JP2001123509A - 人体局部洗浄装置 - Google Patents

人体局部洗浄装置

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JP2001123509A
JP2001123509A JP30868799A JP30868799A JP2001123509A JP 2001123509 A JP2001123509 A JP 2001123509A JP 30868799 A JP30868799 A JP 30868799A JP 30868799 A JP30868799 A JP 30868799A JP 2001123509 A JP2001123509 A JP 2001123509A
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JP
Japan
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washing water
cleaning
water tank
temperature
thermostat
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Abandoned
Application number
JP30868799A
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English (en)
Inventor
Shigemitsu Nagayama
成充 永山
Naotoshi Inoue
直稔 井上
Takeshi Noguchi
剛 野口
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Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】洗浄水温度過昇防止手段が結露水によって害さ
れるのを防止する。 【解決手段】洗浄水温度過昇防止手段を構成する温度ヒ
ューズ9およびサーモスタット10を洗浄水タンク3に
鉛直な状態に取り付けて結露水が流れ落ちるようにし、
温度ヒューズ9およびサーモスタット10多量に付着す
るのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体局部洗浄装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】便器の上に設置して使用する人体局部洗
浄装置は、図4に示すように、ケース1内に、給水電磁
弁2と洗浄水タンク3と洗浄ノズル装置4と制御装置5
を内蔵する。洗浄水タンク3の上壁面には洗浄水加熱ヒ
ータ6を支持したフランジ7を取り付け、このフランジ
7によって支持した洗浄水加熱ヒータ6の発熱部を洗浄
水タンク3内に突設することにより該洗浄水タンク3内
の洗浄水を加熱するように構成し、更に、この洗浄水タ
ンク3内の洗浄水の温度を検出する洗浄水温度検出手段
8と、洗浄水温度過昇防止手段としての温度ヒューズ9
とサーモスタット10を取り付けている。
【0003】温度ヒューズ9は、金属やセラミック等の
筒体内に回路導体として可溶体を封入したものであり、
サーモスタット10は、常閉のバイメタル接点を内蔵し
たものである。
【0004】洗浄水タンク3に対する洗浄水温度検出手
段8と温度ヒューズ9とサーモスタット10の取り付け
は、何れも洗浄水タンク3の上壁面に対して行ってい
る。具体的には、図5〜図7に示すように、洗浄水温度
検出手段8は、洗浄水タンク3の上壁面に形成した取り
付け穴3aに外側から挿し込んで水密状態に取り付け、
温度ヒューズ9は、洗浄水タンク3の上壁面に形成した
取り付け穴3bを覆うように当接して止めねじ11によ
って水密状態に取り付けたフランジ7の上壁面に接する
ように横たえて押さえ具12によって押さえ付けるよう
にして取り付け、サーモスタット10は、洗浄水タンク
3の上壁面に形成した取り付け穴3cに水密状態に取り
付けた椀状の取り付け部材13内に載置し、押さえ具1
4によって押さえ付けるようにして取り付けている。
【0005】操作部15には、図8に示すように、温度
設定スイッチ16や洗浄スイッチ17などを設けてい
る。
【0006】この人体局部洗浄装置の電気的な配線は、
図9に示すように、制御装置5は電源線18により商用
電源から受電するように接続し、制御装置5から給水電
磁弁2と洗浄水温度検出手段8と操作部15に対しては
信号線19,20,21で並列的に接続し、洗浄水加熱
ヒータ6に対しては電力線22によって温度ヒューズ9
とサーモスタット10を直列的に介在させて接続してい
る。
【0007】そして、制御装置5は、洗浄水タンク3内
の洗浄水が操作部15の温度設定スイッチ16によって
設定された設定水温になるように洗浄水温度検出手段8
から出力される水温検出信号を参照して洗浄水加熱ヒー
タ6への給電を制御し、操作部15の洗浄スイッチ17
が押されると給水電磁弁2を開いて水道水を洗浄水タン
ク3に供給することにより該洗浄水タンク3内の温水を
洗浄ノズル装置4から噴射して人体の局部を洗浄する制
御を実行する。
【0008】そして、制御装置5の制御不良などにより
洗浄水タンク(洗浄水)3の温度が動作温度に達する
と、温度ヒューズ9またはサーモスタット10が電気回
路を開いて洗浄水加熱ヒータ6への給電を強制的に遮断
する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような人体局部洗
浄装置において、夏期の猛暑のなかでは、洗浄水タンク
3内の洗浄水を加熱しないで使用するように設定される
ことがある。
【0010】このような設定状態で洗浄が繰り返される
と、洗浄水タンク3内には、冷たい水道水が供給される
ことからその表面に結露が発生する。そして、この結露
水が温度ヒューズ9やサーモスタット10に多量に付着
すると、次のような不具合が発生する。
【0011】第1に、結露水の熱容量によって温度ヒュ
ーズ9やサーモスタット10の応答性が低下する。
【0012】第2に、結露水が蒸発して気化熱を奪うの
で温度ヒューズ9やサーモスタット10の温度上昇が押
さえられてしまう。
【0013】第3に、結露水が温度ヒューズ9やサーモ
スタット10内に進入して構成部材を腐食劣化させ、動
作温度が変化してしまう。
【0014】その結果、温度ヒューズ9やサーモスタッ
ト10が洗浄水温度過昇防止手段として正常に機能しな
くなって洗浄水が高温になることがある。
【0015】本発明の1つの目的は、洗浄水タンクに取
り付ける洗浄水温度過昇防止手段が該洗浄水タンクの表
面に発生する結露水が多量に付着して正常に機能しなく
なるのを防止することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、洗浄水を貯留
する洗浄水タンクと、洗浄水タンク内の洗浄水を加熱す
る洗浄水加熱ヒータと、前記洗浄水タンク内の洗浄水の
温度を検出する洗浄水温度検出手段と、前記洗浄水温度
検出手段から出力される水温検出信号を参照して前記洗
浄水加熱ヒータへの給電を制御する制御回路と、前記洗
浄水タンクの外面に取り付けられて該洗浄水タンク内の
洗浄水の温度が所定値を越えたときに前記洗浄水加熱ヒ
ータへの給電を強制的に遮断する洗浄水温度過昇防止手
段を備えた人体局部洗浄装置において、前記洗浄水温度
過昇防止手段は、前記洗浄水タンクに鉛直な状態に取り
付けることにより洗浄水タンクに発生した結露水が流れ
落ちてしまうようにした。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の人体局部洗浄装置の実施
の形態を図面を参照して説明する。前述した従来の人体
局部洗浄装置の構成手段と共通する構成手段について
は、図示説明を省略する。
【0018】図1および図2は、洗浄水タンク3に対す
る洗浄水温度検出手段8と温度ヒューズ9とサーモスタ
ット10の取り付け構造を示している。洗浄水温度検出
手段8は、従来の装置と同様に洗浄水タンク3の上壁面
に取り付けているが、温度ヒューズ9とサーモスタット
10は、洗浄水タンク3の鉛直な側壁面に取り付けてい
る。
【0019】洗浄水加熱ヒータ6の発熱部を洗浄水タン
ク3内に突出するように取り付けるフランジ7は、洗浄
水タンク3の鉛直な側壁面に形成した取り付け穴3dを
覆うように当接して止めねじ23によって水密状態に取
り付け、温度ヒューズ9は、このフランジ7の壁面に鉛
直状態に当接して該フランジ7に止めねじ24によって
取り付けた押さえ具25によって押さえ付けるようにし
て取り付け、サーモスタット10は、洗浄水タンク3の
側壁面に形成した取り付け穴3eに横向きにして水密状
態に取り付けた椀状の取り付け部材13内に設置し、洗
浄水タンク3に止めねじ26によって取り付けた押さえ
具14によって押さえ付けるようにして取り付けてい
る。
【0020】フランジ7および取り付け部材13は、洗
浄水タンク3内の洗浄水の温度(熱)をできる限り正確
に温度ヒューズ9およびサーモスタット10に伝達でき
る材質であることが望ましい。従って、このフランジ7
および取り付け部材13は、その内面を洗浄水タンク3
内の洗浄水に接触させるようにした金属部材とすること
が望ましい。
【0021】また、押さえ具14,25は、樹脂成形品
や金属板の何れであっても良いが、洗浄水の温度を迅速
に温度ヒューズ9とサーモスタット10に伝達するため
には、伝熱性に優れた銅合金製のものが好ましい。
【0022】しかしながら、温度ヒューズ9やサーモス
タット10の取り付け部材に金属材料を使用すると、温
度ヒューズ9やサーモスタット10の外部接続端子やリ
ード線が接触して漏電の危険性が高まるような場合に
は、温度ヒューズ9やサーモスタット10を樹脂やガラ
ス繊維製のチューブで覆って取り付けるようにすると良
い。
【0023】これらの実施の形態では、洗浄水タンク3
に対する温度ヒューズ9とサーモスタット10の取り付
けを洗浄水加熱ヒータ6を取り付けるフランジ7および
取り付け部材13を介して間接的に取り付けるようにし
たが、洗浄水タンク3に取り付け座を形成して直付けす
ることもできる。また、ねじ止め用フランジが形成され
た温度ヒューズ9とサーモスタット10を使用するとき
には、このねじ止め用フランジを使用してねじ止めする
ことができるので、押さえ具14,25は不要になる。
【0024】このような人体局部洗浄装置によれば、洗
浄水タンク3に結露が発生しても該洗浄水タンク3の鉛
直な側壁面に取り付けられている温度ヒューズ9および
サーモスタット10の近傍の結露水は自重により流れ落
ちてしまうので、温度ヒューズ9およびサーモスタット
10に多量に付着して害するのを防止することができ
る。
【0025】図3は、温度ヒューズ9の取り付け構造の
変形例を示している。この実施の形態では、洗浄水加熱
ヒータ6を取り付けるフランジ7は、従来装置と同様
に、洗浄水タンク3の上壁面に取り付け、このフランジ
4上に銅合金製の略L字状の取り付け具27を取り付け
て鉛直に起立した温度ヒューズ把持部27aを形成し、
この温度ヒューズ把持部27aに温度ヒューズ9を鉛直
状態に当接して押さえ片27bで押さえつけることによ
り取り付けるようにした。その他の構成は、前述した実
施の形態と同様である。
【0026】このような構成においても、温度ヒューズ
9の近傍で結露した結露水は、自重により流れ落ちてし
まうので、温度ヒューズ9に多量に付着して害するのを
防止することができる。
【0027】温度ヒューズ9およびサーモスタット10
は、制御装置5と洗浄水加熱ヒータ6の間に接続した
が、電源線18から制御装置5への給電回路中に接続し
ても良い。このようにすると、異常時には、制御装置5
への給電が停止して全部機能が停止するので、安全性が
一層向上する。
【0028】以上に述べた実施の形態は、温度ヒューズ
9とサーモスタット10の双方を鉛直な側壁面に取り付
けるようにしたが、必要に応じて、その一方にのみ選択
的に採用することもできる。
【0029】
【発明の効果】本発明は、洗浄水温度過昇防止手段を洗
浄水タンクに鉛直な状態に取り付けたので、洗浄水タン
クの表面に発生する結露水は自重により流れ落ちてしま
い、洗浄水温度過昇防止手段に多量に付着して正常に機
能しなくなるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の人体局部洗浄装置における洗浄水タン
クの一実施の形態を示す斜視図である。
【図2】図1に示した洗浄水タンクの要部縦断側面図で
ある。
【図3】本発明の人体局部洗浄装置における洗浄水タン
クの他の実施の形態を示す斜視図である。
【図4】従来の人体局部洗浄装置の一部横断平面図であ
る。
【図5】従来の人体局部洗浄装置における洗浄水タンク
の斜視図である。
【図6】図5に示した洗浄水タンクの温度ヒューズ取付
け部の縦断側面図である。
【図7】図5に示した洗浄水タンクのサーモスタット取
付け部の縦断側面図である。
【図8】図4に示した人体局部洗浄装置における操作部
の盤面図である。
【図9】人体局部洗浄装置の電気的な配線状態を示す模
式図である。
【符号の説明】
3…洗浄水タンク、9…温度ヒューズ、10…サーモス
タット。
フロントページの続き (72)発明者 野口 剛 茨城県下館市大字下江連1250番地 日立化 成工業株式会社結城事業所内 Fターム(参考) 2D038 JB01 JB03 JF00 JH02 KA14

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗浄水を貯留する洗浄水タンクと、洗浄水
    タンク内の洗浄水を加熱する洗浄水加熱ヒータと、前記
    洗浄水タンク内の洗浄水の温度を検出する洗浄水温度検
    出手段と、前記洗浄水温度検出手段から出力される水温
    検出信号を参照して前記洗浄水加熱ヒータへの給電を制
    御する制御回路と、前記洗浄水タンクの外面に取り付け
    られて該洗浄水タンク内の洗浄水の温度が所定値を越え
    たときに前記洗浄水加熱ヒータへの給電を強制的に遮断
    する洗浄水温度過昇防止手段を備えた人体局部洗浄装置
    において、 前記洗浄水温度過昇防止手段は、前記洗浄水タンクに鉛
    直な状態に取り付けたことを特徴とする人体局部洗浄装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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