JPH0446983Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0446983Y2
JPH0446983Y2 JP1986061363U JP6136386U JPH0446983Y2 JP H0446983 Y2 JPH0446983 Y2 JP H0446983Y2 JP 1986061363 U JP1986061363 U JP 1986061363U JP 6136386 U JP6136386 U JP 6136386U JP H0446983 Y2 JPH0446983 Y2 JP H0446983Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductor
guide plate
conductors
conductor joint
insulated trolley
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986061363U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62172633U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986061363U priority Critical patent/JPH0446983Y2/ja
Publication of JPS62172633U publication Critical patent/JPS62172633U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0446983Y2 publication Critical patent/JPH0446983Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、ホイストやクレーン等の移動機器
に移動しながら電気を供給する絶縁トロリーシス
テムにおいて、絶縁トロリー線の端部を相互に接
続する絶縁トロリー線接続装置に関するものであ
る。
〔背景技術〕
第4図ないし第7図に従来例を示す。第4図に
おいて、10は移動機器の断面I形の走行レール
であり、走行レール10の側面に、絶縁トロリー
線1がハンガ11にて取付けられている。絶縁ト
ロリー線1の両端は、エンド部材12にて閉塞さ
れている。絶縁トロリー線1は給電用ジヨイナ1
3で接続されており、給電線14から絶縁トロリ
ー線1に電気が供給される。第5図において、1
5は、絶縁トロリー線1に摺動走行しながら集電
し、移動機器に電気を供給する集電装置である。
集電装置15は、集電子16を取付けた集電アー
ム17と、集電アーム17を絶縁トロリー線1側
へ付勢するばね18とを備えている。19はリー
ド線である。
絶縁トロリー線1は、第6図に示すように、複
数本の偏平な導体1aを絶縁被覆1b内に片面露
出状態に埋込んだものである。また、絶縁トロリ
ー線1は、接続装置20により接続してある。
接続装置20は、絶縁ハウジング21内に第7
図に示すリツプ溝形の導体継手22を設けたもの
である。導体継手22内には両側の絶縁トロリー
線1,1の先端から突出した導体1a,1aを挿
入し、固定ねじ23により押え込む。
しかし、この接続構造であると、接続作業につ
き、導体継手22内に導体1a,1aを挿入した
後、固定ねじ23で締付けなければならず、接続
作業に手間を要するという問題があつた。また、
固定ねじ23の締め忘れ、および振動等により固
定ねじ23の緩みによつて、電気的な接続不良が
生じ易いという問題があつた。
この問題を解決した接続装置として、第8図お
よび第9図に示すものを提案した。(実願昭60−
42620号)。これは、リツプ溝形の導体継手30内
に波形の板ばねからなる加圧ばね31を設けたも
のである。加圧ばね31は電気良導体からなる。
32は絶縁ハウジングである。この構成による
と、絶縁トロリー線1の先端から突出させ導体1
aを導体継手30内に押込むだけで接続が行なえ
る。そのため、接続作業が簡単という利点があ
る。
しかし、次に示す問題点があつた。すなわち、
絶縁トロリー線1の導体1aの突出部分が第10
図に鎖線で示すように高さaだけ撓んでいた場合
第11図のように波形の加圧ばね31で押付け
ても導体1aの先端1a1が導体継手30のリツプ
部30aから高さbだけ浮いたままとなり、導体
1aと導体継手30との電気的な接続が不安定と
なる。また、同図に示すように高さbの段差が両
側の導体1a,1a間に生じていると、集電子1
6が矢印A方向に走行する場合、その段差のため
に集電子16が導体1aの先端1a2に衝突し、集
電子16の離線や脱線等の支障が生じ易い。
〔考案の目的〕
この考案は、接続作業が簡単に行なえ、また絶
縁トロリー線の先端突出部分に若干の撓みが生じ
ていても、絶縁トロリー線の安定した電気的接続
および集電子の円滑な走行が得られる絶縁トロリ
ー線接続装置を提供することを目的とする。
〔考案の開示〕
この考案の絶縁トロリー線接続装置は、片面に
扁平な導体を露出してなる一対の絶縁トロリー線
の先端から各々対向して突出した一対の前記導体
を両側から挿入する導体継手と、この導体接手内
に設けられて前記導体継手内に挿入された前記一
対の導体を各々前記導体継手の内面に押付けると
ともに両端に前記導体の挿入案内用の湾曲部を形
成した略平板状の導電性のガイド板と、このガイ
ド板の裏面と前記導体継手の内面との間に介装さ
れて前記ガイド板に押付力を与える加圧ばねと、
前記絶縁トロリー線の前記導体露出側の面を開口
して前記導体継手を覆う絶縁ハウジングとを備え
たものである。
この考案の構成によると、導体継手内に導電性
のガイド板および加圧ばねが設置してあるので、
両側から導体を挿入するだけで、導体が導体継手
の内面に圧接して接続が行え、接続作業が非常に
簡単になる。また、加圧ばねで導体を固定するの
で、ねじによる固定と異なり、振動で固定が緩ん
だり閉め忘れたりするといつた心配がなく、確実
に接続することができる。さらに、導体継手内に
略平板状のガイド体を設け、このガイド板を介し
て前記加圧ばねにより導体を取付けるようにした
ので、扁平な導体の導体継手内への挿入部分に若
干の撓みが生じていても、前記平板状のガイド板
で押されて真直に矯正され、そのため導体と導体
継手との接触が確実となり、導体相互の安定した
電気的接続が得られるとともに、導体相互間の段
差がなくなるので集電子の走行が円滑になり安定
し、そのため離船や脱線の支障が解消される。ま
たガイド板の両端に挿入案内用の湾曲部を形成し
たため、導体を導体継手に挿入するとき引つ掛か
りなく円滑に挿入できるとともに湾曲部により加
圧ばねの移動が規制されて導体継手から外れにく
くなる。
実施例 この考案の一実施例を第1図ないし第3図に基
づいて説明する。なお、第6図と同一部分は同一
符号を付してその説明を省略する。図において、
2はリツプ溝形の導電性の導体継手である。導体
継手2の内部には、導電性の波板状の加圧ばね3
と導電性のガイド板4が設けてある。5は絶縁ハ
ウジングである。
ガイド板4は、導体継手2の全長にわたつて平
板状に形成され、両端に挿入案内用の湾曲部4a
が形成してある。ガイド板4は、扁平な導体1a
を導体継手2のリツプ部2aに押付けるものであ
る。
加圧ばね3は、中央部3aが導体継手2の内面
上部に圧接し、両端部3bがガイド板4の裏面に
圧接している。また、加圧ばね3の両端部3b
は、上向きに湾曲しており、導体継手2内から突
出している。
絶縁ハウジング5は、第3図に示すように3個
の導体継手2にわたつた被さるものであり、絶縁
トロリー線1の導体露出側の面が開放されてい
る。5aは絶縁ハウジング5に一体に設けた仕切
壁であり、各導体継手2間に介在させる。接続作
業に際しては、一対の絶縁トロリー線1の導体1
aを、導体継手2のリツプ部2aとガイド板4と
の間に押込み、この後に絶縁ハウジング5を被せ
る。なお、絶縁ハウジング5に各導体継手2を予
じめ保持させるようにしてもよい。
このように構成された絶縁トロリー線接続装置
によると、導体継手2内に、あらかじめ加圧ばね
3および導電性のガイド板4が設置されているの
で、両側から導体1a,1aを挿入するだけで、
導体1a,1aがガイド板4を介して加圧ばね3
で押され、導体継手2の内面に圧接する。したが
つて、一対の導体1a,1aが導体2およびガイ
ド板4によつて電気的に接続される。このよう
に、導体1a,1aを挿入するだけで接続が行な
えるので、接続作業が非常に簡単である。
また、加圧ばね3で導体1a,1aを固定する
ので、従来のようにねじで固定するものと異な
り、締め忘れたりあるいは振動で固定が緩むとい
う心配がなく、ばね圧力を一定にすることで、確
実に導体1a,1aを接続することができる。
また、平板状のガイド板4で導体1aを押付け
るようにしたので、導体1aの導体継手2間への
挿入部分に若干の撓みが生じていても、ガイド板
4で押されることによつて真直に矯正される。そ
のため、導体1aと導体継手2との接触が確実と
なり、導体1a,1a相互の安定した電気的接続
が得られる。また、導体1a,1a相互間の段差
がなくなり、集電子の走行が安定する。そのた
め、離線や脱線の支障がなくなる。
さらに、導体継手2がリツプ溝形で、絶縁トロ
リー線1,1の開口した下面に沿つて開口してい
るので、絶縁トロリー線1,1の接続部分におい
ても、集電アームが常に導体1a,1aに接触し
て、集電することができる。
しかも、加圧ばね3は波板状に形成されている
ので、小スペースで安定した加圧力が得られる。
また、ガイド板4の両端部4aが上向きに湾曲し
ているので、導体1a,1aが引掛からず円滑に
挿入できるとともに、加圧ばね3の移動が規制さ
れ導体継手2から外れにくくなる。
なお、導体継手2は、C形鋼や、周囲が閉塞さ
れた管状のものであつてもよい。管状の場合に
は、絶縁トロリー線1a,1aの接続部分におい
て、集電アームがジヤンプして集電しない。
〔考案の効果〕
この考案の絶縁トロリー線接続挿入は、導体継
手内に導電性のガイド板および加圧ばねが設置し
てあるので、両側から導体を挿入するだけで、導
体が導体継手の内面に圧接して接続が行え、接続
作業が非常に簡単になる。また、加圧ばねで導体
を固定するので、ねじによる固定と異なり、振動
で固定が緩んだり閉め忘れたりするといつた心配
がなく、確実に接続することができる。さらに、
導体継手内に略平板状のガイド体を設け、このガ
イド板を介して前記加圧ばねにより導体を取付け
るようにしたので、扁平な導体の導体継手内への
挿入部分に若干の撓みが生じていても、前記平板
状のガイド板で押されて真直に矯正され、そのた
め導体と導体継手との接触が確実となり、導体相
互の安定した電気的接続が得られるとともに、導
体相互間の段差がなくなるので集電子の走行が円
滑になり安定し、そのため離船や脱線の支障が解
消される。またガイド板の両端に挿入案内用の湾
曲部を形成したため、導体を導体継手に挿入する
とき引つ掛かりなく円滑に挿入できるとともに湾
曲部により加圧ばねの移動が規制されて導体継手
から外れにくくなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の断面図、第2図
はその部分斜視図、第3図は同じくその全体の分
解斜視図、第4図は従来の絶縁トロリーシステム
の斜視図、第5図はその平面図、第6図は同じく
その接続部の分解斜視図、第7図は同じくその接
続装置の断面図、第8図は絶縁トロリー線接続装
置の提案例の断面図、第9図はその部分斜視図、
第10図は同じくその絶縁トロリー線の斜視図、
第11図は同じくその接続不良状態を示す断面図
である。 1……絶縁トロリー線、1a……導体、2……
導体継手、3……加圧ばね、4……ガイド板、4
a……湾曲部、5……絶縁ハウジング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 片面に扁平な導体を露出してなる一対の絶縁ト
    ロリー線の先端から各々対向して突出した一対の
    前記導体を両側から挿入する導体継手と、この導
    体継手内に設けられて前記導体継手内に挿入され
    た前記一対の導体を各々前記導体継手の内面に押
    付けるとともに両端に前記導体の挿入案内用の湾
    曲部を形成した略平板状の導電性のガイド板と、
    このガイド板の裏面と前記導体継手の内面との間
    に介装されて前記ガイド板に押付力を与える加圧
    ばねと、前記絶縁トロリー線の前記導体露出側の
    面を開口して前記導体継手を覆う絶縁ハウジング
    とを備えた絶縁トロリー線接続装置。
JP1986061363U 1986-04-23 1986-04-23 Expired JPH0446983Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986061363U JPH0446983Y2 (ja) 1986-04-23 1986-04-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986061363U JPH0446983Y2 (ja) 1986-04-23 1986-04-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62172633U JPS62172633U (ja) 1987-11-02
JPH0446983Y2 true JPH0446983Y2 (ja) 1992-11-06

Family

ID=30894632

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986061363U Expired JPH0446983Y2 (ja) 1986-04-23 1986-04-23

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0446983Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5314312B2 (ja) * 2008-03-28 2013-10-16 パナソニック株式会社 非接触式給電システム
JP5942167B2 (ja) * 2012-06-06 2016-06-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 絶縁トロリー線接続装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5543992A (en) * 1978-07-31 1980-03-28 Telemecanique Electrique Bus bar coupler

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5543992A (en) * 1978-07-31 1980-03-28 Telemecanique Electrique Bus bar coupler

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62172633U (ja) 1987-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0446983Y2 (ja)
JPS63179759U (ja)
JPH0443387Y2 (ja)
US4975071A (en) Track lighting
JPH0635760Y2 (ja) 絶縁トロリー線の給電用接続装置
JPH0126046Y2 (ja)
JPH04108044A (ja) 絶縁トロリー線接続装置
JPH048025Y2 (ja)
JPH0249937B2 (ja) Zetsuentororiisensetsuzokusochi
JPH0117094Y2 (ja)
JPS6039283Y2 (ja) 絶縁トロリ−線用集電子入脱装置
JP3354266B2 (ja) トロリー線の接続方法
JPH0737980Y2 (ja) 絶縁トロリー線端子装置
JPS61135474U (ja)
JPH11144777A (ja) 弾性戻し作用を有する電気接点
JPS6219041Y2 (ja)
JPH05270302A (ja) 剛体電車線
JPS61153276U (ja)
JPH0439667Y2 (ja)
JPS61121796U (ja)
JPS639106Y2 (ja)
JPS6183087U (ja)
JPS5954323U (ja) 「き」電系統の区分絶縁装置
JPS62103182U (ja)
JPS6025307U (ja) 導電接触装置