箱を内装するなど特殊加工を必要と
し、大量の洋服輸送には莫大のコストを要する
上、輸送箱を横に置いたり重ねたりすることがで
きず輸送上非能率であり、しかもしわ防止の目的
を達成することができず、高コストを要するにも
拘らず、とくに麻、絹、綿などの天然繊維による
洋服の商品価値を損うことが多かつた。
この考案の目的は最も能率的な通常のダンボー
ル箱による包装形態をとりながら、前記従来のよ
うな問題点を解消し、低コストで大量の洋服輸送
をしわのできない状態で簡便且つ能率よく行なう
ことができるようにした画期的な洋服輸送箱を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記の目的を達成するために、この考案の洋服
輸送箱は開口部に折目線a〜dから内方に折曲げ
可能なフラツプ蓋1a〜1dを有する横長大箱形
状のダンボール箱1と、両端底板3,4の中央に
洋服Sの形状維持機能とクツシヨン機能を有する
底上部分5を設け該中央底上部分5に底上部両側
から長く延出する洋服横ずれ防止用の中央結束紐
8を取付けると共に両端底板3,4の端部に重ね
収納洋服Sのハンガーフツク部fを結束可能な紐
長さを有する両端結束紐9,10を取付けた前記
ダンボール箱1の内底部に位置決め嵌合されるハ
ンガー商品固定用安定台紙2と、前記ダンボール
箱1の少なくとも2つの対角内コーナー部分に配
置され箱フラツプ蓋1a〜1dの閉合封緘時にハ
ンガー商品固定用安定台紙2の両端底板3,4の
隅角部を浮き上がらないように押え付ける前記ダ
ンボール箱1の深さに対応した柱長さを有する複
数個のコーナー柱部材11,12とを具備する構
成とした。
〔作用〕
前記構成の洋服輸送箱はハンガーHに掛けた複
数着の洋服Sを上下方向の向きを交互に変えて重
ね合せの状態に収納包装するものであつて、この
包装に際して重ね合せの状態に収納された洋服S
の胴部を台紙中央結束紐8の結束により横ずれし
ないように固定し、且つ前記洋服Sのハンガーフ
ツク部fを台紙両端結束紐9,10の結束により
動かないように固定する。
ハンガー商品固定用安定台紙2は本考案の目的
である洋服Sのしわ防止ならびに形状保持の大き
な役割を果たすもので、この台紙両端底板3,4
の上にハンガーフツク部fを両端結束紐9,10
で結束固定することにより、輸送中の商品(洋服
S)の片寄りなどの動きを完全に防止すると共
に、台紙中央底上部分5はハンガーHおよび洋服
肩パツトによる洋服重ね厚さの不均衡を是正する
機能とクツシヨン作用を有し、中央結束紐8を結
束することにより重ね収納洋服Sの横ずれ防止機
能を果たしている。
また、前記ダンボール箱1の対角内コーナー部
分に配置される複数個のコーナー柱部材11,1
2は、洋服肩部分の上部の安定性と外側ダンボー
ル箱1の内部補強作用を果たすと同時に、ハンガ
ー商品固定用安定台紙2のダンボール箱1底壁面
からの浮き上がり防止作用およびダンボール箱1
が天地反対に置かれた場合のハンガー商品固定用
安定台紙2の落下抑止作用を果たしている。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を図面に従い具体的に
説明すると、この洋服輸送箱はハンガーHに掛け
た複数着例えば5〜6着の洋服Sを上下方向の向
きを交互に変えて重ね合せの状態に収納包装する
ものであつて、開口部に折目線a〜dから内方に
折曲げ可能なフラツプ蓋1a〜1dを有する例え
ば長さ1050mm、幅500mm、深さ250mm位の横長大箱
形状をなすダンボール箱1と、このダンボール箱
1の内底部に位置決め嵌合されるハンガー商品固
定用安定台紙2と、前記ダンボール箱1の対角内
コーナー部分に配置される少なくとも2つのコー
ナー柱部材11,12とから構成される。
前記ハンガー商品固定用安定台紙2は洋服Sの
ハンガー掛け形態を固定維持し、洋服Sのしわ、
片寄り、圧迫を完全に防ぎ、しかも袋入り折畳み
商品(図示せず)などを底上部内側に収容するこ
とも可能なもので、ダンボール平板を第2図のよ
うな形状に裁断加工して、ダンボール箱1の底壁
面上に接合される例えば500×250mm位の大きさに
設定された両端底板3,4と、この両端底板3,
4の中央に傾斜折曲部3a,4a(30〜60度、通
常は45度の底上角度で折曲される)を介して連設
された洋服Sの形状維持機能とクツシヨン機能を
有する例えば500×400mm程度の大きさで底上高さ
40mm程度の底上部分5と、この中央底上部分5を
支持する底上両側舌片6,7とを形成した構成と
されている。
そして、このハンガー商品固定用安定台紙2の
中央底上部分5には両側舌片6,7の孔6a,7
aを通して底上部両側から長く延出する洋服横ず
れ防止用の帯紐またはこれに類似する太糸などの
中央結束紐8を取付け、また前記両端底板3,4
の端部には重ね収納洋服Sのハンガーフツク部f
を結束可能な紐長さを有する帯紐またはこれに類
似する太糸などの両端結束紐9,10を底板端部
孔3b,4bを通して取付けている。なお、前記
台紙2の中央底上部分5には中央2箇所に覗き穴
5a,5bを設けて、底上部分5の下側内部空間
を利用して袋入れ折畳み商品(図示せず)を収容
した時に、その存在がダンボール箱1の開梱時に
上部より確認できるようにしている。
前記ダンボール箱1の少なくとも2つの対角内
コーナー部分に配置される複数個のコーナー柱部
材11,12は、ダンボール箱1の深さに対応し
た柱長さ例えば245mm位の柱長さを有する厚紙製
の三角筒柱、四角筒柱、円筒筒柱など(図示例は
三角筒柱を示している)で形成され、前記箱フラ
ツプ蓋1a〜1dを閉じ図示しない粘着テープな
どで封止した封緘包装完了時において、洋服肩部
分の上部の安定性と外側ダンボール箱1の内部補
強作用を果たすと同時に、ハンガー商品固定用安
定台紙2のダンボール箱1底壁面からの浮き上が
り防止作用およびダンボール箱1が天地反対に置
かれた場合のハンガー商品固定用安定台紙2の落
下抑止作用を果たすようになつている。なお、こ
のコーナー柱部材11,12は発泡ウレタン等で
形成した中実の軽量柱であつてもよく、又その数
についても3個あるいは4個にすることが可能で
ある。
〔考案の効果〕
この考案の洋服輸送箱は、前記のような構成の
ものであるから、最も能率的な洋服輸送が可能な
通常のダンボール箱1による包装形態をとりなが
ら、このダンボール箱1の内底部に組み込んだ特
殊形状のハンガー商品固定用安定台紙2と、この
台紙2に取付けた中央結束紐8および両端結束紐
9,10と、前記ダンボール箱1の対角内コーナ
ー部分に配設される複数個のコーナー柱部材1
1,12により、ハンガー掛け商品である重ね収
納洋服Sの縦・横の片寄り移動および商品間の圧
迫を緩和して、大量の洋服輸送を低コストで且つ
しわのできない状態で簡便にしかも能率よく行な
うことができるなど優れた実用上の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による洋服輸送箱を
ハンガーに掛けた洋服と関連させて示した開蓋状
態の斜視図、第2図は結束紐を備えたハンガー商
品固定用安定台紙の展開平面図、第3図は第1図
の中央縦断面図、第4図は前記輸送箱を開蓋部上
方から見た洋服収納状態の斜視図である。 H……ハンガー、h……ハンガーフツク部、S
……ハンガーに掛けた洋服、1……ダンボール
箱、1a〜1d……フラツプ蓋、a〜d……フラ
ツプ蓋の折目線、2……ハンガー商品固定用安定
台紙、3,4……台紙両端底板、5……台紙中央
底上部分、8……中央結束紐、9,10……両端
結束紐、11,12……コーナー柱部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハンガーに掛けた複数着の洋服を上下方向の向
    きを交互に変えて重ね合せの状態に収納包装する
    洋服輸送箱であつて、開口部に折目線から内方に
    折曲げ可能なフラツプ蓋を有する横長大箱形状の
    ダンボール箱と、両端底板の中央に洋服の形状維
    持機能とクツシヨン機能を有する底上部分を設け
    該中央底上部分に底上部両側から長く延出する洋
    服横ずれ防止用の中央結束紐を取付けると共に両
    端底板の端部に重ね収納洋服のハンガーフツク部
    を結束可能な紐長さを有する両端結束紐を取付け
    た前記ダンボール箱の内底部に位置決め嵌合され
    るハンガー商品固定用安定台紙と、前記ダンボー
    ル箱の少なくとも2つの対角内コーナー部分に配
    置され箱フラツプ蓋の閉合封緘時にハンガー商品
    固定用安定台紙の両端底板隅角部を浮き上がらな
    いように押え付ける前記ダンボール箱の深さに対
    応した柱長さを有する複数個のコーナー柱部材と
    を具備してなる洋服の輸送箱。
JP3145388U 1988-03-09 1988-03-09 Expired JPH0443465Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3145388U JPH0443465Y2 (ja) 1988-03-09 1988-03-09

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JP3145388U JPH0443465Y2 (ja) 1988-03-09 1988-03-09

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JPH01134015U JPH01134015U (ja) 1989-09-12
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JP3145388U Expired JPH0443465Y2 (ja) 1988-03-09 1988-03-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6968002B2 (ja) * 2018-03-02 2021-11-17 三菱商事ファッション株式会社 衣類移送方法、衣類梱包体製造方法、衣類梱包体及び紙製ハンガー

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Publication number Publication date
JPH01134015U (ja) 1989-09-12

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