JPH0443066A - 印字装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本究明は、印字装置に関するものである。

従来の技術 近年（従来）、 タイプライタ−等の印字装置において、印字リボン巻き
取り動作と訂正リボンリフト動作を一つのモーターの正
逆回転とクラッチ機構及び位置センサー等を用いて行う
印字装置が発明されている。

以下、従来の印字装置について説明する。

第４図は従来の印字装置の斜視図であり、１は印字リボ
ン１ａを収納したリボンカセット、２は訂正リボン、３
はリボンカセットと訂正リボン２を取り付けたホルダー
であり、キャリッジ（図示せず）に回転中心３ａを支点
として回動可能に支持されている。４はステッピングモ
ーターであり、正逆回転、及びステップ数を任意に選択
できる。

４ａはステッピングモーターのピニオン、６はピニオン
４ａとかみ合う中間歯車であり、苧はリボン巻き取り歯
車である。第６図に示すように中間歯車６は、内側にラ
チェツト歯を有するギア部６ａと、リボン巻き取り歯車
６とかみ合う歯車部６ｂと、はすは歯車部の一部を支点
として回転可能に支持されたバネ６Ｃで付勢されたラチ
ェツト爪６ｄから成るクラッチ機構を持つ。７は外側に
ピニオン４ａとかみ合う歯車を持つカムであり、８はホ
ル゛ダーに取り付けられたピン３ｂを案内することによ
りホルダー３を回動させるカムトラックであり、第６図
に示すようにそｎぞれ半径の異なる、印字リボン１ａを
印字位置へ配置させるカムトラツク８ａ部、訂正リボン
２を印字位置へ配置させるカムトラツク８ｂ部、及び８
ａ部と８ｂ部を連絡するカムトラック８Ｃ部、ａｄ部か
ら成る。９は光学式反射型位置センサーであり、カム７
に取り付けられた反射板１０を検出することにより、カ
ムの位置を検知することができる。

以上のように構成された従来の印字装置について、以下
その動作を説明する。

まず電源投入時には、センサー９が反射板１０を検出す
るまでステ゛ッ、ブソグモーター４を正、または逆凹輯
させ、検出後は、ステッピングモーター４を任意の角度
回転させることによりカムトラツク８ａ部にピン３ｂを
案内し印字リボン１ａを印字位置へ配置させる。通常の
印字の場合、ステッピングモーター４を任意の角度θ１
だけ図中矢印１８ａ方向に回転させると、中間歯車６の
クラッチＦ！ｉ構はかみ合い、リボン巻き取り歯車６を
回転させ印字リボン１ａを巻き取る。次にステッピング
モーター４を任意の角度θ１だけ図中矢印１８ｂ方向に
回転させると、中間歯車６のクラッチ機構はかみ合わず
リボン巻き取り歯車６は回転せず、カム８はリボンを巻
き取る前の位置と同様な位置に復帰している。このとき
、ステッピングモーターの任意の角度θ１の往復回転に
対してカム７は往復回転を行うがカム７の回転量に対し
てカムトラツク８ａ部は十分に長く、ピン３ｂにカムト
ラツク８ａ部に案内された状態のままであり、ホルダー
３は回動しない。

次に訂正リボン２を印字位置へ配置させようとするなら
ば、ピン３ｂがカムトラツク８ａ部からカムトランクｓ
　ｃ　ｓｉ経由してカムトラツク８ｂ部に案内されるま
でステッピングモーター４を角度θ２だけ図中矢印１１
ｂ方向に回転させる。再び印字リボンを印字位置へ配置
させようとするならば、ピンがカムトラツク８ｂ部から
カムトラック８ａ部を経国してカムトラツク８ａ部に案
内されるまでステッピングモーター４を角度θ３だけ図
中矢印１１ｂ方向に回転させる。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来の構成では、亮価なセンサーを用
いらなくてにならず、またリボン巻き取りの際にはカム
が往復運ｗＪを行うので、カムの慣性に打ち一つ強力な
ステッピングモーターを使用しなくてはならないし、印
字スピードを上げることも非常に困難である。加えて、
クラッチ機構のラチェ、）部からは騒音が発生し、リボ
ンの巻き取ｐｉｔステッピングモーターの回転量に対応
して可変にした場合、ラチェットの歯と爪とのかみ合い
具合によって誤差が生じ微細な可変リボン巻き取りが不
可能である。

課題を解決するための手段 本発明は、モーターの回転に連動する太陽歯車と遊星歯
車と、遊星歯車の腕の動きを規制するカムトラックとを
有するリボンホルダーを回動させるためのカムを設け、
遊星歯車がリボン巻き取り手段、あるいはホルダー回動
手段のいずれが一方にモーターの回転を伝達する機構を
採用したものである。

作　　　用 上記構成により、遊星歯車がリボン巻き取り手段へステ
ッピングモーターの回転を伝達している間は、ホルダー
回動手段は停止し、かつモーターの回転とリボン巻き取
りの回転とは、一定のギア比によって連動し、遊星歯車
がホルダー回動手段へモーターの回転を伝達している間
はリボン巻き取り手段は停止し、ホルダー回動手段であ
るカムが定位置から回転移動し再び定位置に戻るまでは
、モーターの回転をホルダー回動手段へ伝達し続けるこ
とができる。

実施例 第１図は本発明の一実施例における印字装置の斜視図で
あり、１は印字リボン１ａを収納したリボンカセット、
２は訂正リボン、３はリボンカセットと訂正リボン２を
取り付けたホルダーであり、キャリッジ（図示せず）に
回転中心３ａを支点として回動可能に支持されている。

４はステッピングモーターであり、正逆回転、及びステ
ップ数を任意に選択できる。４ａはステッピングモータ
ーのピニオンであり、１１はピニオン４ａｉ太陽歯車と
する遊星歯車であり、１２は遊星歯車１１の腕であり、
第３図に遊星歯車１１と腕１２の断面図を示すが１３は
遊星歯車１１と腕１２の間に安定した摩擦力が発生する
様に配置されたバネである。６はリボンカセットの巻き
取り機構へ回転を伝える巻き取り歯車であり、１４は遊
星歯車１１の回転を巻き取り歯車へ伝える中間歯車であ
る。１６は外周を歯車とするカムでお９図中おもて面に
は、腕１２を案内するカムトラック１５ａ及び１５ｂを
、また裏面には、ホルタ−のピン３ｂを案内して印字リ
ボン１ａまたは訂正リボン２を印字位置へ配置させる様
ホルダー３を回動させるカムトラック１５ｃ、１５ｄ、
１５ｅを備えている。また１６に遊星歯車１１とカム１
５とがかみ合っていない場合に、カム１６の停止位置を
安定させておくための線バネである。

以上のように構成された本実施例の印字装置について、
以下その動作について説明する。

まず、ステッピングモーター４が図中矢印１７ａ方向へ
回転した場合を第２図に示す。

遊星歯車１１は線バネ１６がら受けた摩擦力によって矢
印１８ａ方向へ移動し、史には中間歯車１４とかみ合い
ステッピングモーター４の回転を巻き取り歯車６へ伝え
る。このとき、印字リボン１ａは印字位置に配置されて
おり、カム１５は線バネ１６によって定位置に停止した
状態となっている。次に、訂正リボン２を印字位置に配
置させるために、遊星歯車１１と中間歯車１４とかがみ
あった状態から、ステッピングモーター４を矢印１７ａ
とは逆方向、つまり矢印１７ｂへ回転した場合を第２図
すに示す。まず第３図とにおいて、中間歯車１４とかみ
合っていた遊星歯車１１はバネ１３の摩擦力によって移
動し、カム１６とがみ合う。この場合腕１２のピン１２
ａ！’！カムトラツク１５ａを移動するが腕１２の動き
はカムトラック１５ａからに何ら規制を受けることはな
い。更にステッピングモーター４が回転を続ければ、カ
ム１５が回転を始め第２図Ｃに示す状態となる。

この状態では、椀１２のピン１２ａはトラック１６ｂ内
にあるが、これは遊星歯車１１の劃きによってピンがト
ラック内に入ってきたので、ピン１２ａはトラック１６
ｂから規制を受けていない。

またピンは、印字リボン１ａｉ印字位置へ配置させるた
めρ同一半径上におるトラック１５ｃから訂正リボン２
を印字位置へ配置させるための同−半径上にあるトラッ
ク１６ｄへ向かってトラック１５ｃとトランク１６ｄを
つなぐトラック１５ｅを通って移動する。更にステッピ
ングモーター４が回転を続ければ、第２図ｄに示す様に
訂正リボン２は印字位置に配置させられる。次に訂正リ
ボン２が印字位置にある状態から印字リボン１ａを印字
位置に配置させようとするならば、ステッピングモータ
ー４を矢印１７ｂ方向とは逆方向、すなわち矢印１了ａ
方向へ回転させる。このとき腕１２は摩擦力によって矢
印１９方向へ回転しようとするが、腕１２のピン１２ａ
はカムトラック１５ｂによって規制を受は回転すること
は出来ない。よって遊星歯車１１はカム１６にかみ合っ
たままであり、カム１６は回転し、第２図ｄの状態から
第２図すの状態へと移動する。このとき印字リボン１ａ
ｆｌ印字位置への配置を終了している。

更に回転を続ければ、腕１２のピンはトラックの規制を
受けた状態から、トラックに案内され規制を受けること
がなくなり、腕１２は１９方向へ回転を始め、更には中
間歯車１４とかみ合う。第２図ａの遊星歯車１１が中間
歯車１４にかみ合っている状態から、第２図ａの訂正リ
ボン２が印字位置へ配置されている状ｇまでのステッピ
ングモーター４の回転量はあらかじめ一定回転量を設定
しておかなければよい。また、電源投入時等は遊星歯車
１１の位置及びカム１５の位置が安定していないので遊
星歯車１１と中間歯車１４とが確実にかみ合うまでの回
転量をステッピングモーター４に与えなければならない
。

発明の効果 本発明は、ステッピングモーターの回転に連動した太陽
歯車と遊星歯車と、遊星歯車の腕の動きを規制するカム
トラックとを有するカムによって、一つのステッピング
モーターを正逆回転させることにより、高価なセンサー
を使用することなく印字リボンの巻き取り動作と、印字
リボンまたは訂正リボンを印字位置へ選択可能に配置す
ることができると共に、リボン巻き取り手段へのステッ
ピングモーターの回転伝達を歯車を介して行っているの
で、ステッピングモーターの回転量の変化に対応してリ
ボンの巻き取り量を変化させることができるので、印字
される文字の大きさによってリボンの巻き取り量を変化
させることができリボンの無駄な使用を防ぐことができ
る。またラチェット機構やクラッチ機構を用いた場合に
比べ、騒音が発生することもなく、非常に静かで安価な
印字装置を供給できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における印字装置の斜視図、
第２図は同遊星歯車とカムの動きを示す正面図、第３図
は遊星歯車と腕の断面図、第４図は従来の印字装置の斜
視図、第６図は中間ギアのクラッチ機構を示す斜視図、
第６図は同カムトラックを示す正面図である。 １・・・・・・リボンカセット、２・・・・・・訂正リ
ボン、３・・・・・・ホルダー　４・・・・・・ステッ
ピングモーター１１・・・・・・遊星歯車、１２・−・
・・・遊星歯車の腕、１４・・・・・・中間歯車、１６
・・・・・・カム。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名１、
−り不゛ノフｔ’Ｊ ｆシー６ア１り方パノ ？　−名■えりｊ・“ソ ３−１−瀾Ｌデー ｈ−回斡制（ 呻−卿聞ｉｔ ｒ　−力４（す」１ソリフトカリ １６−　鯰げわ Ｃ％！ 第 図 ｊ ばわ纏擦舒す２ ５−・−中藺鉗木 ７−７７ム 第 図 ５１−・ｆｔ一部 ｄ −う＋エフトρも

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 プラテンに沿って進歩移動可能なキャリッジ上に、キャ
   リッジに回動可能に支持され印字リボンと訂正リボンを
   積載したホルダーと、 前記ホルダーの下方に回転可能に支持され、印字リボン
   が印字位置に配置するようにホルダーを回動させるため
   の第一のカム部と、第一のカム部に連続して形成され訂
   正リボンが印字位置に配置するようにホルダーを回動さ
   せるための第二のカム部を備えたリボンリフトカムと、 前記ホルダーに連結され、前記リフトカムに追従して作
   動され、該ホルダーを回動させるカムフォロアと、 前記キャリッジに回転可能に支持され、印字リボンの新
   たな部分を印字点に位置させるためのリボン送り部材と
   、 前記リボンリフトカム、及び前記リボン送り部材を回転
   させるための駆動モーターと該駆動モーターの駆動回路
   とを有する印字装置において、前記駆動モーターに連動
   する歯車と、該歯車を太陽歯車とする遊星歯車と、該歯
   車と該遊星歯車の回転中心とを連結させる遊星歯車の腕
   と、該歯車と該腕間、または該遊星歯車と該腕間の摩擦
   部材とを備え、 前記カムフォロアが前記第一のカム部に位置する場合に
   は前記遊星歯車は、前記駆動モーターの回転方向により
   、前記リフトカム、あるいは前記リボン送り部材に、該
   駆動モーターの回転を伝達可能であり、該カムフォロア
   が前記第二のカム部に位置する場合は、前記腕は前記リ
   フトカムに形成される第三のカム部に規制を受け、該遊
   星歯車は該リフトカムにのみ該駆動モーターの回転を伝
   達可能であることを特徴とする印字装置。