JPH0443455Y2 - - Google Patents

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JPH0443455Y2
JPH0443455Y2 JP3130687U JP3130687U JPH0443455Y2 JP H0443455 Y2 JPH0443455 Y2 JP H0443455Y2 JP 3130687 U JP3130687 U JP 3130687U JP 3130687 U JP3130687 U JP 3130687U JP H0443455 Y2 JPH0443455 Y2 JP H0443455Y2
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JP
Japan
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label
peeling
mount
plate
suction
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JP3130687U
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JPS63141113U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、台紙に貼着されているラベルを、
台紙から剥離する装置に関する。
<従来技術> 従来、上記のラベル剥離装置としては、例えば
特開昭61−47333号公報に開示されているような
ものがある。これは、ラベルの貼付けられた台紙
を剥離板により鋭角に折り曲げることによりラベ
ルを台紙から剥離する剥離部と、この剥離部の前
方に位置し、剥離部により剥離されたラベルを一
時的に吸引し、所定のタイミングで圧搾空気を吹
付け、ラベルを吹き飛ばす吸引吹付部と、剥離板
と吸引吹付部との間に位置する押圧部を有し、こ
の押圧部で吸引吹付部に一時的に吸引されたラベ
ルの後端部を押圧する剥離補助部材を具備するこ
とを特徴とするものである。
<考案が解決しようとする問題点> このラベル剥離装置は、剥離板により台紙から
剥離されて前方へ送られてくるラベルを、吸引吹
付部で吸引し、ラベルの後端部のみが台紙に貼着
されている状態となつたとき、押圧部によつてラ
ベルの後端部を押して、ラベルと台紙とを完全に
分離し、この状態でラベルを吸引吹付部によつて
吹き飛ばして、物品の所定位置にこのラベルを貼
付けるものである。
しかし、押圧部によつてラベルの後端部を押し
たとき、ラベルの後端部と台紙との貼着が比較的
強固であると、ラベルの後端部が台紙から分離せ
ず、逆にラベルが台紙側に引張られることがあつ
た。このように引張られた状態でラベルを物品に
向つて吹き飛ばすと、ラベルが物品の所定位置と
はずれた位置に貼着されるという問題点があつ
た。
<問題点を解決するための手段> 上記の問題点を解決するため、この考案は、上
述した従来のものと同様に、ラベルを貼着した台
紙を剥離板により鋭角に曲げて、台紙よりラベル
を剥離して前方に送る剥離部と、この剥離部の前
方に剥離板とほぼ同一高さ位置に吸着面を有し、
この吸着面に剥離されて送られてきたラベルを吸
着すると共に、吸着されたラベルを吸着力より強
い吹付力で吹付ける吸着吹付部を有している。
そして、この考案では、ラベルが吸着されてい
る状態において、剥離板を上方に回動させる駆動
部を設ける。
<作用・効果> この考案によれば、台紙からラベルが剥離され
て、前方へ送られると、従来のものと同様に、吸
引吹付部の吸着面にラベルが吸着される。そし
て、ラベルの送りが停止された時、ラベルの後端
部と台紙とが接着しているが、駆動部が剥離板を
上方へ回動させる。これによつて、剥離板の先端
部が接触している台紙の部分も剥離板と共に上方
へ回動する。これによつて、ラベルから台紙が引
き剥された状態となる。よつて、ラベルと台紙と
は完全に分離される。このとき、台紙が移動する
が、ラベルは吸着されている位置から動くことは
ない。よつて、この後に吸着吹付部がラベルを物
品に吹き付けても、その貼着位置は 予め定めた
位置からはずれていない。
<実施例> この実施例のラベル剥離装置は、第2図に示す
ようなラベルプリンタ内に装備されている。同図
において、2は本体カバーで、このカバー2内に
は、ラベルロール4、サーマルヘツド6、プラテ
ンローラ8、剥離板10、ラベル送りローラ1
2、ピンチローラ14及び台紙巻取りリール16
が設けられている。ラベルロール4は、台紙18
上に所定間隔ごとに感熱ラベル20を剥離可能に
貼着して巻回したもので、ラベル送りローラ12
を駆動モータ(図示せず)で回転させることによ
つて、ラベルロール4より送り出された台紙18
上のラベル20は、プラテンローラ8上において
サーマルヘツド6によつて印字がなされる。ラベ
ルロール4には適当なブレーキ力がかけてあるの
で、ラベル送りローラ12の回転によつて台紙1
8が巻き取りリール16に巻き取られる際に、台
紙18は緊張状態にあり、台紙18が緊張状態で
あることと剥離板10によつて鋭角に曲げられて
いることとによつて、印字ずみのラベル20は台
紙18から剥離されて、前方に送り出される。
剥離板10の上面とほぼ同一高さの前方には吸
着金具22が設けられている。この吸着金具22
は、第3図aに示すように複数の長孔23が穿設
されており、この吸着金具22の先端部には第3
図bに示すようにラベルストツパ24が設けられ
ている。この吸着金具22は、第2図に示すよう
に吸着吹付部本体26内に結合されている。この
本体26にはフアン28が設けられており、この
フアン28の回転によつて本体26内は負圧に維
持されている。このように本体26内が負圧にさ
れていることによつて、剥離されて送られてきた
ラベル20は吸着金具22に吸着されている。吸
着吹付部本体26内には、第3図aに示すように
各長孔23から圧搾空気を下方へ噴射するように
ノズル30が設けられている。これらノズルは電
磁開閉弁(図示せず)を介して圧搾空気源(図示
せず)に接続されている。従つて、吸着金具22
にラベル20が吸着されている状態で、電磁開閉
弁を開いて、ノズル30に圧搾空気を供給する
と、ラベル20は第1図に示すように下方へ吹き
飛ばされ、下方に配置されている物品31の所定
位置にラベル20が貼着される。以上の構成は従
来公知のものである。
この考案の特徴は、剥離板10の取付構造にあ
る。第4図に示すように剥離板10の両端部は、
プラテンローラ8の軸32に回動自在に結合され
ている。34,36は本体2の側板で、軸32を
軸受している。
剥離板10の一端部には、第1図に示すように
剥離板10が水平面に対して鋭角をなす状態で、
垂直に回動レバー38が固着されている。この回
動レバー38の先端はリンク40を介してソレノ
イド42の軸44に結合されている。このソレノ
イド42は第4図に示すように側板36の外方側
に設けられている。また回動レバー38にはスプ
リング46も設けられており、回動レバー38を
ソレノイド42とは反対側に牽引しているがスト
ツパ48によつてソレノイド42とは反対側への
回動を阻止されている。なお、第4図では図面の
簡略化のためサーマルヘツド6は省略してある。
次に、この装置の動作について説明する。今、
第1図に示すようにサーマルヘツド6によつてラ
ベル20に印字がなされ、ラベル送りローラ12
の回転によつて台紙18が送られると共に、剥離
板10によつてラベル20が台紙18から剥離さ
れて、前方へ送られ、吸着金具22にラベル20
が吸着されているとする。この状態では、ラベル
20の後端部は、剥離板10の先端部に載つてお
り、台紙18の送りは停止されている。
この状態で、ソレノイド42を励磁すると、軸
44が吸引され、レバー38がスプリング36の
作用力に抗しながら、時計方向に回動する。これ
につれて、剥離板10も時計方向に回動し、剥離
板10の先端部が接触している台紙18の部分も
回動する。このとき、、ラベル20は吸着金具2
2によつて吸着されているので移動せず、ラベル
20と台紙18とは徐々に分離されていく(第5
図参照)。そして、ソレノイド42の軸44が完
全に吸引されたとき、ラベル20と台紙18とは
完全に分離される(第6図参照)。このとき、ラ
ベル20は台紙18側には移動していない。そし
て、ノズル30に圧搾空気を供給して、ラベル2
0を吹き飛ばすが、ラベル20は移動していない
ので、物品の所定位置にラベル20を貼着でき
る。その後、ソレノイド42を消磁すると、スプ
リング36の作用力によつて剥離板10、レバー
38等は第1図に示した状態に戻る。
以上のように、この実施例では、剥離板10の
回動によつて台紙18とラベル20とを分離して
いるので、ラベル20の位置がずれることはな
く、ラベルを吹き飛ばして、物品の所定位置に貼
着しても、その貼着位置がずれることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるラベル剥離装置の1実
施例の要部の部分省略側面図、第2図は同実施例
の縦断側面図、第3図aは同実施例の吸着金具の
底面図、第3図bは同実施例の吸着金具の側面
図、第4図は同実施例の要部の部分省略平面図、
第5図及び第6図はそれぞれ同実施例の要部の動
作状態を示す部分省略側面図である。 10……剥離板、18……台紙、20……ラベ
ル、22……吸着金具、42……ソレノイド(駆
動部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ラベルを貼着した台紙を剥離板により鋭角に曲
    げて上記台紙より上記ラベルを剥離して前方へ送
    る剥離部と、この剥離部の前方に上記剥離板とほ
    ぼ同一高さ位置に吸着面を有しこの吸着面に上記
    剥離された上記ラベルを吸着すると共に吸着され
    たラベルを吸着力より強い吹付力で吹付ける吸着
    吹付部とを、有し、上記ラベルが吸着されている
    状態において上記剥離板を上方に回動させる駆動
    部を設けたことを特徴とするラベル剥離装置。
JP3130687U 1987-03-04 1987-03-04 Expired JPH0443455Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3130687U JPH0443455Y2 (ja) 1987-03-04 1987-03-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3130687U JPH0443455Y2 (ja) 1987-03-04 1987-03-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63141113U JPS63141113U (ja) 1988-09-16
JPH0443455Y2 true JPH0443455Y2 (ja) 1992-10-14

Family

ID=30836919

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3130687U Expired JPH0443455Y2 (ja) 1987-03-04 1987-03-04

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JPS63141113U (ja) 1988-09-16

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