JPH044046Y2 - - Google Patents

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JPH044046Y2
JPH044046Y2 JP18846386U JP18846386U JPH044046Y2 JP H044046 Y2 JPH044046 Y2 JP H044046Y2 JP 18846386 U JP18846386 U JP 18846386U JP 18846386 U JP18846386 U JP 18846386U JP H044046 Y2 JPH044046 Y2 JP H044046Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、屋内や、屋内に設けられるフロアー
ハツチ,ピツト蓋,マンホール蓋等の各種溝蓋に
適用される把手蓋開閉装置に関する。
<従来技術> 前記溝蓋上は人が歩行するから、孔部が開口さ
れていると、該孔部につまずいたり、ハイヒール
のかかとが嵌入する等の不都合を生ずる。
そこで、該溝蓋上面に形成され、溝蓋を持上げ
るのに使用する把手が内設された操作溝の開口に
は、把手蓋を被着しているのが通常である。
<考案が解決しようとする問題点> ところで、従来の把手蓋は、操作溝に差渡した
回動軸に揺動可能に枢支し、その端部を開口周囲
に形成した係止縁に支持してなるものであり、把
手蓋は逆転し得る構造となつている。このため、
把手蓋の先端には指を挿入するための切欠きが形
成されているが、この切欠きにハイヒールの踵が
引掛つて把手蓋を蹴り上げたり、その他種々の原
因により把手蓋が回動軸を支点として揺動開放す
ることがある。
この開放位置が保たれたままとなると、溝蓋面
から該把手蓋が突出して、歩行に障害となつた
り、自転車等が引掛つて横転する等の種々の事故
を誘起する。
本考案は、前記欠点を除去し得る溝蓋の把手蓋
開閉装置の提供を目的とするものである。
<問題点を解決するための手段> 本考案は、把手が設けられた操作溝の開口を覆
うための把手蓋を、該操作溝に差渡した回動軸に
揺動可能に枢支し、その端部を開口周囲に形成し
た係止縁に支持するとともに、該回動軸の周囲に
巻きバネを付装して、その一端を把手蓋の後方下
面に弾接し、その他端を溝蓋本体側に係止して、
把手蓋を閉鎖方向に付勢したことを特徴とするも
のである。
<作用> 前記把手蓋は巻きバネにより、常に閉鎖方向に
付勢されている。このため、該把手蓋が一時的に
開放しても、すぐに復動し、閉鎖状態となる。
<実施例> 第1〜5図について本考案の一実施例を説明す
る。
第1,2図に示すように、正方形状の点検口1
の内周部には、断面略L形の金属製受枠2が周設
される。そして受枠2上には正方形状の床化粧マ
ンホール蓋3が乗載される。
前記マンホール蓋3の底枠5には、矩形状の把
手用溝枠6,6が中央対称位置に設けられ、その
周部には、点検口1周囲の床仕上材と同一材料の
仕上材7が敷設され、マンホール蓋3の意匠観が
高められる。
前記溝枠6,6内は、マンホール蓋3の開閉操
作を施すための操作溝8を構成しており、該操作
溝8には幅方向に杆状把手把手9が差渡されてい
る。
そして前記操作溝8の開口には、第3〜5図に
示す把手蓋枠10が被着される。前記把蓋枠10
には矩形状の開口11が形成されるとともに、下
面には開口11を囲むようにして操作溝8に内嵌
する枠周縁12が形成されている。さらに前記開
口11には、該開口11を略整一に覆う矩形状の
把手蓋14が被着され、その後部下面に形成した
軸受部15,15と、前記枠周縁12に形成した
軸受部15,15側傍の透孔16,16に回転軸
17が挿通される。さらに前記回転軸17には軸
受部15,15の間の位置で、巻きバネ18が巻
回されており、第4,5図に示すように、その一
端を、把手蓋14の後部下面に弾接し、他端の屈
折部を枠周縁12に掛けている。また前記把手蓋
14の先端には指先を引掛けることができる程度
の大きさの半円形の切欠き切欠き19が形成さ
れ、さらにその下端縁には傾斜状係止端20が形
成されて、開口11の前縁に形成した傾斜状係止
縁21に当接している。
かかる構成にあつて、把手蓋14は、巻きバネ
18の一端が、その回転軸17の後部において弾
接しているから、前記回転軸17を中心としてそ
の先端が下方付勢されていることとなり、前記係
止端20は係止縁21に弾接することとなる。す
なわち、把手蓋14は開口11を遮閉する位置に
保持されていることとなる。
このため、マンホール蓋3上を歩行する際に、
ハイヒールの踵で切欠き19を引掛けて、把手蓋
14を蹴り上げ、第5図鎖線の起立位置にさせて
も、把手蓋14は前記巻きバネ18の作用により
すぐに復動し、遮閉状態を維持することとなり、
常に適正な状態が保持される。
前記マンホール蓋3を開放するには、把手蓋1
4を巻きバネ18に抗して開放し、指を操作溝8
内に挿入して、把手9を保持して持上げればよ
い。
<効果> 本考案は、上述したように、マンホール蓋3に
形成される開口11を遮閉する把手蓋14を、巻
きバネ18により常に閉鎖状態に保持するように
したから、不用意な操作による把手蓋14の開放
維持を防止でき、該把手蓋14がマンホール蓋3
上面から突出することによつて生ずる事故を未然
に防止することができる等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の実施例を示し、第1図はマ
ンホール蓋3の平面図、第2図は同縦断側面図、
第3図は把手蓋枠10の斜視図、第4図は把手蓋
枠10の裏面図、第5図は縦断側面図である。 3……マンホール蓋、8……操作溝、9……把
手、10……把手蓋枠、11……開口、14……
把手蓋、17……回転軸、18……巻きバネ、1
9……切欠き、21……係止縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 把手が設けられた操作溝の開口を覆うための把
    手蓋を、該操作溝に差渡した回動軸に揺動可能に
    枢支し、その端部を開口周囲に形成した係止縁に
    支持するとともに、該回動軸の周囲に巻きバネを
    付装して、その一端を把手蓋の後方下面に弾接
    し、その他端を溝蓋本体側に係止して、把手蓋を
    閉鎖方向に付勢したことを特徴とする溝蓋の把手
    蓋開閉装置。
JP18846386U 1986-12-05 1986-12-05 Expired JPH044046Y2 (ja)

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JPS6395749U JPS6395749U (ja) 1988-06-21
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JP3373485B2 (ja) * 2000-06-16 2003-02-04 タキゲン製造株式会社 マンホール蓋の吊り下げ用フック受棒を有する凹陥部カバー装置
KR101199647B1 (ko) 2010-01-20 2012-11-08 미강건철주식회사 맨홀
JP6228008B2 (ja) * 2013-12-27 2017-11-08 未来工業株式会社 マンホール蓋凹所の閉塞蓋、蓋体及び凹所閉塞マンホール蓋

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