JPH0440631Y2 - - Google Patents

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JPH0440631Y2
JPH0440631Y2 JP1986035682U JP3568286U JPH0440631Y2 JP H0440631 Y2 JPH0440631 Y2 JP H0440631Y2 JP 1986035682 U JP1986035682 U JP 1986035682U JP 3568286 U JP3568286 U JP 3568286U JP H0440631 Y2 JPH0440631 Y2 JP H0440631Y2
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adhesive
base material
embossed
line
cushioning properties
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JPS62155763U (ja
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本考案は従来から市場に出ている清掃用粘着ロ
ールに経済的な方法でクツシヨン性を与え、その
性能の向上と使用範囲を拡げるための改善をした
ものである。 〔従来の技術および解決すべき問題点〕 現在市場に出回つている清掃用の粘着ロールは
フラツトな紙、フイルムあるいは不織布等を基材
にしているために、ロールの表面は平滑であるが
硬くなる。このために被清掃面も硬くて凹凸のあ
る場合は微細な塵埃を全部取除くことは不可能で
ある。 かかる観点より本考案は熱可塑性フイルム基材
の片面にエンボスを施すことにより、ロールにク
ツシヨン性を付与して従来の欠点を解消した経済
的かつ高性能のものを作ることに成功したもので
ある。 クツシヨン性を出すために一般的な不織布を基
材にしたものはあるがクツシヨン性が少なく、被
清掃面が硬く、板の間、タイル等の場合は微細な
塵埃は取除くことは出来ない。また発泡体を基材
にした場合はクツシヨン性という性能は十分に発
揮するが、多くの問題点があるために実用化され
ていない。それは発泡体への粘着剤の塗設の難か
しさ、経済性の点に大きな欠陥があるためであ
る。 〔解決するための手段〕 本考案の要旨とするところは、インラインによ
り片面にエンボス加工を施した熱可塑性フイルム
からなる基材の平滑面側に粘着剤を塗設し、該粘
着剤面を外側にして設巻したものに存するもので
ある。 〔作用〕 本考案では基材の範囲を広く選択することが可
能であり、クツシヨン性もエンボスの形状によ
り、前記硬さ試験で30〜65度の範囲は容易に設計
できる。このために本考案による製品は一般家庭
用から高度な性能を要求されるクリーンルーム用
まで品質設計が容易になつたのは大きな特長であ
る。 インラインによる片面エンボス加工した基材と
は、フイルム成型時に片面のみにエンボスのシボ
を型成して、反対側は比較的平滑に仕上げてある
基材である。 このように構成したのは、クツシヨン性をエン
ボスにより付与するためである。しかしながら片
面エンボスでは、両面エンボスに比較してどうし
てもクツシヨン性は劣つてしまうので、第1図の
ように長尺のシート状基材2を巻きつけた状態で
のこのロールのかさ比重を0.4以下とすることに
より、両面エンボスの場合と同様の良好なクツシ
ヨン性を発揮させたものである。 さらに粘着剤を塗設する他面側は平滑であるの
で粘着剤層を容易に均一に塗設でき、得られる粘
着剤層の表面は平坦であることから、塵埃等の粘
着除去も有効に行える。 〔実施例〕 本考案の実施態様を図面によつて例示すると第
1図に示すように巻芯1に長尺のシート状基材2
が巻装され、第2図の基材断面に示したように基
材2の内側(裏側)にはインラインによるエンボ
ス加工3を施し、かつ外側(表側)には粘着剤を
塗設した粘着剤層4が形成されている。巻装され
たシート状基材2はその最外層のロール周面の粘
着剤層4によつて塵埃等を粘着除去することによ
つて被清掃面の清掃を行うが、シート状基材は常
法に従つて最外層の1巻分を除去することによつ
て新しい粘着剤層4を露出させ繰返し使用するこ
とができる。 インラインによるエンボス加工の形状も任意で
ありその凹部ないし凸部は不連続、連続のいずれ
でもよい。 (実施例) 基 材…60g/m2のPEフイルムの片面に亀甲模
様のエンボスを施したもの。フイル ム成型時に
インラインでエンボスしたもの…以下インライン
エンボス品という。 粘着剤…溶剤型アクリル系粘着剤、 基材の平滑面に10g/m2の粘着剤を塗工し、硬
質塩ビの巻芯に設巻し、クツシヨン性粘着ロール
を作成した。 なお比較品として基材が不織布であるもの、及
びポリエチレン(PE)フイルムであるものを作
成した。 各々の性能は下記の通りである。
〔考案の効果〕
以上のごとくインラインによる片面エンボスを
施した基材を使用することにより、クツシヨン性
のある粘着ロールを経済的にかつ広範囲の性能の
ものを容易に製造することが可能になつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の清掃用のクツシヨン性粘着ロ
ールの1例を示した概略斜視図、第2図は同上の
基材の1例を示した断面説明図である。 1……巻芯、2……基材、3……エンボス、4
……粘着剤層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インラインにより片面にエンボス加工を施した
    熱可塑性フイルムからなる基材の平滑面側に粘着
    材を塗設し、該粘着剤面を外側にして設巻したも
    ので、スプリング式硬さ試験(JISK−6301)で
    測定した硬さが65度以下でかつ、かさ比重が0.4
    以下であることを特徴とするクツシヨン性粘着ロ
    ール。
JP1986035682U 1986-03-12 1986-03-12 Expired JPH0440631Y2 (ja)

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JPS62155763U JPS62155763U (ja) 1987-10-03
JPH0440631Y2 true JPH0440631Y2 (ja) 1992-09-24

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5132645B2 (ja) * 1972-12-29 1976-09-14

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5132645U (ja) * 1974-08-30 1976-03-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5132645B2 (ja) * 1972-12-29 1976-09-14

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JPS62155763U (ja) 1987-10-03

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