JPH044268Y2 - - Google Patents

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JPH044268Y2
JPH044268Y2 JP17211886U JP17211886U JPH044268Y2 JP H044268 Y2 JPH044268 Y2 JP H044268Y2 JP 17211886 U JP17211886 U JP 17211886U JP 17211886 U JP17211886 U JP 17211886U JP H044268 Y2 JPH044268 Y2 JP H044268Y2
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Guiding Agricultural Machines (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、揺動自在で、かつ、揺動軸芯の方向
に摺動自在な被制御部材に対する操作アームが前
記揺動軸芯と直交する方向の第1軸芯の周りでの
み揺動自在に連結された連動部材を、前記揺動軸
芯と平行な第2軸芯の周りでのみ揺動自在に機体
部分に取付け、前記連動部材に、前記第1軸芯と
平行な第3軸芯の周りでのみ揺動自在に操作レバ
ーを連結すると共に、この操作レバーの前記第3
軸芯の周りでの揺動により前記操作アームが前記
第1軸芯の周りで揺動操作されるように前記操作
レバーと前記操作アームとを連動連結させた連動
ロツドを設けた作業車の操作構造に関する。
〔従来の技術〕
上記操作構造は、操作レバーを第2軸芯の周り
で揺動操作することにより、操作アームが第2軸
芯の周りで揺動して被制御部材の揺動操作がで
き、そして、操作レバーを第3軸芯の周りで揺動
操作することにより、操作アームが第1軸芯の周
りで揺動して被制御部材の摺動操作ができるよう
にされたものである。
この種操作構造において、従来、操作レバーを
相対揺動自在に連結した握り部側レバー部分と操
作アーム側レバー部分とから構成すると共に、前
記握り部側レバー部分を操作アーム側レバー部分
に対して揺動調節した位置で一体揺動するように
連結固定する解除自在なロツク機構を設けること
により、組付け状態の操作レバーの握り部を被制
御部材の摺動操作のための移動方向に位置調節す
ることを可能にされていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の上記調節手段にあつては、構造が複雑に
なるばかりではなく、位置調節をするに当り、ロ
ツク機構の解除のために動き易い状態になつたレ
バー部分を移動させることから、操作力の与え具
合によつてはレバー部分が動き過ぎ、微調節がし
にくくなつていた。
本考案の目的は、構造簡単に得られると共に微
調節がし易いように、しかも、操作不良や操作に
伴う位置ずれが生じないように改造することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の特徴構成は、冒記した作業車の操作構
造において、前記連動ロツドに伸縮調節用のター
ンバツクル部を備えてあることにあり、その作用
及び効果は次のとおりである。
〔作用〕
ターンバツクル部の回動操作により連動ロツド
の伸長操作あるいは短縮操作をすると、この伸長
作動力あるいは短縮作動力により操作レバーが第
3軸芯の周りで揺動調節される。
〔考案の効果〕
操作レバーの第3軸芯周りでの揺動調節が可能
なことにより、被制御部材の接続操作のための移
動方向における握り部の位置調節ができ、各部品
の製作誤差や組付け誤差にかかあらず、握り部を
所望位置にセツトできるのでありながら、位置調
節をターンバツクル部の回動調節によつてできる
ことから、調節に伴う操作レバーの動き過ぎが生
じにくくて微調節がし易くなり、所望位置への調
節セツトが迅速かつ容易にできるようになつた。
しかも、連動ロツドの伸縮構成が操作力伝達方
向に螺進するネジ式であることにより、スライド
式の場合のように操作時に被制御部材の摺動抵抗
と操作力とのために不等に伸縮することがなくな
り、操作力を確実に伝達できて所望の操作が確実
にできると共に、操作に伴う位置狂いの生じない
信頼性の高いものにできた。
さらには、連動ロツドにターンバツクル部を備
えさせるだけの簡単な構造で済み、経済面で有利
にできた。
〔実施例〕
第6図に示すように、左右一対の前車輪1a,
1bを操向自在及び駆動可能に有し、かつ、左右
一対の非操向型の後車輪2a,2bを駆動可能に
有した走行機体の後部に、ロータリ耕耘装置等の
各種作業装置を昇降操作自在に連結するリフトア
ーム3、及び、連結作業装置に伝動する動力取出
し軸4を備えさせて、農用トラクターを構成して
ある。
前記走行機体の後部を形成するミツシヨンケー
ス5の前端部に、前車輪1a,1bに対する変速
装置6を内装してあり、この変速装置6は、第1
図及び第4図に示すように構成してある。
すなわち、走行用トランスミツシヨン(図示せ
ず)の前輪用出力ギア7にギア8を介して連動さ
せた標準速伝動ギア9、前記ギア8に回転軸10
及びギア11を介して連動させると共に多板式の
摩擦クラツチ12を備えさせた増速伝動ギア13
の夫々を出力軸14に相対回転可能に取付け、前
記出力軸14にスリーブ15を介して一体回転及
び摺動可能に伝動兼用の変速部材16を取付けて
ある。そして、前記変速部材16が摺動シフター
17によりナイロン製のストツパーリング18に
接当するまで摺動操作されて標準速伝動ギア9に
咬合すると、標準速伝動ギア9と出力軸14が一
体回転する状態になり、一対の前車輪1a,1b
の平均周速度を一対の後車輪2a,2bの平均周
速度と同一またはほぼ同一にするように前輪用差
動機構19に伝動する標準伝動状態になり、変速
部材16が標準速伝動ギア9と摩擦クラツチ12
の中間に位置するように操作されて標準伝動ギア
9から離脱すると共に摩擦クラツチ12を切りに
すると、出力軸14が遊転状態になり、一対の前
車輪1a,1bを遊転状態にするように伝動切り
状態になり、変速部材16が増速伝動ギア13の
方に摺動操作されて摩擦クラツチ12を入りに操
作すると、増速伝動ギア13と出力軸14が一体
回転する状態になり、一対の前車輪1a,1bの
平均周速度を一対の後車輪2a,2bの平均周速
度より大にするように前輪用差動機構19に伝動
する増速伝動状態になるようにしてある。
第1図に示す如く、前記シフター17のシフタ
ー支軸20に対する取付け部に遊端側を係合させ
てある揺動アーム21、この揺動アーム21を支
持する回転自在な筒支軸22、この筒支軸22及
びミツシヨンケース5を貫通させてある回転自在
な伝動軸23、この伝動軸23と前記筒支軸22
を一体回転可能に連動させるように両軸23,2
2の一端側に取付けてある連動具24、前記伝動
軸23の他端側に一体回転可能に取付けてある揺
動アーム25、この揺動アーム25に一端側を連
結したレリーズワイヤ26、第5図に示す如く機
体フレーム27に軸芯P1の周りで揺動するよう
に取付けた揺動リンク28、この揺動リンク28
とピツトマンアーム29の間に設けたカム機構3
0の夫々により前輪ナツクルアーム41とステア
リングハンドル32を連動させてあるピツトマン
アーム29と、シフター17とを連動させると共
に、第1図及び第2図に示す如く前記連動具24
に作用させたスプリング31により変速装置6が
前記標準伝動状態に、かつ、前記揺動リンク28
が第1揺動位置Rに夫々付勢されるように構成し
て、ステアリングハンドル32の回動操作による
前車輪1a,1bの操向操作に伴つて変速装置6
が自動的に切換わるように自動変速機構を構成し
てある。前記連動具24を第1図に実線で示す如
く筒支軸22及び伝動軸23のスプライン部23
aの両者に係合すると共にボールデテント33で
保持された連動位置(ON)と、第1図に仮想線
で示す如く伝動軸23から外れると共に前記ボー
ルデテント33で保持された連動解除位置
(OFF)とに摺動するように、かつ、操作レバー
34を備えてある操作構造Eにより前記連動位置
(ON)に操作したり、前記連動解除位置(OFF)
に位置させながら変速装置6が前記標準伝動状態
や前記伝動切り状態になるよう揺動操作するよう
に構成してある。そして、連動具24を連動位置
(ON)に操作しておくと、ピツトマンアーム2
9が中立位置Aを中間位置とした揺動範囲Lにあ
ると、前記カム機構30の作用により揺動リンク
28が第1操作位置Rにあつて前記スプリング3
1により変速装置6が標準伝動状態に維持されて
おり、ピツトマンアーム29が前記揺動範囲Lを
超えて左側または右側に揺動操作されると、カム
機構30により揺動リンク28が第2揺動位置F
に操作されて変速装置6が増速伝動状態に切換わ
るように構成してある。
前記操作構造Eは、第1図及び第2図に示す如
く構成してある。連動具24に対する操作アーム
35を連動具24の揺動軸芯P2と直交する第1
軸芯P3の周りでのみ揺動するように二又型の第
1アーム部36aに連結してある連動部材36を
前記揺動軸芯P2と平行な第2軸芯P4の周りでの
み揺動するように取付け軸37を介して機体部分
形成用の前記ミツシヨンケース5に取付けてあ
る。そして、前記連動部材36の二又型の第2ア
ーム部36bに前記第1軸芯P3と平行な第3軸
芯P5の周りでのみ揺動するように前記操作レバ
ー34を連結すると共に、この操作レバー34の
アーム部34aを連動ロツド38をして前記操作
アーム35のアーム部35aに連動連結してあ
る。すなわち、操作レバー34を第3図に示す如
きレバーガイド39に沿わせて第3軸芯P5の周
りで揺動操作されると、操作アーム35が連動ロ
ツド38を介して伝達されるレバー操作力により
第1軸芯P3の周りで揺動操作されて連動具24
を揺動軸芯P2の方向に摺動操作し、操作レバー
34を第2軸芯P4の周りで揺動操作すると、操
作アーム35が連動部材39と一体揺動すること
により第2軸芯P4の周りで揺動操作されて連動
具24を切欠き内面24aに対する接当によりス
プリング31に抗して押圧揺動操作したり、スプ
リング31によつて揺動操作させるのである。つ
まり、操作レバー34を第1操作位置(4WD−
)に操作すると、連動具24が連動位置
(ON)になり、操作レバー34を第2操作位置
(4WD−)に操作すると、連動具4が連動解
除位置(OFF)で、かつ、変速装置6を標準伝
動状態にする揺動位置になり、操作レバー34を
第3操作位置(2WD)に操作すると、連動具2
4が連動解除位置(OFF)で、かつ、変速装置
6を伝動切り状態にする揺動位置になるのであ
る。
要するに、操作レバー34を第1操作位置
(4WD−)に操作すると、4輪駆動の状態で、
かつ、前車輪1a,1bを設定角以上に操向操作
するに伴つて左右前輪1a,1bの平均周速度が
左右後輪2a,2bの平均周速度と同一またはほ
ぼ同一のものから、後輪平均周速度より大なるも
のに自動的に増速される状態が現出されるのであ
る。操作レバー34を第2操作位置(4WD−)
に操作すると、4輪駆動の状態で、かつ、前車輪
1a,1bの前記設定角以上の操向操作にかかわ
らず、左右前輪1a,1bの平均周速度が左右後
輪2a,2bの平均周速度に同一またはほぼ同一
に維持される状態が現出されるのである。操作レ
バー34を第3操作位置(2WD)に操作すると、
後車輪2a,2bのみが駆動される2輪駆動状態
が現出されるのである。
前記連動ロツド38は操作レバー側の第1ロツ
ド部38a、操作アーム側の第2ロツド部38
b、及び、第1ロツド部38aと第2ロツド部3
8bを連結するターンバツクル部38cの夫々か
ら成り、連動具24を摺動操作するための方向に
おいてレバー握り部34bの位置調節ができるよ
うに、ターンバツクル部38cの回動操作によつ
て伸縮調節できるように構成してある。
第1図に示すボールデテント40は連動部材3
6のプレート部36cに作用し、変速装置6が伝
動切り状態になる揺動位置に連動具24をスプリ
ング31に抗して受止め支持する状態に操作アー
ム35を保持するためのものである。
〔別実施例〕
農用トラクター以外の各種作業車における操作
構造にも、さらには、変速装置以外の各種装置を
被制御装置とする操作構造にも本考案は適用で
き、前記連動具24を被制御部材24と称する。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る作業車の操作構造の実施例
を示し、第1図は変速装置の一部切欠き後面図、
第2図は操作レバーの側面図、第3図は第2図の
−矢視図、第4図は変速装置の断面図、第5
図はカム機構の平面図、第6図は農用トラクター
全体の一部切欠き側面図である。 5……機体部分、24……被制御部材、34…
…操作レバー、35……操作アーム、38……連
動ロツド、38c……ターンバツクル部、P2
…揺動軸芯、P3……第1軸芯、P4……第2軸芯、
P5……第3軸芯。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 揺動自在で、かつ、揺動軸芯P2の方向に摺動
    自在な被制御部材24に対する操作アーム35が
    前記揺動軸芯P2と直交する方向の第1軸芯P3
    周りでのみ揺動自在に連結された連動部材36
    を、前記揺動軸芯P2と平行な第2軸芯P4の周り
    でのみ揺動自在に機体部分5に取付け、前記連動
    部材36に、前記第1軸芯P3と平行な第3軸芯
    P5の周りでのみ揺動自在に操作レバー34を連
    結すると共に、この操作レバー34の前記第3軸
    芯P5の周りでの揺動により前記操作アーム35
    が前記第1軸芯P3の周りで揺動操作されるよう
    に前記操作レバー34と前記操作アーム35とを
    連動連結させた連動ロツド38を設けた作業車の
    操作構造であつて、前記連動ロツド38に伸縮調
    節用のターンバツクル部38cを備えてある作業
    車の操作構造。
JP17211886U 1986-11-10 1986-11-10 Expired JPH044268Y2 (ja)

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JPS6376927U JPS6376927U (ja) 1988-05-21
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