JP3329015B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP3329015B2
JP3329015B2 JP22543493A JP22543493A JP3329015B2 JP 3329015 B2 JP3329015 B2 JP 3329015B2 JP 22543493 A JP22543493 A JP 22543493A JP 22543493 A JP22543493 A JP 22543493A JP 3329015 B2 JP3329015 B2 JP 3329015B2
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荘一 小曽戸
憲行 芳賀
洋 山崎
敏昭 千葉
健一 竹沢
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機の送風装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、図面を参照しながら従来の空気調
和機の一例について説明する。
【0003】図7は、従来の貫流ファンを有する空気調
和機の通風経路の構造を示す。同図に示すように複数の
ブレ−ド1を有する貫流ファン2を中心として、その前
後にノ−ズ3とケ−シング4とで空気の通風路を形成し
吸込口には、吸込グリル5および熱交換器6を配設し、
貫流ファン装置を構成している。図7の矢印で示すよう
に、貫流ファン装置は、その構造上空気の流入方向と流
出方向が逆方向であること、あるいは、送風機を軸方向
に延ばすと、ほぼその長さの割合に比例して風量が増加
するなど他の送風機には見られない特徴を有するため近
年広く用いられるようになった。
【0004】ところで、この種の空気調和機において風
量騒音特性を向上させるため様々な方法がとられてき
た。1つの方法として貫流ファンのブレ−ド取付角度θ
が風量および騒音特性に大きな影響を与えることは知ら
れており、一般には風量アップを図るときは貫流ファン
のブレ−ド取付角度θを小さくする方法がとられてい
る。これ以外にも、吸込グリル5の格子ピッチを拡大し
たり、熱交換器のフィンピッチを拡げるなどの検討、吐
出口の形状検討により通風抵抗を低減し風量、騒音性能
の向上を図ることも行なわれている。
【0005】従来例としては、特開平2−203129
号公報があり、本発明は、スタビライザを貫流ファンか
ら離し、かつ貫流ファンと前記スタビライザとの距離が
所定の寸法となる位置(最短距離の位置)が貫流ファン
の軸芯方向に対し所定の展開角度で徐々に展開したスタ
ビライザを有するものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図7の構
成では、貫流ファンのブレ−ド取付角度θを小さくすれ
ば風量特性は向上するが、それとともに逆に騒音特性は
悪くなり図8に示すように貫流ファン2のブレ−ド枚数
zと回転数nに起因する回転騒音(一般に周波数n×z
の所に現われる)が突出する。このため騒音性能と風量
性能を考慮しながらブレ−ド取付角度を決定する必要が
あった。
【0007】また、従来例のスタビライザの形状を改良
する方法では、スタビライザの形状が複雑になってしま
う欠点があった。つまり、一般的には、スタビライザは
露受皿と一体で形成するため金型形状が複雑になる欠点
があった。そのため、露皿とスタビライザを別々に形成
したあと組立てをすることもあり、コストアップの要因
となっていた。
【0008】本発明は、従来の風量を確保しながら、騒
音特性を向上する目的で成されたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、貫流ファンのブレ−ド形状において外周側
になるブレ−ド部分をくの字形により深く曲げたもので
ある。
【0010】
【作用】本発明は、上記した貫流ファンの外周側になる
ブレ−ド形状を改良することで、従来の風量を確保しな
がら貫流ファンのブレ−ド枚数と回転数に起因する回転
騒音を低減し騒音性能を向上することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について説明する。
【0012】図1は、貫流ファンを有する空気調和機の
通風経路の構造を示す。同図に示すように、複数のブレ
−ド11を有する貫流ファン12を中心として、その前
後にノ−ズ3とケ−シング4とで空気の通風路を形成
し、また吸込側には、吸込グリル5および熱交換器6を
配設し、貫流ファン装置を構成するものである。
【0013】貫流ファン12のブレ−ドの取付角度θは
従来と同様であるが外周側の先端を図2の如く、l寸法
だけ角度αに曲げてある。
【0014】このように形成された貫流ファン装置にお
いて最適なl,αを選ぶと、送風量特性は、従来の風量
が確保できかつ、騒音特性は図3の如く、回転騒音が2
5dBとなり従来に比べ8dB低減できるものである。
これにより風量を確保しながら騒音低減を図ることがで
き、耳ざわりな回転音がなくなり、聴感も向上する。
【0015】ブレ−ド先端のα角について、αを変化さ
せたときの風量と回転音の関係を横軸をα/θにして図
4に示す。ブレ−ド先端のα角が0のときは、風量は最
大であるが回転騒音も高い。ブレ−ド先端のα/θ角を
大きくしてゆくと回転騒音は低減できるが、同時に風量
も低減する関係となる。
【0016】したがって、従来の風量を確保しながらし
かも、回転騒音が低い範囲のブレ−ド先端の角度は、α
/θ=0.35〜0.55の範囲が最も効果的である。
また、ブレ−ド先端のl寸法と風量の関係を横軸をl/
Lにして図5に示す。l/L=0.17を越えると風量
低下が著しくl/Lは0.1〜0.17が最適である。
【0017】なお、回転騒音以外の周波数を低減する目
的で図6に示すようにブレ−ド11をひねりを加えると
さらに騒音特性が向上する。
【0018】
【発明の効果】上記実施例で明らかなように本発明は、
貫流ファンのブレ−ドの外周側をくの字形状により深く
曲げたことにより、複雑なスタビライザあるいはノ−ズ
の形状にすることなく廉価に従来の風量を確保しながら
耳ざわりな回転騒音が低減でき聴感が向上するものであ
る。また、回転騒音を従来と同じレベルで使用すれば、
風量アップができ、空気調和機の性能向上に寄与できる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセパレ−ト形空気調和機の側面断面図
【図2】本発明の貫流ファンのブレ−ド形状断面図
【図3】本発明の効果を示す周波数と騒音の特性図
【図4】本発明のブレ−ド先端曲げ角度と風量、騒音の
関係を示す特性図
【図5】ブレ−ド先端曲げ長さlと風量を示す特性図
【図6】本発明のブレ−ドにひねりを加えた貫流ファン
の外観図
【図7】従来の空気調和機の側面断面図
【図8】従来の空気調和機の周波数と騒音特性を示す特
性図
【符号の説明】
1…貫流ファンのブレ−ド、 2…貫流ファン、
3…ノ−ズ、4…ケ−シング、 5
…吸込グリル、 6…熱交換器、11…本発明
の貫流ファンのブレ−ド、 12…本発明の貫流ファ
ン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千葉 敏昭 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所リビング機器事業部 内 (72)発明者 竹沢 健一 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所リビング機器事業部 内 審査官 青木 良憲 (56)参考文献 特開 平5−44686(JP,A) 特開 平1−170800(JP,A) 特開 平3−210095(JP,A) 実開 昭52−132312(JP,U) 実開 昭56−45196(JP,U) 実開 昭59−62293(JP,U) 特公 昭38−17526(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 1/00 311 F04D 17/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のブレ−ドを有する貫流ファンを中心
    としてその前後にノ−ズとケ−シングで通風路を形成
    し、吸込口には吸込グリルおよび熱交換器を配設してな
    る貫流ファン装置を有する空気調和機において、ブレ−
    ドの円弧外周側をより深く曲げた貫流ファンで構成した
    ことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】貫流ファンのブレ−ドにひねりをつけたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲1項記載の空気調和機
JP22543493A 1993-09-10 1993-09-10 空気調和機 Expired - Fee Related JP3329015B2 (ja)

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