JPH1149021A - 農作業車 - Google Patents

農作業車

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JPH1149021A
JPH1149021A JP21180597A JP21180597A JPH1149021A JP H1149021 A JPH1149021 A JP H1149021A JP 21180597 A JP21180597 A JP 21180597A JP 21180597 A JP21180597 A JP 21180597A JP H1149021 A JPH1149021 A JP H1149021A
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直樹 大西
Shinji Osawa
信司 大澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 農用トラクタ等の農作業車を、機体旋回時に
おける機能性および操作性を高めることで、畦際などで
の小回り旋回を軽快容易に行えるようにする。 【解決手段】 ステアリング装置の操作系に標準ステア
リング状態と旋回用ステアリング状態とに操作感覚を切
り換えるステアリング感覚切換え装置12を備えるとと
もに、この機構の作動を旋回時に機能する以下のような
各種の作動と連動させる。例えば、前輪3の設定角度以
上の操向作動、左右後輪4におけるサイドブレーキ47
のいずれか一方のみの制動作動、前輪変速装置48が標
準駆動状態から増速駆動状態に切り換えられる作動、作
業装置8をスイッチ操作によって設定高さまで優先的に
上昇させる強制昇降制御手段の上昇作動、ステアリング
ハンドル6の回転角速度が設定以上大きい急速ステアリ
ング作動、あるいは、PTOクラッチ49の切り作動。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輪の操向によっ
て機体を操縦するよう構成した農用トラクタ等の車輪走
行型の農作業車に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車輪走行型の農用トラクタにおい
てはパワーステアリング装置が導入されて、畦際などで
の機体旋回操作を軽快に行うことができるようにしたも
のがのが多くなっている。また、ステアリング操作軸の
途中に変速装置を介在して、ステアリングハンドルの回
転を変速することなくステアリング機構に伝達する標準
ステアリング状態と、ステアリングハンドルの回転を増
速してステアリング機構に伝達する急速ステアリング状
態とに切り換え可能に構成し、通常は標準ステアリング
状態で走行し、畦際などでは急速ステアリング状態に切
り換えて少ないハンドル操作で小回り旋回を行えるよう
にすることも提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】農用トラクタが畦際で
Uターン旋回を行う際には、次の作業行程に円滑に入る
ために小回り旋回が要求されるのであるが、この旋回行
程においてはハンドル操作の他に、例えば、連結した作
業装置の昇降操作やPTOクラッチの入り切り操作、な
ど各種の操作もほぼ同時に行わなければならず、往々に
してハンドル操作が遅れ気味となって大回りになってし
まい、次の作業行程に入るために手間取ってしまうこと
がある。特に、作業に熟練しない作業者ほどこのような
傾向が大きいものとなる。
【0004】本発明は、このような実情に着目してなさ
れたものであって、機体旋回時における機能性および操
作性を高めることで、畦際などでの小回り旋回を軽快容
易に行えるようにすることを主たる目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
〔構成〕請求項1に係る発明は、ステアリング装置の操
作系に標準ステアリング状態と旋回用ステアリング状態
とに操作感覚を切り換えるステアリング感覚切換え装置
と、下記(a)〜(d)のいちの少なくとも一種の機能
とを備えてあることを特徴とする作業車のステアリング
操作構造。 (a) 操向される前輪を後輪と同速で駆動する標準駆
動状態と、前輪を後輪より高速で駆動する増速駆動状態
とに切り換え自在な前輪変速機能。 (b) 旋回操作に伴い旋回内側の後輪のサイドブレー
キを自動操作するオートブレーキ機能。 (c) 機体後部に連結した作業装置を設定以上の機体
旋回に連動して自動上昇させるオートアップ機能。 (d) 機体後部に連結した作業装置をスイッチ操作に
よって設定高さまで優先的に上昇させる強制昇降制御機
能。
【0006】〔作用〕上記構成によると、直進性が要求
される通常の作業走行時にはステアリング感覚切換え装
置を標準ステアリング状態にしておき、ステアリングが
利き過ぎない状態で走行する。畦際などで小回り旋回を
行いたい場合には、ステアリング感覚切換え装置を旋回
用ステアリング状態に切り換えることで、ステアリング
が良く利く状態(例えば、ハンドル操作量少なく大きく
操向できる状態、あるいは、操作力少なくハンドル操作
できる状態)にして、機体旋回操作を容易なにする。こ
の場合、前輪変速機能(a)を併備しておくと、操向し
た前輪を増速駆動して機体を円滑に小回りさせることが
できる。また、オートブレーキ機能(b)を併備してお
いても、機体の小回り旋回が助長される。特に、前輪変
速機能(a)とオートブレーキ機能(b)とを共に備え
ておくと、一層円滑な小回り旋回が実行できる。また、
強制昇降制御機能(c)を併備しておくと、作業装置の
上昇操作および下降操作を簡単なスイッチ操作で迅速に
行える。また、オートアップ機能(d)を併備し場合に
は、何らの操作を要することなく機体旋回に連動して自
動的に作業装置が上昇することになる。
【0007】〔発明の効果〕従って、請求項1に係る発
明によれば、畦際などでの小回り旋回が必要とされる場
合に、ステアリング感覚切換え装置を標準ステアリング
状態から旋回用ステアリング状態に切り換えて、旋回操
作を容易にできるようにするとともに、旋回に係わる他
の操作や機能をも同時に働かせて、機体旋回操作を一層
軽快容易に行うことができるのである。
【0008】〔構成〕請求項2に係る発明は、ステアリ
ング装置の操作系に標準ステアリング状態と、旋回用ス
テアリング状態とに操作感覚を切り換えるステアリング
感覚切換え装置を備えるとともに、下記(e)〜(j)
のうちの少なくともいずれか一種の作動によって、前記
ステアリング感覚切換え装置が標準ステアリング状態か
ら旋回用ステアリング状態に自動的に切り換えられるよ
う連動してあることを特徴とする農作業車。 (e) 前輪の設定角度以上の操向作動。 (f) 左右後輪におけるサイドブレーキのいずれか一
方のみの制動作動。 (g) 操向される前輪を後輪と同速で駆動する標準駆
動状態と、前輪を後輪より高速で駆動する増速駆動状態
とに切り換え自在な前輪変速装置が、標準駆動状態から
増速駆動状態に切り換えられる作動。 (h) 車体後部に連結した作業装置をスイッチ操作に
よって設定高さまで優先的に上昇させる強制昇降制御手
段の上昇作動。 (i) ステアリングハンドルの回転角速度が設定以上
大きい急速ステアリング作動。 (j) PTOクラッチの切り作動。
【0009】〔作用〕ステアリング感覚切換え装置の作
動が上記作動(e)に連動されていると、直進あるいは
これに近い走行を行う通常の作業走行時には、ステアリ
ング感覚切換え装置は標準ステアリング状態にあり、ス
テアリングが利き過ぎない状態で走行する。また、畦際
などで小回り旋回を行うためにステアリングハンドルを
大きく切ると、ステアリング感覚切換え装置は自動的に
旋回用ステアリング状態に切り換わり、ステアリングが
良く利く状態(例えば、ハンドル操作量少なく大きく操
向できる状態、あるいは、操作力少なくハンドル操作で
きる状態)となる。
【0010】また、ステアリング感覚切換え装置の作動
が上記作動(f)に連動されていると、通常の作業走行
時には左右のサイドブレーキのいずれをも操作しないの
で、ステアリング感覚切換え装置は標準ステアリング状
態にあり、ステアリングが利き過ぎない状態で走行す
る。また、畦際などで小回り旋回を行うためにステアリ
ングハンドルを切り、かつ、旋回内側のサイドブレーキ
を操作すると、ステアリング感覚切換え装置は自動的に
旋回用ステアリング状態に切り換わり、ステアリングが
良く利く状態となる。
【0011】また、ステアリング感覚切換え装置の作動
が上記作動(g)に連動されていると、通常の作業走行
時には前輪は後輪と同速で駆動する標準駆動状態にある
とともに、ステアリング感覚切換え装置は標準ステアリ
ング状態にあり、ステアリングが利き過ぎない状態で走
行する。また、畦際などで小回り旋回を行うためにステ
アリングハンドルを切り、かつ、前輪を後輪より高速で
駆動する増速駆動状態にすると、ステアリング感覚切換
え装置は自動的に旋回用ステアリング状態に切り換わ
り、ステアリングが良く利く状態となる。
【0012】また、ステアリング感覚切換え装置の作動
が上記作動(h)に連動されていると、作業装置を所望
の高さまで下降させている通常の作業走行時にはステア
リング感覚切換え装置は標準ステアリング状態にあり、
ステアリングが利き過ぎない状態で走行する。また、畦
際で旋回するためにスイッチ操作によって作業装置を優
先上昇させると、ステアリング感覚切換え装置は自動的
に旋回用ステアリング状態に切り換わり、ステアリング
が良く利く状態となる。
【0013】また、ステアリング感覚切換え装置の作動
が上記作動(i)に連動されていると、直進あるいは略
直進する通常の作業走行時にはステアリング感覚切換え
装置は標準ステアリング状態にあり、ステアリングが利
き過ぎない状態で走行する。また、畦際で小回り旋回す
るためにステアリングハンドルを急速に切ると、ステア
リング感覚切換え装置は自動的に旋回用ステアリング状
態に切り換わり、ステアリングが良く利く状態となる。
【0014】また、ステアリング感覚切換え装置の作動
が上記作動(j)に連動されていると、通常の作業走行
時にはPTOクラッチを入れておくので、ステアリング
感覚切換え装置は標準ステアリング状態にあり、ステア
リングが利き過ぎない状態で走行する。また、畦際など
で旋回を行うために作業装置を上昇させるとともにPT
Oクラッチを切り操作すると、ステアリング感覚切換え
装置は自動的に旋回用ステアリング状態に切り換わり、
ステアリングが良く利く状態となる。
【0015】〔発明の効果〕従って、請求項2に係る発
明によれば、通常の作業走行時にはステアリング感覚切
換え装置はステアリングが利き過ぎない標準ステアリン
グ状態に維持されて、容易に直進操縦することができ、
また、畦際などでの旋回時には、旋回時になされる他の
作動に連動して自動的にステアリング感覚切換え装置は
ステアリングが良く利く旋回用ステアリング状態に切り
換わり、迅速に小回り旋回を行うことができ、機能性お
よび操作性を高めることが可能となる。
【0016】〔構成〕請求項3に係る発明は、請求項2
記載の発明において、上記(g)〜(j)のうち少なく
ともいずれか一種の作動によって前記ステアリング感覚
切換え装置が標準ステアリング状態から旋回用ステアリ
ング状態に所定時間の遅れをもって自動的に切り換えら
れるよう連動してあることを特徴とする。
【0017】〔作用〕上記構成によると、旋回時にステ
アリング感覚自動切換えの連動作動となる元の作動がな
されても、ステアリング感覚切換え装置は直ちに旋回用
ステアリング状態にはならず、運転者はこの遅れ時間を
ステアリングが良く利く状態にはいる前の準備時間とし
て認識することができる。
【0018】〔発明の効果〕従って、請求項3に係る発
明によれば、ステアリング感覚自動切換えの連動作動と
なる元の作動がなされた直後に、急にステアリングが良
く利く状態なってしまってオーバーステアリングになる
ようなことが未然に回避しやすくなり、請求項2の発明
の上記効果をもたらすとともに、操作性が一層向上す
る。
【0019】〔構成〕請求項4に係る発明は、請求項2
〜3のいずれか一項に記載の発明において、前記連動を
解除して前記ステアリング感覚切換え装置を人為的に切
り換え操作可能に構成してあることを特徴とする。
【0020】〔作用・効果〕上記構成によると、作業地
以外での走行時には連動を解除して、運転者が選択した
ステアリング感覚での操縦を行うことができ、請求項2
〜3のいずれか一項の発明の上記効果をもたらすととも
に、走行条件に適した操縦を行うことができ、機能性が
更に高いものとなる。
【0021】〔構成〕請求項5に係る発明は、請求項2
〜3のいずれか一項に記載の発明において、機体の高速
走行に基づいて、前記ステアリング感覚切換え装置が旋
回用ステアリング状態に切り換えられるのを牽制するよ
う構成してあることを特徴とする。
【0022】〔作用・効果〕上記構成によると、作業走
行等の低速走行状態ではステアリング感覚切換え装置は
旋回用ステアリング状態に切り換え作動可能となるが、
移動走行等の高速走行時には旋回用ステアリング状態に
切り換え作動不能となるので、請求項2〜3のいずれか
一項の発明の上記効果をもたらすとともに、高速走行時
の過剰な操向(オーバーステアリング)を未然に回避す
ることができる。
【0023】〔構成〕請求項6に係る発明は、請求項1
〜5のいずれか一項に記載の発明において、前記ステア
リング感覚切換え装置が、ステアリングハンドルの回転
を変速することなくステアリング機構に伝達する標準ス
テアリング状態と、ステアリングハンドルの回転を増速
してステアリング機構に伝達する急速ステアリング状態
とに切り換えるよう構成してあることを特徴とする。
【0024】〔作用・効果〕上記構成によると、ステア
リング感覚切換え装置が急速ステアリング状態になる
と、少ないハンドル回転操作で車輪を大きく操向するこ
とができ、請求項1〜4のいずれか一項の発明の上記効
果をもたらすとともに、畦際などでの小回り旋回を手際
よく行うことができ、操作性を向上する上で特に有効と
なる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1に、四輪駆動型のトラクタが
示されている。このトラクタは、車体の前部にエンジン
1を配備するとともに、車体の後部にミッションケース
2を備え、エンジン動力をミッションケース2で変速し
て前輪3および後輪4を駆動するとともに、運転座席5
の前方に配備したステアリングハンドル6によって前輪
3を操向し、また、ミッションケース2の後部に設けた
油圧駆動式のリフトアーム7によってロータリ耕耘装置
などの作業装置8を昇降するよう構成されている。
【0026】前記前輪3は、インテグラル型の油圧パワ
ーステアリング装置を介して操向操作されるようになっ
ており、図2に示すように、ステアリングハンドル6と
車体下部に設けたパワーステアリングユニット9とが操
作軸系を介して連動連結され、パワーステアリングユニ
ット9に設けたピットマンアーム10と図示しない前車
輪ステアリングリンク機構とがドラッグリンク11を介
して連動連結されている。
【0027】ステアリングハンドル6とパワーステアリ
ングユニット9とを繋ぐ操作軸系にはチルト支点Pが設
けられ、ステアリングハンドル6の位置を前後に調節可
能に構成されるとともに、チルト支点Pより上方の操作
軸系にステアリング感覚切換え装置12が設けられてい
る。
【0028】このステアリング感覚切換え装置12は、
ステアリングハンドル6の単位操作量に対するステアリ
ング量を二段に切換えるものであり、以下その詳細な構
成を図2〜図5に基づいて説明する。すなわち、車体側
の固定部材である燃料タンク13の後面に取付けられた
固定ブラケット14に、前記チルト支点Pを中心に回動
自在な回動ブラケット15がピン16を介して連結さ
れ、この回動ブラケット15にステアリング感覚切換え
装置12を構成する筒状ケース17の下部が溶接固定さ
れている。
【0029】筒状ケース17の上部には、前記チルト支
点Pを通る縦向きの軸心Xに沿って操作軸18が回動自
在に支持され、その上方突出端に前記ステアリングホイ
ール6が連結されている。また、筒状ケース17の下部
には、前記操作軸18と同芯状に出力軸19が回動自在
に支持されるとともに、この出力軸19の上端部が操作
軸18の下端部に遊転自在に内嵌支持されている。そし
て、出力軸19の下端とパワーステアリングユニット9
の入力軸9aとが自在継ぎ手20および伝動軸21を介
して連動連結されている。また、これら操作軸18と出
力軸19の後方側に、これらの軸心Xと平行に中間軸2
2が回動自在に配備され、これら三軸18,19,22
間に、操作軸18と出力軸19とを直結する状態と、操
作軸18と出力軸19とを中間軸22を介して増速連動
する状態とに切換えするギヤ式の変速機構23が備えら
れている。
【0030】この変速機構23は、操作軸18にスプラ
イン外嵌されて上下に摺動操作されるシフトギヤGs
と、中間軸22の上端および下端に一体形成された第1
変速ギヤG1 および第2変速ギヤG2 と、出力軸19に
一体形成されたスプライン部24と第3変速ギヤG3 と
からなり、第2変速ギヤG2 と第3変速ギヤG3 とは常
時咬合されている。
【0031】この構成においては、シフトギヤGsを下
方にシフトすると、シフトギヤGsのボス部が出力軸1
9に形成したスプライン部24に咬合して、操作軸18
と出力軸19が直結され、出力軸19は操作軸18の回
転角と同角度だけ回転操作される。また、シフトギヤG
sを上方にシフトすると、シフトギヤGsとスプライン
部24の咬合が解除されるとともに、シフトギヤGsが
中間軸22の第1変速ギヤG1 に咬合し、操作軸18の
回転は中間軸22を介して出力軸19に伝達される。こ
こで、ギヤ伝動系の伝動比が増速関係にあるよう各ギヤ
径が設定されているので、出力軸19は操作軸18の回
転角より大きく(例えば約1.8倍)回転操作される。
【0032】また、筒状ケース17の前面外側に固設し
たボス25に、切換え操作軸27が横向きに貫通支持さ
れ、この切換え操作軸27に連結したシフトフォーク2
8がケース内に挿入されて前記シフトギヤGsに係合さ
れており、切換え操作軸27を正逆に回動操作すること
でシフトギヤGsを上下にシフトできるようになってい
る。また、前記切換え操作軸27におけるボス25の一
端側には、この切換え操作軸27を軸心方向に付勢する
圧縮コイルバネ29が装備されるとともに、ボス25の
他端側には切換え操作軸27に貫通するピン30が設け
られ、かつ、このピン30に対向するボス端面には、切
換え操作軸27が各操作位置にある時にピン30を係入
する浅い凹部31が一対形成されており、圧縮コイルバ
ネ29によって支軸ごと軸心方向に付勢されたピン30
がいづれかの凹部31へ付勢係入されることによって、
切換え操作軸27が両切り換え操作位置にそれぞれ安定
保持されるデテント構造が構成されている。また、前記
切換え操作軸27から突設した操作アーム26には、一
対のソレノイド33a,33bが連係されており、一方
のソレノイド33aが通電作動されることで切換え操作
軸27がシフトギヤGsを下方に操作する状態に切り換
え回動され、他方のソレノイド33bが通電作動される
ことで切換え操作軸27がシフトギヤGsを上方に操作
する状態に切り換え回動されるようになっている。な
お、各ソレノイド33a,33bはギヤシフトに必要か
つ十分な所定時間だけ通電されるよう、タイマーを介し
て通電制御される。
【0033】この変速機構23によると、シフトギヤG
sを下方にシフトして操作軸18の回転をそのまま出力
軸19に伝達することで、直進性が要求される作業走行
や通常の移動走行に好適となり、これが標準ステアリン
グ状態となる。また、シフトギヤGsを上方にシフトし
て操作軸18の回転を増速して出力軸19に伝達するこ
とで、ステアリングハンドル6の少ない回動操作で大き
いステアリングをす早く行うことができ、畦際などで小
回り旋回を行いたい場合に好適となり、これが旋回用ス
テアリング状態となる。
【0034】なお、前記筒状ケース17は、内装部品の
組付けのために、上ケース17aと下ケース17bとに
分割可能に構成されてフランジ連結されている。また、
ユニット状に組み立てられた上記ステアリング感覚切換
え装置12は、筒状ケース17の上部と前記回動ブラケ
ット15とに後方よりねじ止めされるハンドルカバー3
4によって覆われている。また、筒状ケース17の左側
面には、支点a周りに回動自在にチルトレバー35が取
り付けられるとともに、このチルトレバー35に連設し
た係合片35aに係合離脱される複数のノッチ36を備
えたロック板37が前記固定ブラケット14から延出さ
れている。チルトレバー35は、その係合片35aがロ
ック板37に係合するようねじりバネ38によって下方
に回動付勢されており、チルトレバー35を回動付勢力
に抗して上方に回動してロックを解除することで、ステ
アリングホイール6をステアリング感覚切換え装置12
と共にチルト支点P周りに回動して任意に前後位置調節
し、所望の調節位置で係合部35aをロック板37に係
合ロックさせて固定することができるようになってい
る。また、筒状ケース17と回動ブラケット15の右側
面には、ブラケット55を介してハンドアクセルレバー
40が回動自在に装着されている。
【0035】図6に、このトラクタの伝動系の概略が示
されている。エンジン1の出力は主クラッチ41を介し
てミッションケース42に伝達され、ここで走行系とP
TO系に分岐される。走行系の分岐動力は主変速機構4
3および副変速機構44で適当に変速された後、後部デ
フ機構45を介して左右の後輪4に伝達されるととも
に、変速された動力の一部は前部デフ機構46に分岐伝
達されて左右の前輪3が駆動される。また、左右後輪4
にはそれぞれサイドブレーキ47L,47Rが作用する
よう構成されるとともに、前部デフ機構46への伝動系
には、前輪3を後輪4と略同速度で駆動する標準駆動状
態と、前輪3を後輪4より高速で駆動する増速駆動状態
とに切り換え可能な前輪変速機構48が介在されてい
る。また、PTO系の分岐動力はPTOクラッチ49お
よびPTO変速機構50を介して後部のPTO軸51に
出力されて作業装置8に伝達される。
【0036】前記前輪変速機構48は、電磁制御弁V1
によって作動制御される油圧アクチュエータ52で切り
換え可能に構成されている。また、前記サイドブレーキ
47L,47Rは、左右のサイドブレーキペダル53
L,53Rに機械的に連係されて、運転者によって各別
に制動操作されるとともに、電磁制御弁V2 によって作
動制御される油圧アクチュエータ54L,54Rによっ
ても各別に駆動操作可能に構成されている。また、作業
装置昇降用の前記リフトアーム7は、電磁制御弁V3 に
よって作動制御されるリフトシリンダ55によって駆動
されるようになっている。
【0037】図7に示すように、前記ステアリング感覚
切り換え装置12の電磁ソレノイド33a,33b、前
記前輪変速機構48に対するる電磁制御弁V1 、左右の
サイドブレーキ47L,47Rに対する電磁制御弁V2
、作業装置昇降用の電磁制御弁V3 はマイクロコンピ
ュータを利用した制御装置56に接続され、モード切り
換え設定器57、前輪3の操向角を検出する操向角検出
センサ58、副変速機構44の変速状態を検出する副変
速検出センサ59、等の入力情報に基づいて作動制御さ
れるようになっている。
【0038】前記モード切り換え設定器57は、図8に
示すように、モード選択スイッチとして、押しボタン式
の「全自動」スイッチ60、「入り」スイッチ61、
「切り」スイッチ62が備えられるとともに、機能選択
スイッチとして、「前輪増速」スイッチ63、「後輪制
動・前輪増速」スイッチ64、「オートアップ」スイッ
チ65、および、「ニュー・ステアリング」スイッチ6
6が備えられており、各スイッチ60〜66にはそれぞ
れランプL1 〜L7 が内装されている。
【0039】なお、機能選択スイッチで選択される各機
能は以下のようなものである。 (a)「前輪増速」機能 前輪3の操向角が予め設定された角度(例えば30°)
より小さい範囲では前輪変速機構48が標準駆動状態に
保持され、前輪操向角が設定以上に大きくなると前輪変
速機構48が標準駆動状態から増速駆動状態に自動的に
切り換えるように、油圧アクチュエータ52の電磁制御
弁V1 が操向角検出センサ58の検出結果に基づいて作
動される。 (b)「後輪制動・前輪増速」機能 上記「前輪増速」に機能に加えて、旋回内側となる後輪
4のサイドブレーキ47Lまたは7Rを制動作動させる
ように、油圧アクチュエータ54L,54Rの電磁制御
弁V2 が操向角検出センサ58の検出結果に基づいて作
動される。 (c)「オートアップ」機能 前輪3が設定角以上に操向されるとリフトアーム7が自
動的に上昇作動するように、リフトシリンダ55の電磁
制御弁V3 が操向角検出センサ58の検出結果に基づい
て作動される。 (d)「ニュー・ステアリング」機能 前輪3の操向角が前記設定角度(例えば30°)より小
さい範囲ではステアリング感覚切り換え機構12が標準
ステアリング状態に保持され、前輪操向角が設定以上に
大きくなるとステアリング感覚切り換え機構12が標準
ステアリング状態から旋回用ステアリング状態に自動的
に切り換えるように、操向角検出センサ58の検出結果
に基づいて電磁ソレノイド33a,33bが作動され
る。
【0040】以下にモード切り換え設定器57による機
能設定は副変速機構44での変速状態検出に関連して図
9の図表に示すように実行される。
【0041】〔1〕変速機構44が低速「L」の時 (1−1 )前記モード切り換え設定器57の「オート」
スイッチ60をオン操作すると、このスイッチ60の内
装ランプL1 が点灯するとともに、全ての機能「前輪増
速」、「後輪制動・前輪増速」、「オートアップ」、
「ニュー・ステアリング」が作動可能となり、機能選択
を行う全てのスイッチ63,64,65,66の内装ラ
ンプL4,L5,L6,L7 が点灯する。なお、「前輪増速」
の機能は「後輪制動・前輪増速」の機能に含まれている
ので、「前輪増速」だけの機能がもたらされることはな
い。 (1−2 )前記モード切り換え設定器57の「入り」ス
イッチ61をオン操作すると、このスイッチ61の内装
ランプL2 が点灯するとともに、「前輪増速」、「後輪
制動・前輪増速」、「オートアップ」、「ニュー・ステ
アリング」に対する各スイッチスイッチ63,64,6
5,66のうち、選択された機能の内装ランプL4,L5,
L6,L7 のみが点灯する。 (1−3 )前記モード切り換え設定器57の「切り」ス
イッチ62をオン操作すると、このスイッチ62の内装
ランプL3 のみが点灯し、「前輪増速」、「後輪制動・
前輪増速」、「オートアップ」、「ニュー・ステアリン
グ」の機能は全てオフとなる。
【0042】〔2〕変速機構44が中速「M」の時 (2−1 )前記モード切り換え設定器57の「オート」
スイッチ60をオン操作すると、「前輪増速」のみの機
能がオンとなって、内装ランプL1 とL4 のみが点灯す
る。 (2−2 )前記モード切り換え設定器57の「入り」ス
イッチ61をオン操作すると、このスイッチ61の内装
ランプL2 が点灯するとともに、「前輪増速」の機能の
みを選択することが可能となり、その他の機能「後輪制
動・前輪増速」、「オートアップ」、「ニュー・ステア
リング」はオフとなる。そして、「前輪増速」スイッチ
63をオン操作すれば内装ランプL4 が点灯し、オン操
作しなければ内装ランプL4 は消灯する。 (2−3 )前記モード切り換え設定器57の「切り」ス
イッチ62をオン操作すると、このスイッチ62の内装
ランプL3 のみが点灯し、「前輪増速」、「後輪制動・
前輪増速」、「オートアップ」、「ニュー・ステアリン
グ」の機能は全てオフとなる。
【0043】〔3〕変速機構44が低速「H」の時 前記モード切り換え設定器57による機能選択は全て不
能となり、モード選択用のスイッチ60〜62の内装ラ
ンプL1 〜L3 が全て点灯し、機能選択用のスイッチ群
63〜66の内装ランプL4 〜L7 は全て消灯する。
【0044】上記実施形態では、設定角以上の前輪操向
に連動してステアリング感覚切り換え装置12を自動的
に切り換え作動させているが、以下のような形態でステ
アリング感覚切り換え装置12を切り換え作動させるこ
ともできる。 図7中に示すように、運転者が任意に操作するアッ
プスイッチ71uとダウンスイッチ71dを運転部近く
に設け、アップスイッチ71uの操作によって作業装置
8を設定高さ(例えば上限)まで優先的に上昇させ、ダ
ウンスイッチ71dの操作によって所定の作業高さ(ポ
ジション制御によって設定された作業高さ、あるいは、
耕深制御によって設定された作業高さ)まで下降させる
ように、リフトシリンダ55の電磁制御弁V3 を操作す
る強制昇降制御手段を備え、畦際での機体旋回操作時に
アップスイッチ71uを操作して強制上昇制御を行う
と、この作動に連動してステアリング感覚切り換え装置
12を標準ステアリング状態から旋回ステアリング状態
に自動的に切り換え作動させるようにする。 図7中に示すように、PTOクラッチ49の入り切
りを検知するPTOクラッチセンサ72を備え、畦際で
の機体旋回操作時にPTOクラッチ49を切り操作した
ことがPTOクラッチセンサ72で検知されると、これ
に連動してステアリング感覚切り換え装置12を標準ス
テアリング状態から旋回ステアリング状態に自動的に切
り換え作動させるようにする。 図7中に示すように、ステアリングハンドル6の回
転操作角を検知するハンドル回転検出センサ73を備
え、ステアリングハンドル6が設定以上の速度で操作さ
れたことが演算検知されると、つまり、急速なステアリ
ング操作が行われたことが認識されると、畦際での機体
旋回操作と判断して、ステアリング感覚切り換え装置1
2を標準ステアリング状態から旋回ステアリング状態に
自動的に切り換え作動させるようにする。 図6および図7中に示すように、左右のサイドブレ
ーキペダル53のそれぞれに踏み込み検出センサ74
L,74Rを装備し、片ブレーキ操作がなされたことが
検知されると、畦際での旋回と判断して、ステアリング
感覚切り換え装置12を標準ステアリング状態から旋回
ステアリング状態に自動的に切り換え作動させるように
する。 ステアリング感覚切り換え装置12を他の操作や作
動に連動して標準ステアリング状態から旋回ステアリン
グ状態に自動的に切り換え作動させるタイミングとして
は、他の操作や作動と同時に切り換え作動させる形態
や、他の操作や作動より切り換え作動を設定時間だけ遅
らせる形態を採用することもでき、かつ、切り換え作動
を遅らせる形態ではその遅れ時間を任意に調節できるよ
うにするもよい。 ステアリング感覚切り換え装置12としては、上記
した機械式のものの他に、全油圧式のパワーステアリン
グ装置における圧油量を切り換えることで、油圧式にス
テアリングハンドル6の操作量に対する前輪3の操向量
を変更する構造にすることもできる。 本発明は、農用トラクタのみならず、田植機などの
車輪走行型の各種農作業車に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】農用トラクタの全体側面図
【図2】ステアリング操作部の縦断側面図
【図3】ステアリング操作部の一部切欠き正面図
【図4】要部の横断平面図
【図5】要部の分解斜視図
【図6】伝動系の概略図
【図7】制御系のブロック図
【図8】モード切り換え設定器の平面図
【図9】副変速状態と各種機能との連係関係を示す図表
【符号の説明】
3 前輪 4 後輪 6 ステアリングハンドル 8 作業装置 12 ステアリング感覚切換え装置 47 サイドブレーキ 48 前輪変速装置 49 PTOクラッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリング装置の操作系に標準ステア
    リング状態と旋回用ステアリング状態とに操作感覚を切
    り換えるステアリング感覚切換え装置と、下記(a)〜
    (d)のうちの少なくとも一種の機能とを備えてあるこ
    とを特徴とする農作業車。 (a) 操向される前輪を後輪と同速で駆動する標準駆
    動状態と、前輪を後輪より高速で駆動する増速駆動状態
    とに切り換え自在な前輪変速機能。 (b) 旋回操作に伴い旋回内側の後輪のサイドブレー
    キを自動操作するオートブレーキ機能。 (c) 機体後部に連結した作業装置を設定以上の機体
    旋回に連動して自動上昇させるオートアップ機能。 (d) 機体後部に連結した作業装置をスイッチ操作に
    よって設定高さまで優先的に上昇させる強制昇降制御機
    能。
  2. 【請求項2】 ステアリング装置の操作系に標準ステア
    リング状態と、旋回用ステアリング状態とに操作感覚を
    切り換えるステアリング感覚切換え装置を備えるととも
    に、下記(e)〜(j)のうちの少なくともいずれか一
    種の作動によって、前記ステアリング感覚切換え装置が
    標準ステアリング状態から旋回用ステアリング状態に自
    動的に切り換えられるよう連動してあることを特徴とす
    る農作業車。 (e) 前輪の設定角度以上の操向作動。 (f) 左右後輪におけるサイドブレーキのいずれか一
    方のみの制動作動。 (g) 操向される前輪を後輪と同速で駆動する標準駆
    動状態と、前輪を後輪より高速で駆動する増速駆動状態
    とに切り換え自在な前輪変速装置が、標準駆動状態から
    増速駆動状態に切り換えられる作動。 (h) 車体後部に連結した作業装置をスイッチ操作に
    よって設定高さまで優先的に上昇させる強制昇降制御手
    段の上昇作動。 (i) ステアリングハンドルの回転角速度が設定以上
    大きい急速ステアリング作動。 (j) PTOクラッチの切り作動。
  3. 【請求項3】 上記(e)〜(j)のうち少なくともい
    ずれか一種の作動によって前記ステアリング感覚切換え
    装置が標準ステアリング状態から旋回用ステアリング状
    態に所定時間の遅れをもって自動的に切り換えられるよ
    う連動してあることを特徴とする請求項2記載の農作業
    車。
  4. 【請求項4】 前記連動を解除して前記ステアリング感
    覚切換え装置を人為的に切り換え操作可能に構成してあ
    る請求項2〜3のいずれか一項に記載の農作業車。
  5. 【請求項5】 機体の高速走行に基づいて、前記ステア
    リング感覚切換え装置が旋回用ステアリング状態に切り
    換えられるのを牽制するよう構成してある請求項2〜3
    のいずれか一項に記載の農作業車。
  6. 【請求項6】 前記ステアリング感覚切換え装置が、ス
    テアリングハンドルの回転を変速することなくステアリ
    ング機構に伝達する標準ステアリング状態と、ステアリ
    ングハンドルの回転を増速してステアリング機構に伝達
    する急速ステアリング状態とに切り換えるよう構成した
    ものである請求項1〜5のいずれか一項に記載の農作業
    車。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002362403A (ja) * 2001-06-06 2002-12-18 Iseki & Co Ltd 走行装置
JP2006096176A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Iseki & Co Ltd 乗用型作業機
JP2009000116A (ja) * 2008-06-30 2009-01-08 Iseki & Co Ltd コンバイン

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