JP3055680U - 室内装置品の傷付き防止シート - Google Patents

室内装置品の傷付き防止シート

Info

Publication number
JP3055680U
JP3055680U JP1998005070U JP507098U JP3055680U JP 3055680 U JP3055680 U JP 3055680U JP 1998005070 U JP1998005070 U JP 1998005070U JP 507098 U JP507098 U JP 507098U JP 3055680 U JP3055680 U JP 3055680U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
sensitive adhesive
adhesive layer
pressure
indoor equipment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1998005070U
Other languages
English (en)
Inventor
学 堀田
Original Assignee
堀田敷物株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 堀田敷物株式会社 filed Critical 堀田敷物株式会社
Priority to JP1998005070U priority Critical patent/JP3055680U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3055680U publication Critical patent/JP3055680U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 壁面の傷付き防止のために、室内装置品の適
所に貼れるシート小片を得るための傷付き防止シートに
おいて、シート小片が所望形状にはさみで簡単に切断で
きるようにする。 【解決手段】 シート本体1の裏面に粘着剤層2が塗布
形成されている。粘着剤層2に剥離シート4が剥離可能
に接合されている。ユーザーは傷付き防止シートAには
さみをいれることにより、シート小片aを所望形状に裁
断形成する。ユーザーは、シート小片aを粘着剤層2を
介して室内装置品Bの適所に貼ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、タンスや椅子などの家具、花びん、電気スタンドなど各種の室内装 置品の適所に貼付し、室内装置品側又はこれらが接する床面、卓上面、立壁面な どの傷付き防止を図る傷付き防止シートに関する。 すなわち本考案の傷付き防止シートは、これから所望形状のシート小片aに裁 断して、図8に示すごとく据え置き型のテーブルや椅子Bの脚の下端にシート小 片aを貼付して床面の傷付き防止をしたり、図9に示すごとく花びんBの底や、 図10に示すごとく電気スタンドBの底にシート小片aを貼付してこれが設置さ れる卓上面の傷付き防止をしたり、図11に示すごとくタンスBなどの家具の背 面にシート小片aを貼付して家具と、同時にこれが近接対向する立壁面の傷付き 防止を図ったりするものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、椅子の脚に関しては、これの下端にキャップを嵌着して床面の傷付き 防止を図ることが公知である。その他の室内装置品については、同一目的のもと 緩衝体を貼付することが必要に応じて行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来品はいずれも専用の部材となっており、ユーザーが必要に応じて 対象の室内装置品に装着できる仕様となっていないところに不便がある。また従 来の緩衝体を接着剤層を介して恒久的に接着する形式では、後に緩衝体を剥がし たときに接着剤が転位付着して見苦しくなる、などの問題があった。
【0004】 そこで本考案の目的は、ユーザーが対象の室内装置品の形態に応じて任意の形 状にはさみで裁断形成したのち、室内装置品の適所に貼付するだけでよく、使い 勝手のよい傷付き防止シート体を提供するにある。 本考案の他の目的は、粘着剤層を介して室内装置品側に簡単に貼付でき、かつ 貼付状態から容易に剥ぎ取れて他の部位への貼り変えなどが手軽に行える傷付き 防止シートを得るにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る傷付き防止シートAは、図1および図2に示すごとくシート本体 1の一側面に、弾性を有する粘着剤層2が一体に積層形成されており、粘着剤層 2に剥離シート4が剥離可能に接合されており、はさみで所望形状に裁断するこ とにより、室内装置品Bに粘着剤層2を介して着脱自在に貼付できるシート小片 aが得られるようにしたものである。その粘着剤層2は、アクリル系樹脂または ポリウレタン系樹脂の粘着剤に発泡剤を加えてシート本体1に塗布したのち、発 泡処理されたものであり、粘着剤層2には、これの両端に至る平行な溝3が所定 間隔置きに多数設置されている。
【0006】 より好ましくは、傷付き防止シートAが図3に示すごとく一側面に弾性を有す る粘着剤層2を有する上下2枚のシート本体1と、両シート本体1・1の粘着剤 層2・2間に介装される剥離シート4とからなり、両シート本体1・1は、剥離 シート4を介して分離可能であるが、両粘着剤層2・2を介して一体に接合され ており、はさみで3枚重ねにした状態下で所望形状のシート小片aに裁断できる ようにすればよい。
【0007】
【作用】
本考案の傷付き防止シートAは、1個ずつ又は数枚単位で包装フィルムで包装 して流通の場に供される。その間は、粘着剤層2が剥離シート4で被覆されてお り、粘着剤層2に塵埃が付着するのを防止している。上下2枚のシート本体1・ 1を剥離シート4が中間に介在する状態とした3枚重ねの傷付き防止シートAの 場合は、上下のシート本体1・1どうしは粘着剤層2・2を介して接合状態が維 持されている。
【0008】 ユーザーが包装を解いて使用する際には、シート本体1の裏面に粘着剤層2を 介して剥離シート4が接合された状態のまま、その傷付き防止シートAにはさみ を入れて所望形状のシート小片aに裁断する。その後に剥離シート4を剥ぎ取っ て除去し、シート小片aは図8ないし図11に示すごとく椅子の脚の下端など室 内装置品Bの適所に粘着剤層2を介して不用意に剥がれないよう装着できる。粘 着剤層2は再接着性を有するので、シート本体1は室内装置品Bの装着面から容 易に剥がすことができる。
【0009】 粘着剤層2は発泡処理したアクリル系樹脂などの粘着剤で形成されて弾性を有 するので、室内装置品Bの該当部位が本案シート小片aを介して対象の壁面に接 触しても、緩衝作用を発揮し、室内装置品B側および壁面側の傷付きをよく防止 する。シート本体1には、例えばポリエステル繊維をフェルト状に絡ませてシー ト状に形成したものなどを使用でき、とくにその材質は問わない。剥離シート4 には、例えばポリプロピレン製の透明フィルムを使用できる。
【0010】
【考案の効果】
室内には、先に図8ないし図11で例示したとおり各種の室内装置品Bが時に は移動可能に、場合によって不用意に動かされるよう設置されており、室内装置 品Bおよびこれが接触する床面、卓上、立壁面などに擦り傷を負うことが少なく ない。しかるに本考案の傷付き防止シートAは、これにユーザーがはさみを入れ て所望形状のシート小片aに裁断形成することができる。従って、室内装置品B の傷付き防止を図りたい部位にシート小片aを粘着剤層2を介して貼付すること により、室内装置品Bはもとより相手側の壁面が傷付くのをよく防止することが できる。
【0011】 とくにシート本体1の裏面の粘着剤層2は、再接着性を有するものとしたので 、シート小片aは必要に応じて室内装置品Bの適所に貼り変えることができる。 貼付済みのシート小片aは、粘着剤層2に入れた溝3で貼着力が適度に調整され ているうえに、シート小片aにしたとき該溝3が常に周縁に臨んでいるので、該 溝3の開口端を利用してシート小片aを端縁部から容易に捲り剥がすことができ る。溝3は、粘着剤層2を構成する粘着剤の量を低減化し、製作コストを抑える ことにも貢献する。
【0012】 上下のシート本体1・1が剥離シート4を挟んだ重合状態下で同時に打ち抜き 形成された請求項3記載の傷付き防止シートAによれば、粘着剤層2・2を介し て3枚重ねの接合状態に維持されているので、はさみを入れて所望形状のシート 小片aに裁断したとき、同一の大きさで、かつ同一形状のシート小片aが同時に 得られる。従って、シート小片aを文字通り小片化して多数得たい場合に有利で ある。
【0013】
【実施例】
図1は、本考案に係る傷付き防止シートAを示しており、これ自体のサイズは 上下の縦寸法が180mm、左右の横寸法が110mmの長方形を呈している。この シートAは、これを単体でみたとき、外側上面に図柄模様(無模様一色を含む) が入った柔軟なプラスチック製のシート本体1と、これの裏面に積層形成された 粘着剤層2とからなる。粘着剤層2はアクリル系樹脂の粘着剤に発泡剤を加えて シート本体1に塗布したのち発泡処理されていて弾性を有し、粘着剤層2の外表 面には、これの両端に至る平行な溝3(図2参照)が等間隔置き多数凹設されて いる。そして粘着剤層2に剥離シート4が剥離可能に接合されている。
【0014】 このシートAの製造工程を説明すると、図4に示すごとく外表面に予め着色又 は図柄模様入りとした180cm幅のロール巻きのシート原反5を矢印P方向に繰 り出し、これの裏面側を上向きにしてダイ6から吐出される粘着剤2aをシート 原反5の表面に全面にわたって均一に塗布する。粘着剤2aは、発泡剤を含むア クリル酸エステル共重合体を主成分としており、シート原反5上の粘着剤2aが 未硬化のうちに、スクレパー7で粘着剤2a上に溝3を入れる。スクレパー7は 、前後方向に一定ピッチで多数の爪7aを下向きに突設してあり、この各爪7a の下端を粘着剤層2に接触させることによって、図5に示すごとく粘着剤層2上 にシート原反5の幅方向に規定ピッチで長手方向の全長に沿う溝3を入れ、この 溝3の部分の粘着剤2aを掻き取りながら表面を平滑化する。
【0015】 続いてシート原反5をオーブン9に通して180℃の温度下で粘着剤2aを加 熱乾燥して発泡させ、シート原反5上に粘着剤層2を一体に積層形成する。次に 、図6に示すごとくシート原反5の幅方向中央をスリッターで長手方向にわたっ て二分するように切断するとともに、シート原反5の両端耳部を切断除去し、8 4cm幅とした半幅シート原反5a・5aをロールにそれぞれ分巻き取りする。
【0016】 次に、図7に示すごとくロール巻きした二つの半幅シート原反5a・5aと、 ロール巻きした剥離シート原反4aとをそれぞれ連続的に繰り出し、上下の半幅 シート原反5a・5aの粘着剤層2・2間に剥離シート原反4aが介在するよう 上下のロール11・11間で3枚重ねにしたのち、この原反積層体12からプレ ス13で本案シートAを図1の形状に順次打ち抜く。かくして打ち抜かれた傷付 き防止シートAは、図3の断面構造になっている。
【0017】 すなわち傷付き防止シートAは、粘着剤層2・2を有する上下の半幅シート原 反5a・5aで粘着剤層2・2を有するシート本体1が積層形成され、剥離シー ト原反4aで剥離シート4が形成され、両シート本体1・1が剥離シート4を介 して粘着剤層2・2で剥離可能に接合一体化されたものとなっている。
【0018】 なお、シート原反5又は各半幅原反シート5aに剥離シート原反4aを重ねて 、前述の要領で本案シートAを打ち抜き形成してもよく、その場合の断面構造は 図2のようになる。
【0019】 よって得られた傷付き防止シートAは、これをはさみで所望形状に裁断するこ とにより、シート小片aをつくり、剥離シート4を剥離除去して室内装置品Bの 適所にシート小片aを粘着剤層2を介して貼付する。これにてシート小片aが緩 衝材として機能し、室内装置品B側および特にこれが接触する室内の床面、卓上 面、立壁面などの傷付き防止を図れるようにしたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】傷付き防止シートの外観斜視図である。
【図2】傷付き防止シートの断面図である。
【図3】傷付き防止シートの別実施例を示す断面図であ
る。
【図4】傷付き防止シートの製造ラインにおいてシート
原反に粘着剤層を塗布形成する工程を概念的に説明する
側面図である。
【図5】製造工程において、粘着剤層に溝が形成された
状態を示す断面図である。
【図6】製造工程において、シート原反を半幅シート原
反に二分した状態を概念的に示す平面図である。
【図7】製造工程にいて原反積層体をつくり、傷付き防
止シートを打ち抜く要領を概念的に説明する側面図であ
る。
【図8】室内装置品が椅子の場合の使用例を示す斜視図
である。
【図9】室内装置品が花びんの場合の使用例を示す斜視
図である。
【図10】室内装置品が電気スタンドの場合の使用例を
示す斜視図である。
【図11】室内装置品がタンスの場合の使用例を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 シート本体 2 粘着剤層 3 溝 4 剥離シート A 傷付き防止シート B 室内装置品 a シート小片

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート本体1の一側面に、弾性を有する
    粘着剤層2が一体に積層形成されており、 粘着剤層2に剥離シート4が剥離可能に接合されてお
    り、 はさみで所望形状に裁断することにより、室内装置品B
    に粘着剤層2を介して着脱自在に貼付できるシート小片
    aが得られるようにしたことを特徴とする室内装置品の
    傷付き防止シート。
  2. 【請求項2】 粘着剤層2が、アクリル系樹脂またはポ
    リウレタン系樹脂の粘着剤に発泡剤を加えてシート本体
    1に塗布したのち、発泡処理されたものであり、 粘着剤層2に、これの両端に至る平行な溝3が所定間隔
    置きに多数凹設されている請求項1記載の室内装置品の
    傷付き防止シート。
  3. 【請求項3】 一側面に、弾性を有する粘着剤層2が一
    体に積層形成された上下2枚のシート本体1と、両シー
    ト本体1・1の粘着剤層2・2間に介装される剥離シー
    ト4とが、重ね合わせた状態で同時に打ち抜き形成され
    ており、 両シート本体1・1は、剥離シート4を介して分離可能
    であるが、両粘着剤層2・2を介して接合されており、 はさみで所望形状に裁断することにより、室内装置品B
    に粘着剤層2を介して着脱自在に貼付できるシート小片
    aが得られるようにしたことを特徴とする室内装置品の
    傷付き防止シート。
  4. 【請求項4】 粘着剤層2が、アクリル系樹脂またはポ
    リウレタン系樹脂の粘着剤に発泡剤を加えてシート本体
    1に塗布したのち、発泡処理されたものであり、 粘着剤層2に、これの両端に至る平行な溝3が所定間隔
    置きに多数凹設されている請求項3記載の室内装置品の
    傷付き防止シート。
JP1998005070U 1998-07-09 1998-07-09 室内装置品の傷付き防止シート Expired - Lifetime JP3055680U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998005070U JP3055680U (ja) 1998-07-09 1998-07-09 室内装置品の傷付き防止シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998005070U JP3055680U (ja) 1998-07-09 1998-07-09 室内装置品の傷付き防止シート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3055680U true JP3055680U (ja) 1999-01-22

Family

ID=43189682

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1998005070U Expired - Lifetime JP3055680U (ja) 1998-07-09 1998-07-09 室内装置品の傷付き防止シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3055680U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017082023A (ja) * 2015-10-22 2017-05-18 株式会社ブリヂストン 粘着シート及び粘着シートの製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017082023A (ja) * 2015-10-22 2017-05-18 株式会社ブリヂストン 粘着シート及び粘着シートの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4804569A (en) Unit tile
US3533899A (en) Self-sealing adhesive materials
JP2007154144A (ja) 粘着加工シート及び粘着剤付剥離紙
JP3055680U (ja) 室内装置品の傷付き防止シート
KR200387610Y1 (ko) 쿠션 표지 구조체
JP3839305B2 (ja) 両面粘着シートの型抜き方法
KR101186438B1 (ko) 보온단열 점착시트
JP3226184U (ja) 竹製食器
CN201833809U (zh) 热熔胶黏着式的装饰贴片结构
US20160016327A1 (en) Die cutting
KR20110024314A (ko) 박판도마 각각이 분리되는 박판도마 카트리지를 이용한 도마
JP3717649B2 (ja) 押し花密封品
JP4314019B2 (ja) 押し花密封品の製造装置
JPH11156945A (ja) スポンジ成形体の製造方法
JP2594807Y2 (ja) シート体
JPH0420620Y2 (ja)
JPH0333763Y2 (ja)
JP3207877U (ja) 貼付材
KR200353519Y1 (ko) 크린룸 및 lcd, pdp, pcb기판, fpc 먼지제거용 쿠션 점착롤
JP3027752B1 (ja) Frpプレス成形用模様付けシ―ト
JP2011001751A (ja) タイルユニット
KR200167908Y1 (ko) 복층구성의 개량형도마
JP2003147293A (ja) 粘着式シート及び該粘着式シートの製造方法
CN201286576Y (zh) 一种弹性卡条
KR200374715Y1 (ko) 화장지상자

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term