JPH0441795Y2 - - Google Patents

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JPH0441795Y2
JPH0441795Y2 JP12324386U JP12324386U JPH0441795Y2 JP H0441795 Y2 JPH0441795 Y2 JP H0441795Y2 JP 12324386 U JP12324386 U JP 12324386U JP 12324386 U JP12324386 U JP 12324386U JP H0441795 Y2 JPH0441795 Y2 JP H0441795Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、2本の可動刃を機体横巾方向に並列
させて1本の固定刃に重合させると共に互いに相
反する方向に往復駆動されるように構成し、前記
固定刃の固定刃構成用単位体のうち2本の前記可
動刃の最接近状態で一方の前記可動刃の最機体内
側に位置する可動刃構成用単位体と、他方の前記
可動刃の最機体内側に位置する可動刃構成用単位
体とに各別に対接する2個の中央固定刃構成用単
位体の前方に、前記中央固定刃構成用単位体の機
体横外側に茎稈を案内する分草具を配置した農用
バリカン型刈取り装置に関する。
〔従来の技術〕
上記農用バリカン型刈取装置は、例えば実開昭
58−73430号公報に示されるように、2本の可動
刃が相反する方向に往復駆動されるところの2本
刃型であることにより、1本刃に比して駆動振動
が少なくなるように配慮し、さらには、固定刃の
2個の中央固定刃構成用単位体の間に茎稈が入り
込むことを前記分草具によつて防止するように配
慮したものである。すなわち、2個の前記中央固
定刃構成用単位体の間には三角状のエツジ間スペ
ースができ、このスペースにあつては茎稈が入り
込んでもその切断ができないために、前記エツジ
間スペースの前方に位置する茎稈が分草具により
エツジ間スペースに入り込まないように中央固定
刃構成用単位体の横側に案内されるように構成し
たものである。
この種農用バリカン型刈取り装置において、従
来、2個の前記中央固定刃構成用単位体の間にお
ける単位体先端部間隔と他の箇所における単位体
先端部間隔とが同一になつており、次の如き不都
合があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
すなわち、分草具による茎稈の中央単位体横側
への案内が確実にされるようにしようとすると、
分草具の後端部での横巾を中央単位体間における
先端部間隔に少なくとも等しいところの広巾にす
る必要があり、その結果、分草具が作用する茎稈
の分草具による押し分けに起因する倒伏度合が分
草具の巾広のために大になり、この茎稈の実際の
刈り高さと分草具が作用しない茎稈の刈り高さと
の差が大になつていた。
本考案の目的は、分草具による茎稈案内が確実
に行わせられるように、しかも、刈り高さの不揃
いを極力抑制できるように改造することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の特徴構成は、冒記した農用バリカン型
刈取り装置において、前記固定刃の2個の前記中
央固定刃構成用単位体の間における単位体先端部
間隔が他の箇所における単位体先端部間隔より小
であるように前記固定刃を形成してあることにあ
り、その作用及び効果は次のとおりである。
〔作用〕
分草具の後端部横巾を従来より巾狭まにして
も、2個の中央固定刃構成用単位体の間における
単位体先端部間隔が他の箇所における単位体先端
部間隔より小であることから、分草具の終端部が
2つ中央固定刃構成用単位体の間における単位体
先端部間を確実に閉じ、茎稈を2個の中央単位体
の間に入り込まないように中央単位体の横外側に
確実に案内する。
〔考案の効果〕
分草具が2個の中央単位体の間における単位体
先端部間を確実に閉じることにより、茎稈の中央
単位体の横外側への案内が確に行われるようにな
り、たとえば茎稈が2個の中央固定刃構成用単位
体の前方に在つても刈残しのない作業ができるよ
うになつた。
しかも、分草具の最大横巾を従来より巾狭まに
できることにより、茎稈が分草具によつて倒伏さ
れる度合を小に抑制して、この茎稈の実際の刈高
さが従来より低くなるようにでき、分草具に起因
する刈り高さの不揃いが極力小になる良好な仕上
りが得られるようになつた。
〔実施例〕
第4図に示すように、1本の固定刃1を刈取り
部フレームの機体横方向に並列する複数本の分草
具取付け用パイプ部分2・・に固定すると共に、
機体横方向に並列させた2本の可動刃3,4を、
各別に摺動するように、かつ、複数個のナイフク
リツプ・・によつて外れ止めされる状態で前記固
定刃1に重合させ、そして刈取り部フレームの伝
動ケース部分6に軸芯P1またはP2の周りで回転
駆動されるように取付けた2本のクランクアーム
7,8のうちの一方7を一方の可動刃3に付設さ
れているナイフヘツド9に、かつ、他方のクラン
クアーム8を他方の可動刃4に付設されているナ
イフヘツド10に夫々係合させてあつことによ
り、2本の可動刃3,4が前記固定刃1の上を互
に相反する方向に往復摺動する状態に駆動される
ように構成して、コンバイン用のバリカン型刈取
り装置を構成してある。
2本の前記可動刃3,4の夫々は、機体横方向
に並列する多数の可動刃構成用単位体3a・・及
び3bまたは4a・・及び4bと、これらの可動
刃構成用単位体3a及び3bまたは4a及び4b
を第3図に示す如く連結する1本のナイフバー1
1または12とから構成してある。そして、2本
の可動刃3,4夫々において、多数の前記可動刃
構成用単位体3a・・3bまたは4a・・4bの
うち可動刃3はたは4の最機体内側に位置すると
ころの内端可動刃構成用単位体3bまたは4b
を、他の可動刃構成用単位体3aまたは4aと同
様に、左右両側のエツジ13または14が機体前
後方向に対して傾斜するように形成してある。
前記固定刃1は機体横方向に並列する多数の固
定刃構成用単位体1a・・及び1bと、これらの
固定刃構成用単位体1a及び1bを第3図に示す
如く連結する受け歯台15とから構成してある。
多数の前記固定刃構成用単位体1a及び1bの
うち2本の前記可動刃3,4の最接近状態で一方
の可動刃3の最機体内側に位置する可動刃構成用
単位体3bと、他方の可動刃4の最機体内側に位
置する可動刃構成用単位体4bとに各別に対接す
る2個の中央固定刃構成用単位体1b,1bの前
方に、分草具16を取付けプレート17を介して
前記受刃台15に取付けた状態で配置してある。
前記分草具16は、植立茎稈を2つの前記中央固
定刃構成用単位体1b,1bの間に入り込まない
ように中央固定刃構成用単位体1bの機体横外側
に分草案内するように、第1図に示す如き平面視
三角形に形成してある。
第1図に明示するように、2個の前記中央固定
刃構成用単位体1b,1bの間における単位体先
端部間隔W1が他の箇所における単位体先端部間
隔W2より小であるように固定刃1を形成し、か
つ、2本の可動刃3,4の最接近状態での一方の
内端可動刃構成用単位体3bと他方の内端可動刃
構成用単位体4bの先端部間隔が2本の可動刃
3,4夫々の単位体先端部間隔より小になるよう
に内端可動刃構成用単位体3b及び4bの最大横
巾を他の可動刃構成用単位体3a及び4aの最大
横巾より小に設定することにより、内端可動刃構
成用単位体3bまたは4bが中央固定刃構成用単
位体1bに対接することを可能にしながら前記単
位体先端部間隔W1をより小に設定できるように
配慮して、分草具16の最大横巾であるところの
後端部横巾W3を極力小に済ませるように配慮し
てある。
第4図に示す19は前処理部駆動軸であり、2
0は植立茎稈を刈取り装置に掻き込み、刈取り茎
稈を後方に送り込む回転体(図示せず)を駆動す
るための軸であり、21は引起し装置(図示せ
ず)への伝動軸である。
〔別実施例〕
第5図に示す刈取り装置にあつては、分草具1
6を固定刃1に対して前上り姿勢になつて刈取り
装置の前下り姿勢にかかわらず接地しにくいよう
に取付けてある。
コンバイン用に限らずバインダー、藺草収穫機
等、各種の農機に用いられる刈取り装置にも本考
案は適用できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る農用バリカン型刈取り装置
の実施例を示し、第1図は分草具配設部の平面
図、第2図は刈取り装置の断面図、第3図は刈取
り装置駆動部の側面図、第4図は刈取り装置全体
の平面図、第5図は別実施分草具の断面図であ
る。 1……固定刃、1b……中央固定刃構成用単位
体、3,4……可動刃、3b,4b……可動刃構
成用単位体、16……分草具、W1,W2……単位
体先端部間隔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2本の可動刃3,4を機体横巾方向に並列させ
    て1本の固定刃1に重合させると共に互いに相反
    する方向に往復駆動されるように構成し、前記固
    定刃1の固定刃構成用単位体1a,1bのうち2
    本の前記可動刃3,4の最接近状態で一方の前記
    可動刃3の最機体内側に位置する可動刃構成用単
    位体3bと、他方の前記可動刃4の最機体内側に
    位置する可動刃構成用単位体4bとに各別に対接
    する2個の中央固定刃構成用単位体1b,1bの
    前方に、前記中央固定刃構成用単位体1bの機体
    横外側に茎稈を案内する分草具16を配置した農
    用バリカン型刈取り装置であつて、前記固定刃1
    の2個の前記中央固定刃構成用単位体1b,1b
    の間における単位体先端部間隔W1が他の箇所に
    おける単位体先端部間隔W2より小であるように
    前記固定刃1を形成してある農用バリカン型刈取
    り装置。
JP12324386U 1986-08-11 1986-08-11 Expired JPH0441795Y2 (ja)

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JP12324386U JPH0441795Y2 (ja) 1986-08-11 1986-08-11

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JPS6328316U JPS6328316U (ja) 1988-02-24
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JP6175803B2 (ja) * 2013-02-27 2017-08-09 井関農機株式会社 刈取装置
JP6061200B2 (ja) * 2013-11-28 2017-01-18 井関農機株式会社 コンバインの刈刃装置

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