JPH0910160A - 食器洗浄機 - Google Patents
食器洗浄機Info
- Publication number
- JPH0910160A JPH0910160A JP16124195A JP16124195A JPH0910160A JP H0910160 A JPH0910160 A JP H0910160A JP 16124195 A JP16124195 A JP 16124195A JP 16124195 A JP16124195 A JP 16124195A JP H0910160 A JPH0910160 A JP H0910160A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- washing
- inclined plate
- cleaning
- tank
- residue
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Washing And Drying Of Tableware (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、残滓による洗浄液及びすすぎ湯の
汚染を低減し、洗浄効果を向上せしめた食器洗浄機の提
供を目的とする。 【構成】 洗浄により食器から脱落した残滓１３は、洗
浄槽１の上部に形成された傾斜板１４に落下する。さら
に傾斜板１４の上面を滑って下方に導かれ、下方端部に
おいて洗浄槽１内に着脱可能に配置された残滓受け用の
濾器１６に集められる。洗浄液及びすすぎ湯はこの傾斜
板１４の表面部に形成されたストレーナ１５を通過して
洗浄槽１に戻される。
汚染を低減し、洗浄効果を向上せしめた食器洗浄機の提
供を目的とする。 【構成】 洗浄により食器から脱落した残滓１３は、洗
浄槽１の上部に形成された傾斜板１４に落下する。さら
に傾斜板１４の上面を滑って下方に導かれ、下方端部に
おいて洗浄槽１内に着脱可能に配置された残滓受け用の
濾器１６に集められる。洗浄液及びすすぎ湯はこの傾斜
板１４の表面部に形成されたストレーナ１５を通過して
洗浄槽１に戻される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、主洗浄工程とすすぎ
工程とを周期的に繰り返す食器洗浄機における洗浄効果
の改善に関する。
工程とを周期的に繰り返す食器洗浄機における洗浄効果
の改善に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、食器の搬送から洗浄工程、す
すぎ工程までを自動で行う食器洗浄機が知られている。
この食器洗浄機は、洗浄機内に設置された汚れた食器
に、ポンプより加圧された洗浄液およびすすぎ湯を順次
ノズルから噴射して上記食器を洗浄するものである。図
３において、食器洗浄機は、洗浄液を貯留する洗浄槽１
と、洗浄槽１内の洗浄液を主洗浄シャワーノズル２へと
供給する主洗浄ポンプ３と、湯沸器４より供給される温
水をさらに加熱するブースター５と、ブースター５によ
り加熱されて得た高温温水をすすぎシャワーノズル６へ
供給するすすぎポンプ７とから概略構成されている。ま
た、洗浄槽１から主洗浄シャワーノズル２および湯沸器
４からすすぎシャワーノズル６に至る経路はいずれも管
路８ａ，８ｂ，８ｃにより連結されている。
すぎ工程までを自動で行う食器洗浄機が知られている。
この食器洗浄機は、洗浄機内に設置された汚れた食器
に、ポンプより加圧された洗浄液およびすすぎ湯を順次
ノズルから噴射して上記食器を洗浄するものである。図
３において、食器洗浄機は、洗浄液を貯留する洗浄槽１
と、洗浄槽１内の洗浄液を主洗浄シャワーノズル２へと
供給する主洗浄ポンプ３と、湯沸器４より供給される温
水をさらに加熱するブースター５と、ブースター５によ
り加熱されて得た高温温水をすすぎシャワーノズル６へ
供給するすすぎポンプ７とから概略構成されている。ま
た、洗浄槽１から主洗浄シャワーノズル２および湯沸器
４からすすぎシャワーノズル６に至る経路はいずれも管
路８ａ，８ｂ，８ｃにより連結されている。
【０００３】そして、食器を収納した食器洗浄籠（図示
せず）を洗浄槽１上に設置し、主洗浄ポンプ３により上
記洗浄液を主洗浄シャワーノズル２から食器に向けて吐
出する主洗浄工程と、すすぎポンプ７により高温温水を
すすぎシャワーノズル６から食器に向けて吐出するすす
ぎ工程とを、タイマー制御等の方法を用いて一定周期で
繰返すことにより食器が自動的に洗浄される。なお、符
号９は洗浄槽１におけるオーバーフローによりすすぎシ
ャワー水量だけを排水するためのオーバーフロー排水
管、符号１０は上記食器洗浄機の本体容器である。ま
た、符号１１は洗剤供給装置であり、洗剤の入っている
洗剤タンク１１ａと、洗剤タンク１１ａに装着された洗
剤供給ポンプ１１ｂと、洗剤供給ポンプ１１ｂと洗浄槽
１とを連結するホース１１ｃとから概略構成されてい
る。
せず）を洗浄槽１上に設置し、主洗浄ポンプ３により上
記洗浄液を主洗浄シャワーノズル２から食器に向けて吐
出する主洗浄工程と、すすぎポンプ７により高温温水を
すすぎシャワーノズル６から食器に向けて吐出するすす
ぎ工程とを、タイマー制御等の方法を用いて一定周期で
繰返すことにより食器が自動的に洗浄される。なお、符
号９は洗浄槽１におけるオーバーフローによりすすぎシ
ャワー水量だけを排水するためのオーバーフロー排水
管、符号１０は上記食器洗浄機の本体容器である。ま
た、符号１１は洗剤供給装置であり、洗剤の入っている
洗剤タンク１１ａと、洗剤タンク１１ａに装着された洗
剤供給ポンプ１１ｂと、洗剤供給ポンプ１１ｂと洗浄槽
１とを連結するホース１１ｃとから概略構成されてい
る。
【０００４】洗剤供給のタイミングは、すすぎ工程期間
内の一定期間（例えば１０秒間）だけ洗剤供給ポンプ１
１ｂが駆動されて一定量の洗剤がホース１１ｃを介して
洗浄槽１に供給される。この場合、洗剤の供給量は、す
すぎ湯の供給でオーバーフローする洗浄槽１内の洗浄液
の希釈を補う量とされる。
内の一定期間（例えば１０秒間）だけ洗剤供給ポンプ１
１ｂが駆動されて一定量の洗剤がホース１１ｃを介して
洗浄槽１に供給される。この場合、洗剤の供給量は、す
すぎ湯の供給でオーバーフローする洗浄槽１内の洗浄液
の希釈を補う量とされる。
【０００５】１２は、洗浄槽１の上部に水平にかつ着脱
可能に固定された濾器であり、洗浄液及びすすぎ液は通
過させるが、食器から脱落する残滓１３は表面上に残る
ような機能を有し、定期的に取り外して、残滓１３の廃
棄処理を行う。
可能に固定された濾器であり、洗浄液及びすすぎ液は通
過させるが、食器から脱落する残滓１３は表面上に残る
ような機能を有し、定期的に取り外して、残滓１３の廃
棄処理を行う。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述した従来
の食器洗浄器においては、洗浄をおこなう度に、洗浄液
及びすすぎ湯が残滓１３の溜まった濾器１２を通過する
ために、残滓１３により洗浄槽１内の洗浄液の汚れが加
速され、洗浄効果が低下するという問題点があった。
の食器洗浄器においては、洗浄をおこなう度に、洗浄液
及びすすぎ湯が残滓１３の溜まった濾器１２を通過する
ために、残滓１３により洗浄槽１内の洗浄液の汚れが加
速され、洗浄効果が低下するという問題点があった。
【０００７】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、残滓による洗浄液及びすすぎ湯の汚染を低減
し、洗浄効果を向上せしめた食器洗浄機を提供すること
を目的としている。
もので、残滓による洗浄液及びすすぎ湯の汚染を低減
し、洗浄効果を向上せしめた食器洗浄機を提供すること
を目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、この発明では、主洗浄工程とすすぎ工程とを
周期的に繰り返す食器洗浄機において、洗浄槽の上部に
形成され、落下する洗浄液、すすぎ液並びに残滓を受け
る傾斜板手段と、前記傾斜板手段の表面部に形成された
ストレーナ手段と、前記傾斜板手段下方端部において前
記洗浄槽内に形成された残滓受け用濾器手段とを具備せ
しめた点に特徴がある。
るために、この発明では、主洗浄工程とすすぎ工程とを
周期的に繰り返す食器洗浄機において、洗浄槽の上部に
形成され、落下する洗浄液、すすぎ液並びに残滓を受け
る傾斜板手段と、前記傾斜板手段の表面部に形成された
ストレーナ手段と、前記傾斜板手段下方端部において前
記洗浄槽内に形成された残滓受け用濾器手段とを具備せ
しめた点に特徴がある。
【０００９】
【作用】洗浄により食器から脱落した残滓は洗浄槽上部
に形成された傾斜板手段により、その上面を滑って傾斜
板手段の下方に導かれ、下方端部において上記洗浄槽内
に着脱可能に配置された残滓受け用濾器手段に集められ
る。洗浄液及びすすぎ湯の大部分はこの傾斜板手段表面
部に形成されたストレーナ手段を通過して洗浄槽に戻さ
れる。
に形成された傾斜板手段により、その上面を滑って傾斜
板手段の下方に導かれ、下方端部において上記洗浄槽内
に着脱可能に配置された残滓受け用濾器手段に集められ
る。洗浄液及びすすぎ湯の大部分はこの傾斜板手段表面
部に形成されたストレーナ手段を通過して洗浄槽に戻さ
れる。
【００１０】
【実施例】次に図面を参照してこの発明の実施例を説明
する。図１はこの発明の一実施例による食器洗浄機の構
成を示す図であり、この図において、図３に示す従来の
食器洗浄機と同一の要素については同一の符号で示し、
その説明を省略する。
する。図１はこの発明の一実施例による食器洗浄機の構
成を示す図であり、この図において、図３に示す従来の
食器洗浄機と同一の要素については同一の符号で示し、
その説明を省略する。
【００１１】図１において、図３に示す従来の食器洗浄
機との相違点は、洗浄槽１の上部構造にある。１４は洗
浄槽１の上部を覆うように固定された傾斜板である。こ
の傾斜板１４の傾斜の角度は、落下した残滓１３が洗浄
液またはすすぎ湯により傾斜の下方（矢印Ｐ方向）に流
れ落ちるのに十分な角度とされている。
機との相違点は、洗浄槽１の上部構造にある。１４は洗
浄槽１の上部を覆うように固定された傾斜板である。こ
の傾斜板１４の傾斜の角度は、落下した残滓１３が洗浄
液またはすすぎ湯により傾斜の下方（矢印Ｐ方向）に流
れ落ちるのに十分な角度とされている。
【００１２】１５は、傾斜板１４の表面に形成されたス
トレーナであり、洗浄液及びすすぎ湯は落下させて洗浄
槽１に戻すが、すべって通過する残滓１３は通さない、
網板またはパンチ板で形成されている。
トレーナであり、洗浄液及びすすぎ湯は落下させて洗浄
槽１に戻すが、すべって通過する残滓１３は通さない、
網板またはパンチ板で形成されている。
【００１３】１ａは、傾斜板１４の下方端部において洗
浄槽１の内部に形成された濾器収納室であり、洗浄槽１
への連通穴１ｂが形成されている。１６はかご状に形成
された濾器であり、濾器収納室１ａ内に着脱可能に収納
されている。この濾器１６はストレーナ１５と同様に、
洗浄液及びすすぎ湯は通過させて洗浄槽１に戻すが、残
滓１３は通さない、網板またはパンチ板で形成されてい
る。
浄槽１の内部に形成された濾器収納室であり、洗浄槽１
への連通穴１ｂが形成されている。１６はかご状に形成
された濾器であり、濾器収納室１ａ内に着脱可能に収納
されている。この濾器１６はストレーナ１５と同様に、
洗浄液及びすすぎ湯は通過させて洗浄槽１に戻すが、残
滓１３は通さない、網板またはパンチ板で形成されてい
る。
【００１４】図２は、図１に示す洗浄槽１及び濾器１６
の関係を示す斜視図であり、この図において、かご状の
濾器１６は、その上部に取っ手１６ａが取り付けられて
おり、濾器収納室１ａへの着脱（矢印Ｑで示す）が容易
な構造となっている。
の関係を示す斜視図であり、この図において、かご状の
濾器１６は、その上部に取っ手１６ａが取り付けられて
おり、濾器収納室１ａへの着脱（矢印Ｑで示す）が容易
な構造となっている。
【００１５】このような構成において、洗浄の初期段階
では残滓１３と共に落下した洗浄液またはすすぎ湯は、
残滓１３を流しながら傾斜板１４をすべり、大部分がス
トレーナ１５より洗浄槽１内に落下するので濾器１６に
回り込む量はわずかである。洗浄の中期及び後期では落
下する残滓１３の量はごくわずかであるから、残滓１３
による洗浄液及びすすぎ湯の汚染は従来構造に比較して
大幅に低減する。
では残滓１３と共に落下した洗浄液またはすすぎ湯は、
残滓１３を流しながら傾斜板１４をすべり、大部分がス
トレーナ１５より洗浄槽１内に落下するので濾器１６に
回り込む量はわずかである。洗浄の中期及び後期では落
下する残滓１３の量はごくわずかであるから、残滓１３
による洗浄液及びすすぎ湯の汚染は従来構造に比較して
大幅に低減する。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡単な構成により、残滓による洗浄液及びすすぎ湯の汚
染を防止することができることから洗浄効率の高い食器
洗浄機を実現することができる。
簡単な構成により、残滓による洗浄液及びすすぎ湯の汚
染を防止することができることから洗浄効率の高い食器
洗浄機を実現することができる。
【図１】本発明の一実施例による食器洗浄機の構成を示
す図である。
す図である。
【図２】図１に示す洗浄槽１近傍の構成を示す拡大斜視
図である。
図である。
【図３】従来の食器洗浄機の構成を示す図である。
１ 洗浄槽 ２ 主洗浄シャワーノズル ３ 主洗浄ポンプ ４ 湯沸器 ５ ブースター ６ すすぎシャワーノズル ７ すすぎポンプ ８ａ〜８ｃ 管路 ９ オーバーフロー排水管 １０ 本体容器 １１ 洗剤供給装置 １３ 残滓 １４ 傾斜板（傾斜板手段） １５ ストレーナ（ストレーナ手段） １６ 濾器（濾器手段）
Claims (1)
- 【請求項１】 主洗浄工程とすすぎ工程とを周期的に繰
り返す食器洗浄機において、 洗浄槽の上部に形成され、落下する洗浄液、すすぎ液並
びに残滓を受ける傾斜板手段と、 前記傾斜板手段の表面部に形成されたストレーナ手段
と、 前記傾斜板手段下方端部において前記洗浄槽内に形成さ
れた残滓受け用濾器手段と、 を具備した食器洗浄機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16124195A JPH0910160A (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | 食器洗浄機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16124195A JPH0910160A (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | 食器洗浄機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0910160A true JPH0910160A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=15731338
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16124195A Withdrawn JPH0910160A (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | 食器洗浄機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0910160A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020130543A (ja) * | 2019-02-18 | 2020-08-31 | 日本洗浄機株式会社 | 洗浄機 |
| JP2021037261A (ja) * | 2019-09-02 | 2021-03-11 | ホシザキ株式会社 | 洗浄機 |
| JP2021137532A (ja) * | 2020-02-28 | 2021-09-16 | ホシザキ株式会社 | 洗浄機 |
-
1995
- 1995-06-27 JP JP16124195A patent/JPH0910160A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020130543A (ja) * | 2019-02-18 | 2020-08-31 | 日本洗浄機株式会社 | 洗浄機 |
| JP2021037261A (ja) * | 2019-09-02 | 2021-03-11 | ホシザキ株式会社 | 洗浄機 |
| JP2021137532A (ja) * | 2020-02-28 | 2021-09-16 | ホシザキ株式会社 | 洗浄機 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020903 |