JPH0441093Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0441093Y2 JPH0441093Y2 JP913986U JP913986U JPH0441093Y2 JP H0441093 Y2 JPH0441093 Y2 JP H0441093Y2 JP 913986 U JP913986 U JP 913986U JP 913986 U JP913986 U JP 913986U JP H0441093 Y2 JPH0441093 Y2 JP H0441093Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- fuel filler
- ring packing
- ring
- packing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000945 filler Substances 0.000 claims description 23
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 15
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 13
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本考案は自動車等の給油口をシール性良く閉鎖
することが出来、かつ、締付トルク、脱トルクの
改善を目的とした給油口キヤツプに関するもので
ある。
することが出来、かつ、締付トルク、脱トルクの
改善を目的とした給油口キヤツプに関するもので
ある。
<従来の技術>
給油口パイプとキヤツプとの間にO−リングパ
ツキンを介在させてシールする構造の給油口キヤ
ツプの従来品を第4図及び第5図に示した。給油
口パイプ1はその端部に雌ねじ部6が設けられて
いる。キヤツプ12は前記雌ねじ部6へ螺入され
るねじ込み本体17とキヤツプカバー18とから
なる。これら給油口パイプ1とキヤツプ12との
間のシールを目的としたO−リングパツキン3
は、従来、第4図にみられるような、キヤツプの
ねじ込み部へリング溝19を設けて、給油口パイ
プ1先端のカーリング部との間へ介在させると
か、第5図にみられるようにキヤツプのフランジ
部つけ根と給油口パイプ1先端のカーリング部と
の間へ接触面積が大となるように介在させてい
た。
ツキンを介在させてシールする構造の給油口キヤ
ツプの従来品を第4図及び第5図に示した。給油
口パイプ1はその端部に雌ねじ部6が設けられて
いる。キヤツプ12は前記雌ねじ部6へ螺入され
るねじ込み本体17とキヤツプカバー18とから
なる。これら給油口パイプ1とキヤツプ12との
間のシールを目的としたO−リングパツキン3
は、従来、第4図にみられるような、キヤツプの
ねじ込み部へリング溝19を設けて、給油口パイ
プ1先端のカーリング部との間へ介在させると
か、第5図にみられるようにキヤツプのフランジ
部つけ根と給油口パイプ1先端のカーリング部と
の間へ接触面積が大となるように介在させてい
た。
<考案が解決しようとする問題点>
これらはシール性を高めるための構造である
が、接触面積が大きいにもかかわらず、製造上避
けることができないO−リングパツキン接触部の
平滑度のバラツキやパーテイングライン(型割り
線)、あるいは傷による凹凸をO−リングパツキ
ン3で吸収できず、逆にシール性、脱トルク性に
悪影響を与えていた。
が、接触面積が大きいにもかかわらず、製造上避
けることができないO−リングパツキン接触部の
平滑度のバラツキやパーテイングライン(型割り
線)、あるいは傷による凹凸をO−リングパツキ
ン3で吸収できず、逆にシール性、脱トルク性に
悪影響を与えていた。
<問題点を解決するための手段>
そこで、上記のような問題点を解決するため
に、O−リングパツキン3に対する接触面が複数
条となるようにキヤツプ2のパツキン嵌合部4へ
突条5を形成したのである。この突条5はキヤツ
プ2のねじ込み部の雌ねじ部側上部へ設けると
か、フランジ底面基部へ単数あるいは複数本設け
ることによつて目的を達成することができる。
に、O−リングパツキン3に対する接触面が複数
条となるようにキヤツプ2のパツキン嵌合部4へ
突条5を形成したのである。この突条5はキヤツ
プ2のねじ込み部の雌ねじ部側上部へ設けると
か、フランジ底面基部へ単数あるいは複数本設け
ることによつて目的を達成することができる。
<作用>
このようにキヤツプ2のパツキン嵌合部4へ突
条5を形成すると、O−リングパツキン3に対す
る接触面が複数条となり摩擦抵抗が下つて、締付
け時によく滑るのと接触面積が小さくなつている
のでよく締まり、パツキンの潰し代も増してシー
ル性を高める作用をする。その上に、凹溝部9が
形成されているのでガソリンによるO−リングパ
ツキン3の膨潤があつても、O−リングパツキン
3の逃げ代となるのと摩擦抵抗が低いので脱トル
クを下げる作用をする。
条5を形成すると、O−リングパツキン3に対す
る接触面が複数条となり摩擦抵抗が下つて、締付
け時によく滑るのと接触面積が小さくなつている
のでよく締まり、パツキンの潰し代も増してシー
ル性を高める作用をする。その上に、凹溝部9が
形成されているのでガソリンによるO−リングパ
ツキン3の膨潤があつても、O−リングパツキン
3の逃げ代となるのと摩擦抵抗が低いので脱トル
クを下げる作用をする。
<実施例>
以下図面によつて本考案の実施例を詳細に説明
する。
する。
第1図は本考案の第1実施例を示す給油口キヤ
ツプの中央縦断面図であり、第2図は同キヤツプ
の一部破断平面図である。第3図は第2実施例の
中央縦断面図である。
ツプの中央縦断面図であり、第2図は同キヤツプ
の一部破断平面図である。第3図は第2実施例の
中央縦断面図である。
これらの図にみられるように、本考案の給油口
キヤツプ2は、キヤツプカバー8とねじ込み本体
7を有し給油口パイプ1との間にO−リングパツ
キン3を介在させてシールする点では従来のタイ
プと変わりない。このような給油口キヤツプ2の
O−リングパツキン3に対する接触面が複数条と
なるようにキヤツプ2のパツキン嵌合部4へ突条
5を形成したことを特徴としている。第2図に示
した例では突条5はキヤツプ2のねじ込み本体7
の雄ねじ部上部へ設けている。また、第3図の例
では、第2図の構造に加えてフランジ底面基部に
も更に一本設けている。このような突条5を設け
ると、必然的に突条の隣りには変形したO−リン
グパツキン3の逃げ代となる凹溝部9が形成され
る。その結果、前述のような作用が生じるのであ
る。
キヤツプ2は、キヤツプカバー8とねじ込み本体
7を有し給油口パイプ1との間にO−リングパツ
キン3を介在させてシールする点では従来のタイ
プと変わりない。このような給油口キヤツプ2の
O−リングパツキン3に対する接触面が複数条と
なるようにキヤツプ2のパツキン嵌合部4へ突条
5を形成したことを特徴としている。第2図に示
した例では突条5はキヤツプ2のねじ込み本体7
の雄ねじ部上部へ設けている。また、第3図の例
では、第2図の構造に加えてフランジ底面基部に
も更に一本設けている。このような突条5を設け
ると、必然的に突条の隣りには変形したO−リン
グパツキン3の逃げ代となる凹溝部9が形成され
る。その結果、前述のような作用が生じるのであ
る。
<考案の効果>
給油口キヤツプを上記のような構造としたこと
により、O−リングパツキン3との間が従来と同
一の締付トルクでもよく滑ることと、逃げ代が設
けられたことにより凹凸を良く吸収することがで
きて、締付け易くかつシール性を高める効果が得
られた。また、給油口キヤツプを外す際の脱トル
クを下げる効果もこのことによつて得られた。
により、O−リングパツキン3との間が従来と同
一の締付トルクでもよく滑ることと、逃げ代が設
けられたことにより凹凸を良く吸収することがで
きて、締付け易くかつシール性を高める効果が得
られた。また、給油口キヤツプを外す際の脱トル
クを下げる効果もこのことによつて得られた。
第1図は本考案の第1実施例を示す給油口キヤ
ツプの中央縦断面図であり、第2図は同キヤツプ
の一部破断平面図である。第3図は第2実施例の
中央縦断面図である。第4図及び第5図はいずれ
も従来の給油口キヤツプの例を示す中央縦断面図
である。 1……給油口パイプ、2……キヤツプ、3……
O−リングパツキン、4……パツキン嵌合部、5
……突条、6……雌ねじ部、7……ねじ込み本
体、9……凹溝部。
ツプの中央縦断面図であり、第2図は同キヤツプ
の一部破断平面図である。第3図は第2実施例の
中央縦断面図である。第4図及び第5図はいずれ
も従来の給油口キヤツプの例を示す中央縦断面図
である。 1……給油口パイプ、2……キヤツプ、3……
O−リングパツキン、4……パツキン嵌合部、5
……突条、6……雌ねじ部、7……ねじ込み本
体、9……凹溝部。
Claims (1)
- 給油口パイプ1とキヤツプ2との間にO−リン
グパツキン3を介在させてシールする構造の給油
口キヤツプにおいて、O−リングパツキン3に対
する接触面が複数条となるようにキヤツプ2のパ
ツキン嵌合部4へ突条5を形成してなることを特
徴とする自動車等の給油口キヤツプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP913986U JPH0441093Y2 (ja) | 1986-01-25 | 1986-01-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP913986U JPH0441093Y2 (ja) | 1986-01-25 | 1986-01-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62194567U JPS62194567U (ja) | 1987-12-10 |
JPH0441093Y2 true JPH0441093Y2 (ja) | 1992-09-28 |
Family
ID=30794170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP913986U Expired JPH0441093Y2 (ja) | 1986-01-25 | 1986-01-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0441093Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-01-25 JP JP913986U patent/JPH0441093Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62194567U (ja) | 1987-12-10 |
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