JPH0443124Y2 - - Google Patents

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JPH0443124Y2
JPH0443124Y2 JP11285787U JP11285787U JPH0443124Y2 JP H0443124 Y2 JPH0443124 Y2 JP H0443124Y2 JP 11285787 U JP11285787 U JP 11285787U JP 11285787 U JP11285787 U JP 11285787U JP H0443124 Y2 JPH0443124 Y2 JP H0443124Y2
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JP
Japan
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operating lever
nail
nail clipper
operating
bracket
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JP11285787U
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JPS6417604U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は爪切器に関し、さらに詳しくは上下
方向の高さを低くして小型化した操作性の良好な
爪切器に関するものである。
(従来の技術) 従来の爪切器は第7,8図に示すように、上部
爪切片21と下部爪切片22の先端部に対し、支
持軸23を上向きに貫通し、同支持軸23の上端
部に連結ピン24により操作レバー25を上下方
向の回動可能に、かつ支持軸23を中心に反転可
能に連結していた。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、従来の爪切器は前記操作レバ25の
先端部に対し、両爪切片21,22を梃の原理に
より開閉動作させるため、ほぼ三角形状の作動凸
部25aが一体形成されていたので、不使用状態
で第7図に示すように前記作動凸部25aにより
爪切器の上下方向の寸法が高くなり、小型化の障
害になつていた。又、使用に際しては、操作レバ
ー25を連結ピン24を中心に起こした後、それ
を第8図に示すように支持軸23を中心に反転さ
せて操作レバー25を下方へ押動する必要がある
ので、操作上難点があつた。
この考案は前記の事情を鑑み、上下方向の寸法
を低くして小型化を図ることができるとともに、
爪切り操作を簡単に行うことができる爪切器を提
供することを目的とするものである。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) この考案は前記問題点を解消するため、先端に
刃部を備えた上部爪切片と下部爪切片をその基端
部において連結し、前記下部爪切片の先端部両側
にブラケツトを設け、同ブラケツトには操作レバ
ーの先端部両側に設けたブラケツトを連結ピンに
より連結し、かつ連結ピンを一方のブラケツトに
前後方向に設けた長孔に係合して、操作レバーを
上下方向の回動可能に、かつ前後方向の往復動可
能に装着し、さらに、前記操作レバーの前記ブラ
ケツトの直後には操作レバーの上方への回動時に
上部爪切片を下方へ押動する作動凸部を設けると
いう手段を採つている。
(作用) この考案は連結ピンを中心に操作レバーを上方
へ回動するとともに、後方へ移動して作動凸部を
上部爪切片の上面に係止した後、連結ピンを中心
に操作レバーを下方へ回動すると、上部爪切片が
下方へ移動され、操作性が向上する。
又、本考案は操作レバーの先端部に上方へ突出
する作動凸部がなくなり、かつ両爪切片に操作レ
バーを連結する支持軸も省略することができるも
ので、上下方向の寸法が小さくり、部品点数も減
少する。
(実施例) 以下、この考案を具体化した一実施例を第1図
〜第5図に基づいて説明する。
先端部に刃部1a,2aを有する上部爪切片1
と下部爪切片2の基端部は、スポツト溶接等によ
り溶接固定され、両爪切片1,2自身の弾性力に
より常には両刃部1a,2aが開口状態に保持さ
れている。
前記下部爪切片2の先端部寄り左右両側には、
前後方向に指向する長孔3aを有するブラケツト
3が一体に上方へ折り曲げ形成されている。又、
上部爪片1の先端部寄り左右両側には前後方向に
延びる浅い係合凹所4が形成されている。前記下
部爪切片2の前記ブラケツト3には前記係合凹所
4,4を通つて操作レバー5の先端部左右両側に
形成したブラケツト6が前記長孔3aに挿通され
る連結ピン7により上下方向の回動可能に、かつ
前後方向の往復動可能に連結されている。
前記操作レバー5のブラケツト6の直後には上
部爪切片1の押動用の作動凸部8が一体に形成さ
れている。この作動凸部8と対応して、上部爪切
片1の係合凹所4の後端縁4a直後には、前記作
動凸部8の先端を係止し得る係止凹部9が形成さ
れている。
次に、前記のように構成された爪切器の作用に
ついて説明する。
この爪切器は第3図に示す不使用状態におい
て、操作レバー5を連結ピン7を中心に同図反時
計廻り方向に回動すると、第4図に示すように作
動凸部8が上部爪切片1の係合凹所4から上方へ
移動される。この状態で操作レバー5を後方へ移
動すると、連結ピン7が長孔3aに沿つて後方へ
案内されながら、第4図に鎖線で示すように作動
凸部8が係止凹部9上に移動される。この状態で
操作レバー5を連結ピン7を中心に第4図時計廻
り方向に回動すると、作動凸部8が係止凹部9に
係合され、第5図に示すように上部爪切片1が基
端部を中心に下方へ弾性変形され、両爪切片1,
2の刃部1a,2aにより爪が剪断される。
なお、本考案は次のように具体化することも可
能である。
(1) 第6図に示すように操作レバー5に対し、上
部爪切片1の係合凹所4の後端縁4aが係止さ
れる凹所12を切り欠き形成すること。
この別例では不使用状態で上部爪切片1に操
作レバー5を係止しておくことができるため、
不使用状態を安定して保持することができる。
(2) 前記実施例ではブラケツト3に長孔3aを設
けたが、これをブラケツト6に設けること。
(3) 連結ピン7に代えてブラケツト6を押し出し
成型し、長孔3aに係合される突部(図示略)
を設けること。
考案の効果 以上詳述したように、この考案は従来必要であ
つた支持軸を省略して部品点数を減少すうことが
できるとともに、操作レバーに設けた作動凸部が
上方へ突出するのをなくして、爪切器の小型化を
図ることができ、さらに、操作レバーの反転動作
をなくして操作性を向上することができる効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化した一実施例を示す
爪切器の分解斜視図、第2図は爪切器の組付状態
を示す斜視図、第3図は不使用状態を示す正面
図、第4図及び第5図はそれぞれ操作レバーの作
用状態を示す正面図、第6図は本考案の別例を示
す部分斜視図、第7図は従来例を示す不使用状態
の正面図、第8図は同じく使用状態を示す正面図
である。 上部爪切片……1、下部爪切片……2、刃部…
…1a,2a、ブラケツト……3,6、長孔……
3a、係合凹所……4、操作レバー……5、連結
ピン……7、作動凸部……8、係止凹部……9、
凹所……12。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 先端に刃部1a,2aを備えた上部爪切片1
    と下部爪切片2をその基端部において連結し、
    前記下部爪切片2の先端部両側にブラケツト3
    を設け、同ブラケツト3には操作レバー5の先
    端部両側に設けたブラケツト6を連結ピン7に
    より連結し、かつ連結ピン7を一方のブラケツ
    ト3に前後方向に設けた長孔3aに係合して、
    操作レバー5を上下方向の回動可能に、かつ前
    後方向の往復動可能に装着し、さらに、前記操
    作レバー5の前記ブラケツト6の直後には操作
    レバー5の下方への回動時に上部爪切片1を下
    方へ押動する作動凸部8を設けたことを特徴と
    する爪切器。 2 前記操作レバー5は不使用状態で上部爪切片
    1に設けた係合凹所4の後端縁4aを係合する
    凹所12を有する実用新案登録請求の範囲第1
    項に記載の爪切器。 3 前記上部爪切片1は前記作動凸部8を係合す
    る係止凹部9を有する実用新案登録請求の範囲
    第1項に記載の爪切器。
JP11285787U 1987-07-23 1987-07-23 Expired JPH0443124Y2 (ja)

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JP11285787U JPH0443124Y2 (ja) 1987-07-23 1987-07-23

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JPS6417604U JPS6417604U (ja) 1989-01-27
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