JPH0443387Y2 - - Google Patents

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JPH0443387Y2
JPH0443387Y2 JP1985042620U JP4262085U JPH0443387Y2 JP H0443387 Y2 JPH0443387 Y2 JP H0443387Y2 JP 1985042620 U JP1985042620 U JP 1985042620U JP 4262085 U JP4262085 U JP 4262085U JP H0443387 Y2 JPH0443387 Y2 JP H0443387Y2
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joint
trolley wire
insulated trolley
joints
conductor
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JP1985042620U
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JPS61158518U (ja
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  • Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、ホイストやクレーン等の搬送機器
に移動しながら電気を供給する絶縁トロリーシス
テムにおいて、絶縁トロリー線の端部を相互に接
続する絶縁トロリー線接続装置に関するものであ
る。
〔背景技術〕
第5図ないし第7図に従来例を示す。図におい
て、10は搬送機器の断面I形の走行レールであ
り、走行レール10の側面に、絶縁トロリー線本
体12がハンガ14にて取付けられている。ま
た、絶縁トロリー線本体12の両端は、エンドキ
ヤツプ16にて閉塞されている。さらに、給電線
18によつて、端部から絶縁トロリー線本体12
に電気が供給されている。20は、絶縁トロリー
線本体12に挿着し走行しながら集電し、搬送機
器に電気を供給する集電アームであり、また22
はリード線である。
第6図および第7図は、絶縁トロリー線本体1
2の接続部分の構造を示したものである。図にお
いて、24,24′は、一対の絶縁トロリー線本
体12,12′の各々の先端から互いに対峙して
露出した3本の導体である。また、絶縁トロリー
線本体12,12′の下面は長手方向に延びて開
口しており、各導体24,24′の下面も露出し
ている。一対の絶縁トロリー線本体12,12′
の接続は、断面形状リツプ溝形の導電性の継手2
6の内部に、両側から対峙する一対の導体24,
24′を挿入し、固定ねじ28,28′で固定する
構造となつている。なお、継手26は導電体であ
るので、両側から挿入された一対の導体24,2
4′は継手26の内面に接し、電気的に接続され
る。このようにして、対峙する一対の導体24,
24′毎に継手26で接続し、上方よりカバー3
0を嵌込み固定する。
しかし、この接続構造であると、接続作業につ
き、継手26内に導体24,24′を挿入した後、
固定ねじ28,28′で締付けなければならず、
接続作業に手間を要するという問題があつた。ま
た、固定ねじ28,28′の締め忘れ、および振
動等による固定ねじ28,28′の緩みによつて、
電気的な接続不良が生じ易いという問題があつ
た。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、接続作業が簡単に行なえ、
しかも接続不良が生じない絶縁トロリー線接続装
置を提供することである。
〔考案の開示〕
この考案の絶縁トロリー線接続装置は、片面に
導体を露出してなる一対の絶縁トロリー線本体の
先端から各々対峙して露出した複数本の前記導体
を両側から挿入し保持する複数個の導電性の継手
と、この継手内に設けられ中央部が前記継手の中
央部の内面上部に圧接し両端部が前記導体を介し
て前記継手の両端部の内面下部に圧接した加圧ば
ねと、前記絶縁トロリー線本体の導体露出側を開
口したリツプ溝形であつて両端の継手にその両フ
ランジを嵌め込んですべての継手を覆いかつ隣合
う継手の間に介在する仕切りを設けたカバーとを
備えたものである。
この考案の構成によれば、つぎの作用がある。
すなわち、導電性の継手内に、あらかじめ加圧ば
ねが設置されているので、両側から導体を挿入す
るだけで、導体が継手の内面に圧接して接続が行
なえる。このように、接続作業が非常に簡単であ
る。また、加圧ばねで導体を固定するので、導体
の固定が不完全であつたりあるいは振動で固定が
緩むといつた心配がなく、確実に接続することが
できる。
実施例 この考案の一実施例を第1図ないし第4図に基
づいて説明する。なお、第6図と同一部分は同一
符号を付してその説明を省略する。図において、
1は断面形状リツプ溝形の導電性の継手である。
継手1の内部には、導電性の波板状の加圧ばね2
が設置されている。加圧ばね2は、中央部4が継
手1の内面上部に圧接し、両端部5,5′が継手
1の両端部のリツプ部3の内面に圧接している。
さらに、加圧ばね2の両端は、上向きに折曲げら
れており、継手1内から突出している。
一対の絶縁トロリー線本体12,12′の接続
は、継手1の両側より、導体24,24′を挿入
して行なう。継手1内に挿入された導体24,2
4′は、第4図に示すように、加圧ばね2によつ
て、継手1のリツプ部3の内面に圧接される。こ
のようにして、対峙する各導体24,24′毎に
継手1で接続した後、上方からカバー6を被せて
覆う。カバー6は、リツプ溝形で下面が開口して
おり、かつ内面に仕切り7を有している。このカ
バー6でその両フランジを両端の継手1,1に嵌
め込んですべての継手1…を覆うと、継手1のリ
ツプ部3側とが開口し、かつ隣合う継手1の間に
仕切り7が介装されて絶縁される。
このように構成された絶縁トロリー線接続装置
によると、導電性の継手1内に、あらかじめ導電
性の加圧ばね2が設置されているので、両側から
導体24,24′を挿入するだけで、導体24,
24′が継手1の内面に圧接する。したがつて、
一対の導体24,24′が継手1および加圧ばね
2によつて電気的に接続される。このように、導
体24,24′を挿入するだけで接続が行なえる
ので、接続作業が非常に簡単である。
また、加圧ばね2で導体24,24′を固定す
るので、導体24,24′の固定が不完全であつ
たり、あるいは振動で固定が緩むという心配がな
く、ばね圧力を一定にすることで、確実に導体2
4,24′を接続することができる。
さらに、継手1の断面形状がリツプ溝形で、絶
縁トロリー線本体12,12′の開口した下面に
沿つて開口している。したがつて、絶縁トロリー
線本体12,12′の接続部分においても、集電
アームが常に導体24,24′に接触して、集電
することができる。
しかも、加圧ばね2は波板状に形成されている
ので、小スペースで安定した加圧力が得られる。
また、加圧ばね2の両端が上向きに折曲げられて
いるので、導体24,24′が引掛からず円滑に
挿入できる。
なお、継手1は、C形綱や、周囲が閉塞された
管状ものであつてもよい。管状の場合には、絶縁
トロリー線本体12,12′の接続部分において、
集電アームがジヤンプして集電しない。
〔考案の効果〕
この考案によれば、接続作業が簡単に行なえ、
しかも接続不良が生じないという効果がある。ま
た、カバーを継手に嵌め込むことによつて複数の
絶縁トロリー線本体が直線状に固定されるため、
集電アームの走行がスムーズに行えるという効果
がある。また、カバーに仕切りを設けているた
め、各継手の絶縁が確実に保持される。さらに、
導体が継手の差込み側の開口部近傍で加圧ばねに
より圧着されるため、継手の中央部付近まで差込
まれた導体は振動等によつて極めて外れ難く導電
性も良好である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の部分分解斜視
図、第2図はその継手の断面図、第3図は同じく
その継手の正面図、第4図はその接続状態を示す
部分断面図、第5図は従来例の斜視図、第6図は
その接続部分の分解斜視図、第7図も同じくその
接続部分の断面図である。 1……継手、2……加圧ばね、4……中央部、
5,5′……両端部、6……カバー、7……仕切
り、12,12′……絶縁トロリー線本体、24,
24′……導体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 片面に導体を露出してなる一対の絶縁トロリー
    線本体の先端から各々対峙して露出した複数本の
    前記導体を両側から挿入し保持する複数個の導電
    性の継手と、この継手内に設けられ中央部が前記
    継手の中央部の内面上部に圧接し両端部が前記導
    体を介して前記継手の両端部の内面下部に圧接し
    た加圧ばねと、前記絶縁トロリー線本体の導体露
    出側を開口したリツプ溝形であつて両端の継手に
    その両フランジを嵌め込んですべての継手を覆い
    かつ隣合う継手の間に介在する仕切りを設けたカ
    バーとを備えた絶縁トロリー線接続装置。
JP1985042620U 1985-03-25 1985-03-25 Expired JPH0443387Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985042620U JPH0443387Y2 (ja) 1985-03-25 1985-03-25

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JP1985042620U JPH0443387Y2 (ja) 1985-03-25 1985-03-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61158518U JPS61158518U (ja) 1986-10-01
JPH0443387Y2 true JPH0443387Y2 (ja) 1992-10-14

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ID=30553546

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5942167B2 (ja) * 2012-06-06 2016-06-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 絶縁トロリー線接続装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5856931A (ja) * 1981-09-30 1983-04-04 Matsushita Electric Works Ltd 絶縁トロリ−の端子装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4936500U (ja) * 1972-07-03 1974-03-30
JPS54130202U (ja) * 1978-02-28 1979-09-10

Patent Citations (1)

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JPS5856931A (ja) * 1981-09-30 1983-04-04 Matsushita Electric Works Ltd 絶縁トロリ−の端子装置

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JPS61158518U (ja) 1986-10-01

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