JPH0442076A - センサと、その射出成形方法 - Google Patents
センサと、その射出成形方法Info
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- JPH0442076A JPH0442076A JP14870490A JP14870490A JPH0442076A JP H0442076 A JPH0442076 A JP H0442076A JP 14870490 A JP14870490 A JP 14870490A JP 14870490 A JP14870490 A JP 14870490A JP H0442076 A JPH0442076 A JP H0442076A
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Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、主に自動車用の回転または角度を磁気的に検
出するセンサと、その射出成形方法に係り、特に熱膨張
、熱収縮を繰り返し受けるような環境下で使用しても、
コイルの引き出し線が切断しないセンサと、このセンサ
を的確に製造するための射出成形方法に関する。
出するセンサと、その射出成形方法に係り、特に熱膨張
、熱収縮を繰り返し受けるような環境下で使用しても、
コイルの引き出し線が切断しないセンサと、このセンサ
を的確に製造するための射出成形方法に関する。
[従来の技術]
この種のセンサとして、従来実開昭58−77471号
公報に記載されている技術がある。
公報に記載されている技術がある。
この従来技術では、筒状の金属ケース内にセンシング部
を収納し、コイル部分の保護用としてエポキシ樹脂を注
入し、硬化させている。
を収納し、コイル部分の保護用としてエポキシ樹脂を注
入し、硬化させている。
また、他の従来技術として、センシング部の外装部をポ
リブチレンテレフタレートや66ナイロン等の熱可塑性
樹脂を使用し、成形時の射出圧力を500〜1000k
g/cdで成形する技術がある。
リブチレンテレフタレートや66ナイロン等の熱可塑性
樹脂を使用し、成形時の射出圧力を500〜1000k
g/cdで成形する技術がある。
[発明が解決しようとする課題]
前記従来技術のうち、実開昭58−77471号公報に
記載の技術では、コイル部分の保護用として金属ケース
内に充填剤を充填するようにしているが。
記載の技術では、コイル部分の保護用として金属ケース
内に充填剤を充填するようにしているが。
単に充填剤を充填するのみで、充填剤およびコイル内部
の気泡等を除去しない場合には、熱膨張。
の気泡等を除去しない場合には、熱膨張。
熱収縮の繰り返しにより、コイルから引き出された引き
出し線が断線する恐れがあり、また充填剤の充填後に気
泡を除くため、面倒な脱泡工程が必要となる等の問題が
あった。
出し線が断線する恐れがあり、また充填剤の充填後に気
泡を除くため、面倒な脱泡工程が必要となる等の問題が
あった。
さらに、センシング部の外装部を、ポリブチレンテレフ
タレートや66ナイロン等の熱可塑性樹脂で成形する従
来技術では、成形時の射出圧力が500〜1000kg
/−と高圧で成形するため、コイルの引き出し線が断線
することがあるという問題がある6 本発明の第1の目的は、コイルの引き出し線の断線を防
止し得るセンサを提供することにある。
タレートや66ナイロン等の熱可塑性樹脂で成形する従
来技術では、成形時の射出圧力が500〜1000kg
/−と高圧で成形するため、コイルの引き出し線が断線
することがあるという問題がある6 本発明の第1の目的は、コイルの引き出し線の断線を防
止し得るセンサを提供することにある。
さらに、本発明の第2の目的は、前記センサを的確にか
つ高精度に成形し得るセンサの射出成形方法を提供する
ことにある。
つ高精度に成形し得るセンサの射出成形方法を提供する
ことにある。
[8題を解決するための手段]
前記第1の目的は、少なくともコアとマグネットとヨー
クと端子とを第1の合成樹脂により一体化するとともに
、前記コアの外周側にボビンを形成し、このボビンにコ
イルを巻回し、前記コイルとマグネットとヨークと端子
とが一体をなすセンシング部の外側に、外装部を施すと
ともに、この外装部を前記第1の合成樹脂よりも流動性
の良い第2の合成樹脂を用いかつ低圧射出成形により形
成したことにより、達成される。
クと端子とを第1の合成樹脂により一体化するとともに
、前記コアの外周側にボビンを形成し、このボビンにコ
イルを巻回し、前記コイルとマグネットとヨークと端子
とが一体をなすセンシング部の外側に、外装部を施すと
ともに、この外装部を前記第1の合成樹脂よりも流動性
の良い第2の合成樹脂を用いかつ低圧射出成形により形
成したことにより、達成される。
また、前記第1の目的は前記第2の合成樹脂を、液状エ
ポキシ樹脂としたことによって、より一層良好に達成さ
れる。
ポキシ樹脂としたことによって、より一層良好に達成さ
れる。
そして1本発明の第2の目的は金型内に、予め少なくと
もコアとマグネットとヨークと端子とを第1の合成樹脂
により一体化しかつ前記コアの外周側に形成されたボビ
ンにコイルを巻回したセンシング部をセットし、その金
型内を真空引きしておき、前記第1の合成樹脂よりも流
動性の良い第2の合成樹脂を真空脱気したのち、前記金
型内に低圧で加圧注入し、第2の合成樹脂のヒケ分を補
充しながら硬化させ、前記センシング部に外装部を形成
することにより、達成される。
もコアとマグネットとヨークと端子とを第1の合成樹脂
により一体化しかつ前記コアの外周側に形成されたボビ
ンにコイルを巻回したセンシング部をセットし、その金
型内を真空引きしておき、前記第1の合成樹脂よりも流
動性の良い第2の合成樹脂を真空脱気したのち、前記金
型内に低圧で加圧注入し、第2の合成樹脂のヒケ分を補
充しながら硬化させ、前記センシング部に外装部を形成
することにより、達成される。
また、本発明の第2の目的は前記第2の合成樹脂として
、液状エポキシ樹脂を用いることによって、さらには前
記金型内に、第2の合成樹脂を1〜4 kg/Jの低圧
で加圧注入することによって。
、液状エポキシ樹脂を用いることによって、さらには前
記金型内に、第2の合成樹脂を1〜4 kg/Jの低圧
で加圧注入することによって。
より一層良好に達成される。
[作用]
本発明の請求項1記載の発明では、センシング部の外側
に、外装部を施している。また、この外装部をコアとマ
グネットとヨークと端子等を一体化する第1の合成樹脂
よりも流動性の良い第2の合成樹脂により形成している
。その結果、前記外装部を低圧で射出成形することが可
能となる。
に、外装部を施している。また、この外装部をコアとマ
グネットとヨークと端子等を一体化する第1の合成樹脂
よりも流動性の良い第2の合成樹脂により形成している
。その結果、前記外装部を低圧で射出成形することが可
能となる。
しかも、前記外装部を低圧射出成形により成形している
。したがって、外装部を高圧で成形したときに起こる、
センシング部のコイルの引き出し線の断線を防止するこ
とができる。
。したがって、外装部を高圧で成形したときに起こる、
センシング部のコイルの引き出し線の断線を防止するこ
とができる。
また、本発明の請求項2記載の発明では、前記第2の合
成樹脂として液状エポキシ樹脂を用いている。したがっ
て、外装部を成形するための、第2の合成樹脂の流動性
をより一層向上させることができるので、前記外装部を
さらに低圧で成形できる結果、前記コイルの引き出し線
の断線をより一層確実に防止することが可能となる。
成樹脂として液状エポキシ樹脂を用いている。したがっ
て、外装部を成形するための、第2の合成樹脂の流動性
をより一層向上させることができるので、前記外装部を
さらに低圧で成形できる結果、前記コイルの引き出し線
の断線をより一層確実に防止することが可能となる。
そして、本発明の請求項3記載の発明では、金型内に前
記センシング部をセットし、その金型内を真空引きして
おく、また、前記センシング部の構成部材を一体化して
いる第1の合成樹脂よりも流動性の良い第2の合成樹脂
を真空脱気したのち。
記センシング部をセットし、その金型内を真空引きして
おく、また、前記センシング部の構成部材を一体化して
いる第1の合成樹脂よりも流動性の良い第2の合成樹脂
を真空脱気したのち。
前記金型内に低圧で加圧注入する。さらに、前記第2の
合成樹脂を加圧注入後、第2の合成樹脂のヒケ分を補充
しながら硬化させ、前記センシング部に外装部を形成す
るようにしている。
合成樹脂を加圧注入後、第2の合成樹脂のヒケ分を補充
しながら硬化させ、前記センシング部に外装部を形成す
るようにしている。
このように、請求項3記載の発明では、コアとマグネッ
トとヨークと端子等を一体化している第1の合成樹脂よ
りも流動性の良い第2の合成樹脂により、外装部を形成
していること、しかも金型内を真空引きしておき、第2
の合成樹脂を真空脱気したのち、金型内に注入するよう
にしていること、さらに前記金型内に第2の合成樹脂を
低圧で加圧注入するようにしていることとが相俟ち、外
装部を成形するときの、コイルの引き出し線の断線を防
止することができる。
トとヨークと端子等を一体化している第1の合成樹脂よ
りも流動性の良い第2の合成樹脂により、外装部を形成
していること、しかも金型内を真空引きしておき、第2
の合成樹脂を真空脱気したのち、金型内に注入するよう
にしていること、さらに前記金型内に第2の合成樹脂を
低圧で加圧注入するようにしていることとが相俟ち、外
装部を成形するときの、コイルの引き出し線の断線を防
止することができる。
また、この請求項3記載の発明では、前記第2の合成樹
脂の硬化時に、第2の合成樹脂のヒケ分を補充しながら
硬化させるようにしているので、センシング部の外装部
の寸法精度を高めることができる。
脂の硬化時に、第2の合成樹脂のヒケ分を補充しながら
硬化させるようにしているので、センシング部の外装部
の寸法精度を高めることができる。
さらに1本発明の請求項4記載の発明では、前記第2の
合成樹脂として、液状エポキシ樹脂を用いているので、
センサをより一層的確にかつ高精度に成形することがで
きる。
合成樹脂として、液状エポキシ樹脂を用いているので、
センサをより一層的確にかつ高精度に成形することがで
きる。
そして、本発明の請求項5記載の発明では、前記金型内
に、第2の合成樹脂を1〜4 kg/aJの低圧で加圧
注入するようにしているので、コイルの引き出し線の断
線を、より一層確実に防止することができる。
に、第2の合成樹脂を1〜4 kg/aJの低圧で加圧
注入するようにしているので、コイルの引き出し線の断
線を、より一層確実に防止することができる。
[実施例]
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第1図は本発明センサの一実施例を示すもので、外装部
を施す前の状態における縦断側面図、第2図は外装部を
施した状態における一部破断側面図である。
を施す前の状態における縦断側面図、第2図は外装部を
施した状態における一部破断側面図である。
これら第1図および第2図に示す実施例のセンサでは、
コア2と、マグネット3と、ヨーク4と、端子5どが、
第1の合成樹脂6により一体化されている。
コア2と、マグネット3と、ヨーク4と、端子5どが、
第1の合成樹脂6により一体化されている。
前記コア2の外周側には、前記第1の合成樹脂6により
ボビン7が形成されている。このボビン7には、コイル
であるマグネットワイヤ8が巻回されている。このマグ
ネットワイヤ8の端部は。
ボビン7が形成されている。このボビン7には、コイル
であるマグネットワイヤ8が巻回されている。このマグ
ネットワイヤ8の端部は。
前記端子5にはんだ9で接合されている。
一方、前記ヨーク4側の端部には、第1の合成樹脂6に
より、取り付は用のフランジ10が形成されている。こ
のフランジ10には、取り付は用のカラー11が組み込
まれている。
より、取り付は用のフランジ10が形成されている。こ
のフランジ10には、取り付は用のカラー11が組み込
まれている。
他方、前記端子5側の端部には、前記第1の合成樹脂6
により、膨出部が形成されており、この膨出部には端子
5に信号的に接続し得るコネクタ12が設けられている
。
により、膨出部が形成されており、この膨出部には端子
5に信号的に接続し得るコネクタ12が設けられている
。
前記第1の合成樹脂6により一体をなすコア2と、マグ
ネット3と、ヨーク4と、端子5と、第1の合成樹脂6
により形成されたボビン7に巻回されたマグネットワイ
ヤ8とにより、センシング部1が構成されている。
ネット3と、ヨーク4と、端子5と、第1の合成樹脂6
により形成されたボビン7に巻回されたマグネットワイ
ヤ8とにより、センシング部1が構成されている。
前記センシング部1には、第2の合成樹脂13により断
面口型に形成された外装部14が施されている。この外
装部14により、前記センシング部1は密閉されている
。
面口型に形成された外装部14が施されている。この外
装部14により、前記センシング部1は密閉されている
。
前記第1の合成樹脂6に対して、第2の合成樹脂13に
は流動性の良いものが用いられている。つまり、第1の
合成樹脂6には例えば66ナイロンやポリブチレンテレ
フタレートが用いられている。
は流動性の良いものが用いられている。つまり、第1の
合成樹脂6には例えば66ナイロンやポリブチレンテレ
フタレートが用いられている。
これに対して、第2の合成樹脂13には例えばエポキシ
樹脂が用いられている。さらに好ましくは、第2の合成
樹脂13として、液状エポキシ樹脂が用いられる。
樹脂が用いられている。さらに好ましくは、第2の合成
樹脂13として、液状エポキシ樹脂が用いられる。
そして、前記外装部14は第2の合成樹脂13を低圧で
加圧注入することにより、つまり例えば1〜4 )cg
/aJで注入することにより、射出成形されている。
加圧注入することにより、つまり例えば1〜4 )cg
/aJで注入することにより、射出成形されている。
前記実施例のセンサでは、センシング部1の外装部14
を、コア2とマグネット3とヨーク4と端子5等を一体
化している第1の合成樹脂6よりも流動性の良い第2の
合成樹脂13により形成している。これにより、前記外
装部14を低圧で成形することが可能となる。
を、コア2とマグネット3とヨーク4と端子5等を一体
化している第1の合成樹脂6よりも流動性の良い第2の
合成樹脂13により形成している。これにより、前記外
装部14を低圧で成形することが可能となる。
しかも、前記外装部14を低圧射出成形により形成して
いる。したがって、外装部を高圧で成形したときに起こ
る、センシング部のコイルの引き出し線の断線を防止す
ることができる。
いる。したがって、外装部を高圧で成形したときに起こ
る、センシング部のコイルの引き出し線の断線を防止す
ることができる。
前記実施例のセンサは、自動車用の回転センサとして使
用する場合には、エンジン側に設けられた挿入用孔に、
外装部14とこれに包み込まれたセンシング部1とを挿
入し、取り付は用のフランジ10に設けられたカラー1
1に取り付は用のねじを挿入し、そのねじを締め付けて
、エンジン側にセンサを取り付ける。さらに、車体側の
ハーネスをコネクタ12に挿入し、車体側のハーネスと
センサの端子5とを信号的に接続して使用する。
用する場合には、エンジン側に設けられた挿入用孔に、
外装部14とこれに包み込まれたセンシング部1とを挿
入し、取り付は用のフランジ10に設けられたカラー1
1に取り付は用のねじを挿入し、そのねじを締め付けて
、エンジン側にセンサを取り付ける。さらに、車体側の
ハーネスをコネクタ12に挿入し、車体側のハーネスと
センサの端子5とを信号的に接続して使用する。
次に、第3図はセンシング部をセットして外装部を成形
するときに使用する金型の概略を示す平面図、第4図は
第3図に斜線を施した部分の詳細を示す図であって、金
型の一部拡大平面図、第5図は第3図および第4図に示
す金型を使用して実施する外装部の射出成形方法のプロ
セスの説明図である。
するときに使用する金型の概略を示す平面図、第4図は
第3図に斜線を施した部分の詳細を示す図であって、金
型の一部拡大平面図、第5図は第3図および第4図に示
す金型を使用して実施する外装部の射出成形方法のプロ
セスの説明図である。
以下、第3図〜第5図に示す金型およびプロセスの説明
図により、本発明センサの射出成形方法の一例を説明す
る。
図により、本発明センサの射出成形方法の一例を説明す
る。
まず、第3図および第4図に示すように、金型20は1
回の成形で例えば20個程度の、多数個を成形し得るよ
うに形成されている。
回の成形で例えば20個程度の、多数個を成形し得るよ
うに形成されている。
前記金型20には、センシング部の収納部21と。
第2の合成樹脂の注入孔22と、同第2合成樹脂のラン
ナ部23と、センシング部の収納部21の真空引きを行
うランナ部24と、第2の合成樹脂用の液溜まり25と
、これらの部分を一括して囲み、気密を保持するOリン
グ26とが設けられている。
ナ部23と、センシング部の収納部21の真空引きを行
うランナ部24と、第2の合成樹脂用の液溜まり25と
、これらの部分を一括して囲み、気密を保持するOリン
グ26とが設けられている。
前記金型20を使用して行うセンサの射出成形方法では
、第5図に示すように、ステップ27で金型20を12
0〜160℃に加熱する。
、第5図に示すように、ステップ27で金型20を12
0〜160℃に加熱する。
次に、ステップ28で金型20内におけるセンシング部
の収納部21にセンシング部1をセットし、型締めを行
う。
の収納部21にセンシング部1をセットし、型締めを行
う。
前記型締め後、ステップ29で真空引き用のランナ部2
4を通じて、センシング部の収納部21内の真空引きを
行う。
4を通じて、センシング部の収納部21内の真空引きを
行う。
前記ステップ27〜29の実行と平衡して、ステップ3
0で第2の合成樹脂13の混合撹拌を行う。この第2の
合成樹脂13として、この実施例では液状エポキシ樹脂
を用いている。
0で第2の合成樹脂13の混合撹拌を行う。この第2の
合成樹脂13として、この実施例では液状エポキシ樹脂
を用いている。
前記第2の合成樹脂13の混合撹拌後、ステップ31で
前記第2の合成樹脂13の真空脱気を行う。
前記第2の合成樹脂13の真空脱気を行う。
前記金型20内におけるセンシング部の収納部21内の
真空引きと、第2の合成樹脂13の真空脱気が完了した
時点で、ステップ32により金型20内に第2の合成樹
脂13を1〜4 kg/d程度の低圧で加圧注入する。
真空引きと、第2の合成樹脂13の真空脱気が完了した
時点で、ステップ32により金型20内に第2の合成樹
脂13を1〜4 kg/d程度の低圧で加圧注入する。
注入された第2の合成樹脂13は、金型20内に設けら
れた注入孔22からランナ部23を通り。
れた注入孔22からランナ部23を通り。
センシング部の収納部21内に供給され、この収納部2
1の空間部分に充填され、液溜まり25に流れる。
1の空間部分に充填され、液溜まり25に流れる。
前記第2の合成樹脂13の加圧注入後、硬化時にヒケが
生じる。そこで、ステップ33により、射出時間を2〜
4分間分間像持し、第2の合成樹脂13のヒケ分を補充
しながら硬化させ、ステップ34でセンシング部1の外
側に外装部14を施した製品を完成させる。
生じる。そこで、ステップ33により、射出時間を2〜
4分間分間像持し、第2の合成樹脂13のヒケ分を補充
しながら硬化させ、ステップ34でセンシング部1の外
側に外装部14を施した製品を完成させる。
ついで、型開きを行い、製品であるセンサを取り出し、
この実施例におけるセンサの射出成形の1ストロークを
完了する。
この実施例におけるセンサの射出成形の1ストロークを
完了する。
この実施例では、金型20内を予め真空引きしているこ
と、金型20内に注入する前に、第2の合成樹脂13を
真空脱気していること、この第2の合成樹脂13に液状
エポキシ樹脂を用いていることにより、金型20内に第
2の合成樹脂13を低圧で加圧注入できるし、また1〜
4kg/cd程度の低圧で加圧注入しているので、高圧
で加圧注入したときに起こる、センシング部1のコイル
であるマグネットワイヤ8の引き出し線の断線を防止す
ることができる。
と、金型20内に注入する前に、第2の合成樹脂13を
真空脱気していること、この第2の合成樹脂13に液状
エポキシ樹脂を用いていることにより、金型20内に第
2の合成樹脂13を低圧で加圧注入できるし、また1〜
4kg/cd程度の低圧で加圧注入しているので、高圧
で加圧注入したときに起こる、センシング部1のコイル
であるマグネットワイヤ8の引き出し線の断線を防止す
ることができる。
さらに、この実施例では第2の合成樹脂13の硬化時、
射出時間を2〜4分間分間像持し、第2の合成樹脂13
のヒケ分を補充しながら硬化させるようにしているので
、センシング部1の外装部14の寸法精度を高めること
ができる。
射出時間を2〜4分間分間像持し、第2の合成樹脂13
のヒケ分を補充しながら硬化させるようにしているので
、センシング部1の外装部14の寸法精度を高めること
ができる。
[発明の効果]
以上説明した本発明の請求項1記載の発明によれば、少
なくともコアとマグネットとヨークと端子とを第1の合
成樹脂により一体化するとともに、前記コアの外周側に
ボビンを形成し、このボビンにコイルを巻回し、前記コ
イルとマグネットとヨークと端子とが一体をなすセンシ
ング部の外側に、外装部を施すとともに、この外装部を
前記第1の合成樹脂よりも流動性の良い第2の合成樹脂
を用いかつ低圧射出成形により形成しており、センシン
グ部の外装部を、コアとマグネットとヨークと端子等を
一体化している第1の合成樹脂よりも流動性の良い第2
の合成樹脂で形成しているため、前記外装部を低圧で成
形することが可能となり、また前記外装部を低圧射出成
形しているので、外装部を高圧で成形したときに起こる
、センシング部のコイルの断線を防止し得る効果があり
、ひいては信頼性を向上させ得る効果がある。
なくともコアとマグネットとヨークと端子とを第1の合
成樹脂により一体化するとともに、前記コアの外周側に
ボビンを形成し、このボビンにコイルを巻回し、前記コ
イルとマグネットとヨークと端子とが一体をなすセンシ
ング部の外側に、外装部を施すとともに、この外装部を
前記第1の合成樹脂よりも流動性の良い第2の合成樹脂
を用いかつ低圧射出成形により形成しており、センシン
グ部の外装部を、コアとマグネットとヨークと端子等を
一体化している第1の合成樹脂よりも流動性の良い第2
の合成樹脂で形成しているため、前記外装部を低圧で成
形することが可能となり、また前記外装部を低圧射出成
形しているので、外装部を高圧で成形したときに起こる
、センシング部のコイルの断線を防止し得る効果があり
、ひいては信頼性を向上させ得る効果がある。
さらに、本発明の請求項2記載の発明によれば、前記第
2の合成樹脂として液状エポキシ樹脂を用いているので
、外装部を成形するための、第2の合成樹脂の流動性を
より一層向上させることができる結果、前記外装部をさ
らに低圧で成形できるので、前記コイルの引き出し線の
断線をより一層確実に防止し得る効果がある。
2の合成樹脂として液状エポキシ樹脂を用いているので
、外装部を成形するための、第2の合成樹脂の流動性を
より一層向上させることができる結果、前記外装部をさ
らに低圧で成形できるので、前記コイルの引き出し線の
断線をより一層確実に防止し得る効果がある。
そして、本発明の請求項3記載の発明によれば、コアと
マグネットとヨークと端子等を一体化している第1の合
成樹脂よりも流動性の良い第2の合成樹脂により、外装
部を形成していること、しかも金型内を真空引きしてお
き、第2の合成樹脂を真空脱気したのち、金型内に注入
するようにしていること、さらに前記金型内に第2の合
成樹脂を低圧で加圧注入するようにしていることとが相
俟ち、外装部を成形するときの、コイルの引き出し線の
断線を防止し得る効果を有する外、前記第2の合成樹脂
の硬化時に、第2の合成樹脂のヒケ分を補充しながら硬
化させるようにしているので、センシング部の外装部の
寸法精度を向上させ得る効果がある。
マグネットとヨークと端子等を一体化している第1の合
成樹脂よりも流動性の良い第2の合成樹脂により、外装
部を形成していること、しかも金型内を真空引きしてお
き、第2の合成樹脂を真空脱気したのち、金型内に注入
するようにしていること、さらに前記金型内に第2の合
成樹脂を低圧で加圧注入するようにしていることとが相
俟ち、外装部を成形するときの、コイルの引き出し線の
断線を防止し得る効果を有する外、前記第2の合成樹脂
の硬化時に、第2の合成樹脂のヒケ分を補充しながら硬
化させるようにしているので、センシング部の外装部の
寸法精度を向上させ得る効果がある。
また、本発明の請求項4記載の発明によれば。
前記第2の合成樹脂として、液状エポキシ樹脂を用いて
いるので、センサをより一層的確にかつ高精度に成形し
得る効果がある。
いるので、センサをより一層的確にかつ高精度に成形し
得る効果がある。
さらに、本発明の請求項5記載の発明によれば、前記金
型内に、第2の合成樹脂を1〜4 kg/adの低圧で
加圧注入するようにしているので、コイルの引き出し線
の断線を、より一層確実に防止し得る効果がある6
型内に、第2の合成樹脂を1〜4 kg/adの低圧で
加圧注入するようにしているので、コイルの引き出し線
の断線を、より一層確実に防止し得る効果がある6
第1図は本発明センサの一実施例を示すもので、外装部
を施す前の状態における縦断側面図、第2図は外装部を
施した状態における一部破断側面図、第3図はセンシン
グ部をセットして外装部を成形するときに使用する金型
の概略を示す平面図、第4図は第3図に斜線を施した部
分の詳細を示す図であって、金型の一部拡大平面図、第
5図は第3図および第4図に示す金型を使用して実施す
る外装部の射出成形方法のプロセスの説明図である。 1・・・センシング部、2・・・コア、3・・・マグネ
ット。 4・・・ヨーク、5・・・端子、6・・・第1の合成樹
脂、7・・・ボビン、8・・・コイルであるマグネット
ワイヤ、10・・・取り付は用のフランジ、I2・・・
コネクタ、13・・・第2の合成樹脂、14・・外装部
、20・・・金型、21・・センシング部の収納部、2
3・・・第2の合成樹脂のランナ部、24・・・真空引
き用のランナ部、27〜34・・・第2の合成樹脂によ
りセンシング部の外装部を成形するステップ。 代理人 弁理士 秋 本 正 実 第 1図 1−−−ゼンシング費 2−m−コア 3−−−マクオアト 4−m−ヨーク 5−−−jl) 6−−−草ly8成」脂 7−−−ホ゛ビン 8−m−マク′序、7トワイヤ 10−−−取り何IT用の7フンジ 12−m−コネクタ 13−ロー¥−21y18成甜脂 14−−一 タト較音ト
を施す前の状態における縦断側面図、第2図は外装部を
施した状態における一部破断側面図、第3図はセンシン
グ部をセットして外装部を成形するときに使用する金型
の概略を示す平面図、第4図は第3図に斜線を施した部
分の詳細を示す図であって、金型の一部拡大平面図、第
5図は第3図および第4図に示す金型を使用して実施す
る外装部の射出成形方法のプロセスの説明図である。 1・・・センシング部、2・・・コア、3・・・マグネ
ット。 4・・・ヨーク、5・・・端子、6・・・第1の合成樹
脂、7・・・ボビン、8・・・コイルであるマグネット
ワイヤ、10・・・取り付は用のフランジ、I2・・・
コネクタ、13・・・第2の合成樹脂、14・・外装部
、20・・・金型、21・・センシング部の収納部、2
3・・・第2の合成樹脂のランナ部、24・・・真空引
き用のランナ部、27〜34・・・第2の合成樹脂によ
りセンシング部の外装部を成形するステップ。 代理人 弁理士 秋 本 正 実 第 1図 1−−−ゼンシング費 2−m−コア 3−−−マクオアト 4−m−ヨーク 5−−−jl) 6−−−草ly8成」脂 7−−−ホ゛ビン 8−m−マク′序、7トワイヤ 10−−−取り何IT用の7フンジ 12−m−コネクタ 13−ロー¥−21y18成甜脂 14−−一 タト較音ト
Claims (5)
- 1.少なくともコアとマグネットとヨークと端子とを第
1の合成樹脂により一体化するとともに、前記コアの外
周側にボビンを形成し、このボビンにコイルを巻回し、
前記コイルとマグネットとヨークと端子とが一体をなす
センシング部を形成したセンサにおいて、前記センシン
グ部の外側に、外装部を施すとともに、この外装部を前
記第1の合成樹脂よりも流動性の良い第2の合成樹脂を
用いかつ低圧射出成形により形成したことを特徴とする
センサ。 - 2.前記第2の合成樹脂は、液状エポキシ樹脂であるこ
とを特徴とする請求項1記載のセンサ。 - 3.金型内に、予め少なくともコアとマグネットとヨー
クと端子とを第1の合成樹脂により一体化しかつ前記コ
アの外周側に形成されたボビンにコイルを巻回したセン
シング部をセットし、その金型内を真空引きしておき、
前記第1の合成樹脂よりも流動性の良い第2の合成樹脂
を真空脱気したのち、前記金型内に低圧で加圧注入し、
第2の合成樹脂のヒケ分を補充しながら硬化させ、前記
センシング部に外装部を形成することを特徴とするセン
サの射出成形方法。 - 4.前記第2の合成樹脂として、液状エポキシ樹脂を用
いることを特徴とする請求項3記載のセンサの射出成形
方法。 - 5.前記金型内に、第2の合成樹脂を1〜4kg/cm
^2の低圧で加圧注入することを特徴とする請求項3ま
たは4記載のセンサの射出成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14870490A JPH0442076A (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | センサと、その射出成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14870490A JPH0442076A (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | センサと、その射出成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0442076A true JPH0442076A (ja) | 1992-02-12 |
Family
ID=15458732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14870490A Pending JPH0442076A (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | センサと、その射出成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0442076A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015025768A (ja) * | 2013-07-29 | 2015-02-05 | 多摩川精機株式会社 | レゾルバステータの製造方法及びレゾルバステータ |
-
1990
- 1990-06-08 JP JP14870490A patent/JPH0442076A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015025768A (ja) * | 2013-07-29 | 2015-02-05 | 多摩川精機株式会社 | レゾルバステータの製造方法及びレゾルバステータ |
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