JPH06254023A - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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JPH06254023A
JPH06254023A JP4414693A JP4414693A JPH06254023A JP H06254023 A JPH06254023 A JP H06254023A JP 4414693 A JP4414693 A JP 4414693A JP 4414693 A JP4414693 A JP 4414693A JP H06254023 A JPH06254023 A JP H06254023A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washing
cleaning
liquid
tank
tableware
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4414693A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuyoshi Ishizaki
光義 石崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Denshikiki Co Ltd
Original Assignee
Yokogawa Denshikiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Denshikiki Co Ltd filed Critical Yokogawa Denshikiki Co Ltd
Priority to JP4414693A priority Critical patent/JPH06254023A/ja
Publication of JPH06254023A publication Critical patent/JPH06254023A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 食器洗浄後の洗浄液を用いて食器洗浄機全体
の洗浄効果を高めることのできる食器洗浄機を提供す
る。 【構成】 洗浄槽4内に収容された食器6に対して洗浄
液を吹き付け、これら食器6の洗浄を行う食器洗浄機に
おいて、洗浄槽4の食器洗浄後の洗浄液を貯留する貯留
タンク18と、シンクタンク24及びシャワー部28を
備えてなる補助洗浄部22と、貯留タンク18内の洗浄
液を補助洗浄部22に送るポンプ30とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、食器洗浄機に関し、
特に食器洗浄後の洗浄液の有効利用を図ることのできる
食器洗浄機に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来より、業務用の食器洗
浄機として、食器を洗浄槽に収容し、これら食器に洗浄
液を吹き付けて洗浄を行う食器洗浄機が広く用いられて
いる。このような従来の食器洗浄機においては、洗浄サ
イクルが完了する度に、食器洗浄後の洗浄液(一例を示
せば、小型の食器洗浄機では4リットル程度、大型のも
のでは6リットル程度)が、洗浄槽に設けられたオバー
フローあるいは排水弁より下水道に排出されていた。こ
の排出は一日当り数百回程度行われていた。このように
して排出される洗浄後の洗浄液は、十分な洗浄性(p
h;10〜11)を有するとともに、洗浄時の加熱(洗
浄性を高めるため、食器が一定温度の状態で洗浄液に接
触するように加熱される。)により熱エネルギー(約6
0℃程度)を有しており、資源としての有効利用が期待
されていた。
【0003】このような洗浄液の有効利用を図るものと
して、オーバーフローから排出される洗浄液を予備槽に
戻し、食器の洗浄に供する洗浄機があったが(実開昭5
6−95379号公報及び特開昭55−118729号
公報)、このような洗浄機においては十分な洗浄効果を
得ることができなかった。これは、洗浄液の上部の、比
重が1.0以下の油分を含んだ洗浄液が予備槽に戻され
てしまい、洗浄効果の大きい洗剤(比重1.3)は下方
に溜ってしまうためである。
【0004】本発明は上記の如き事情に鑑みてなされた
ものであり、食器洗浄後の洗浄液を用いて食器洗浄機全
体の洗浄効果を高めることのできる食器洗浄機を提供す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、洗浄槽内に収
容された食器に対して洗浄液を吹き付け、これら食器の
洗浄を行う食器洗浄機において、前記洗浄槽の食器洗浄
後の前記洗浄液を貯留する貯留タンクと、前記食器の収
容可能な補助洗浄部と、前記貯留タンク内の前記洗浄液
を前記補助洗浄部に送る洗浄液移送手段とを設けたこと
を特徴とするものである。
【0006】前記補助洗浄部は、前記食器を前記洗浄液
に浸漬せしめるタンク部を備えた構成、若しくは前記食
器に前記洗浄液を吹き付ける洗浄液噴出部を備えた構成
であってもよく、又、それら双方を備えた構成であって
もよい。
【0007】
【作用】上記構成に係る食器洗浄機にあっては、食器洗
浄後の洗浄液は、洗浄槽から貯留タンク内に送られて一
時貯留された後、洗浄液移送手段によって補助洗浄部に
送られ、該補助洗浄部に収容された食器の補助洗浄に供
される。食器は補助洗浄部を経た後、洗浄槽内に移送さ
れ、新しい洗浄液により本洗浄が行われる。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
説明する。図1は、本発明の一実施例に係る食器洗浄機
の構造を示す図である。同図において、符号2は洗浄槽
4を備えてなる本洗浄部であり、洗浄槽4内には、食器
6を収容した食器洗浄籠8が載置可能とされ、洗浄液、
すすぎ液の吹き付けを行う洗浄ノズル10とすすぎノズ
ル12とがそれぞれ設けられている。なお、洗浄液及び
すすぎ液を洗浄槽4内に導く構成及び洗浄液を循環させ
て使用する構成については図示を省略している。
【0009】前記洗浄槽4の下方には、放出された洗浄
液(食器洗浄後の洗浄液)を回収する回収部14が設け
られ、さらにその下方には、濾器16を介して、水位セ
ンサー20を備えた貯留タンク18が設けられている。
【0010】一方、前記本洗浄部2の側方(図上、左側
部分)には、補助洗浄部22が設けられている。この補
助洗浄部22は、食器6の載置された食器洗浄籠8全体
を浸漬可能なシンクタンク(タンク部に相当)24と、
シンクタンク24の上方に食器洗浄籠8を載置可能とす
る載置部26と、載置部26の上方に設けられたシャワ
ー部(洗浄液噴出部に相当)28とを備えて構成されて
いる。
【0011】また、本洗浄部2と補助洗浄部22との間
には、ポンプ(洗浄液移送手段に相当)30が設けられ
ており、その吸い込み口に接続されたホース32は貯留
タンク18内まで導かれ、その吐き出し口に接続された
ホース34は前記シャワー部28まで導かれている。ホ
ース34の中間部には分岐部34aが設けられ、その端
部をシンクタンク24の上部に位置させている。なお、
シンクタンク24の上部には、排出管36が設けられ、
所定量を越える洗浄液を順次下方へ排出するようになっ
ている。
【0012】上記構成に係る食器洗浄機において、本洗
浄部2における食器6の洗浄は従来の食器洗浄機と同様
であり、洗浄ノズル10とすすぎノズル12からの洗浄
液、すすぎ液の吹き付けにより食器6の洗浄が行われ
る。なお、吹き付け後のすすぎ液が洗浄液の一部となる
ことは勿論である。
【0013】1回の洗浄サイクルが完了する度に、食器
洗浄後の洗浄液は回収部14から濾器16を経て貯留タ
ンク18内に貯留される。貯留タンク18内の洗浄液
は、ポンプ30の駆動によって、その一部が分岐部34
aからシンクタンク24内に供給されるとともに、他の
一部はシャワー部28まで導かれ、載置部26上に載置
された食器洗浄籠8に向けて吹き付けられる。
【0014】洗浄が行われる食器6は、食器洗浄籠8内
に所定数載置された上で、図示しない搬送機構により、
まず、シンクタンク24内に浸漬せしめられ、次に食器
洗浄籠8ごと上方に移動せしめられて載置部26上に載
置され、シャワー部28からの洗浄液の吹き付けにより
補助洗浄される。次いで食器洗浄籠8ごと本洗浄部2に
移動せしめられ、洗浄槽4で本洗浄が行われた後、回収
される。
【0015】上記の、食器6をシンクタンク24内で洗
浄液に浸漬させる行程(浸漬行程)と、シャワー部28
から洗浄液を吹き付ける行程(吹付行程)とからなる補
助洗浄行程を、本洗浄部2による本洗浄行程と同期させ
る必要がある。このため、本洗浄行程1回が行われる最
中に補助洗浄行程1回が行われるように設定を行うか、
あるいは、本洗浄行程1回が行われる最中に浸漬行程1
回と、吹付行程1回が行われるように設定することが好
ましい。後者の場合、食器6は、浸漬行程と吹付行程と
を、順次、1洗浄サイクル分の時間をかけて行った後、
本洗浄行程に移行することとなる。
【0016】上記のような食器洗浄機によれば、本洗浄
部2で使用された洗浄後の洗浄液全体を貯留タンク18
に貯留し、これを食器6の補助洗浄として用いることが
できるから、従来のオーバーフローから回収した洗浄液
の上側の成分を用いる場合に比べて、洗浄性の高い洗浄
液を用いて補助洗浄行程の食器6の洗浄を行うことがで
き、食器6に付着した汚れが落しやすくなり、食器洗浄
機全体の洗浄性が高められる。そして、これにより本洗
浄行程における洗浄時間の短縮と洗浄水の節約を図るこ
とができる。
【0017】なお、上記実施例においては、洗浄ノズル
10及びすすぎノズル12を食器洗浄籠8の上方に設け
ているが、これらを食器洗浄籠の下方に設けてもよく、
また、上方と下方の双方に設けてもよい。
【0018】また、上記実施例では、補助洗浄部22
に、シンクタンク24及びシャワー部28を設ける構成
としたが、どちらか一方のみを設ける構成としてもよ
い。この場合には、補助洗浄行程は浸漬行程又は吹付行
程の一方のみとなる。
【0019】さらに、上記実施例においては食器洗浄後
の洗浄液全部を貯留タンク18に貯留しているが、回収
部14の上部に排出口を設け、食器洗浄後の洗浄液を回
収部14に一度貯留してその上澄み(洗浄された油分か
らなる成分)を排出口より除去し、これを貯留タンク1
8に供給する構成としてもよい。このような構成とした
場合には、洗浄液のうち、洗浄性の低い成分が除去され
るため、洗浄効果をさらに高めることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る食
器洗浄機によれば、洗浄後の洗浄液全体を貯留タンクに
貯留し、これを食器の補助洗浄として用いることができ
るから、従来のように洗浄効果の低い成分を主とした洗
浄とならず、洗浄液のもつ洗浄性を十分に利用して補助
洗浄部での洗浄を行うことができ、食器洗浄機全体の洗
浄効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る食器洗浄機の構造を示
す図である。
【符号の説明】
4 洗浄槽 6 食器 18 貯留タンク 22 補助洗浄部 24 タンク部 28 洗浄液噴出部 30 洗浄液移送手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗浄槽内に収容された食器に対して洗浄液
    を吹き付け、これら食器の洗浄を行う食器洗浄機におい
    て、前記洗浄槽の食器洗浄後の前記洗浄液を貯留する貯
    留タンクと、前記食器の収容可能な補助洗浄部と、前記
    貯留タンク内の前記洗浄液を前記補助洗浄部に送る洗浄
    液移送手段とを設けたことを特徴とする食器洗浄機。
  2. 【請求項2】前記補助洗浄部は、前記食器を前記洗浄液
    に浸漬せしめるタンク部若しくは前記食器に前記洗浄液
    を吹き付ける洗浄液噴出部の一方又は双方を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
JP4414693A 1993-03-04 1993-03-04 食器洗浄機 Withdrawn JPH06254023A (ja)

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JP4414693A JPH06254023A (ja) 1993-03-04 1993-03-04 食器洗浄機

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102008028304A1 (de) * 2008-06-13 2009-12-17 Premark Feg L.L.C., Wilmington Transportspülmaschine, insbesondere gewerbliche Korbtransportspülmaschine, und Verfahren zu deren Betrieb
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JP2021126448A (ja) * 2020-02-17 2021-09-02 大阪瓦斯株式会社 食器洗浄機

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Date Code Title Description
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Effective date: 20000509