JPH0632535Y2 - 電磁比例圧力弁 - Google Patents

電磁比例圧力弁

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JPH0632535Y2
JPH0632535Y2 JP1987053229U JP5322987U JPH0632535Y2 JP H0632535 Y2 JPH0632535 Y2 JP H0632535Y2 JP 1987053229 U JP1987053229 U JP 1987053229U JP 5322987 U JP5322987 U JP 5322987U JP H0632535 Y2 JPH0632535 Y2 JP H0632535Y2
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JP
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pressure
piston
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pressure receiving
rod
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岩根 井之口
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、油路回路に用いられる電磁比例圧力弁に関
し、特に、ダンピング能力を高めてハンチング等を抑制
し、弁の安定性向上を図った電磁比例圧力弁に関する。
(従来の技術) 近時、各種センサや演算装置等の高性能化に伴って、こ
れらの演算結果であるところの操作量は極めて高精度に
得られるようになってきた。そこで、この操作量を操作
力に変換するための各種アクチュエータにおいても応答
性や安定性などの性能向上を図って上記操作量の高精度
化に対応している。例えば、油圧アクチュエータにあっ
ては、ピストン負荷等に供給する制御油圧を操作量に応
じて精密にコントロールし、ピストン負荷等に正確な操
作力を発生させる電磁比例圧力弁が既に実用化されてい
る。
従来のこの種の電磁比例圧力弁としては、例えば、実開
昭60−142371号公報や実開昭60−85675
号公報および特開昭60−157574号公報に記載さ
れたものがあり、第5図のように示される。この電磁比
例圧力弁では、電流Icに比例した推進力Faがソレノ
イド部101で発生し、スプール102はこの推進力Faに押
されてシリンダ103内を移動する。シリンダ103には入力
ポート104が形成されており、この入力ポート104は上記
スプール102の移動に伴ってその開口面積が変化する。
油圧源105からの1次圧Pは入力ポート104の開口面積
に応じて減圧され、2次圧Pとなって出力ポート106
から負荷107に出力される。また、上記2次圧Pはス
プール102の受圧面102aに導かれ、フィードバック油圧
力Fbとして作用する。すなわち、スプール102にはそ
の両端の各々に推進力Faとフィードバック油圧力Fb
が作用することとなり、さらに、フィードバック油圧力
Fbは2次圧Pを基にしているので、このフィードバ
ック油圧力Fbはスプール102の移動に応じて変化す
る。したがって、フィードバック油圧力Fbが推進力F
aに等しくなるまでスプール102が移動し、両者が釣合
う位置でスプール102は停止する。ところで、このよう
な動作は一瞬のうちに行われるので、スプール102はハ
ンチングを伴って停止し、このハンチングにより、弁の
制御安定性が損なわれる。そこで、フィードバック油圧
力Fbを発生させる為の圧油導入路にオリフィス108を
設け、スプール102の移動に伴うこのオリフィス108前後
の圧力差を利用してダンパ力を得、スプール102のハン
チングを抑制している。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の電磁比例圧力弁にあっ
ては、受圧面102aの面積とフィードバック油圧力Fbの
積が推進力Faと釣合うように調圧動作が行われていた
ため、例えば、大きなダンパ力を得てハンチング抑制能
力を高めようとすると、 (I)受圧面102aの面積のみを単に拡大する、 (II)オリフィス108の径を縮小する、 の何れかを採用しなければならないが、(I)を採用す
ると、推進力Faを大きくする必要があり、ソレノイド
部101が大型化してコストが上昇する。また、(II)を
採用するとフィードバック油圧力Fbの立上がりが遅れ
て弁の応答性が悪化する。オリフィス108にゴミが付着
し易い。オリフィス108の成形に精度が要求されるため
コストが上昇する。オリフィス108の径が小さいため流
体の粘度の影響を受ける。といった各種の不具合が発生
する。このように、従来のものにあっては所望のダンパ
力を容易に得られないのでハンチング抑制能力を高める
ことができず、弁の安定性向上を図ることができないと
いった問題点があった。
(問題点を解決するための手段) 上記問題を解決するために、本考案では、ロッドで連結
された一対のピストンがシリンダ内に配され、一方のピ
ストンの、ロッドとは反対側の受圧面に加えられた所定
の制御力により該一対のピストンが連動してシリンダ内
を移動し、他方のピストンが入力ポートの開口面積を変
えて導入油量を変化させ、該導入油量に応じた2次圧を
出力ポートから出力するとともに、オリフィスを介して
該2次圧を他方のピストンの、ロッドとは反対側の受圧
面に加え、該加えられた2次圧が所定の制御力と釣合う
ように一対のピストンの移動量を調節して2次圧を調圧
し、且つ、他方のピストンの移動に伴って生じる該オリ
フィス前後の圧力差を該移動に対する抗力として利用す
る電磁比例圧力弁において、前記他方のピストン径を一
方のピストン径よりも大きく形成し、該他方のピストン
の、ロッドとは反対側の受圧面を、一方のピストンの、
ロッドとは反対側の受圧面よりも拡大するとともに、該
他方のピストンのロッド側の受圧面を、一方のピストン
のロッド側の受圧面よりも拡大している。なお、以下に
おいて、単に受圧面と言うときは、ロッドとは反対側の
受圧面を意味する。
(作用) 本考案では、一方のピストンの受圧面に働く力と、他方
のピストンの受圧面における上記一方のピストンの受圧
面と同一面積に働く力とが釣合うように一対のピストン
が移動して2次圧の調圧が行われるが、上記移動に必要
な力は、一対のピストンのロッド側の受圧面積の差から
生じる推力と所定の制御力とによって与えられ、この推
力は制御力と同方向に働くから、あたかも所定の制御力
を他方のピストン径の拡大量に相応して増大したのと同
等の効果を得ることができる。また、オリフィス前後に
生じる圧力差は他方のピストンの受圧面の全面積で押し
のけられる流体量で決定される。したがって、所定の制
御力を増大することなく、オリフィス前後の圧力差を大
きくすることができ、ダンピング能力を高めてハンチン
グ等を抑制し、弁の安定性を高めることができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1〜3図は本考案に係る電磁比例圧力弁の第1実施例
を示す図であり、本考案を直動型の電磁比例圧力弁を用
いたシリンダ負荷の油圧駆動回路に適用した例である。
第1図において、1は電磁比例圧力弁であり、電磁比例
圧力弁1はソレノイド部2とバルブ部3から構成され
る。
ソレノイド部2はコイル4、プランジャ5、プッシュロ
ッド6から構成され、コイル4に供給された電流Icの
大きさに比例した所定の制御力となる推進力Faをプラ
ンジャ5に発生し、この推進力Faでプッシュロッド6
をバルブ部3方向に突出させて後述の小径ピストン22の
受圧面Dを押す。
バルブ部3は内部にシリンダ7が形成されるとともに、
このシリンダ7に連絡する入力ポート8、ドレンポート
9および出力ポート10が形成され、さらに、出力ポート
10と後述のフィードバック室24とを連通するフィードバ
ック通路11が形成され、フィードバック通路11にはダン
ピングオリフィス12が設けられている。入力ポート8に
は油圧源13からの供給油圧(以下、1次圧Pという)
が入力されるとともに、その開口面積が後述の大径ピス
トン21によって可変され、可変オリフィスとして働き1
次圧Pを減圧してシリンダ7内に2次圧Pを発生す
る。また、ドレンポート9はタンク14に接続されるとと
もに、その開口面積が後述の小径ピストン22によって制
御される。出力ポート10はシリンダ室15に接続され、上
記2次圧Pをシリンダ室15に出力する。
シリンダ室15は2次圧Pに応じて室内容積を可変し、
ピストン16、ピストンロッド17を介してスプリング18の
付勢力に抗しつつ負荷19を押圧する。
一方、シリンダ7内にはスプール20が移動可能に嵌装さ
れており、スプール20は大径ピストン(他方のピスト
ン)21と小径ピストン(一方のピストン)22およびこれ
らを連結するロッド23から構成されている。スプール20
は第2図に示すように、大径ピストン21のロッド23とは
反対側に受圧面Aを、また、ロッド23側には受圧面Aよ
りもロッド23の径だけ小さい受圧面Bが形成され、ま
た、小径ピストン22のソレノイド部2側に受圧面Dを、
また、ロッド23側に受圧面Dよりもロッド23の径だけ小
さい受圧面Cを形成している。すなわち、上記各受圧面
A〜Dの関係は受圧面Dよりも受圧面Aが大きく、ま
た、受圧面Cよりも受圧面Bが大きく、且つ、受圧面A
>受圧面B及び受圧面D>受圧面Cの関係で次式のと
おりとなる。
A=B+α=C+α+β=D+β…… 但し、α:ロッド23の径方向断面積 β:ロッド23と大径ピストン21の径方向断面積差 再び第1図において、シリンダ7の一端側にはフィード
バック室24が設けられ、このフィードバック室24は上述
したようにフィードバック通路11によって出力ポート10
を連絡されるとともに、室内にスプリング25が縮設され
ている。このフィードバック室24内には、上記スプリン
グ25の付勢力Fs(極く弱いもの)と出力ポート10から
導入された2次圧に基づくフィードバック油圧力Fbが
発生し、前述した推進力Faに抗してスプール20を図中
右方向に押し戻す。なお、以下の説明ではフィードバッ
ク油圧力Fbを、Fb=Fb+Fsと定義して用いる。
スプール20はこの移動によって入力ポート8の開口面積
を可変し、2次圧Pの大きさを変える。したがって、
この2次圧Pに応じてフィードバック油圧力Fbの大
きさが変わる。
また、スプール20の移動に伴ってダンピングオリフィス
12の前後に圧力差が生じ、例えば、スプール20が図中右
方向に移動するときは、フィードバック油圧力Fbを低
下させるように上記圧力差が発生する。したがって、こ
の圧力差はスプール20の移動に対する抗力として作用
し、スプール20のハンチングを抑制する。
なお、前述した入力ポート8、ドレンポート9の断面形
状は、第3図に示すように断面丸形に形成されている。
この理由は、全周ポート(円筒形ポート)を採用する
と、大径ピストン21と小径ピストン22の径が異なってい
るので、入力ポート8、ドレンポート9の開口面積が一
致しなくなり、これらのポートにおける流量ゲインがア
ンバランスになる。そこで、入力ポート8、ドレンポー
ト9の断面形状を丸形にすることにより、大径ピストン
21と小径ピストン22の径差にかかわらず入力ポート8、
ドレンポート9の開口面積が常に一致してこのような不
具合が避けられる。
次に、作用を説明する。
スプール20が停止しているときは、フィードバック通路
11に流体の流れがないので、フィードバック通路11に流
体の流れがないので、フィードバック油圧力Fbは2次
圧Pと等しい圧力に基づき発生する。したがって、受
圧面A、B、Cに作用する圧力は2次圧Pとそれぞれ
の受圧面積の積となり、これらの力のつり合いの関係は
次式で表される。
A+PC=Fa+PB…… 前式から、B=A−α、C=A−α−β、D=A−β
なので、これを上式に代入し、 PA+P(A−α−β) =Fa+P(A−α)…… PA+PA−Pα−Pβ =Fa+PA−Pα…… Fa=PA−Pβ…… Fa=P(A−β)…… となり、上式に注目すると、推進力Faは2次圧P
がA−βの面積(すなわち受圧面Dの面積)に作用して
発生する油圧力とバランスしていることが理解される。
そして、上式を変形した次式′からも明らかなよう
に、 PA=Fa+(B−C)P……′ フィードバック油圧力Fb(PA)とバランスする力
は、推進力Faに、受圧面B、Cの面積差に応じて発生
する推力(B−C)Pを加えた大きさになる。
したがって、推力(B−C)Pと推進力Faは同じ方
向に働くから、制御力としての推進力Faを大径ピスト
ン21の径の拡大分に相応した上記の推力で補助すること
ができる。また、受圧面A、Dをそれぞれ異ならせて
も、実際にフィードバック油圧力Fbが有効に作用する
面積は受圧面Aではなく、この受圧面Aからβ(βはロ
ッド23と大径ピストン21の径方向断面積差)を減じた面
積(受圧面Dに等しい面積)となる。したがって、大径
ピストン21の径を大きくして受圧面Aの面積を増大させ
たにもかかわらず、推進力Faは小さな値で済み、ソレ
ノイド部2の能力を大きくする必要がない。一方、受圧
面Aの面積を大きくしたことにより、スプール20の移動
時におけるダンピングオリフィス12の前後の圧力差は大
きくなる。すなわち、この圧力差はダンピングオリフィ
ス12を流れる流量とその径で決定され、流量は受圧面A
によって押されたフィードバック室24内の流体量に等し
い。したがって、スプール20の移動時には大きなダンパ
力が得られ、ハンチングが効果的に抑制される。
このように本実施例では、スプール20を径の異なった大
径ピストン21と小径ピストン22で構成し、推進力Faを
小径ピストン22の受圧面Dに加えるとともに、大径ピス
トン21の受圧面Aにはフィードバック油圧力Fbを加
え、受圧面Aの全面積中受圧面Dと等しい面積に働く油
圧力と受圧面Dに働く力(推進力Fa)の間で釣合いを
取っている。したがって、受圧面Aの面積を大きくした
ことにより、スプール20の移動に伴うダンピングオリフ
ィス12の流量が増加し、ダンピングオリフィス12前後の
圧力差が大きくなってダンパ力が増大する。その結果、
推進力Faの増大を招くことなく大きなダンパ力が得ら
れ、ハンチング等のダンピング抑制能力が向上される。
第4図は本考案に係る電磁比例圧力弁の第2実施例を示
す図であり、パイロット型の電磁比例圧力弁に適用した
例である。なお、本実施例において第1実施例と同一構
成部材には第1実施例と同一符号を付してその説明を省
略する。
第4図において、電流Icの大きさに比例した推進力
(所定の制御力)Faを発生するプランジャ51にはプッ
シュロッド52が固定され、プッシュロッド52の先端には
ポペット53が取付けられている。ポペット53はプッシュ
ロッド52の移動量に応じてポペットオリフィス54の開口
面積を可変する。ポペットオリフィス54はスプール58の
一端側に形成されたパイロット室55とドレンポート56と
を連通し、パイロット室55にはパイロットオリフィス57
を介して1次圧Pが導入されている。いま、電流Ic
に比例した推進力Faが発生し、プッシュロッド52が図
中左方向に移動すると、その移動量に応じてポペットオ
リフィス54が絞られ、パイロット室55内の圧力(以下、
パイロット圧Pという)が高められる。このとき、パ
イロット圧Pはパイロットオリフィス57の抵抗とポペ
ットオリフィス54の抵抗比によって1次圧Pが分圧さ
れた値となってポペット53の先端部に加えられ、ポペッ
ト53を図中右方向に押し戻すように作用する。したがっ
て、ポペット53が押し戻されることにより、パイロット
圧Pが低下し、パイロット圧Pに起因した油圧力と
推進力Faが釣合った位置でポペット53が平衡する。こ
のように推進力Faと釣合ったパイロット圧Pに起因
した油圧力はスプール58の右端面に加えられ、スプール
58の左端面には第1実施例と同様のフィードバック油圧
力Fbが加えられる。スプール58はこれらのパイロット
圧Pに起因した油圧力とフィードバック油圧力Fbが
釣合うようにシリンダ59内を移動して2次圧Pを調圧
する。スプール58は第1実施例と同様に大径ピストン21
と小径ピストン22から構成されており、パイロット圧P
に起因した油圧力とフィードバック油圧力Fbとの釣
合いは、受圧面Aの全面積中小径ピストン22の受圧面D
と等しい面積に働くフィードバック油圧力Fbと小径ピ
ストン22の受圧面Dに働くパイロット圧Pによる油圧
力の間でバランスが取られる。したがって、受圧面Aの
面積を大きくした割にはパイロット圧Pを小さく設定
することができるとともに、小径ピストン22の径が小さ
いのでスプール58の移動に伴うパイロット室55の室内容
積変化が少ないものとなり、パイロット圧Pの圧力変
動を抑えることができ、応答性を向上させることができ
る。
(効果) 本考案によれば、シリンダ内に配された一対のピストン
の他方のピストン径を一方のピストン径よりも大きく形
成し、該他方のピストンのロッドとは反対側の受圧面
を、一方のピストンのロッドとは反対側の受圧面よりも
拡大するとともに、該他方のピストンのロッド側の受圧
面を、一方のピストンのロッド側の受圧面よりも拡大し
ているので、これら両ピストンのロッド側の受圧面積
差、すなわち大径ピストン21の径の拡大量に応じて発生
する推力によって制御力を補助することができる。した
がって、所定の制御力を増大することなく、オリフィス
前後の圧力差を大きくすることができ、ダンピング能力
を高めてハンチング等を抑制し、弁の安定性を高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本考案に係る電磁比例圧力弁の第1実施例
を示す図であり、第1図はその全体構成図、第2図はそ
のスプールに形成されたそれぞれの受圧面を示す要部詳
細図、第3図はその入力ポート、ドレンポートの断面形
状を示す図、第4図は本考案に係る電磁比例圧力弁の第
2実施例を示すその全体構成図、第5図は従来の電磁比
例圧力弁を示すその全体構成図である。 7、59……シリンダ、 8……入力ポート、 10……出力ポート、 12……ダンピングオリフィス(オリフィス)、 21……大径ピストン(他方のピストン)、 22……小径ピストン(一方のピストン)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロッドで連結された一対のピストンがシリ
    ンダ内に配され、一方のピストンの、ロッドとは反対側
    の受圧面に加えられた所定の制御力により該一対のピス
    トンが連動してシリンダ内を移動し、他方のピストンが
    入力ポートの開口面積を変えて導入油量を変化させ、該
    導入油量に応じた2次圧を出力ポートから出力するとと
    もに、オリフィスを介して該2次圧を他方のピストン
    の、ロッドとは反対側の受圧面に加え、該加えられた2
    次圧が所定の制御力と釣合うように一対のピストンの移
    動量を調節して2次圧を調圧し、且つ、他方のピストン
    の移動に伴って生じる該オリフィス前後の圧力差を該移
    動に対する抗力として利用する電磁比例圧力弁におい
    て、前記他方のピストン径を一方のピストン径よりも大
    きく形成し、該他方のピストンの、ロッドとは反対側の
    受圧面を、一方のピストンの、ロッドとは反対側の受圧
    面よりも拡大するとともに、該他方のピストンのロッド
    側の受圧面を、一方のピストンのロッド側の受圧面より
    も拡大したことを特徴とする電磁比例圧力弁。
JP1987053229U 1987-04-07 1987-04-07 電磁比例圧力弁 Expired - Lifetime JPH0632535Y2 (ja)

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