JPH0440255Y2 - - Google Patents

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JPH0440255Y2
JPH0440255Y2 JP14202686U JP14202686U JPH0440255Y2 JP H0440255 Y2 JPH0440255 Y2 JP H0440255Y2 JP 14202686 U JP14202686 U JP 14202686U JP 14202686 U JP14202686 U JP 14202686U JP H0440255 Y2 JPH0440255 Y2 JP H0440255Y2
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JP
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armature
nozzle
torque motor
fitted
flapper
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JP14202686U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、液圧制御のサーボバルブなどに使
用されるトルクモータの構造に関する。
〔従来の技術〕
液圧制御のためのサーボバルブは、工作機械の
ならい装置、航空機の操舵装置、アクチユエータ
の動機制御などに多く使用されているが、従来こ
の液圧制御用サーボバルブの駆動部のトルクモー
タはマグネツトとアーマチユアとノズルフラツパ
と称する板状のものとより構成され、更にこのア
ーマチユアの周囲は二つのコイルによつて取り巻
かれている。そしてノズルフラツパをこの二つの
コイルを流れる電流の差に比例するように変位さ
せ、液圧を制御する仕組になつている。
即ち、第6図に示すように二つのコイルC1,
C2に電流を流すとアーマチユア1は磁化され横
方向部1Aに磁極が生じる。そしてアーマチユア
の横方向部1Aの磁極がN極からS極かによつて
アーマチユア周囲のヨーク4の磁極との間に引力
と反発力とが生じ、回転トルクを発生させアーマ
チユア1をいずれかの方向に回転させる。すると
アーマチユア中心部にフレクシヤチユーブ2を介
して嵌着されたノズルフラツパ3のノズル5、ノ
ズル6に対向しているノズルフラツパ先端部3A
が変位しスプール両端の制御圧を変化させるので
ある。例えば第6の矢印A,Aに示す方向にトル
クをかけるとノズル5の背後の回路11の液圧が
高くなり、回路12を通じてスプール8は図の右
方向へ移動する。油液はポートPから入り案内弁
7を通り、ポート13を通じて操作シリンダ(図
示せず)を作動させた後ポート14に入り、Rか
ら出る。スプールの変位はフイードバツクスプリ
ング9を介してプラツパ3を中立位置に戻す。
〔考案が解決しようとする問題点〕
液圧制御用のサーボバルブは上記するように多
方面に使用されているが、その作動には高精度を
要求される。しかし従来のアーマチユア1とフレ
クシヤチユーブ2との位置関係は第6図に示すよ
うにT字形になつており、重心mの位置はかなり
上部にあるため何らかの振動や衝撃等の外乱が入
ると、第4図2に示すようにフレクシヤチユーブ
2が撓むと共にノズル中心軸に対向しているノズ
ルフラツパ3の先端部3Aも変位移動し、それら
が直接出力に影響するという問題があつた。
〔考案の目的〕
この考案は、上記する問題点に鑑みてなされた
ものでありその目的とするところはトルクモータ
駆動時のダイナミツクバランスを考慮し、振動や
衝撃の影響を受けにくい形状のアーマチユアを提
供しようとするものである。
〔目的を達成するための手段〕
即ち、この考案は上記する目的を達成するため
に、マグネツトとコイルとアーマチユアとで構成
されるトルクモータを、ノズルフラツパ上端部を
嵌着したフレクシヤチユーブの該上端部を更に前
記アーマチユアの中心部に嵌着すると共に該フレ
クシヤチユーブとアーマチユアとの位置関係を十
字形に配置したことを特徴とする動平衡型トルク
モータとするものである。即ちアーマチユアの重
心位置を低くすることを手段とする。
〔作用〕
このトルクモータに振動或いは衝撃等の外乱が
入り、第5図2に示すようにアーマチユア1に横
方向の力Fが作用するとノズルに対向しているノ
ズルフラツパの先端部3Aも変位しようとする。
しかしこのノズルフラツパ3を嵌着しているフレ
クシヤチユーブ2には同時に常に内側向に回転モ
ーメントMが作用し、しかもノズルフラツパ先端
部3Aの変位を押さえるように作用するためフラ
ツパ先端部3Aの変位量は極めて小さくなる。従
つてサーボバルブによつて作動させる操作シリン
ダ等の出力に影響を与えることは殆どなくなる。
〔実施例〕
以下この考案の具体的実施例について図面を参
照して説明する。
第1図はこの考案にかかるトルクモータのアー
マチユア部を示し、第2図はこのアーマチユアを
使用したトルクモータを備えたサーボバルブの構
造概略図を示す。第3図は第2図の−矢視断
面図である。
これらの図において、1はアーマチユア、2は
フレクシヤチユーブ、3はノズルフラツパであ
り、このノズルフラツパ3の上端部を、フレクシ
ヤチユーブ2の上端部に嵌着し、更にアーマチユ
ア1の中心に嵌着する。
しかして第1図に示すようにアーマチユア1と
フレクシヤチユーブ2との位置関係を、従来の如
くT字形とするのではなく、縦断面十字形とする
ものである。これはアーマチユア1自身の重心位
置を低くするためである。即ちフレクシヤチユー
ブ2の上端より大体3分の1程度下の位置に重心
が来るように配置する。
4はヨークであり、アーマチユア1の横方向部
1Aの左右に配置されると共にヨーク4とアーマ
チユア1の横方向部1Aの間にコイルC1,C2
を配置し、アーマチユア1の側面には第3図に示
すようにマグネツト25を配置する。5,6はノ
ズルでありノズルフラツパ3の動きによつてスプ
ール両端の制御圧が変化する。7は案内弁であり
その周囲には油液が出入りするための複数個の穴
を穿設してある。8はスプールであり、回路の液
圧によつて左右に移動するようになつている。そ
してノズルフラツパ3の先端部3Aはノズル5、
ノズル6に対向させ、更にノズルフラツパ3の先
端部3Aとスプール8との間はフイードバツクス
プリング9で連結する。10はこのサーボバルブ
のボデイであり、油液の出入り用ポート13,1
4及び油液の回路11,12,15,16,1
7、回路の絞り19,20等を設ける。
以上のように構成するこのサーボバルブにおい
てトルクモータを作動させるときは、上記したよ
うに二つのコイルC1,C2に電流を流しアーマ
チユア1を磁化させ回転トルクを発生させる。そ
してアーマチユア中心部にフレクシヤチユーブ2
を介して嵌着されたノズルフラツパ3のノズル
5、ノズル6に対向しているノズルフラツパ先端
部3Aが変位しノズル内部の液圧(制御圧)を変
化させる。そして操作シリンダ(図示せず)を作
動させた後油液はRから出る。スプール8の動き
はフイードバツクスプリング9を介してフラツパ
3を中立位置に戻す。
普通は以上のように作動するが、若し振動や衝
撃等の外乱が作用しても、アーマチユア1とフレ
クシヤチユーブ2との位置関係が十字形であつ
て、第5図に示すように重心mは下の方に(大体
フレクシヤチユーブ2の上端より3分の1程度)
来ているためフレクシヤチユーブ2が撓んでも、
同図2に示すようにこのフレクシヤチユーブ2に
はモーメントMが作用する。従つてノズル5,6
に対向しているノズルフラツパ3の先端部3Aが
変位移動することは殆どなくなり操作シリンダ
(図示せず)等に出力の影響が現れることはなく
なるのである。
この考案の詳細は以上のようであるが、この考
案に係るトルクモータは、サーボバルブに使用す
る場合に限らずトルクモータを使用する他の装
置、例えばジエツトパイプ式バルブ等その他フラ
ツパを安定させる必要のある液圧装置にも適用出
来ることはいうまでもない。
〔考案の効果〕
以上詳述したようにこの考案は、マグネツトと
コイルとアーマチユアとで構成されるトルクモー
タを、前記アーマチユアの中心部に、ノズルフラ
ツパ上端部を嵌着したフレクシヤチユーブの該上
端部を更に嵌着すると共に該フレクシヤチユーブ
とアーマチユアとの位置関係を十字形に配置した
動平衡型トルクモータとしたので、振動や衝撃等
の外乱が入つても、このアーマチユアにはモーメ
ントが作用しノズルに対向しているノズルフラツ
パの位置が変位することはなくなる。従つて振動
や衝撃が加わつてもそれが液圧系の出力に影響を
与えることのないバルブが製作出来る。またアー
マチユアの運動は回転に近く、モーメントの作用
方向と同じ方向であるから高応答性が期待出来
る。更にフレクシヤチユーブを長くすることが出
来るため肉厚も厚くすることが出来、製造コスト
も安くすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかるトルクモータのアー
マチユア部、第2図はこのアーマチユアを使用し
たトルクモータを備えたサーボバルブの構造概略
図、第3図は第2図の−矢視断面図である。
第4図は従来のトルクモータのアーマチユアに外
乱が入つた場合のノズルフラツパの動きの概念
図、第5図はこの考案にかかるトルクモータのア
ーマチユアに外乱が入つた場合のノズルフラツパ
の動きの概念図を示す。第6図は従来のトルクモ
ータを備えたサーボバルブの構造概略図である。 1……アーマチユア、2……フレクシヤチユー
ブ、3……ノズルフラツパ、4……ヨーク、5,
6……ノズル、7……案内弁、8……スプール、
9……フイードバツクスプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マグネツトとコイルとアーマチユアとで主要部
    を構成するサーボバルブ用トルクモータにおい
    て、ノズルフラツパ上端部を嵌着したフレクシヤ
    チユーブの該上端部を更に前記アーマチユアの中
    心部に嵌着すると共に該フレクシヤチユーブとア
    ーマチユアとの位置関係を十字形に配置したこと
    を特徴とする動平衡型トルクモータ。
JP14202686U 1986-09-16 1986-09-16 Expired JPH0440255Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14202686U JPH0440255Y2 (ja) 1986-09-16 1986-09-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14202686U JPH0440255Y2 (ja) 1986-09-16 1986-09-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6349209U JPS6349209U (ja) 1988-04-04
JPH0440255Y2 true JPH0440255Y2 (ja) 1992-09-21

Family

ID=31050363

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14202686U Expired JPH0440255Y2 (ja) 1986-09-16 1986-09-16

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JP (1) JPH0440255Y2 (ja)

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JPS6349209U (ja) 1988-04-04

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