JPH0440232B2 - - Google Patents

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JPH0440232B2
JPH0440232B2 JP61071205A JP7120586A JPH0440232B2 JP H0440232 B2 JPH0440232 B2 JP H0440232B2 JP 61071205 A JP61071205 A JP 61071205A JP 7120586 A JP7120586 A JP 7120586A JP H0440232 B2 JPH0440232 B2 JP H0440232B2
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JP
Japan
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vehicle
support frame
robot
window glass
vehicle body
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JP61071205A
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JPS62227882A (ja
Inventor
Hiroshi Morita
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車車体のフロント側やリヤ側の
窓部に窓ガラスを自動的に取付けられるようにし
た自動車の窓ガラス取付装置に関する。
(従来の技術) 従来、この種装置として、特開昭58−36779号
公報に見られるように、窓ガラスを保持する治具
を進退自在に支持する支持枠をロボツトに搭載
し、該支持枠を該ロボツトの動きで車体搬送路上
の車体の窓部に対向する位置に位置決めした状態
で該治具を窓部側に前進させて窓ガラスを取付け
るようにしたものは知られるが、このもので該ロ
ボツトは、車体搬送路の上方の天井部に設けた車
長方向及び車巾方向に移動自在なロボツト本体に
上下方向に揺動自在な平行リンクから成るロボツ
トアームを吊設し、該アームの下端に該支持枠を
取付けて成るものに構成され、該搬送路の外側方
において該治具に窓ガラスをセットした後、該ロ
ボツト本体を該搬送路側にシフトさせ、次いで該
支持枠をこれに取付けた車体の車長方向、車巾方
向、車高方向の位置を検出する各種検出器からの
信号により、これら3方向に平行に移動して車体
の窓部に対向する位置に位置決めするようにして
いる。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のものでは、車体搬送路の上方にロボツト
が吊下式に設けられることから、ロボツトとの干
渉を避ける上で車体を床面上のコンベアにより搬
送せざるを得なくなり、自動車組立ラインの設計
の自由度が制約される問題、例えば車体をハンガ
ーコンベアで搬送して窓ガラスの取付作業と車体
の下回り作業とを同一ラインで行なうようなライ
ン設計を採用できなくなる問題がある。
この場合、ロボツトを車体搬送路の外側方から
該搬送路側に旋回自在なロボツトアームを備える
ものに構成して、該アームの先端に支持枠を取付
け、該アームを該搬送路の外側方に旋回させた状
態で治具に窓ガラスをセツトした後、該アームを
該搬送路側に旋回させて窓ガラスの取付作業を行
なうようにすれば、該搬送路の外側方にロボツト
本体を位置させることができて、車体をハンガー
コンベアで搬送することが可能となり有利であ
る。
然し、このものではロボツトアームの先端に支
持枠や治具の重量が作用して、該アームが先端側
に向つて前下がりに傾斜し勝ちとなり、支持枠を
単純に車体の窓部に対し位置決めしても、該アー
ムの傾斜により該支持枠が傾いて、窓ガラスを窓
部に正確に取付けられなくなる。
本発明は、上記の如き旋回自在なロボツトアー
ムを備えるロボツトアームを用い、支持枠の傾き
を補正して窓ガラスを正確に取付けられるように
した装置を提供することをその目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成すべく、窓ガラスを
保持する治具を進退自在に支持する支持枠をロボ
ツトに搭載し、該支持枠を該ロボツトの動きで車
体搬送路上の車体の窓部に対向する位置に位置決
めした状態で該治具を窓部側に前進させて窓ガラ
スを取付けるようにした自動車の窓ガラス取付装
置であつて、該ロボツトを該搬送路の外側方から
該搬送路側に旋回可能で且つ車長方向、車巾方
向、車高方向に移動可能なロボツトアームを備え
る型式のロボツトで構成するものにおいて、該支
持枠を該ロボツトアームの先端に該治具の進退方
向の傾動軸を中心にして傾動自在に取付けると共
に、該支持枠に車体に対する該支持枠の車巾方向
の変位を検出する第1検出器と、車体に対する該
支持枠の車長方向及び車高方向の変位を車巾方向
に離間した少なくとも2箇所において検出する第
2検出器とを設け、該第1検出器からの信号で該
支持枠の車巾方向の位置決めと、該第2検出器か
らの信号で該支持枠の車長方向と車高方向及び傾
動方向の位置決めを行なうようにしたことを特徴
とする。
(作用) ロボツトアームを車体搬送路の外側方に旋回さ
せた状態で治具に窓ガラスをセツトした後、該ア
ームを該搬送路側に旋回して、支持枠を車体の窓
部に対向する所定の原点位置に移動する。次い
で、第1検出器により車体に対する支持枠の車巾
方向の変位を検出して、この変位が零になるよう
に該支持枠を車巾方向に移動調整して車巾方向の
位置決めを行なう。
次に、第2検出器により車体に対する支持枠の車
長方向及び車高方向の変位を車巾方向に離間した
2箇所において検出するが、この際支持枠が傾い
ていれば、車高方向の変位が該両個所において相
違するから、その偏差が零になるように該支持枠
を傾動調整し、次いで該両個所の車長方向及び車
高方向の変位が零になるように該支持枠を車長方
向及び車高方向に移動調整する。
これによれば、該支持枠は車体の窓部に対向す
る位置に正確に位置決めされて、次いで治具を前
進させれば窓ガラスは正確に窓部に挿着される。
(実施例) 第1図乃至第3図を参照して、1は車体搬送
路、2は該搬送路1の側方に並設した窓ガラス供
給路を示し、車体aを該搬送路1に沿つてハンガ
ーコンベア3により搬送するようにし、該搬送路
1上の所定の車体停止位置の側方に前後2台のロ
ボツト41.42と、該供給路2により前方から搬
送されて来るフロント側の窓ガラスb1とリヤ側の
窓ガラスb2とを該各ロボツト41,42に移載する
前後2台の移載装置51,52とを配置し、前側の
ロボツト41によりフロント側の窓ガラスb1を車
体aのフロント側の窓部と、後側のロボツト42
によりリヤ側の窓ガラスb2を車体aのリヤ側の窓
部とに取付けるようにした。
該両ロボツト41,42の構成は特に異ならず、
以下前側のロボツト41についてその構成を詳述
する。
該ロボツト41は、第4図乃至第7図に示す如
く、シリンダ6aにより車長方向に移動自在な第
1スライド台6上にシリンダ7aにより車巾方向
に移動自在な第2スライド台7を設けると共に、
該第2スライド台7上にロータリアクチユエータ
8aにより垂直軸回りに旋回自在な旋回台8と、
該旋回台8上にシリンダ9aによりガイドバー9
bに沿つて車高方向に移動自在な昇降台9とを設
け、該昇降台9にロータリアクチユエータ10a
により水平軸回りに反転自在なロボツトアーム1
0を軸設して成るもので、該ロボツトアーム10
に該旋回台8の動きにより車体搬送路1の外側方
から該搬送路1側への旋回と、該第1第2スライ
ド台6,7と該昇降台9との動きにより車長方
向、車巾方向、車高方向の移動とを与えられるよ
うにし、該ロボツトアーム10の先端に、窓ガラ
スb1を保持する治具11を進退自在に支持する支
持枠12を取付け、該ロボツトアーム10を第6
図に示す如く該搬送路1の外側方に旋回させると
共に該治具11が上向きになるように該ロボツト
アーム10を反転させ、この状態でフロント側の
窓ガラスb1を移載装置51により該治具11上に
セツトし、次いで該ロボツトアーム10を第7図
に示す如く該搬送路1側に旋回させると共に窓ガ
ラスb1が斜め下向きの所定の取付姿勢に保持され
るように該ロボツトアーム10を所定角度反転さ
せ、更に該ロボツトアーム10をテイーチングデ
ータに従つて車長方向、車巾方向、車高方向に移
動して、該支持枠12を車体aのフロント側の窓
部に対向する所定の原点位置に位置決めし、次い
で該支持枠12の位置補正を行なつて、該治具1
1を該窓部側に前進させ、窓ガラスb1を該窓部に
挿着するようにした。
ここで該支持枠12は、該ロボツトアーム10
の先端に該治具11の進退方向の傾動軸13を中
心にして傾動自在に軸設されるもので、これを詳
述するに、該支持枠12を上記原点位置において
車巾方向に長手にのびるc形チヤンネル材で構成
して、その両端部に該チヤンネル材の両側板間に
跨らせて該治具11を進退自在に支持する1対の
シンダ14,14を取付けると共に、その長手方
向中間に該両側板間に跨らせて該傾動軸13を取
付け、該ロボツトアーム10を該支持枠12内に
挿入して該ロボツトアーム10の先端に該傾動軸
13を貫通軸支させ、更に該ロボツトアーム10
に該支持枠12の該アーム10側の端部即ち第4
図で左端部近傍に位置させて、該端部に形成した
凹溝に係合する係合ピン15aと、該ピン15a
に連結バー15bを介して連結されるシリンダ1
5cとから成る傾動用の駆動ユニツト15を取付
け、該ユニツト15の作動により該支持枠12を
該傾動軸13を中心にして傾動し得るようにし
た。
更に該支持枠12には、車体aに対する該支持
枠12の車巾方向の変位を検出する第1検出器1
6と、車体aに対する該支持枠12の車長方向及
び車高方向の変位を車巾方向に離間した少なくと
も2箇所において検出する第2検出器17とが設
けられるもので、これを更に詳述するに、該第1
検出器16は、該支持枠12上の取付枠18の両
端部に設けた1対の検出素子16a,16aから
成り、該各素子16aは、第8図及び第9図に明
示する如く、車巾方向に揺動自在に軸設したロツ
ド16bと、該ロツド16bの揺動をギア列16
cを介して検出するエンコーダ16dとで構成さ
れるものとし、該両検出素子16a,16aを
夫々ガイドバー16eにより該取付枠18に対し
車巾方向に摺動自在に支持させると共に、該ガイ
ドバー16eに連結した各ラツクバー16fにお
いて該取付枠18の中間部に搭載したモータ16
gの出力軸上のピニオン16hに共通に咬合さ
せ、かくて該ピニオン16hの正逆転により該両
検出素子16a,16aに互いに同期した車巾方
向内方と外方とへの移動が与えられるようにし
た。
ここで、該各ロツト16bは車巾方向内方に図
示しないばねにより揺動付勢されるものとし、該
支持枠12を上記原点位置に位置決めした後、該
両検出素子16a,16aを車巾方向内方に移動
させ、該各ロツド16bを車体aの窓部両側の側
枠にその外側方から当接させてばねに抗して車巾
方向外方に揺動させるようにし、該各素子16a
のロツド16bの揺動角が互いに等しくなるよう
に該支持枠12を車巾方向に移動調整して、その
車巾方向の位置決めを行なうようにした。
即ち、該支持枠12が車体aに対し車巾方向一
方、例えば右方に変位していれば、右側の検出素
子16aのロツド16bが窓部の右側枠に当接す
るよりも早く左側の検出素子16aのロツド16
bが窓部の左側枠に当接して、後者のロツド16
bの摺動角が前者のロツド16bの揺動角より大
きくなり、この摺動角の偏差分だけ該支持枠12
を左方に移動調整して、偏差が零になるようにす
れば、該支持枠12の車体aに対する車巾方向の
変位が零となるのである。
又、前記第2検出器17は、前記取付枠18に
車巾方向に離間して取付けた1対の検出素子17
a,17aから成り、該各素子17aは、第10
図乃至第12図に明示するように、窓部の上縁の
凹入段差面a1と、これに直交する外縁面a2とに各
当接する1対の第1第2係合子17b,17cを
先端に取付けたアーム17dを該段差面a1の法線
方向たるX軸方向と、該外縁面a2の法線方向たる
Y軸方向とに移動自在に設け、該アーム17dの
X軸方向とY軸方向の移動を1対の第1第2エン
コーダ17e,17fにより検出すべく構成され
ており、これを更に詳述するに、該取付枠12に
固定のホルダ17gにガイドバー17hを介して
Y軸方向に揺動自在なブラケツト17iを取付
け、該ブラケツト17iにこれに取付けたガイド
バー17jに沿つて該アーム17dをX軸方向に
移動自在に支持させると共に、該ホルダ17gに
第2エンコーダ17fと、該ブラケツト17iに
第1エンコーダ17eとを取付けて、該第2エン
コーダ17fの入力側のピニオン17kに該ブラ
ケツト17iに連結したY軸方向のラツク17l
と、該第1エンコーダ17eの入力側のピニオン
17mに該アーム17dに連結したX軸方向のラ
ツク17nとを各咬合させ、かくて該第1エンコ
ーダ17eにより該アーム17dのX軸方向の移
動と、該第2エンコーダ17fにより該アーム1
7dのY軸方向の移動とを検出し得るようにし、
更に該ブラケツト17iを前記第2係合子17c
が前記外縁面a2に当接されるようにY軸方向斜め
下方にばね17oで付勢すると共に、該アーム1
7dを前記第1係合子17bが前記段差面a1に当
接されるようにX軸方向斜め上方にばね17pで
付勢した。
ここで、該両係合子17b,17cの該段差面
a1及び該外縁面a2への当接によれば、該アーム1
7dのX軸方向とY軸方向の位置が決まるもの
で、該アーム17dの正規位置からのX軸方向と
Y軸方向への変位を求めて座標変換等の演算処理
を施すことにより、車巾方向両側の各検出素子1
7aの取付個所における支持枠12の車体aに対
する車長方向と車高方向の変位が検出される。
この場合、ロボツトアーム10がその先端に作
用する治具11や支持枠12の重量により第4図
で、右下がりに傾斜すると、該支持枠12も同様
に傾いて、両検出素子17a,17aで検出され
る車高方向の変位が互に相違することになり、か
かるときは該両変位の偏差が零になるように該支
持枠12を上記の如く傾動軸13を中心にして右
上りに傾動させ、これにより該支持枠12の車体
aに対する傾きを補正し、次いで上記した車長方
向と車高方向の変位が零になるように該支持枠1
2を車長方向と車高方向とに移動調整する。
これによれば、該支持枠12、従つてこれに治
具11を介して保持される窓ガラスb1は、窓部に
対向する位置に正確に位置決めされ、次いで該治
具11を前記シリンダ14,14の作動により前
進させれば、該窓ガラスb1は該窓部に確実に挿着
される。
又、車体aが車長方向に真直に搬送セツトされ
ていない場合、両検出素子17a,17aで検出
される車長方向の変位が互に相違することにな
り、この場合は該両変位の偏差に応じてロボツト
アーム10を旋回させ、支持枠12が窓部に平行
になるように調整する。
尚、第1係合子17bを段差面a1に当接させた
ままでは、これに窓ガラスb1が干渉するため、ブ
ラケツト17iに搭載したシリンダ17qにより
アーム17dをX軸方向斜め下方に押動させた状
態で該アーム17dに搭載したシリンダ17rに
より該第1係合子17bを第11図に仮想線で示
す如く旋回させ、更にホルダ17gに搭載したシ
リンダ17sにより該ブラケツト17iをY軸方
向斜め上方に退去させて第2係合子17cを外縁
面a2から離間させ、この状態で前記シリンダ17
qによる押圧を解いて該アーム17dをばね17
pによりX軸方向斜め上方に移動させ、該第1係
合子17bを窓ガラスb1に干渉しないその上側方
の退避位置に退去させるようにし、更に治具11
への窓ガラスb1のセツト時に上記した第1第2検
出器16,17が邪魔にならないよう、前記取付
枠18を支持枠12に対しその長手方向の軸18
aを中心にしてシリンダ18b,18bにより第
6図で下方に揺動退去し得るようにした。
リヤ側の窓ガラスb2も後側のロボツト42によ
り上記と同様の手順でリヤ側の窓部に挿着され
る。
ところで、図示のものでは各窓ガラスb1,b2
吸盤19aを有するパレツト19に保持させた状
態で窓ガラス供給路2を介して各移載装置51
2に供給するようにし、該供給路2上で各窓ガ
ラスb1,b2に各塗布ロボツト20,21によりプ
ライマーと次いで接着剤とを塗布した後、各ロボ
ツト41,42に取付けた前記治具11に各窓ガラ
スb1,b2を該各移載装置51,52を介してパレツ
ト19ごと移載セツトするようにした。
該各移載装置51,52は、チエーンリフタ5a
により昇降される該供給路2の側部の昇降枠5b
上に内外2重構造のスライド枠5cをロボツト配
置部側に向つて進退自在に備えるもので、該スラ
イド枠5cにパレツト19を投入した状態で該昇
降枠5bを上昇させた後、該スライド枠5cを側
方に前進させて、第6図示の状態に存する治具1
1の直上位置に該パレツト19を搬送し、この状
態で該治具11にパレツト19を位置決め固定
し、次いで該スライド枠5cを後退させて該治具
11へのパレツト19の受渡しを行なうようにし
た。
該治具11は、第4図及び第13図に示す如
く、パレツト19を着脱自在に係止するクランプ
部材11aの複数個と、パレツト19上の吸盤1
9aに配管接続されるその背面の負圧接続口19
bをロボツト側の負圧源に接続するバキユームパ
ツド11bと、パレツト19上の負圧配管回路に
接続した大気開放バルブ19cを操作して吸盤1
9aへの負圧の作用を解くバルブ操作部材11c
とを備えるもので、窓ガラスb1,b2を上記の如く
窓部に挿着した後、該操作部材11cにより該バ
ルブ19cの操作で吸盤19aによる窓ガラス
b1,b2の吸着を解除し、次いでロボツトアーム1
0を第6図示の状態に旋回反転させると共に、前
記スライド枠5cを前進させて、治具11上の空
のパレツト19を該スライド枠5cに受取らせ、
次いで該スライド枠5cを後退させて前記昇降枠
5bを下降させ、空のパレツト19を窓ガラス供
給路2の下側のパレツト返送路22に払出すよう
にした。
図面で23は該供給路2の前端部に設けたセツ
ト装置を示し、該返送路22を介して返送される
各パレツト19に該セツト装置23によりリヤ側
の窓ガラスb2とフロント側の窓ガラスb1を順次セ
ツトするようにした。
(発明の効果) 以上の如く本発明によるときは、ロボツトアー
ムの旋回動作によりその先端の支持枠に治具を介
して保持させた窓ガラスを車体搬送路の外側方か
ら該搬送路側に投入するもので、該搬送路の上方
にロボツトを吊下式に設ける従来のものと異な
り、該搬送路での車体の搬送をハンガーコンベア
で行なうことが可能となつて、自動車組立ライン
の設計の自由度が増し、而も該ロボツトアームの
傾斜による支持枠の車体に対する傾きを補正し
て、窓ガラスを車体の窓部に正確且つ確実に挿着
でき、生産性が向上される効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の1例の斜視図、第2図及
び第3図は夫々その側面図と平面図、第4図は第
3図の−線から見たロボツトの正面図、第5
図はその平面図、第6図は窓ガラスのロボツトへ
のセツト時におけるロボツトの正面図、第7図は
窓ガラスの車体への取付時におけるロボツトの側
面図、第8図は第1検出器の構成を示す要部の拡
大截断平面図、第9図は第8図の−線截断面
図、第10図は第2検出器の構成を示す要部の拡
大截断側面図、第11図及び第12図は夫々第1
0図の−線及び−線截断面図、
第13図は第4図の−線で截断した治具
の要部の拡大截断面図である。 1……車体搬送路、41,42……ロボツト、1
0……ロボツトアーム、11……治具、12……
支持枠、13……傾動軸、16……第1検出器、
17……第2検出器、a……車体、b1,b2……窓
ガラス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 窓ガラスを保持する治具を進退自在に支持す
    る支持枠をロボツトに搭載し、該支持枠を該ロボ
    ツトの動きで車体搬送路上の車体の窓部に対向す
    る位置に位置決めした状態で該治具を窓部側に前
    進させて窓ガラスを取付けるようにした自動車の
    窓ガラス取付装置であつて、該ロボツトを該搬送
    路の外側方から該搬送路側に旋回可能で且つ車長
    方向、車巾方向、車高方向に移動可能なロボツト
    アームを備える型式のロボツトで構成するものに
    おいて、該支持枠を該ロボツトアームの先端に該
    治具の進退方向の傾動軸を中心にして傾動自在に
    取付けると共に、該支持枠に車体に対する該支持
    枠の車巾方向の変位を検出する第1検出器と、車
    体に対する該支持枠の車長方向及び車高方向の変
    位を車巾方向に離間した少なくとも2箇所におい
    て検出する第2検出器とを設け、該第1検出器か
    らの信号で該支持枠の車巾方向の位置決めと、該
    第2検出器からの信号で該支持枠の車長方向と車
    高方向及び傾動方向の位置決めを行なうようにし
    たことを特徴とする自動車の窓ガラス取付装置。
JP61071205A 1986-03-31 1986-03-31 自動車の窓ガラス取付装置 Granted JPS62227882A (ja)

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JPS62227882A JPS62227882A (ja) 1987-10-06
JPH0440232B2 true JPH0440232B2 (ja) 1992-07-02

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US4453303A (en) * 1981-08-06 1984-06-12 Regie Nationale Des Usines Renault Device and process for automatic setting of a window element, headlining or the like
JPS6118580A (ja) * 1984-07-05 1986-01-27 Nissan Motor Co Ltd 自動車用ウインドパネルの取付方法

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JPS6118580A (ja) * 1984-07-05 1986-01-27 Nissan Motor Co Ltd 自動車用ウインドパネルの取付方法

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