JPH0440786Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0440786Y2
JPH0440786Y2 JP3584588U JP3584588U JPH0440786Y2 JP H0440786 Y2 JPH0440786 Y2 JP H0440786Y2 JP 3584588 U JP3584588 U JP 3584588U JP 3584588 U JP3584588 U JP 3584588U JP H0440786 Y2 JPH0440786 Y2 JP H0440786Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washing
water
tank
pipe
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3584588U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01141294U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3584588U priority Critical patent/JPH0440786Y2/ja
Publication of JPH01141294U publication Critical patent/JPH01141294U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0440786Y2 publication Critical patent/JPH0440786Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、壜等の容器を連続的に搬送する間に
その洗滌を行う容器洗滌装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
容器洗滌装置の一般的な工程では、予備洗滌、
洗剤洗滌およびすすぎ洗滌が行われる。予備洗滌
では破壜防止のための予熱と洗剤洗滌の汚れ負荷
軽減のための予備洗いを行い、洗剤洗滌では高温
の洗滌液による洗滌と殺菌を行い、すすぎ洗滌で
は洗剤をすすぎ、かつ壜の冷却を行う。なお、高
温による洗剤洗滌の後に、低温洗剤洗滌を行う場
合もある。また、すすぎ洗滌を高温で行う場合も
ある。
上記構成の容器洗滌装置では、無駄な水や熱量
の消費を押えるため、すすぎ洗滌に用いられた後
の水が予備洗滌部に送られて再利用されるように
なつている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記容器洗滌装置では、洗剤洗滌部で苛性ソー
ダ等を含む洗滌液によつて洗滌された容器が次の
工程に進んですすぎ洗滌が行なわれる際に、苛性
ソーダ等の洗剤成分がすすぎ洗滌用の水に混入し
て、この水の含有しているカルシウム、マグネシ
ウム等と反応してスケールを形成してしまう。
上述の如くすすぎ洗滌で使用した水を再利用す
る場合には、このスケールが洗剤による洗滌部の
上流側にある予備洗滌部へ送水する配管内部に次
第に付着して送水不能になつてしまう。
このような場合に従来は、配管を分解し、薬液
または洗剤を用いてブラシ等により洗滌を行なわ
なければならなかつた。
本考案は以上の点に鑑みなされたもので、配管
を分解することなくその内部を洗滌することがで
きる容器洗滌装置を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る容器洗滌装置は、洗剤洗滌部の前
に洗滌される容器の予備洗いを行う予備洗滌部
に、すすぎ洗滌部で使用された水を送つて再利用
するための送水管を設けるとともに、この送水管
によつて予備洗滌部側へ送られた水をすすぎ洗滌
部側へ還流させることができる還流管を設けたも
のである。
〔作用〕
本考案に係る容器洗滌装置では、容器に付着し
た洗剤がすすぎ洗滌部に持ち込まれてスケールを
形成し、このスケールが送水管に付着した場合
に、この送水管と還流管によつて薬液を循環させ
てスケール等の汚れを取り除く。
〔実施例〕
以下図示実施例により本考案を説明する。第1
図は、本考案の一実施例に係るジエツト式洗壜機
を示すものであり、壜等の容器は、チエーンに多
数のホルダが取付けられて成るキヤリア2によつ
て本機内を搬送される間に洗滌される。4はキヤ
リア2の各ホルダ内に容器を供給する給壜部、6
は予備洗滌部、8は1次苛性洗滌部、10は2字
苛性洗滌部、12は、温水洗滌部14、仕上循環
洗滌部16および仕上洗滌部18から成るすすぎ
洗滌部であり、これら各洗滌部6,8,10,1
2で洗滌された容器は、水切部20で水切りをさ
れた後、排壜部22で排出される。
上記予備洗滌部6では、洗滌水は後に述べる温
水液槽24から送水管26を介して供給され、ノ
ズル28から容器に噴射される。
1次苛性洗滌部8には、苛性ソーダを含む洗滌
液が貯溜される第1苛性液槽30があり、この液
槽30内の洗滌液がポンプ32によつて吸い上げ
られ、内洗ノズル34および外洗ノズル36から
容器に噴射されて容器の洗滌を行う。また、2次
苛性洗滌部10にも同様に、第2苛性液槽38、
ポンプ40および内外洗ノズル42,44が設け
られている。
すすぎ洗滌部12の温水洗滌部14には温水液
槽24が設けられており、この液槽24内の温水
は、温水ポンプ46によつて加圧されて上述の送
水管26から予備洗滌部6に送られるとともに、
バルブ48を介して内外洗ノズル49,50へ送
られ、容器に噴射される。仕上循環洗滌部16お
よび仕上洗滌部18では外部から供給管46によ
つて供給される仕上用清水を仕上洗滌部18の内
外洗ノズル51,53から容器に噴射して最終的
な仕上げのすすぎを行い、この仕上洗滌部18で
使用された水は、仕上水液槽52に入り、この液
槽52内の水を、ポンプ54によつて吸い上げて
仕上循環洗滌部16の内外線ノズル56,58か
ら容器に噴射する。再び仕上水液槽52に戻つた
水はオーバフローして温水液槽24に流入する。
なお、送水管26によつて予備洗滌部6へ送られ
る温水と、供給管46によつて仕上洗滌部18に
送られる仕上用清水は、熱交換器60によつて熱
交換される。
上記送水管26の端部は、バルブ62を介して
予備洗滌用のノズル28に通じており、この送水
管26のバルブ62より手前の部分に、送水管2
6と温水液槽24とを連通する還流管64が接続
されている。この還流管64の、送水管26との
接続部付近にはバルブ66が設けられており、上
記送水管26のバルブ62を閉じて、還流管64
のバルブ66を開いたときには、温水液槽24内
の液を送水管26および還流管64を経て循環さ
せることができるようになつている。
以上の構成に係るジエツト式洗壜機で通常の洗
壜を行う場合には、送水管26のバルブ62を開
き、還流管64のバルブを閉じた状態にして、予
備洗滌、苛性洗滌およびすすぎ洗滌の各工程を行
う。
キヤリア2によつて搬送される間に苛性ソーダ
を含む洗滌液が噴射された容器が、温水洗滌部1
4に達して温水を噴射されると、容器に付着して
いる洗滌液が温水液槽24中に入り、それに含ま
れる苛性ソーダが水に含有されているカルシウ
ム、マグネシウム等と反応してスケールを形成し
てしまう。この温水液槽24中の水を送水管26
に送り続けることによりこの管26内に徐々にス
ケールが付着する。そこで、送水管26内部の洗
滌を行う。
この場合には、予備洗滌用のノズル28の近傍
に設けられた送水管26のバルブ62および温水
ポンプ46と内外洗ノズル49,50との間に設
けられたバルブ48を閉じ、還流管64のバルブ
66を開き、温水液槽24内にスケールその他の
汚れを除去するための薬液を投入してポンプ46
を作動させる。これにより薬液は、温水液槽2
4、送水管26および還流管64を循環して送水
管26内の汚れを除去する。このように本実施例
装置では、配管の分解をすることなく送水管26
および温水液槽24内の洗滌を行うことができ
る。
なお、上記実施例では、洗滌液を容器に噴射す
るジエツト式洗壜機について説明したが、容器が
液槽内を通過する浸漬式の場合にも同様の構成を
適用することができる。また、容器洗滌装置のタ
イプによつては、上記予備洗滌の後に温水洗滌が
行なわれる場合もあり、これらを含めて、洗剤洗
滌部の上流側で行なわれる洗滌を予備洗滌、下流
側で行なわれる洗滌をすすぎ洗滌と呼ぶ。
第2図〜第4図は、それぞれ異なる他の実施例
を示すものであり、これらの各洗滌装置を順次説
明する。
第2図の洗滌装置は、予備洗滌槽102、洗剤
洗滌槽104およびすすぎ洗滌槽106の3つの
洗滌部を有しており、洗剤洗滌槽104より下流
側のすすぎ洗滌槽106から上流側の予備洗滌槽
102へと送水する送水管108が設けられてい
る。この送水管108には、両槽102,106
側にそれぞれ第1、第2のバルブ110,112
が設けられ、これら第1、第2のバルブ110,
112を開いているときには、ポンプ114によ
りすすぎ洗滌槽106内の水を予備洗滌槽102
内へ送ることができるようになつている。さら
に、両バルブ110,112間に接続され、薬剤
投入タンク116を含む回路を構成する還流管1
18が設けられている。この還流管118の両端
部よりには、それぞれ第3、第4のバルブ12
0、122が設けられている。
この洗滌装置で通常の洗滌を行う場合には、第
1、第2のバルブ110,112を開き、第3、
第4のバルブ120,122を閉じてポンプ11
4を作動させる。すると、すすぎ洗滌槽106内
の洗滌水は送水管108を実線で示す矢印方向に
流れる予備洗滌槽102内に送られて再利用され
る。また、送水管108内のスケール等を除去す
る場合には、第1、第2のバルブ110,112
を閉め、第3、第4のバルブ120,122を開
いてポンプ114を作動させる。これにより薬剤
投入タンク116内の薬液は、還流管118およ
び送水管108を通つて破線で示す矢印方向に循
環して送水管108内の洗滌を行う。
第3図の洗滌装置は、洗剤洗滌槽204の下流
側のすすぎ洗滌槽206から上流側の予備洗滌槽
202へ送水する送水管208と、その逆に、予
備洗滌槽202からすすぎ洗滌槽206へ送水す
る還流管218とが設けられており、これら両管
208,218にそれぞれポンプ214,224
が設けられている。
この洗滌装置で通常の洗滌を行う場合には、還
流管218のポンプ224を停止させ、送水管2
08のポンプ214を作動させると、すすぎ洗滌
槽206内の洗滌水が予備洗滌槽202内へ実線
の矢印方向に送られて再利用される。また、スケ
ールその他の汚れを除去する場合には、予備洗滌
槽202とすすぎ洗滌槽206内に薬剤を投入し
て両ポンプ214,224を作動させる。両洗滌
槽202,206内の薬液は、送水管208およ
び還流管218を通つて破線に示す矢印方向に循
環し、両洗滌槽202,206および送水管20
8の洗滌を行う。
第4図の洗滌装置は、洗剤洗滌槽304の下流
側のすすぎ洗滌槽306から上流側の予備洗滌槽
302へ送水する送水管308が設けられ、ポン
プ314によつて送水するようになつている。こ
の送水管308の予備洗滌槽302側はノズルパ
イプ部のプラグ326またはバルブ等によつて開
閉できるとともに、送水管308にホース328
を着脱可能なホース接続口330が設けられてい
る。
この洗滌装置で通常の洗滌を行う場合には、予
備洗滌槽302内のプラグ326を開放してポン
プ314を作動させると、すすぎ洗滌槽306内
の洗滌水が実線の矢印方向に送られて予備洗滌槽
302内に入り再利用される。
スケール等の汚れの除去を行う場合には、ホー
ス328の一端をホース接続口330につなぎ、
他端をすすぎ洗滌槽306内に入れるとともに予
備洗滌槽302内のプラグ326を閉じる。そし
て、すすぎ洗滌槽306に薬剤を投入してポンプ
314を作動させる。すすぎ洗滌槽306内の薬
液は送水管308およびホース328を通つて破
線の矢印方向に循環し、すすぎ洗滌槽306内と
送水管308の洗滌を行う。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、容器洗滌装
置の配管等を分解することなく、送水管および洗
滌槽等の内部を浄化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る容器洗滌装置
の正面図、第2図〜第4図はそれぞれ異なる他の
実施例の説明図である。 2……キヤリア、6……予備洗滌部、8,10
……洗剤洗滌部、12……すすぎ洗滌部、26…
…送水管、64……還流管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤリアによつて連続的に搬送される容器の予
    備洗いを行う予備洗滌部と、上記容器を洗剤液に
    よつて洗滌する洗剤洗滌部と、洗剤によつて洗滌
    された容器のすすぎを行うすすぎ洗滌部と、すす
    ぎ洗滌部で使用した水を予備洗滌部へ送水する送
    水管とを備えた容器洗滌装置において、上記送水
    管によつて予備洗滌部側へ送られた水をすすぎ洗
    滌部側へ還流させる還流管を設けたことを特徴と
    する容器洗滌装置。
JP3584588U 1988-03-18 1988-03-18 Expired JPH0440786Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3584588U JPH0440786Y2 (ja) 1988-03-18 1988-03-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3584588U JPH0440786Y2 (ja) 1988-03-18 1988-03-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01141294U JPH01141294U (ja) 1989-09-27
JPH0440786Y2 true JPH0440786Y2 (ja) 1992-09-24

Family

ID=31262477

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3584588U Expired JPH0440786Y2 (ja) 1988-03-18 1988-03-18

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0440786Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014172002A (ja) * 2013-03-11 2014-09-22 Shibuya Machinery Co Ltd 容器洗浄装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4895497B2 (ja) * 2004-11-22 2012-03-14 株式会社東京洗染機械製作所 連続式洗濯機、および連続式洗濯方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014172002A (ja) * 2013-03-11 2014-09-22 Shibuya Machinery Co Ltd 容器洗浄装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01141294U (ja) 1989-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6391122B1 (en) Segmented process for cleaning-in-place
KR101117245B1 (ko) 폐온수 재활용 식기세척기
CN112105282A (zh) 具有热交换器的碗碟清洗机
JP2004298867A (ja) 洗浄方法およびそれに用いる排水再利用ユニット、並びにその洗浄装置
JPH0440786Y2 (ja)
JP6579368B2 (ja) 洗浄器
US20180318887A1 (en) Method for washing and disinfecting objects
JP5484966B2 (ja) 資源並びにエネルギー消費節約の洗壜機およびその使用方法
JP2004298621A (ja) 洗浄方法およびそれに用いる洗浄装置
JP2759311B2 (ja) 洗濯機
DE1075539B (de) Verfahren und Anlage zum chemischen Reinigen von Textilien, Rauchwaren od. dgl., insbesondere Kleidungsstücken
CN203356139U (zh) 射流式手术器械洗涤机
JP2007301462A (ja) タンク構造部の洗浄方法
JPH07115079A (ja) 湿式処理装置
JPH08140916A (ja) 弁当箱洗浄装置
JPH05161887A (ja) 洗びん機
CN210169995U (zh) 一种洗碗机用三重漂洗水回流系统
JP2003164825A (ja) タンク洗浄装置及び洗浄方法
CN212916181U (zh) 一种试剂瓶清洗枪
JPS6123038Y2 (ja)
KR200325129Y1 (ko) 반도체증착장비용튜브세정장치
JP3677855B2 (ja) 洗壜機の白濁びん発生防止装置
JPH06254023A (ja) 食器洗浄機
JPS6050676B2 (ja) 熱エネルギ−を節約した洗びん装置
JP3726858B2 (ja) 容器洗浄装置における洗浄液槽内の洗浄装置