JPH0439567B2 - - Google Patents

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JPH0439567B2
JPH0439567B2 JP61063682A JP6368286A JPH0439567B2 JP H0439567 B2 JPH0439567 B2 JP H0439567B2 JP 61063682 A JP61063682 A JP 61063682A JP 6368286 A JP6368286 A JP 6368286A JP H0439567 B2 JPH0439567 B2 JP H0439567B2
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JP
Japan
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ventilation circuit
stabilizer
flow fan
sound
outlet side
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JP61063682A
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JPS62218743A (ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、空気調和機に関するものである。
従来の技術 従来、この種の空気調和機においては、その通
風回路は、たとえば特開昭58−19633号公報に示
されているように、第2図のような構造になつて
いた。
以下、図面を参照しながら、上述した従来の空
気調和機の通風回路の一例について説明する。
第2図は、従来の空気調和機における通風回路
を示すものである。
第2図において、1はセパレート型空気調和機
の室内側のクロスフローフアンを示し、2は周知
の冷凍サイクルを構成する室内側の熱交換器を示
す。3は室内側の通風回路4の一部を形成するエ
アガイダであり、5はスタビライザである。6は
前記クロスフローフアン1のブレードを示す。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような従来の構成では、ク
ロスフローフアン1のフアン効率を通風回路4形
状の変更により向上させると、クロスフローフア
ン1の回転数nとブレード6の枚数zより発生す
るnz音、2nz音(笛音とも呼ばれている)が大き
くなり、騒音値が高くなるとともに、実聴感も耳
ざわりなピー音が発生する。したがつて、nz音
や2nz音をある程度におさえ込むため、あえてフ
アン効率を下げて使用しなければならないという
問題点を有していた。
本発明はかかる問題点に鑑み、クロスフローフ
アンより発生するnz,2nz音を減少させ、騒音値
を低下させるとともに、フアン効率を向上させる
ことにより、低騒音で高効率の通風回路形状を得
ることができるようにして、空気調和機の低騒音
化および高性能化を図ることを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の空気調和
機は、クロスフローフアンとスタビライザとエア
ガイダとで通風回路を構成するとともに、前記ス
タビライザとエアガイダとにより形成される前記
クロスフローフアンよりも下流側の吹出側通風回
路において、前記スタビライザの上流側部分に密
閉空間を形成し、前記密閉空間と前記吹出側通風
回路をつなぐ孔を前記スタビライザの上流側部分
に設けて共鳴室を形成し、前記共鳴室と前記吹出
側通風回路を薄膜で隔てたものである。
作 用 本発明は上記した構成によつて、クロスフロー
フアンより発生するnz音、2nz音を、スタビライ
ザに設けた薄膜を有する共鳴室により吸収減衰さ
せることにより、低騒音化を図るとともに、通風
回路形状を最高効率形状にすることができ、低騒
音でかつ高効率の通風回路形状を得ることができ
る。
実施例 以下、本発明の一実施例の空気調和機につい
て、図面を参照しながら説明する。
第1図において、7はセパレート型空気調和機
の室内側のクロスフローフアンを示し、8は前記
クロスフローフアンのブレードである。9は周知
の冷凍サイクルの一部を構成する室内側の熱交換
器を示す。10はエアガイダであり、室内側の通
風回路11の一部を形成している。12は前記通
風回路11の一部を形成しているスタビライザで
あり、前記クロスフローフアン7との最短距離部
分12aには、密閉空間13が複数個形成されて
いる。
スタビライザ12とエアガイダ10とにより、
前記クロスローフアン7よりも下流側の吹出側通
風回路11aを形成している。スタビライザ12
の上流側部分12bには、密閉空間13と吹出側
通風回路11aとをつなぐ圧力取入用の孔14が
開口されており、いわゆるヘルムホルツ型共鳴室
が複数個形成されている。また密閉空間13は、
薄膜15により孔14をふさがれ、吹出側通風回
路11aとは完全に分離されるとともに、気密構
造を形成している。また孔14および密閉空間1
3より形成される共鳴室の共振周波数は、クロス
フローフアン7の最大風量時における回転数nnax
とブレード8の枚数zより発生するnnaxz音の周
波数に設定されている。
以上のように本実施例によれば、クロスフロー
フアン7の最大風量時の回転数nnaxとブレード8
の枚数zより発生するnnaxz音を、ヘルムホルツ
型共鳴室により吸収減衰させることができるとと
もに、nnaxz音の倍音である2nnaxz音の発生も
減少させることができる。また、通過風速が速い
ため、ヘルムホルツ型共鳴室のままでは逆に共鳴
し音を発生するが、圧力取入用の孔19を薄膜1
5で密閉することにより、通過風による共鳴音の
発生をおさえ、nnaxz音の吸収減衰作用のみを引
き出すことができる。以上より、nz音、2nz音の
発生をおさえながら通風回路10形状を最適形状
にすることができ、低騒音でかつ高効率の通風回
路形状を得ることができ、空気調和機の低騒音化
および高性能化を図ることができる。
発明の効果 以上のように本発明は、クロスフローフアンと
スタビライザとエアガイダとで通風回路を構成す
るとともに、前記スタビライザとエアガイダとに
より形成される前記クロスフローフアンよりも下
流側の吹出側通風回路において、前記スタビライ
ザの上流側部分に密閉空間を形成し、前記密閉空
間と前記吹出側通風回路をつなぐ孔を前記スタビ
ライザの上流側部分に設けて共鳴室を形成し、前
記共鳴室と前記吹出側通風回路を薄膜で隔てたも
ので、クロスフローフアンの回転数nとブレード
枚数zにより発生するnz音、2nz音を吸収減衰さ
せ、nz音、2nz音の発生をおさえながら通風回路
形状を最適形状にすることができ、低騒音でしか
も高効率の通風回路を有する空気調和機を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にもとづく空気調和
機の要部断面図、第2図は従来の空気調和機の要
部断面図である。 7……クロスフローフアン、10……エアガイ
ダ、11……通風回路、11a……吹出側通風回
路、12……スタビライザ、13……密閉空間、
14……孔、15……薄膜。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 クロスフローフアンとスタビライザとエアガ
    イダとで通風回路を構成するとともに、前記スタ
    ビライザとエアガイダとにより形成される前記ク
    ロスフローフアンよりも下流側の吹出側通風回路
    において、前記スタビライザの上流側部分に密閉
    空間を形成し、前記密閉空間と前記吹出側通風回
    路をつなぐ孔を前記スタビライザの上流側部分に
    設けて共鳴室を形成し、前記共鳴室と前記吹出側
    通風回路を薄膜で隔てたことを特徴とする空気調
    和機。
JP61063682A 1986-03-19 1986-03-19 空気調和機 Granted JPS62218743A (ja)

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JPS62218743A JPS62218743A (ja) 1987-09-26
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JP2760122B2 (ja) * 1990-02-08 1998-05-28 松下電器産業株式会社 横断流送風機
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JP6622548B2 (ja) * 2015-10-13 2019-12-18 三菱重工業株式会社 吸音構造及び空気調和装置

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JPS62218743A (ja) 1987-09-26

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