JPH0443155Y2 - - Google Patents

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JPH0443155Y2
JPH0443155Y2 JP1987172539U JP17253987U JPH0443155Y2 JP H0443155 Y2 JPH0443155 Y2 JP H0443155Y2 JP 1987172539 U JP1987172539 U JP 1987172539U JP 17253987 U JP17253987 U JP 17253987U JP H0443155 Y2 JPH0443155 Y2 JP H0443155Y2
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lead wire
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JP1987172539U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は加熱手段付電気製品のリード線取付構
造、具体的には、電気ポツト、炊飯ジヤー等のよ
うに、加熱手段により加熱される内側容器と、該
内側容器を所定間隔をおいて包囲する外装体とか
らなり、外装体上部および外装体下部の一方に制
御部を、他方に電気部品をそれぞれ備え、前記制
御部と電気部品とをリード線で接続してなる加熱
手段付電気製品のリード線取付構造に関する。
(従来の技術) 従来、この種の電気製品においては、内側容器
や加熱手段等の高温部との接触による損傷を防止
するため、制御部とそれから離れた位置にある表
示装置やスイツチ等の電気部品とを接続するリー
ド線として、耐熱性に優れたシリコンゴムガラス
編組線や、耐熱性保護チユーブを被せたリード線
を用い、断熱材を内側容器とリード線との間に介
在させて取り付けることが行なわれている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、シリコンゴムガラス編組線は、
一般のビニール線等に比べて非常に高価であり、
しかも、個々のリード線を制御部と電気部品とに
接続しなければならないため、配線作業が繁雑で
あつた。
従つて、本考案は、安価な電線を用いることが
でき、かつ、配線作業が容易なリード線の取り付
け構造を得ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、問題点を解決する手段として、外装
体の胴部にその一部を構成する正面パネルを配設
し、リード線の上下両端のうち少なくとも下端側
を前記外装体胴部又は正面パネルに保持させると
共に、前記リード線と内側容器との間に外装体胴
部又は水位表示管用背板の一部を遮蔽ガイド板と
して介在させ、これにリード線の中間部を保持さ
せるようにしたものである。
本考案の実施態様においては、前記正面パネル
で覆われる外装体胴部の上下両端側に開口部を形
成し、前記リード線を外装体胴部の下端側開口部
から外装体外へ導出し、外装体胴部の外壁に沿つ
て上方へ案内させた後、外装体胴部の上端側開口
部から外装体内へ導入するようにした構造が採用
される。
また、本考案を水位表示管を有する電気ポツト
に適用する場合、水位表示管の背部に配設された
水位表示管用背板として、外装体の円周方向に延
長し、かつ、リード線と内側容器との間にまで伸
張した背板延長部を設けたものを採用し、リード
線をその下端側で前記正面パネルの下端側に係止
させると共に、その中間部を前記背板延長部に保
持させるようにした構造とするのが好ましい。
リード線としては、配線作業を容易にするた
め、フラツト導体ケーブルを使用するのが好適で
ある。
(作用) 本考案においては、リード線の上下両端のうち
少なくとも下端側を外装体胴部又はその一部を構
成する正面パネルに保持させる一方、リード線と
内側容器との間に外装体胴部又は水位表示管用背
板を遮熱ガイド板として介在させ、これにリード
線の中間部を保持させるようにしたので、リード
線は内側容器及び加熱手段などの高温部から所定
間隔だけ確実に離して保持され、リード線の内側
容器や加熱手段との接触が確実に阻止されると同
時に、外装体胴部又は水位表示管用背板によりふ
く射が阻止され、リード線が内側容器からのふく
射熱によつて加熱されるのが阻止される。
以下、本考案を電気ポツトに適用した実施例を
示す添付の図面を参照して具体的に説明する。
(実施例) 第1図に示す電気ポツトは、液体を収容する内
側容器1と、該内側容器1を包囲する外装体2と
からなり、内側容器1の底部には加熱ヒータ3が
押さえ板4およびヒータ取り付けナツト5により
固定されている。外装体2は、外装体胴部6と、
その上下両端にそれぞれ配設された肩体7および
底体8と、肩体7に回動自在に装着された蓋体9
とから構成されている。
内側容器1は、その上端フランジ部を肩体7に
支持されると共に、後述する足金具を介して底板
に固定されている。内側容器1の側壁下部には吐
出管11が固設され、該吐出管11には、第2図
に示すように、U型チユーブ12が接続され、そ
の一方の開口部には揚水管13が、他方の開口部
には水位管14がそれぞれ接続され、揚水管13
と水位管14の上端側はそれぞれ接続チユーブ1
5,16により注水管17を備えた安全弁収容室
18に接続されている。水位管14の背部には水
位を容易に目視しうるように背板19が配設され
ている。この背板19は、背面部19aとその両
側に連なる側壁部19b,19b′とからなる断面
コ字状の形状を有し、一方の側壁部19b′は後方
に屈曲された後、該側壁部19b′に対しほぼ直角
に屈曲させて背板延長部20を形成させてあり、
その延長端側には複数の固定爪21,22が形成
されている。
水位管14内の水位が目視できるように、外装
体胴部6の正面に開口部23が形成され、該開口
部23を覆うように正面パネル24が装着されて
いる。この正面パネル24は、第3図に示すよう
に、水位管14に沿つて上下方向に伸長する窓2
5を有し、該窓には透明パネルが装着されてい
る。また、正面パネル24の下端側にはL字状の
係止片27が一体的に形成され、リード線30を
保持する係止溝28を形成している。
蓋体9は、ベローズポンプ31を内蔵した蓋本
体32と、内蓋33とからなり、蓋本体32の頂
部に上下動自在に配設された押体80でベローズ
34を押圧することにより、圧縮空気を内側容器
1内に送給し、内側容器1内の液体を揚水管13
および注水管17を経て肩部材7に装着された揚
水管ストレーナ35から吐出させるようにしてあ
る。内蓋33は、シールゴム36を介在させてビ
ス37で蓋本体32に固定されるが、内蓋33と
給排気孔形成部材38との間のシール性を向上さ
せるため、内蓋中央部に比較的小径の環状凹部3
9が形成され、該環状凹部39を内蓋シールゴム
36に当接させて接触面積が小さくなるようにし
てある。なお、前記内蓋シールゴム36は、部品
点数の削減と作業効率向上のため、第5図に示す
ように、内蓋固定ビス37の周囲をシールする止
めビス用シールゴム40と一体にしてある。
また、電気ポツト転倒時に湯が流出するのを防
止するため、給排気孔38aを閉塞するボール3
8bを収容する凸所33aが前記環状凹部39と
同軸に形成され、該凸部33aの底壁および側壁
には複数の空気孔41a,41bが形成されてい
る。凸部33aの側壁にも空気孔41bを形成し
たのは、水を定格以上に入れて完全沸騰させた際
に、湯面が通常以上に上がつて空気孔41aが完
全に閉塞されても、空気孔41bを介して内側容
器1の内部と外部とを連通させ、内部圧力の上昇
による自然吐出を防止するためである。これは、
凸部33aの直径が小さくなる程、即ち、その底
壁に設けた空気孔41aの間隔が小さくなる程、
空気孔41aが湯面によつて閉塞され易くなるた
め、より効果的となる。
底体8は底部材42と底板43とからなり、底
部材42にはその底部に凹所45が形成され、そ
の中に電子回路からなる制御部46が収納されて
いる。制御部46にはリード線としてフラツト導
体ケーブル30が接続されている。
このフラツト導体ケーブル30は、底部材の凹
所の側壁に形成された貫通口47から外装体胴部
6の内部に導入され、正面パネル24の下部に設
けられた係止溝28を経て背板延長部20に案内
される。フラツト導体ケーブル30は背板延長部
20に設けた複数の固定爪21,22によつて固
定されると共に、背板延長部20に沿つて上方へ
伸張し、ストレーナの横を通つて肩部材7の正面
内部に配設された電気部品セツト50に接続して
ある。
遮熱板51には凹部54が形成され、その凹部
54と遮熱板51に設けた孔52,53に足金具
55を係止させ、内側容器1にビス止めすること
により足金具55を内側容器1に固定してある。
この足金具55は、通常、倒立させた内側容器1
の底部に遮熱板51を載せ、その上に足金具55
を載せてからビス止めすることによつて固定され
るが、自動組み立てを可能にするため、足金具5
5を遮熱板51に載せてからビス止めするまでの
間に足金具55が振動や衝撃によつて倒れるのを
防止できるようにしてある。即ち、この足金具5
5は、第6図に示すように、支柱部56と、支柱
部に対して直角に、かつ、その両端から逆方向に
伸張した一対のアーム部57,58とからなり、
遮熱板51に当接するアーム部57には取り付け
穴59が形成されると共に、その先端側に支柱部
56と逆方向に伸張する突起60が形成され、支
柱部56の両側設けた補強フランジ61の一方に
も突起62が形成されている。
組み立てに際しては、倒立した内側容器1の底
部に遮熱板51を載せ、上方から足金具55を遮
熱板51に設けた穴52,53に挿入すると、自
動的に位置決めされ、上方から足金具55の取り
付け穴59にビスを通して内側容器1の底部に螺
合させることによつて足金具55の取り付けが行
なわれる。足金具55を遮熱板51の上に載せた
状態で、内側容器1に多少の振動や衝撃が加わつ
ても、遮熱板51の段差と突起60,62の作用
により足金具55が保持されるため倒れるのが阻
止される。また、足金具55を装着する場合、足
金具55およびビスの動きは直線的な動きになる
ため、足金具及びビス止めを自動化がすることが
できる。温度ヒユーズセツト63は、取り付け板
64を遮熱板51に設けた切り起こし65,66
に合わせて載せることにより位置決めされ、取り
付け板64を遮熱板51とターミナルセツト67
との間に挟み、ターミナルセツトネジ68で共締
めすることにより固定する。
内側容器1と遮熱板51を一体化した後、リー
ド線としてのフラツト導体ケーブル30を背板延
長部20の固定爪21,22により背板延長部2
0に固定し、内側容器1を外装体胴部6内にセツ
トすると共に、正面パネル24をセツトして、フ
ラツト導体ケーブル30の上端側をストレーナの
横を通して肩部材7の正面内部に配設された電気
部品セツト50に接続する。次いで、フラツト導
体ケーブル30の下端側を正面パネル24の係止
溝28に挿入し、底部材を装着した後、制御部4
6に接続し、底板43を足金具55にビス止めす
ることにより行われる。
なお、前記実施例では、遮熱ガイド板として、
水位管の背板延長部を用いているが、独立した背
板をリード線と内側容器1との間に設けても良
く、また、第7図に示すように、外装体胴部6を
遮熱ガイド板として利用しても良い。この場合、
リード線30は外装体胴部6の下部と上部に設け
た開口部若しくは切り欠き部70,71から外装
体2の内外へ導出若しくは導入し、外装体胴部6
に沿つて上下方向に伸長させれば良い。
また、前記実施例では、表示素子やスイツチ等
の電気部品を外装体胴部6に設けているが、蓋体
9に設けるようにしても良い。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、リード線と内側容器との間の遮熱ガイド板の
作用によりリード線が熱から保護されるため、さ
ほど耐熱性が要求されず、比較的安価な耐熱性塩
化ビニール被覆線やフラツト導体ケーブルを使用
でき、電気製品のコストを低減することができ
る。また、遮熱ガイド板として水位管の背板延長
部や外装体本体を利用しているため、配線はこれ
にリード線を保持させるという極めて容易な作業
で行うことができ、しかも、リード線の取付や遮
熱のための専用の部品が要らないのでコストを低
減することができるなど、優れた効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した電気ポツトの断面
図、第2図はその要部を示す部分断面正面図、第
3図は第1図の電気ポツトの正面パネルの概略斜
視図、第4図はその背板の概略斜視図、第5図は
そのシールリングの平面図、第6図はその底部の
要部斜視図、第7図は本考案の他の実施例を示す
要部斜視図である。 1……内側容器、2……外装体、3……加熱ヒ
ータ(加熱手段)、6……外装体胴部(遮熱ガイ
ド板)、7……肩体、20……背板延長部(遮熱
ガイド板)、21,22……固定爪、30……リ
ード線、46……制御部、50……電気部品セツ
ト、70,71……開口部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 加熱手段により加熱される内側容器と、該内
    側容器を所定間隔をおいて包囲する外装体とか
    らなり、外装体上部および外装体下部の一方に
    制御部を、他方に電気部品をそれぞれ備え、前
    記制御部と電気部品とをリード線で接続してな
    る電気製品において、前記外装体の胴部にその
    一部を構成する正面パネルを配設し、前記リー
    ド線の上下両端のうち少なくとも下端側を前記
    外装体胴部又は正面パネルに保持させると共
    に、前記リード線と内側容器との間に外装体胴
    部又は水位表示管用背板の一部を介在させ、こ
    れに前記リード線の中間部を保持させたことを
    特徴とする加熱手段付電気製品のリード線取付
    け構造。 2 前記正面パネルで覆われる外装体胴部の上下
    両端側に開口部を形成し、前記リード線を外装
    体胴部の下端側開口部から外装体外へ導出し、
    外装体胴部の外壁に沿つて上方へ案内させた
    後、外装体胴部の上端側開口部から外装体内に
    導入してなる実用新案登録請求の範囲第1項記
    載のリード線取付け構造。 3 前記電気製品が水位表示管を有する電気ポツ
    トであつて、前記水位表示管の背部に配設され
    た水位表示管用背板が外装体の円周方向に延長
    し、かつ、リード線と内側容器との間にまで伸
    張した背板延長部を有し、前記リード線をその
    下端側で前記正面パネルの下端側に係止させる
    と共に、その中間部を前記背板延長部に保持さ
    せてなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    リード線取付け構造。
JP1987172539U 1987-11-10 1987-11-10 Expired JPH0443155Y2 (ja)

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JP1987172539U JPH0443155Y2 (ja) 1987-11-10 1987-11-10

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JPH0176721U JPH0176721U (ja) 1989-05-24
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6357013A (ja) * 1986-08-27 1988-03-11 松下電器産業株式会社 調理器

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6357013A (ja) * 1986-08-27 1988-03-11 松下電器産業株式会社 調理器

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JPH0176721U (ja) 1989-05-24

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