JPH0441099Y2 - - Google Patents

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JPH0441099Y2
JPH0441099Y2 JP1987186721U JP18672187U JPH0441099Y2 JP H0441099 Y2 JPH0441099 Y2 JP H0441099Y2 JP 1987186721 U JP1987186721 U JP 1987186721U JP 18672187 U JP18672187 U JP 18672187U JP H0441099 Y2 JPH0441099 Y2 JP H0441099Y2
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plate
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、折畳み箱に関する。
従来の技術 従来、電子写真複写機においては、使用済みの
トナーをサイクロン式分離機によつて分離した
後、金属板からなる収納ボツクスに収納し、該収
納ボツクスがトナーで満杯になると、収納ボツク
スを電子写真複写機から取り出してトナーを廃棄
するとともに、空となつた収納ボツクスを清掃し
て再度電子写真複写機に装着していた。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、このような金属板からなる収納
ボツクスは堅牢であるため長期使用に耐えること
ができるが、トナー廃棄毎に収納ボツクスの清掃
が必要となつて作業能率が低下するとともに、廃
棄の際トナーが周囲に飛散して作業環境を悪化さ
せるという問題点があつた。
問題点を解決するための手段 この考案は、粉体、流体等を収納した状態のま
ま廃棄することができる程度に安価で占有スペー
スも小さく、かつ、組立、管理作業が簡単で、し
かも、破損しにくい折畳み箱を提供するもので、
四角形をした上、下シートの前後辺同士および左
右辺同士を互いに連続させて形成した密封袋と、
上、下シートの中央部外面にそれぞれ固着された
四角形の頂、底板と、前記頂板、上シート双方を
貫通する開口と、頂板の前後辺、左右辺から上シ
ートの前後辺、左右辺まで延び前記上シートにそ
れぞれ固着された前後上板、左右上板と、底板の
前後辺、左右辺から下シートの前後辺、左右辺ま
で延び前記下シートにそれぞれ固着された前後下
板、左右下板と、を備え、前記頂、底板を互いに
離隔させて前後上板、左右上板、前後下板、左右
下板を頂、底板に直交させることにより、前後上
板、左右上板、前後下板、左右下板を側壁とする
箱を形成するとともに、前記前後上板、左右上
板、前後下板、左右下板間から突出した密封袋の
隅部を、接着体によつてこれら前後上板、左右上
板、前後下板、左右下板の外表面に接着係止する
ことにより解決することができる。
作 用 この考案の折畳み箱は輸送時等においては、密
封袋の上、下シートおよび頂、底板は密着した状
態で重なり合つており、一方、前後上板、左右上
板、前後下板、左右下板は頂、底板と平行となつ
ており、この結果、該箱は全体として押し潰され
た平板状を呈し、占有スペースは極めて小さいも
のとなつている。次に、このような箱を組み立て
るには、前記頂、底板を上、下シートの中央部と
ともに互いに離隔させる。このとき、上、下シー
トの外縁部が開くため、この上、下シートの外縁
部に固着されている前後上板、左右上板、前後下
板、左右下板はそれぞれ頂、底板に近接する辺を
中心として内側に向かつて傾斜し、頂、底板に直
交する。その後、前後上板、左右上板、前後下
板、左右下板間から突出している密封袋の隅部
を、接着体によつてこれら前後上板、左右上板、
前後下板、左右下板の外表面に接着係止する。こ
れにより、密封袋によつて内張りされ、頂、底板
が上、下壁をそれぞれ構成し、前後上板、左右上
板、前後下板、左右下板が側壁を構成する強固な
潰れにくい箱が、別の容器、蓋等と組合せなくて
も、容易に成形される。このようにして組み立て
られた箱内に、例えばトナーを開口を通じて収納
するが、密封袋によつて内張りされているので、
該トナーが外部に漏れることはない。また、前記
密封袋は例えばプラスチツクスシートから、一
方、頂、底板、前後上板、左右上板、前後下板、
左右下板は例えば紙から構成すれば極めて安価に
製作でき、トナーを収納した状態のまま廃棄する
こともできる。しかも、箱から外部に突出した密
封袋の隅部は箱の外表面に固着されているので、
該密封袋の隅部が周囲の物品に引つかかつて破損
するような事態が防止される。
実施例 以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図において、1は四角形(長方形)の密封
袋であり、この密封袋1は上下に重なり合わされ
たポリプロピレン等のプラスチツクスからなる四
角形の上シート2および下シート3から構成さ
れ、これらの上シート2の前辺、後辺、左辺およ
び右辺2a,2b,2cおよび2dは下シート3
の前辺、後辺、左辺および右辺3a,3b,3c
および3dに全幅に亘つて接合され密封状態で互
いに連続している。4はダンボール紙等から構成
された四角形(長方形)の頂板であり、この頂板
4は前記上シート2と相似形で該上シート2より
小さい。そして、この頂板4はその前辺、後辺、
左辺および右辺4a,4b,4cおよび4dが前
記上シート2の前辺、後辺、左辺および右辺2
a,2b,2cおよび2dとそれぞれ平行になる
ようにして上シート2の中央部外面に重ね合わさ
れ、接着剤により上シート2に固着されている。
一方、5は頂板4と同様の底板であり、この底板
5はその前辺、後辺、左辺および右辺5a,5
b,5cおよび5d前記下シート3の前辺、後
辺、左辺および右辺3a,3b,3cおよび3d
とそれぞれ平行になるようにして下シート3の中
央部外面に重ね合わされ、接着剤により下シート
3に固着されている。6は頂板4の前辺4aに全
幅に亘つて連続する前上板であり、この前上板6
は頂板4の前辺4aから上シート2の前辺2aま
で延びている。7は頂板4の後辺4bに全幅に亘
つて連続する後上板であり、この後上板7は頂板
4の後辺4bから上シート2の後辺2bまで延び
ている。8は頂板4の左辺4cに全幅に亘つて連
続する左上板であり、この左上板8は頂板4の左
辺4cから上シート2の左辺2cまで延びてい
る。また、9は頂板4の右辺4dに全幅に亘つて
連続する右上板であり、この右上板9は頂板4の
右辺4dから上シート2の右辺2dまで延びてい
る。そして、これらの前後上板6,7および左右
上板8,9は、頂板4の前後辺4a,4bおよび
4c,4dに近接する基辺(この実施例では頂板
4と前後上板6,7、左右上板8,9とが連続し
ているので、頂板4の前後辺4a,4b、左右辺
4c,4dと同一辺となる)を中心として内側へ
折れ曲がることができ、また、上シート2の外縁
部外面に接着剤により固着されている。10は底
板5の前辺5aに全幅に亘つて連続する前下板で
あり、この前下板10は底板5の前辺5aから下
シート3の前辺3aまで延びている。11は底板
5の後辺5bに全幅に亘つて連続する後下板であ
り、この後下板11は底板5の後辺5bから下シ
ート3の後辺3bまで延びている。12は底板5
の左辺5cに全幅に亘つて連続する左下板であ
り、この左下板12は底板5の左辺5cから下シ
ート3の左辺3cまで延びている。また、13は
底板5の右辺5dに全幅に亘つて連続する右下板
であり、この右下板13は底板5の右辺5dから
下シート3の右辺3dまで延びている。そして、
これらの前後下板10,11および左右下板1
2,13は、底板5の前後辺5a,5bおよび左
右辺5c,5dに近接する基辺(この実施例では
底板5と前後下板10,11、左右下板12,1
3とが連続しているので、底板5の前後辺5a,
5b、左右辺5c,5dと同一辺となる)を中心
として内側へ折れ曲がることができ、また、下シ
ート3の外縁部外面に接着剤により固着されてい
る。そして、前記前後上板6,7および左右上板
8,9、前後下板10,11、左右下板12,1
3の幅、高さは全て同一である。前記上シート2
の中央には貫通する孔16が形成され、この孔1
6の周囲で上シート2の外面にはリング状をした
例えばゴムからなる接続口17が取り付けられて
いる。また、前記頂板4の中央にも貫通した孔1
8が形成され、この孔18には前記接続口17が
挿入される。前述した孔16,18は全体として
上シート2、頂板4を貫通する開口19を構成す
る。21は前後上板6,7、左右上板8,9、前
後下板10,11、左右下板12,13の外面に
固定された接着体としての両面テープであり、こ
の両面テープ21は折畳み箱が組み立てられたと
き、該箱から突出した密封袋1の四隅部をこれら
の板に接着係止し、該四隅部を処理するととも
に、箱が潰れるのを防止する。
次に、この考案の一実施例の作用について説明
する。
前記折畳み箱を輸送時等においては、密封袋1
の上、下シート2,3および頂、底板4,5は密
着した状態で重なり合つており、一方、前後上板
6,7、左右上板8,9、前後下板10,11、
左右下板12,13は開いて頂、底板4,5と平
行となつており、この結果、該箱は全体として押
し潰された平板状を呈し、占有スペースは極めて
小さいものとなつている。次に、このように折畳
まれた箱を組み立てるには、前記頂、底板4,5
を上、下シート2,3の中央部とともに引き離し
て互いに離隔させる。このとき、今まで重なり合
つていた上、下シート2,3の外縁部が開いて直
立し始めるため、この上、下シート2,3の外縁
部に固着されている前後上板6,7、左右上板
8,9、前後下板10,11左右下板12,13
はそれぞれ頂、底板4,5に近接する辺を中心と
して内側に向かつて傾斜する。前後上板6,7、
左右上板8,9、前後下板10,11、左右下板
12,13が頂、底板4,5に直交するようにな
ると、第2図に示すような直方体の箱が成形され
る。このとき、頂、底板4,5が箱の上、下壁を
それぞれ構成し、前後上板6,7、左右上板8,
9、前後下板10,11、左右下板12,13が
箱の側壁を構成する。また、このとき、上、下シ
ート2,3の、即ち密封袋1の四隅部は、箱の側
壁、即ち前後上板6,7左右上板8,9、前後下
板10,11、左右下板12,13間から三角形
を呈しながら外部に突出するが、この四隅部を矢
印に示すように折り曲げて両面テープ21により
これら前後上板6,7、左右上板8,9、前後下
板10,11、左右下板12,13の外表面に接
着係止し、該四隅部を処理するとともに、箱の潰
れ防止の役割を担わせる。これによつて、密封袋
1により内張りされた潰れにくい強固な箱が、別
の容器、蓋等と組み合わせることなく、容易に成
形される。このようにして組み立てられた箱内
に、例えばトナーを開口19を通じて収納する
が、密封袋1によつて内張りされているので、該
トナーが外部に漏れることはない。また、前記密
封袋1はプラスチツクスシートから、一方、頂、
底板4,5、前後上板6,7、左右上板8,9、
前後下板10,11、左右下板12,13は紙か
ら構成しているので、極めて安価に製作でき、ト
ナーを収納した状態のまま廃棄することもでき
る。しかも、箱から外部に突出した密封袋1の四
隅部は、箱の外表面に固着されているので、該密
封袋1の四隅部が周囲の物品に引つかかつて破損
するような事態は防止される。
なお、前述の実施例においては、頂板4と前後
上板6,7、左右上板8,9とを連続させ、この
連続する部位の辺において前後上板6,7、左右
上板8,9を折り曲げ可能とし、一方、底板5と
前後下板10,11、左右下板12,13とを連
続させ、この連続する部位の辺において前後下板
10,11、左右下板12,13を折り曲げ可能
とし、また、前後上板6,7、左右上板8,9と
前後下板10,11、左右下板12,13とを切
り離した場合について説明したが、この考案にお
いては、頂板4から前後上板6,7、左右上板
8,9を切り離すとともに、底板5から前後下板
10,11、左右下板12,13を切り離し、一
方、前後上板6,7、左右上板8,9と前後下板
10,11、左右下板12,13とをそれぞれ連
続するとともに、この連続した部位の辺において
折り曲げ可能としてもよい。さらに、頂板4と、
前後上板6,7、左右上板8,9と、前後下板1
0,11、左右下板12,13と、底板5とを全
て連続し、これらの連続する部位の辺において折
り曲げ可能としてもよく、また、これらを全て切
り離してもよい。また、この考案においては、箱
内にトナー以外の粉体、流体等を収納するように
してもよい。
考案の効果 以上説明したように、この考案によれば、安価
であるので、粉体、流体等を収納した状態のまま
廃棄することができ、しかも折畳み時の占有スペ
ースも小さく、かつ、その組立、管理作業も簡単
とすることができ、破損を効果的に抑制すること
もできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す一部が破断
された展開斜視図、第2図は組み立て完了直前の
箱を示す斜視図である。 1……密封袋、2……上シート、3……下シー
ト、4……頂板、5……底板、6……前上板、7
……後上板、8……左上板、9……右上板、10
……前下板、11……後下板、12……左下板、
13……右下板、19……開口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 四角形をした上、下シートの前後辺同士および
    左右辺同士を互いに連続させて形成した密封袋
    と、上、下シートの中央部外面にそれぞれ固着さ
    れた四角形の頂、底板と、前記頂板、上シート双
    方を貫通する開口と、頂板の前後辺、左右辺から
    上シートの前後辺、左右辺まで延び前記上シート
    にそれぞれ固着された前後上板、左右上板と、底
    板の前後辺、左右辺から下シートの前後辺、左右
    辺まで延び前記下シートにそれぞれ固着された前
    後下板、左右下板と、を備え、前記頂、底板を互
    いに離隔させて前後上板、左右上板、前後下板、
    左右下板を頂、底板に直交させることにより、前
    後上板、左右上板、前後下板、左右下板を側壁と
    する箱を形成するとともに、前記前後上板、左右
    上板、前後下板、左右下板間から突出した密封袋
    の隅部を、接着体によつてこれら前後上板、左右
    上板、前後下板、左右下板の外表面に接着係止す
    るようにしたことを特徴とする折畳み箱。
JP1987186721U 1987-12-08 1987-12-08 Expired JPH0441099Y2 (ja)

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JP1987186721U JPH0441099Y2 (ja) 1987-12-08 1987-12-08

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JP1987186721U JPH0441099Y2 (ja) 1987-12-08 1987-12-08

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Publication Number Publication Date
JPH0191769U JPH0191769U (ja) 1989-06-15
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JP1987186721U Expired JPH0441099Y2 (ja) 1987-12-08 1987-12-08

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4855078A (ja) * 1971-11-12 1973-08-02
JPS4923687U (ja) * 1972-06-07 1974-02-28

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4855078A (ja) * 1971-11-12 1973-08-02
JPS4923687U (ja) * 1972-06-07 1974-02-28

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JPH0191769U (ja) 1989-06-15

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