JPH04432Y2 - - Google Patents

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JPH04432Y2
JPH04432Y2 JP1984201680U JP20168084U JPH04432Y2 JP H04432 Y2 JPH04432 Y2 JP H04432Y2 JP 1984201680 U JP1984201680 U JP 1984201680U JP 20168084 U JP20168084 U JP 20168084U JP H04432 Y2 JPH04432 Y2 JP H04432Y2
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address
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system common
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、メモリマツピング機能が必要な計算
機システムに適用可能なデユアルポートメモリ装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、複数の固定のアドレス空間で動作する
ように作成された所謂アドレスデイペンドなプロ
グラムの並列処理を可能とするためには、何等か
のメモリマツピング機能が必要となる。このメモ
リマツピング機能を実現する方法としては、第3
図に示すような構成とするのが一般的である。
すなわち、プロセツサ1から出力される論理ア
ドレスは、アドレス変換装置2でアドレス変換テ
ーブル3を参照して物理アドレスに変換され、こ
れがプロセツサバス4に送出される。メモリ等の
プロセツサバス4上に接続されるスレーブは、物
理アドレス空間に静的にマツピングされ、アドレ
ス設定値の変更は、前述のアドレス変換テーブル
3を書き換えることにより行う。なお、5はバス
結合装置である。
一方、プロセツサ1及びシステム共通バス7に
接続されたI/Oチヤネル装置8等の装置の双方
からアクセス可能なメモリ領域、即ちプロセツサ
1とI/Oチヤネル装置8との間で転送が必要な
データや、場合によつてはプロセツサ1の実行す
るプログラム等を格納するメモリ領域を構成する
ために、デユアルポートメモリ装置6がプロセツ
サバス4及びシステム共通バス7間に接続されて
いる。
このデユアルポートメモリ装置6のアドレス設
定は、以下説明するように行われる。
すなわち、第4図に示すように、デユアルポー
トメモリ装置6が計算機システムに実装されると
きに、各メモリブロツクのアドレス選択回路63
a,63b内に設けたアドレス設定スイツチ65
を物理的に設定する。このアドレス設定スイツチ
65は、デユアルポートメモリ装置6のメモリ領
域が例えば6つのメモリブロツクM1〜M6に分割
されているものとすると、その各メモリブロツク
番号を指定する3ビツトのアドレスデータを出力
する。
アドレス選択回路63a,63bは、デユアル
ポートメモリ装置6のアクセス時に、そのアドレ
ス信号の一部とアドレス設定スイツチ65によつ
て設定されたアドレス信号とをアドレス比較回路
64で比較し、両者が一致したときには、自己の
メモリブロツクが選択されたことを示すメモリブ
ロツク選択信号をメモリ制御回路62に送出す
る。
メモリ制御回路62は、メモリブロツク選択信
号やデユアルポートメモリ装置6の状態を調べた
うえ、メモリアレイ61に対してアクセスの指示
を送出する。
このように、デユアルポートメモリ装置6は、
プロセツサバス4及びシステム共通バス7の夫々
のある固定の静的なアドレス空間に割り付けられ
ている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記のデユアルポートメモリ装
置においては、例えば、第5図bに示すデユアル
ポートメモリ装置6の物理アドレスを、プロセツ
サ1からみたときに第5図aに示すように、変更
されているものとし、一方、システム共通バス7
側からみたメモリブロツク配置はデユアルポート
メモリ装置6のメモリブロツク配置と対応してい
るので、第5図cに示すようになる。すなわち、
プロセツサ1からみた場合のメモリブロツク配置
と、システム共通バス7側からみたメモリブロツ
ク配置とが異なることになる。
したがつて、プロセツサ1から第5図aのBで
示すメモリブロツクに格納されているデータを
I/Oチヤネル装置8に出力する場合について考
えると次のようになる。ここで、I/Oチヤネル
装置8とデユアルポートメモリ装置6間のデータ
転送は、I/Oチヤネル装置8側からのDMA転
送により行われるものとする。
プロセツサ1は、まず、アドレス変換テーブル
3を調べ、データの置かれているデユアルポート
メモリ装置6上の物理アドレスを計算し(第5図
bのメモリブロツクM1,M3,M6)、続いて、シ
ステム共通バス7側のアドレスを計算する。そし
て、上記のように、Bの領域が複数のメモリブロ
ツクから構成されている場合には、夫々のメモリ
ブロツクについて物理アドレスを計算する必要が
ある。
この場合は、プロセツサ1からみたBの領域が
b1,b2,b3の3つのメモリブロツクに分かれるの
で、プロセツサ1は、I/Oチヤネル装置8に対
して、まず、メモリブロツクb1内に格納されてい
るデータを転送し、続いて、メモリブロツクb2
b3の順に順次データを転送することになり、それ
らのデータ転送の指示を行う必要がある。
このように、従来のデユアルポートメモリ装置
においては、プロセツサ1側のメモリ配置とシス
テム共通バス側のメモリ配置とが異なるため、デ
ータ転送時に余分な処理が必要となり、プログラ
ムが煩雑となると共に、データ転送に要する処理
時間がより多く必要となるという問題点があつ
た。
そこで、本考案は、上記従来装置の問題点に着
目してなされたものであり、デユアルポートメモ
リ装置のアドレス選択回路に、プロセツサからみ
たメモリ装置と、システム共通バスからみたメモ
リ配置とを一致させる機能を付加するだけの簡易
な構成で、プロセツサのソフトウエア用の負担を
軽減することが可能なデユアルポートメモリ装置
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために、本考案は、シス
テム共通バスとプロセツサバスとの双方からアク
セス可能な複数のメモリブロツクを有するデユア
ルポートメモリ装置において、少なくとも前記シ
ステム共通バス側のアドレス選択回路に、前記メ
モリブロツクにそれぞれ対応して設けられ、且つ
初期値として設定された初期アドレス値がロード
されると共に、当該初期アドレス値を前記プロセ
ツサバスから書換え可能な複数個のアドレス指定
レジスタと、前記メモリブロツクにそれぞれ対応
して設けられ、前記アドレス指定レジスタのアド
レス情報と前記システム共通バスからのアドレス
情報の一部とを比較し、一致した場合には一致信
号を出力する複数個の比較回路とを設け、前記比
較回路から出力される一致信号に基づき選択され
る前記メモリブロツクに対するアクセス要求信号
を得るようにしている。
〔作用〕
本考案は、プロセツサバスとシステム共通バス
との双方に接続されるデユアルポートメモリ装置
において、通常は、プロセツサのアドレス変換機
能の効力の及ばないシステム共通バス側のアドレ
ス設定を、システム共通バス側のアドレス選択回
路に設けたアドレス指定レジスタのアドレス値を
プロセツサによつて書換えることにより変更し、
この変更されたアドレス情報とシステム共通バス
からのアドレス情報の一部とを比較回路で比較
し、この比較回路から両者が一致したときに出力
される一致信号に基づいて選択されるメモリブロ
ツクに対するアクセス要求信号を得ることによ
り、プロセツサとデユアルポートメモリ装置との
間で変更されたアドレスに対応するアドレス値の
設定を可能とし、もつて、データ転送時における
プロセツサのソフトウエアの負担を軽減すると共
に、転送時間を短縮することができる。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例を示すデユアルポー
トメモリ装置のブロツク図である。
第1図において、第4図との対応部分には同一
符号を付し、その詳細説明はこれを省略するが、
本考案においては、システム共通バス7側に対応
するアドレス選択回路63aに、デユアルポート
メモリ装置6のメモリブロツク数に対応した数の
アドレス指定レジスタ66a〜66fと、これら
の同数の比較回路64a〜64fとが設けられて
いる。
アドレス指定レジスタ66a〜66fの夫々
は、初期値として、アドレス設定スイツチ65a
〜65fで予め物理的に設定されるアドレス値が
ロードされると共に、プロセツサバス4からの所
望のメモリブロツクを指定するアドレス値が格納
される。
比較回路64a〜64fの夫々は、システム共
通バス7のアドレスの一部とアドレス指定レジス
タ66a〜66fの内容(アドレス情報)とを比
較し、両者が一致したときに、そのことを表す一
致信号をメモリ制御回路62に送出する。
メモリ制御回路62は、システム共通バス7か
らのアクセス情報に基づき順次アドレス指定レジ
スタ66a〜66fを制御してそれらに格納され
ているアドレス情報を比較回路64a〜64fに
送出し、これに応じた比較回路64a〜64fの
一致信号が供給されることにより、メモリブロツ
クに対するアクセス要求をメモリアレイ61に出
力する。
次に作用について説明する。今、システム共通
バス7側からデユアルポートメモリ装置6をアク
セスするものとした場合には、システム共通バス
7のアドレスの一部とアドレス指定レジスタ66
a〜66fに格納されたアドレス情報とを比較
し、両者が一致した比較回路64a〜64fから
一致信号がメモリ制御回路62に出力される。メ
モリ制御回路62は、何れかの比較回路64a〜
64fから一致信号が入力されると、他の制御信
号やデユアルポートメモリ装置6の状態を調べた
うえ、選択されたメモリブロツクに対するアクセ
ス要求をメモリアレイ61に出力する。
また、プロセツサ1によつて、アドレス指定レ
ジスタ66a〜66fに所望のアドレス情報を書
き込むと、比較回路64a〜64fの比較対象の
一方のアドレス情報を変化させることとなり、シ
ステム共通バス7側のデユアルポートメモリ装置
6のアドレス設定値が更新される。すなわち、プ
ロセツサ1側からみたメモリブロツク配置が、第
2図aに示すように、M1,M3,M6,M5……の
順序であるものとすると、アドレス指定レジスタ
66aにメモリブロツクM1に対応するアドレス
情報「000」を、アドレス指定レジスタ66bに
メモリブロツクM3に対応するアドレス情報
「010」を、アドレス指定レジスタ66cにメモリ
ブロツクM6に対応するアドレス情報「101」を、
アドレス指定レジスタ66bにメモリブロツク
M5に対応するアドレス情報「100」を夫々プロセ
ツサ1側から格納するようにする。
このようにすることにより、システム共通バス
7側からみたメモリブロツク配置を第2図cに示
すように、プロセツサ1側からみたメモリブロツ
ク配置に全く対応させることができる。
この場合、システム共通バス7側のアドレス設
定値は、プロセツサ1からのアドレス指定レジス
タ66a〜66fに格納するアドレス情報を操作
することにより、動的に変更することができる。
したがつて、プロセツサ1からのアドレス情報
によつて、アドレス指定レジスタ66a〜66f
の内容を操作することにより、第2図に示すよう
に、アドレス変換装置2でアドレス変換されたデ
ユアルポートメモリ装置6のプロセツサ1からみ
た物理アドレスとの対応がとれるように、デユア
ルポートメモリ装置6のシステム共通バス7側の
アドレス設定値を変更することが可能となる。
このため、プロセツサ1がアドレス変換テーブ
ル3を書き換える毎に、上記処理を行つておけ
ば、必ず、デユアルポートメモリ装置6の論理ア
ドレスと、システム共通バス7側のアドレスとの
対応がとれることになり、I/O制御装置等との
データ転送を行う場合などに、一々システム共通
バス7側のアドレスを計算しなおす必要がなくな
る。
また、この実施例においては、アドレス選択回
路63aに、アドレス指定レジスタ66a〜66
fを付加しただけであるため、テーブルを参照す
るような従来のメモリマツピング方式で生じてい
たメモリアクセス時の遅延も生じることがなく、
しかも、一般に、デユアルポートメモリ装置の容
量は、プロセツサ1やシステム共通バス7のアド
レス空間の大きさに比較して十分に小さいので、
メモリマツピングに必要なハードウエア量を少な
くすることができる。
なお、上記実施例においては、システム共通バ
ス7側のアドレス選択回路63aに動的アドレス
を選定する機能を付加した場合について説明した
が、これに限定されるものではなく、プロセツサ
バス4側のアドレス選択回路63bに同様の動的
アドレス選定機能を付加し、そのアドレス値をプ
ロセツサ1からのアドレス情報に応じて任意に選
定するようにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、通常、
プロセツサのアドレス変換機能の及ばない少なく
ともシステム共通バス側のアドレス設定を、プロ
セツサからの操作により動的に切り換えるように
構成したため、プロセツサからみたデユアルポー
トメモリ装置のメモリ装置と、システム共通バス
からみたメモリ配置とを等しくすることができ、
システム共通バス上の装置とのデータ転送時に、
デユアルポートメモリ装置のシステム共通バス側
のアドレス値の計算を簡略化し、ソフトウエアの
負担を軽減することができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すデユアルポー
トメモリ装置のブロツク図、第2図はそのメモリ
配置関係を示す説明図、第3図は従来のメモリマ
ツピング機能を有する計算機システムの構成図、
第4図は従来のデユアルポートメモリ装置を示す
ブロツク図、第5図はそのメモリ配置関係を示す
説明図である。 図中、1はプロセツサ、2はアドレス変換装
置、3はアドレス変換テーブル、4はプロセツサ
バス、6はデユアルポートメモリ装置、7はシス
テム共通バス、61はメモリアレイ、62は制御
回路、63a,63bはアドレス選択回路、6
4,64a〜64fは比較回路、65,65a〜
65fはアドレス設定スイツチ、66a〜66f
はアドレス指定レジスタ、M1〜M6はメモリブロ
ツクである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. システム共通バスとプロセツサバスとの双方か
    らアクセス可能な複数のメモリブロツクを有する
    デユアルポートメモリ装置において、少なくとも
    前記システム共通バス側のアドレス選択回路に、
    前記メモリブロツクにそれぞれ対応して設けら
    れ、且つ初期値として設定された初期アドレス値
    がロードされると共に、当該初期アドレス値を前
    記プロセツサバスから書換え可能な複数個のアド
    レス指定レジスタと、前記メモリブロツクにそれ
    ぞれ対応して設けられ、前記アドレス指定レジス
    タのアドレス情報と前記システム共通バスからの
    アドレス情報の一部とを比較し、一致した場合に
    は一致信号を出力する複数個の比較回路とを設
    け、前記比較回路から出力される一致信号に基づ
    き選択される前記メモリブロツクに対するアクセ
    ス要求信号を得ることを特徴とするデユアルポー
    トメモリ装置。
JP1984201680U 1984-12-25 1984-12-25 Expired JPH04432Y2 (ja)

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JP1984201680U JPH04432Y2 (ja) 1984-12-25 1984-12-25

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JP1984201680U JPH04432Y2 (ja) 1984-12-25 1984-12-25

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JPS61112454U JPS61112454U (ja) 1986-07-16
JPH04432Y2 true JPH04432Y2 (ja) 1992-01-08

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ID=30763698

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5817588A (ja) * 1981-07-23 1983-02-01 Mitsubishi Electric Corp 可変アドレスメモリ装置
JPS5835655A (ja) * 1981-08-26 1983-03-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd メモリデバイス

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5817588A (ja) * 1981-07-23 1983-02-01 Mitsubishi Electric Corp 可変アドレスメモリ装置
JPS5835655A (ja) * 1981-08-26 1983-03-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd メモリデバイス

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JPS61112454U (ja) 1986-07-16

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