JPH044269Y2 - - Google Patents

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JPH044269Y2
JPH044269Y2 JP11380385U JP11380385U JPH044269Y2 JP H044269 Y2 JPH044269 Y2 JP H044269Y2 JP 11380385 U JP11380385 U JP 11380385U JP 11380385 U JP11380385 U JP 11380385U JP H044269 Y2 JPH044269 Y2 JP H044269Y2
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JP
Japan
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switching lever
operating member
switching
pivot point
torsion spring
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JP11380385U
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JPS6223328U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば、カーヒータのエアダクトを
切換えて冷暖房の切換を行なうのに用いられる機
械的位置切換装置の改良に関するものである。
(従来技術) カーヒータのエアダクトにはヒータコアが側路
して設けられ、このヒータコアは運転室の操作レ
バーを操作してエアダクト内の切換板を機械的に
変位することによつてヒータコアをエアダクトに
導入したりエアダクトからバイパスしたりしてい
る。このような機械的位置の切換は通常操作ロツ
ドまたは操作ケーブルの如き操作部材の直線運動
を受けて切換レバーを揺動して行なわれている。
しかし、従来技術では操作部材が直接切換レバー
に連結されていたので操作部材は被操作側である
切換レバーの揺動に必要なストローク分変位する
ことが要求され、このため狭い車内の空間を有効
に利用することができない上に操作部材の変位が
大きく操作性が低い欠点があつた。
(考案の目的) 本考案の目的は、操作部材のストロークを小さ
くして被操作側の切換レバーを切換えることがで
きる機械的位置切換装置を提供することにある。
(考案の構成) 本考案の機械的位置切換装置は、操作部材の直
線運動を受けて位置切換される切換レバーから成
り、この操作部材の先端に連結され切換レバーの
自由端が係入する長孔を有し操作部材の直線運動
を切換レバーに伝達するクレビスと切換レバーの
枢支点の軸線に平行な軸線上にある枢支点に枢支
点されたトーシヨンばねとから成り、このトーシ
ヨンばねは、切換レバーの自由端をこの切換レバ
ーの枢支点とトーシヨンばねの枢支点とを結ぶ線
上にある点を死点としていずれかの側に強制的に
変位するようにしたことを特徴としている。
この構造によると、操作部材を切換レバーの枢
支点とトーシヨンばねの枢支点とを結ぶ線を僅か
に越える点まで変位することによつてその後はト
ーシヨンばねの力で切換レバーが強制的に切換え
られるので操作側のストロークを短縮することが
でき、従つて車内の空間を有効に利用することが
できる上に操作性が向上する。
(実施例) 本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明す
ると、第1図は本考案に係る機械的位置切換装置
10を示し、この機械的位置切換装置10は操作
部材12の直線運動を受けて位置切換される切換
レバー14から成つている。図示の実施例では操
作部材12はアウタケーブル12A内を貫通する
可撓性のあるインナケーブル12Bから成つてい
るが、操作ロツドの如き可撓性のないものでもよ
い。尚、図示の実施例では切換レバー14はカー
ヒータのケーシング16内を延びてカーヒータの
エアダクトの切換板を切換えるようになつてる。
本考案の機械的位置切換装置10は、操作部材
12の先端12aに連結され切換レバー14の自
由端14aが係入する長孔18aを有し操作部材
12の直線運動を切換レバー14に伝達するクレ
ビス18と切換レバー14の枢支点14bの軸線
に平行な軸線上にある枢支点20aに枢支された
トーシヨンばね20を更に備えている。このトー
シヨンばね20は、切換レバー14の自由端14
aをこの切換レバー14の枢支点14bとトーシ
ヨンばね20の枢支点20aとを結ぶ線上にある
点を死点としていずれかの側に強制的に変位する
ように作用する。
次に本考案の動作を第2図及び第3図を参照し
てのべる。第2図に示すように、操作部材12を
矢印方向に直線運動すると、この直線運動はクレ
ビス18の長孔18aの左側の壁を介して切換レ
バー14をオフ位置に向けて時計方向に揺動し始
める。切換レバー14の自由端14aが第2図の
点線14’aで示すように枢支点14b,20a
を結ぶ線上にある死点を僅かでも越えると、トー
シヨンばね20がその枢支点20aを中心に揺動
して第3図に示すように切換レバー14にF2の
作用力を与えこのF2の分力f2によつて切換レバ
ー14はオフ位置に急速に切換えられる。注目す
べきことであるが、この際操作部材12は全く変
位しないで切換レバー14の自由端14aのみが
クレビス18の長孔18a内を半径Rの円弧を描
いてスライドすることである。尚、この際クレビ
ス18は操作部材12の可撓性によつて切換レバ
ー14の自由端14aの円弧運動に追従すること
ができる。従つて、操作部材12はストロークB
で切換レバー14にストロークAを与えたことに
なり、ストローク(A−B)=Cが短縮されたこ
とになる。同様にして第3図の位置から操作部材
12を左側にストロークBだけ直線運動すると、
トーシヨンばね20によつて切換レバー14に作
用力F1が与えられその分力f1によつて切換レバ
ー14はストロークAだけ揺動されオン位置に切
換えられる。
尚、操作部材12が可撓性のない操作ロツドか
ら成つている場合にはこのクレビス18と切換レ
バー14とは切換レバー14の揺動を許すように
連結される。これは例えば、長孔18aの巾を広
くする等の方法により達成される。
(考案の効果) 本考案によれば、上記のように、切換レバーの
位置切換に必要なストロークを操作部材のそれよ
り小さなストロークで得ることができるから操作
側のストロークを短縮することができ、従つて車
内の空間を有効に利用することができる上に操作
性が向上する実益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る機械的切換装置の概略斜
視図、第2図及び第3図は本考案の動作を示す説
明図である。 10……機械的位置切換装置、12……操作部
材、12a……操作部材の先端、14……切換レ
バー、14a……切換レバーの自由端、14b…
…切換レバーの枢支点、18……クレビス、18
a……クレビスの長孔、20……トーシヨンば
ね、20a……トーシヨンばねの枢支点。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 操作部材の直線運動を受けて位置切換される
    切換レバーから成る機械的位置切換装置におい
    て、前記操作部材の先端に連結され前記切換レ
    バーの自由端が係入する長孔を有し前記操作部
    材の直線運動を前記切換レバーに伝達するクレ
    ビスと前記切換レバーの枢支点の軸線に平行な
    軸線上にある枢支点に枢支されたトーシヨンば
    ねとから成り、前記トーシヨンばねは、前記切
    換レバーの自由端を前記切換レバーの枢支点と
    前記トーシヨンばねの枢支点とを結ぶ線上にあ
    る点を死点としていずれかの側に強制的に変位
    するようにしたことを特徴とする機械的位置切
    換装置。 (2) 前記操作部材は可撓性のあるケーブルであ
    り、前記クレビスは前記操作部材の可撓性によ
    つて前記切換レバーの揺動を許す実用新案登録
    請求の範囲第1項に記載の機械的位置切換装
    置。 (3) 前記操作部材は操作ロツドであり、前記切換
    レバーと前記クレビスとは前記切換レバーの揺
    動を許すように連結されている実用新案登録請
    求の範囲第1項に記載の機械的位置切換装置。
JP11380385U 1985-07-26 1985-07-26 Expired JPH044269Y2 (ja)

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JP11380385U JPH044269Y2 (ja) 1985-07-26 1985-07-26

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JPS6223328U JPS6223328U (ja) 1987-02-12
JPH044269Y2 true JPH044269Y2 (ja) 1992-02-07

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