JPH0441841A - パネル設置天井構造 - Google Patents

パネル設置天井構造

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JPH0441841A
JPH0441841A JP2148623A JP14862390A JPH0441841A JP H0441841 A JPH0441841 A JP H0441841A JP 2148623 A JP2148623 A JP 2148623A JP 14862390 A JP14862390 A JP 14862390A JP H0441841 A JPH0441841 A JP H0441841A
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JP
Japan
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ceiling
panel
water
gutter
rain
Prior art date
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Pending
Application number
JP2148623A
Other languages
English (en)
Inventor
Takamasa Sekiguchi
関口 高正
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
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Publication date
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Publication of JPH0441841A publication Critical patent/JPH0441841A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はパネル設置天井構造に関し、更に詳細には多数
の天井パネルを配列設置してなる天井に漏水用の樋部材
を取付ける構造に関する。
(従来の技術) 従来、建造物の室内や地下通路などのコンクリート天井
壁面には天井パネルが設置されているが、地下通路など
の内装材としては一般に鋼板製、アルミ製又は特殊な材
質からなる防火性のパネルが用いられる。このような天
井パネルは、コンクリート天井壁面に取付けられた多数
のハンガーによって吊り下げられ又は支持された軽量鉄
骨下地のバーにビスや金具を用いて取付けられていた。
すなわち、従来の内装パネル取付は方法は、第8図に示
されるように鉄骨下地のバー1に取付けた特殊な吊り金
具2によって最初に目地材3が取付けられる。そして、
この目地材3の一側方の上部におけるバー1との隙間に
内装パネル4の一側方フランジ部5aが差し込まれ、同
時にこの内装パネル4の他側方のフランジ部5bがバー
1にビス6で固定される。このようにしてその列の内装
パネルがすべて取付けられたら、ビス止めした内装パネ
ル4のフランジ部5bを他側方の上部に相射的に差し入
れたような状態に別の目地材3が吊り金具2によって取
付けられ、その後火の内装パネル4を順に目地材3とバ
ー1との隙間に一側方のフランジ部5aを差し込み且つ
他側方のフランジ部5bをバー1にネジ止めすることで
固定される。
(発明が解決しようとする諜B) しかしながら、地下通路や地下鉄駅構内等では外部より
浸入してくる地下水や雨水の漏水があり、天井パネルの
目地部から落ちて通行人にかかったり、或いは構内又は
通路を汚すという問題がある。
一般にこのような場合、応2.処置として漏水個所にビ
ニールシートを張って柱又は側壁に沿って流している。
しかし、これを基本的に解決しようとして漏水個所を事
前に予測して排水管などを設けることはその面積の大き
さからして実際上困難である。
本発明の目的は、かかる従来の問題点を解決するために
なされたもので、天井パネルからの漏水を天井内装材の
構成要素の中で排水させるようにしたパネル設置天井構
造を捷供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明のパネル設置天井構造は、表面パネル部とその周
囲に設けられた側面パネル部とからなる背方開放の天井
パネルであって少なくとも周囲の前記側面パネル部の一
部に排水用の開口部を備え、該開口部の形成された側部
を間隔をあけて一線上で対向させて縦横に配列されて下
地支持部材に取付けられた多数の天井パネルと、前記開
口部の形成された側部同士が対向する一線上の間隔部に
沿って前記表面パネル部の表面側に配置された目地材兼
用樋部材と、前記天井パネル又は前記下地支持部材に取
付けられ前記樋部材を着脱可能に係止する吊下げ金具と
を含んで構成されている。
(作 用) 本発明のパネル設置天井構造によると、コンクリート表
面からの漏水で天井パネルの背面に落ちた水は天井パネ
ルの排水用開口部から目地材兼用樋部材に流れ落ち、該
樋部材を流れて集水させられる。各天井パネルは排水用
開口部が形成された側部を間隔をあけて一線上で対向さ
せて縦横に配列され、この側部同士が対向する一線上の
間隔部に沿って表面パネル部の表面側に配置された目地
材兼用樋部材が伸長しているため、天井のどの位置で漏
水があっても各天井パネルが受は皿となってこれを樋部
材に排水する。
(実施例) 以下、本発明のパネル設置天井構造を添付図面に示され
た実施例について更に詳細に説明する。
第1図には本発明の一実施例に係るパネル設置天井構造
において、コンクリート建造物の天井に設置される1枚
の天井パネル10が示されている。
この天井パネル10は例えば石膏ボート、セメント系ポ
ート又は樹脂などの芯材11の両面に鉄板又はアルミニ
ュウム板などの金属板12を接合してなる複合板の周囲
をV字状の切込み部13で折曲げ、表面パネル部14a
およびその周囲に立設する側面パネル部14bを形成し
てなる背方開放の箱状を呈している。しかし、この天・
井パネル10は第1図からも明らかなように一側部の側
面パネル部が無く、この部分が天井パネル10の背方内
部に落ちた水の排水用開口部15とされている。
更に、天井パネル10は各側面パネル部14bの内面に
固定された金属製の支持部材16を含む。
この支持部材16は側面パネル部14bの内面にリベッ
ト等で固着される固定板16aと、この固定板16aの
一端から伸長し側面パネル部14bの上端を越えて外方
へ張出した外方フランジ部16bと、固定板16aの他
端から伸長し表面パネル部14aの背面に接着剤で接合
される内方フランジ部14cとから構成されている。
なお、第1図において、符号17は天井パネル10の側
面パネル部連接部に設けられている樹脂製のコーナ一部
材を示している。
さて、上述の如く構成された天井パネル10は、コンク
リート建造物の内部天井壁、地下通路の天井壁又は地下
鉄駅構内の天井壁などに取付けられた下地鉄骨材18.
19を利用して設置される。
その際、各天井パネルlOの配列のし方は第2図に示さ
れるように行なう、すなわち、横一列の天井パネル10
については一例部の排出用開口部15を同方向に向けて
整列し、この各横列はその天井パネル10の排水用開口
部15を隣接する一方の横列の天井パネル10の排水用
開口部15に所定の間隔をあけて対向させるように配置
される。
従って、2列づつ排水用開口部15を向いあわせるよう
に各横列が縦方向に配置される。
このようにして縦横に配列される各天井ノイネル10は
、排水用開口部15が形成された側部を除いて、支持部
材16の外方フランジ部16bを利用して取付は金具2
0で下地鉄骨に取付けられる。
すなわち、取付は金具20は下地鉄骨18への固定部で
あるハンガ一部21を備え、このAンガー部21の下部
には翼のように両側に爪部22a。
22bを延ばした押え部22がその中心部で回転可能に
枢着されている。これにより、隣接する天井パネル10
の各外方フランジ部16b間に位置決めされた取付は金
具20の押え部22を回転して第3図に示されるように
外方フランジ部16bの下面側に爪部22a、22bを
差し込むようにすることによって天井パネル10が固定
されると共に、これとは逆の動作により任意の位置の天
井パネル10を取り外すこともできる。このようにして
取付けられた各天井パネル10の側面パネル部14b間
は目地部とされ、適宜の手段によって目地材23が取付
けられる。但し、排水用開口部15と対向する側のパネ
ル端部は第4図(a)或いは第4図ら)に示されるよう
な簡易結合方式を採用して、目地材23を取付けない構
造とするが構造上好ましい。
他方、排水用開口部15が向い合う各天井パネル10の
側部間隔即ち間隔部24は第2図について説明した天井
パネル10の配列状態から明らかなように一直線につな
がって伸び、この間隔部24にはその直上を横断する下
地鉄骨19に吊り下げられた吊下げ金具25が第5図に
示されるように配置される。この吊下げ金具25を断面
コ字形の下地鉄骨19に固定する上部係止部26は両側
部の切込みによっt切り起された折曲げ片26aによっ
て当該下地鉄骨19の外側形状に対応したコ字形状を呈
し、第6図に示されるように下地鉄骨19の外周部に嵌
め込むように取付けた後、上辺26bの端部を下地鉄骨
19の内方へ折り込んで固定される。この係止部26か
らは下方に棒状部27が伸長し、間隔部24を通過縦断
して天井パネル10の表面側に僅かに突出した下端が逆
T字形のフック部28とされている。
このように−直線状に伸びる間隔部24に沿って所々に
配置された吊下げ金具25のフック部28を利用して樋
部材29が当該間隔部24の直下に配置され、該樋部材
29は天井パネル10内に落ちた漏水を排水用開口部1
5から受けて排水すると共に、間隔部24を被って人目
に触れさせない目地材としても機能する。この樋部材2
9は第5図から明らかなように断面円弧状の受水部29
aの両側縁から内方へ張出したフランジ29bからなり
、該フランジ29bの幅寸法およびその間の中央開口部
29C(受水口)の幅寸法は、フック部28を樋部材2
9の内部で片側に寄せた時該フック部28の反対側端部
が受水口29cから出入りでき、しかも樋部材29をフ
ック部28の中心に位置決めした時雨フランジ29bが
フック部28に係止するような関係に設定されている。
これにより、この樋部材29は天井パネル10の設置後
自由に着脱できる。
再び第2図を参照し、このように設置された各機部材2
9の下流端は、これを横断する方向に伸長する天井パネ
ル10間の目地部に取付けられた集合樋30で終ってい
る。この状態は第3図に示されている。すなわち、集合
樋30はその断面において下方に開放したコ字形を呈し
、その両側部30aの下端には外方上部に折り曲げられ
たスカート状の受水部30bが形成されている。この集
合機30は所定の目地部において前述した目地材23に
代えて所々で隣接する天井パネル10の支持部材16に
おける外方フランジ部16bに翼状の掛は金31をかけ
て取付けられる。すなわち、掛は金31は集合樋30の
上板30cに形成された穴から入れられたねじ32を掛
は金31の中央部の中から上方に出してナツトで締付け
て集合樋30に固定され、この掛は金31の外方フラン
ジ部16b上への装架により集合樋30が目地部に取付
けられる。この集合樋30のスカート状受水部30bは
、前述した樋部材29の下流側端部の下側に位置し、そ
こから落ちる水を受ける。集合樋30の下流側端部は第
2図に示されるように適宜配置された縦樋33に接続さ
れている。
上述したように構成されたパネル設置天井構造では、コ
ンクリート建造物の天井壁面のいずれの場所から漏水が
あっても、第2図に矢印で示されるように水は天井パネ
ル10の排水用開口部15から各樋部材29に流れ落ち
、該樋部材29を経て集合樋30に集められて縦樋33
へ導かれ、漏水の排水が実にスムースになされ、しかも
樋部材29が目地材をも兼ねているため樋とは感じさせ
ず天井の美的な面も失わせることがない。
なお、前述した実施例のパネル設置天井構造において、
各天井パネル10に形成した排水用開口部15は一例部
が全面的に開放したものであったが、側面パネル部を形
成しておきその一部を排水可能に切り欠いたり又は孔を
あけてもよい、また、樋部材29や集合槽30の受水部
29a、30bは予測される漏水の量に応じて適宜その
大きさを変えることができることは言うまでもない。
更に、前述の実施例では、樋部材29を支持する吊下げ
金具25は下地鉄骨19に取付けられていたが、第7図
(alおよび第7図さ)に示されるように天井パネル1
0の排水用開口部側端縁に吊下げ金具34を接着で取付
けたり、クリップ状の吊下げ金具35を挾んで取付ける
などによって支持することもできる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明のパネル設置天井構造によ
れば、いついかなる場所での漏水に対しても天井内装材
の構成要素の完全に排水させることができることから、
漏水が住じて室内に落ちたり又は通行人にかかったりす
ることがないばかりか、ビニールシートなどによる極め
て見栄えの悪い応急処置をする必要もないなど実に優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るパネル設置天井構造に
用いられる天井パネルの一例を示す斜視図、第2図は本
発明の一実施例に係るパネル設置天井構造における天井
面を示す図、第3図は第2図の■−■線に沿って得た各
天井パネルの取付は状態および集合樋の取付は状態を示
す断面図、第4図(a)および第4図(b)は第2図の
IV−IV線に沿って得た天井パネル間の目地部の例を
それぞれ示す断面図、第5図は第2図の■−■線に沿っ
て得た樋部材の取付は状態を示す天井パネル隣接部の断
面図、第6図は第5図のVl−Vl線に沿って得た吊下
げ金具上部を示す側面図、第7図(a)および第7図0
))は吊下げ金具の他の例を示す第5図と同様な断面図
、第8図は従来のパネル設置天井構造を示す斜視図であ
る。 10・・・天井パネル、14a・・・表面パネル部、1
4b・・・側面パネル部、15−・・・排水用開口部、
1.8.19・・・下地鉄骨、24・・・間隔部、25
・・・吊下げ金具、29・・・樋部材。 第 図 15−・排水用vIα畔 第 図 (b) □0 第 図(0) 第 図(b)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 表面パネル部とその周囲に設けられた側面パネル部とか
    らなる背方開放の天井パネルであって少なくとも周囲の
    前記側面パネル部の一部に排水用の開口部を備え、該開
    口部の形成された側部を間隔をあけて一線上で対向させ
    て縦横に配列されて下地支持部材に取付けられた多数の
    天井パネルと、前記開口部の形成された側部同士が対向
    する一線上の間隔部に沿って前記表面パネル部の表面側
    に配置された目地材兼用樋部材と、前記天井パネル又は
    前記下地支持部材に取付けられ前記樋部材を着脱可能に
    係止する吊下げ金具とを含むパネル設置天井構造。
JP2148623A 1990-06-08 1990-06-08 パネル設置天井構造 Pending JPH0441841A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100830740B1 (ko) * 2006-12-22 2008-05-19 정재영 응결수 배수가 고려된 천장마감구조

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6147313B2 (ja) * 1979-02-23 1986-10-18 Fuji Electric Co Ltd
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