JPH0442597Y2 - - Google Patents

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JPH0442597Y2
JPH0442597Y2 JP1985136623U JP13662385U JPH0442597Y2 JP H0442597 Y2 JPH0442597 Y2 JP H0442597Y2 JP 1985136623 U JP1985136623 U JP 1985136623U JP 13662385 U JP13662385 U JP 13662385U JP H0442597 Y2 JPH0442597 Y2 JP H0442597Y2
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JP
Japan
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output shaft
shaft
shift
case
flange
Prior art date
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JP1985136623U
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JPS6244169U (ja
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  • Arrangement Of Transmissions (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は動力伝達装置に関する。
(従来の技術) 左右の半体から成るミツシヨンケースと、前記
ミツシヨンケースの半体の少なくとも一方の半体
に前記ミツシヨンケース内方向に抜出可能に組込
まれる出力軸と、該出力軸の外周近傍に臨み、出
力軸とほぼ直角に食違うシフト軸185とを備え
る動力伝達装置を組立るには先ず左右の半体に出
力軸を挿通し、その後に左右の半体を組付ける。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら斯かる構造の動力伝達装置におい
ては、出力軸の抜け防止構造を有さないため、左
右の半体に挿通した出力軸が半体の組付け時に抜
け落ちてしまうことがあり、常に作業員が出力軸
を押えながら半体を組付けねばならず、組立てが
面倒であつた。
(課題を解決するための手段) 前記課題を解決するため本考案は、前記シフト
軸185が臨む出力軸147の長手方向外方に出
力軸147とシフト軸185間の距離よりも大き
い高さを有する係止用の鍔部149を形成すると
ともに前記鍔部149の一部に出力軸147の長
手方向動を可能とした切欠149aを設け、ミツ
シヨンケース組立時には、クラツト132とその
シフトアーム186とをシフト軸185とともに
ケース半体42aに組み付けておき、その後前記
切欠149aをシフト軸185に臨ませて出力軸
147をケース半体42aに挿通し、挿通後に出
力軸147を回動させ、出力軸147の鍔部14
9aを前記シフト軸185に係止させることによ
り出力軸147がミツシヨンケースから抜けない
ようにし、組立の容易化を図つた。
(実施例) 以下、本考案の一実施例をクローラ式運搬車の
動力伝達装置に適用した場合について説明する。
第1図はクローラ式運搬車の側面図、第2図は
駆動装置の要部側面図、第3図は変速機構の展開
図を示す。
1はクローラ式運搬車、2は駆動輪、3,3,
4は従動輪、5はクローラで、クローラ式運搬車
1の車体フレーム7は従動輪3,3,4を支持す
る左右一対の縦フレーム8,8を備える。縦フレ
ーム8,8上には支軸11を支点として傾倒自在
に荷台12を設け、ハンドルパイプ14を斜め後
方に延出し、駆動装置21を車体フレーム7後端
に配設する。
前記駆動装置21はエンジン31と、エンジン
動力の速比を変換して駆動輪2に伝達する変速装
置32を備え、変速装置32はクラツチ機構33
と変速機構34で構成する。
エンジン31はクランク軸36を垂直置きとし
たバーチカルエンジンで、変速装置32はミツシ
ヨンケース38に内設する。
前記ミツシヨンケース38は第2図に示すよう
にエンジン31の下部ケース39に結合させた上
部ケース41と、この上部ケース41に結合させ
た下部ケース42とを備え、前記下部ケース42
は左右方向に分割自在な下部ケース半体42a,
42bで構成する。
前記上部ケース41とエンジン31の下部ケー
ス39で画成される空間には遊星歯車機構からな
るクラツチ機構33を配設し、下部ケース42に
は変速機構34を配設する。
前記クラツチ機構33は、クランク軸36の延
出する部分に形成したサンギヤ71、プラネタリ
ギヤ72、回転自在に支持されたリングギヤ7
3、プラネタリギヤ72の腕部75、リングギヤ
73の回転の阻止を自在としたカム部材76、リ
ングギヤ73を自由に回転させる方向にカム部材
76を付勢するスプリング77、前記腕部75に
結合された出力軸80等を備えている。
クラツチ機構33の作動は図示しないクラツチ
ブレーキレバーを操作し、カム部材76によるリ
ングギヤ73の制動、制動解除により行う。
前記出力軸80の下端にはベベルギヤ91を設
け、ベベルギヤ91は下部ケース42内に配設す
る。
前記変速機構34は前記ベベルギヤ91に噛合
するベベルギヤ111、前進用ギヤ112,11
3、バツクギヤ114が取着され、下部ケース4
2の壁部42c,42dに両端が支持される第1
変速軸115と、前記ギヤ112,113に噛合
する前進用ギヤ122,123及びギヤ124が
取着され、下部ケース42の壁部42c,42d
に両端が支持される第2変速軸125と、前記ギ
ヤ114,124に噛合するギヤ131が設けら
れ、下部ケース42の壁部42c,42dに両端
が支持される第3変速軸135とギヤ146,1
46が取着された左右の出力軸147,147を
備え、出力軸147,147の外端には前記駆動
輪2,2を夫々取付ける。
前記第3変速軸135のギヤ131の左右には
夫々サイドクラツチ132,132を設ける。
前記サイドクラツチ132は実施例ではドツク
式クラツチで、ギヤ131と支持部材16との間
における第3変速軸135上に軸方向動自在に設
けられたクラツチ部材52を備える。クラツチ部
材52の内端面、外端面には夫々係合部54,5
5を形成し、内端面の係合部54はギヤ131端
面の係合部64に係合自在に形成し、支持部材1
6の内端には前記係合部55に係合自在な係合部
65を形成する。
クラツチ部材52の外周部には軸方向動時常時
出力軸147のギヤ146に噛合する歯部136
を形成し、クラツチ部材52はコイルスプリング
69により常時係合部54,64を係合させる方
向に付勢する。
サイドクラツチ132,132の作動はシフト
軸185,185を回動させ、シフトアーム18
6,186を揺動し、クラツチ部材52,52を
夫々個別に軸方向動させて行う。
ところで前記出力軸147は筒部190内にベ
アリング191,191を介して支持されてお
り、この出力軸147は前記シフト軸185と直
角に食違つている。そして出力軸147の長手方
向のシフト軸185が臨む部分195よりも内方
には鍔部148が、又外方には鍔部149が夫々
形成され、これら鍔部148,149の高さは前
記出力軸147とシフト軸185との距離よりも
大きい。又、鍔部149には第4図に示すように
一部に切欠149aが設けられ、この切欠149
aを設けた部分の鍔部149の高さは出力軸14
7とシフト軸185との距離よりも小さい。
而して組立時に於いて、出力軸147を下部ケ
ース半体42a,42bの筒部に挿通する際に
は、先ずクラツチ132とそのシフトアーム18
6とをシフト軸185とともにケース半体42a
に組み付けておき、その後前記切欠149aをシ
フト軸185に臨ませて出力軸147をケース半
体42aにベアリング191,191を介して挿
通し、挿通後に出力軸147を回動させ、出力軸
147の鍔部149aを前記シフト軸185に係
止させ、以上により出力軸147の抜けを防止す
る。更にギヤ146を挿入しサークリツプ200
で抜け止めした後、半体42bに半体42aを上
から被せることによつて左右の半体を組付ける。
本実施例は前記のように構成するのでミツシヨ
ンケース38の組立て時に出力軸147が下部ケ
ース半体42a,42bから抜け落ちるのを鍔部
149を介して防止することができ、組立の容易
化を図ることができる。
(考案の効果) 以上述べた如く本考案によればシフト軸185
が臨む出力軸の長手方向外方に出力軸とシフト軸
185間の距離よりも大きい高さを有する係止用
の鍔部を形成するとともに前記鍔部の一部に出力
軸の長手方向動を可能とした切欠を設けたので、
ミツシヨンケース組立時には、クラツチとそのシ
フトアームとを予めシフト軸とともにケース半体
42aに組み付けておき、その後前記切欠をシフ
ト軸185に臨ませて出力軸をケース半体に挿通
し、挿通後に出力軸を回動させ、出力軸の鍔部を
前記シフト軸185に係止させることにより出力
軸がミツシヨンケースから抜け落ちるのを防止す
ることができ、ミツシヨンケースの組立の容易化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はクローラ式運搬車の側面図、第2図は
駆動装置の要部側面図、第3図は変速機構の展開
図、第4図は出力軸である。 尚、図面中、38はミツシヨンケース、42
a,42bは半体、147は出力軸、149は鍔
部、149aは切欠、185は軸である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右の半体から成るミツシヨンケースと、前記
    ミツシヨンケースの半体の少なくとも一方の半体
    に前記ミツシヨンケース内方向に抜出可能に組込
    まれる出力軸と、該出力軸の外周近傍に臨み、出
    力軸とほぼ直角に食違うシフト軸185とを備え
    た動力伝達装置に於て、前記シフト軸185が臨
    む出力軸の長手方向外方に出力軸とシフト軸18
    5間の距離よりも大きい高さを有する係止用の鍔
    部を形成するとともに前記鍔部の一部に出力軸の
    長手方向動を可能とした切欠を設け、ミツシヨン
    ケース組立時には、クラツチとそのシフトアーム
    とをシフト軸とともにケース半体42aに組み付
    けておき、その後前記切欠をシフト軸185に臨
    ませて出力軸をケース半体に挿通し、挿通後に出
    力軸を回動させ、出力軸の鍔部を前記シフト軸1
    85に係止させるようにしたことを特徴とする動
    力伝達装置。
JP1985136623U 1985-09-05 1985-09-05 Expired JPH0442597Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0752414Y2 (ja) * 1987-11-30 1995-11-29 日野自動車工業株式会社 コネクティングロッド大端部の取付構造
JPH073078Y2 (ja) * 1988-01-19 1995-01-30 三菱農機株式会社 移動農機の変速装置

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