JP2506638Y2 - 電気接続器 - Google Patents

電気接続器

Info

Publication number
JP2506638Y2
JP2506638Y2 JP1987082292U JP8229287U JP2506638Y2 JP 2506638 Y2 JP2506638 Y2 JP 2506638Y2 JP 1987082292 U JP1987082292 U JP 1987082292U JP 8229287 U JP8229287 U JP 8229287U JP 2506638 Y2 JP2506638 Y2 JP 2506638Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating
mounting surface
terminal
terminal piece
electrical connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987082292U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63191577U (ja
Inventor
光 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP1987082292U priority Critical patent/JP2506638Y2/ja
Publication of JPS63191577U publication Critical patent/JPS63191577U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2506638Y2 publication Critical patent/JP2506638Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は例えば換気扇等に使用されるコンデンサ等
の電気部品のリード線と電源側導線とを接続関係にする
ための電気接続器に関するものである。
[従来の技術] 上記この種の従来の電気接続器は、例えば特開昭52−
138693号公報に開示されているような構成である。即ち
端子台と呼ばれるものの多くは、第4図によって示すよ
うに、絶縁ケース20に端子片21を収容し、接合構成の上
記絶縁ケース20の接合部分から各端子片21の接続に供す
る部分をそれぞれ外部に呈出させた簡単な構造である。
端子片21の呈出部分に対して電気部品のリード線22が適
宜に接続され、これとは反対側の絶縁ケース20に設けら
れた接続構造を通じ電源側導線23が端子片21に接続され
るのである。
[考案が解決しようとする問題点] 上記した従来の電気接続器においては、接続操作のし
易さや、接続部分の安定度の向上を企図して多くの工夫
がなされているが、例えば浴室等、湿度が高い雰囲気に
おいて使用すると端子片21間の絶縁が結露や水滴が絶縁
ケース20に付着することによって保持できなくなり、絶
縁されているべき端子片21間が水を介して導通してしま
うといった問題点を含んでいる。
この考案はかかる従来の問題点を解消するためになさ
れたもので、端子片間を短絡させる水の存在が予定され
るような雰囲気での使用にも十分に適正な接続関係を保
持し得る電気接続器を得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この考案に係る電気接続器は、取付面に取り付けられ
る絶縁ベースを有する絶縁ケースと、この絶縁ケースの
上記取付面に対向する側に絶縁空間を介して設けられた
複数の端子片と、この各端子片間に介入して各端子片を
分離させる上記絶縁ケースに立設された隔壁とを備え、
上記端子片の上記取付面に対向する面からこの取付面側
に向かって鈍角に傾斜し、この端子片から遠ざかる方向
に付着した水滴を導く傾斜面を上記絶縁ベースに設け、
上記隔壁に連なるリブを上記傾斜面に沿って突設したも
のである。
[作用] この考案においては、各端子片は隔壁により分離さ
れ、相互の絶縁を確保される。更に絶縁ベースに設けら
れた傾斜面が端子片部分に溜ろうとする水が導き、この
導出されようとする水をリブが隔壁に連なって分離する
から、より絶縁性を向上させる。
[実施例] 第1図〜第3図はいずれも本考案の一実施例としての
電気接続器を示したものであ。即ち、電気接続器は、取
付面1側の絶縁ベース2とこれに接合される絶縁カバー
3とからなる絶縁ケース4に、複数の端子片5を、その
各々の接続部が取付け状態で上側に位置する絶縁ケース
4の接合部分6からそれぞれ上方へ呈出するよう収容保
持した構成である。絶縁ベース2は、取付面1に当接さ
せる面に取付用突起7を持ち、その面の上側は取付面1
に退離する方向に傾斜した傾斜面8を有し、この上方に
は絶縁空間を形成(第3図)するようになっている。絶
縁ベース2の上記各面に対向する側は凹凸形状に形成さ
れ、この部分に絶縁カバー3が凹凸嵌合形態に接合され
る。上記傾斜面8には、縦方向に図示のような直角三角
形のリブ9が間隔をおいて横並びに複列形成されてい
る。各リブ9の上端面は傾斜面8の上端より若干上方に
突き出していて、傾斜面8の上端に対応する位置の両脇
には傾斜面8とリブ9とに結合した突部が形成されてい
る。
絶縁カバー3は、上記絶縁ベース2に接合し、絶縁ベ
ース2とともに取付孔10により取付面1にねじ締めする
基体部分の上側に、各端子片5の接続のために呈出され
る接続部分をそれぞれ区分収納する縦方向に並ぶ複列の
リブ11で構成された取付面1側の開放したチャンネル構
造12を突出させ、チャンネル構造12の上側にさらに電気
部品13を取付面1との間に挟持固定するための部品取付
フランジ14を一体に延出させた構成である。上記チャン
ネル構造12の各リブ11の基部には、絶縁ベース2のリブ
9の上端面部分が嵌合し、上記突部が当接する凹状係合
部が一体形成されている。
複数の端子片5は、絶縁ベース2と絶縁カバー3とを
接合して得られる絶縁ケース4に収容保持され、電気部
品13のリード線15を接続するための接続部が取付け状態
で上側に位置する絶縁ケース4の接合部分6からそれぞ
れ上方へ呈出していて、そのおのおのがチャンネル構造
12に個別に区分収納されてテーパ状の案内孔16によって
リード線15との接続を可能にされている。チャンネル構
造12において、各端子片5の接続部分を隔てている各隔
壁17は、上記リブ9とリブ11との接合によりそれぞれ構
成され、絶縁ベース2の傾斜面8にまで連続している。
隔壁17の接合部は、凹状係合部にリブ9の上端面が凹凸
嵌合した咬み合いであり、凹状係合部の端面と突部の端
面とは当接している。隔壁17の接合部の位置は上記絶縁
ベース2と絶縁カバー3との接合部分6よりリブ9が上
方に入り込む位置に設定されている。
なお、図中18は端子片5にコンデンサ等の電気部品13
の心線を撚り線としたリード線15を接続するために通す
テーパ状の案内孔16に連通する端子片5に設けられた接
続孔、19は単心の電源側導線を端子片5に接続するため
に通す案内孔である。
上記した構成の電気接続器は、第3図に示す取付け姿
勢で取付面1に対して取付けられる。図面によっても明
らかなように、各端子片5の接続部分はそれぞれ縦方向
に並ぶチャンネル構造12に個別に区分収納されているの
で、水滴等の付着があっても隔壁17に遮られ、ひいては
傾斜面8により端子片5から遠ざかる方向に導かれるた
め、端子片5間が導通状態になるようなことは起きな
い。さらにリブ9とリブ11との接合で構成される隔壁17
の接合部が凹凸嵌合で、しかもその位置が絶縁ケース4
の接合部分6より上方にあるので、絶縁ケース4の接合
部分6からしみ込む水があっても凹凸嵌合部分で遮ら
れ、端子片5間が水で繋がれることにはならない。従っ
て、例えば浴室等、湿度が高い雰囲気において使用して
も端子片5間の絶縁が結露や水滴が絶縁ケース4に付着
することによって保持できなくなり、絶縁されているべ
き端子片5間が水を介して導通してしまうといったトラ
ブルは起きないものとなる。電気接続器により電源側と
接続される電気部品13は、取付面1に形成された位置決
め用の突起に横方向の動きを規制され、電気接続器の部
品取付フランジ14によって取付面1に押圧され、特別な
取付け部品を用いることなく電気接続器の取付けととも
に取付面1に取付けられる。
[考案の効果] 以上、実施例による説明からも明らかなように本考案
の電気接続器は、各端子片が隔壁により分離されるだけ
でなく、傾斜面が付着する水滴を各端子片から遠ざけ、
しかもリブが、遠ざけられた水滴が一体となってしまう
ことを防止するから、浴室等での絶縁性を確保する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例としての電気接続器の構成を
示す斜視図、第2図は同じくその異なる方向からの斜視
図、第3図は取付面に対する取付け状態を示す側面図、
第4図は従来の電気接続器を示す斜視図である。図にお
いて、1は取付面、2は絶縁ベース、3は絶縁カバー、
4は絶縁ケース、5は端子片、6は接合部分、9,11はリ
ブ、12はチャンネル構造、13は電気部品、14は部品取付
フランジ、15はリード線、17は隔壁である。なお、図中
同一符号は、同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】取付面に取付けられる絶縁ベースを有する
    絶縁ケースと、この絶縁ケースの上記取付面に対向する
    側に絶縁空間を介して設けられた複数の端子片と、この
    各端子片間に介入して各端子片を分離させる上記絶縁ケ
    ースに立設された隔壁とを備え、上記端子片の上記取付
    面に対向する面からこの取付面側に向かって鈍角に傾斜
    し、この端子片から遠ざかる方向に付着した水滴を導く
    傾斜面を上記絶縁ベースに設け、上記隔壁に連なるリブ
    を上記傾斜面に沿って突設したことを特徴とする電気接
    続器。
JP1987082292U 1987-05-29 1987-05-29 電気接続器 Expired - Lifetime JP2506638Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987082292U JP2506638Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29 電気接続器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987082292U JP2506638Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29 電気接続器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63191577U JPS63191577U (ja) 1988-12-09
JP2506638Y2 true JP2506638Y2 (ja) 1996-08-14

Family

ID=30934812

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987082292U Expired - Lifetime JP2506638Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29 電気接続器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2506638Y2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5438894U (ja) * 1977-08-24 1979-03-14
JPS5557973U (ja) * 1978-10-14 1980-04-19
JPS6335650Y2 (ja) * 1980-09-25 1988-09-21

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63191577U (ja) 1988-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5064384A (en) Jumper assembly for multiple breaker application
JPH0335782B2 (ja)
JP2506638Y2 (ja) 電気接続器
JPS6233358Y2 (ja)
JPS5918613Y2 (ja) 端子装置
JPS625008Y2 (ja)
JPH0750827Y2 (ja) 分岐接続箱
JPH0545027Y2 (ja)
JPS5813586Y2 (ja) ケ−ブル接続器
JPS6240363Y2 (ja)
JPH0368509B2 (ja)
JPH0545029Y2 (ja)
JPH0331016Y2 (ja)
JPS5937969Y2 (ja) コネクタ−
JPH0619121Y2 (ja) 導電接続装置
JPH0746037Y2 (ja) 通信用保安器への引込線の支持構造
JPS6325673Y2 (ja)
JPS63112780U (ja)
JPS5846837B2 (ja) コネクタ
JPS6028008Y2 (ja) しや断器の絶縁装置
JPH0413980Y2 (ja)
JP2538494Y2 (ja) 導電接続装置
JPS5915017Y2 (ja) 端子板
JPS6313657Y2 (ja)
JPH0545026Y2 (ja)