JP2953136B2 - 空気調和機の室外機用前面グリル - Google Patents

空気調和機の室外機用前面グリル

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JP2953136B2
JP2953136B2 JP25343491A JP25343491A JP2953136B2 JP 2953136 B2 JP2953136 B2 JP 2953136B2 JP 25343491 A JP25343491 A JP 25343491A JP 25343491 A JP25343491 A JP 25343491A JP 2953136 B2 JP2953136 B2 JP 2953136B2
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airfoil
front grill
outdoor unit
impeller
air conditioner
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大成 小早川
浩一 酒井
潔 佐野
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機の室外機、送
風ダクト等、保安上、送風ファンおよびダクトを囲まな
ければならない機器に利用されるグリルに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の吹出し口前面グリルを有する空気
調和機の室外機について、添付図面とともに説明する。
【0003】図5に示すように熱交換器1と外装板2で
囲まれた空間に羽根車3とモータ4が収納されており、
羽根車3の周囲にオリフィス5が設けられている。羽根
車3の下流側に面する外装板2には吹出し口6が設けら
れ、その外側にはグリル7が取り付けられている。モー
タ4は図5に示すようなモータ支持台4aによって、外
装板2に固定されている。
【0004】このような構造において、外部空気はモー
タ4に直結された羽根車3の回転により、熱交換器1の
側から空気を吸込み、吹出し口6を通してグリル7から
外部へ吐出される。
【0005】従来、このグリル7は、図6に示すように
円形の断面形状を有する針金および略矩形の断面形状を
有する樹脂等で構成され外装板2前面より適当な距離を
隔てて平行な平面上に格子状をなして配置されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記のよ
うなグリル断面形状では羽根車3から吐出する流れと桟
との衝突による干渉音や流出するときに円形断面の途中
および矩形断面における前縁および後縁のエッジ部から
剥離するとともに、流れに対して大きな抵抗となって送
風性能が悪化するという課題を有していた。
【0007】本発明は上記従来例の課題を解決するもの
で、前述の干渉音および剥離音を極力おさえ室外機とし
ての騒音レベルを下げるとともに風量の低下を抑制する
ことを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、前記グリル桟の羽根車軸方向に対する断面
形状を翼形形状とし、各桟列の中心間のピッチt、各翼
形桟の長手方向長さLとの比、節弦比t/Lが概1〜4
であるものである。
【0009】前記課題を解決するために本発明は前記の
ごとく、翼の前縁部の丸みの略径R1と翼の最大厚さd
との比R1/dを0.2〜0.35にするものである。
【0010】前記課題を解決するために本発明は前記の
ごとく、後縁部の丸みの略径R5と翼形桟の長手方向長
さLとの比 R5/Lを概1/2以上とするか、又は後
縁部を翼の長手方向に垂直な平面とするものである。
【0011】
【作用】本発明は上記グリルの羽根車軸方向の断面形状
を翼形形状とすることにより、前記羽根車3から吐出さ
れる負荷羽根車形状によって定まる羽根車軸方向に対し
て角度を持った周知の旋回流に対しての衝突の影響を広
範囲の迎え角に対して小さくすることができ、干渉音と
しての騒音を抑え、同時に翼形表面の剥離領域を少なく
し剥離音を抑えることができる。
【0012】また、本発明は前記のごとく、翼の前縁部
の丸みの略径R1と翼形の最大厚さdとの比R1/dを
0.2〜0.35にすることにとって、前縁剥離を防止
しながら、吹出し流との干渉音を抑えることができる。
【0013】さらにまた、本発明は前記のごとく、翼の
後縁部の丸みの略径R5と翼の弦長(長手方向長さ)L
との比R5/Lを概1/2とするか、または後縁部を翼
の長手方向に垂直な平面を有する形状にすることによっ
て、翼後端から放出される渦による発生音を小さくする
ことができる。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例を図面とともに説明す
る。
【0015】図1は前述した翼断面形状の水平桟列を有
するグリルを外装板前面に取り付けた図である。従来例
と同じ機能・構成を有するものについては、図5と符号
を統一して説明を省略する。グリル7bの形状につい
て、各実施例の内容に合わせて以下に説明する。図2〜
図4は各実施例の断面形状の詳細図であり、8a〜cは
翼形断面水平桟、9a〜cはその保持のための鉛直桟
で、水平桟と直交し、格子状グリルを形成する。本発明
の第1の実施例におけるグリルの断面形状を、図2を用
いて説明する。翼形形状として、ta:各桟列のピッチ
La:各翼形桟の弦長(長手方向長さ)としたとき節
弦比ta/Laを1〜4となるようにする。これによっ
て、指の挿入防止等、従来の機能を保持して、通風抵抗
を減少させるグリルとなる。本発明の第2の実施例にお
けるグリルの断面形状を、図3を用いて説明する。翼形
形状として、前縁部の丸みの略径Rb1と翼形の最大厚
さdbとの比Rb1/dbを2〜0.35となるろうに
する。これによって、前縁で衝突によって発生する干渉
音を低減することができる。本発明の第3の実施例にお
けるグリルの断面形状を、図4を用いて説明する。翼形
形状として、後縁部の丸みの略径RC5と翼形桟の弦長
(長手方向長さ)LCとの比RC5/LCを概1/2以
上とするか、又は後縁部を翼の長手方向に垂直な平面と
なるようにする。これによって、翼後端から放出される
渦による発生音を小さくすることができる。
【0016】
【発明の効果】本発明は上記説明から明らかなように、
前記グリルの羽根車軸方向の断面形状を翼形形状にする
ことにより、羽根車3から吐出される空気の流れとの干
渉音および剥離によって生ずる剥離音を従来の形状より
低く抑えることができる。
【0017】本発明は前記のごとく、翼の前縁部の丸み
の略径R1と翼形の最大厚さdとの比R1/dを0.2
〜0.35にすることにとって、前縁剥離を防止しつ
つ、吹出し流との干渉音を抑えることができる。
【0018】本発明は前記のごとく、翼の後縁部の丸み
の略径R5と翼の弦長(長手方向長さ)Lとの比R5/
Lを概1/2とするか、または後縁部を翼の長手方向に
垂直な平面を有する形状にすることによって、翼後端か
ら放出される渦による発生音を小さくすることができ
る。
【0019】上記グリルを前記外装板2に取付けた状態
での騒音レベル、つまり室外機としての騒音レベルは、
従来のものより同一風量で低い値にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における翼形断面形状吹出し
口前面グリルを取り付けた空気調和機室外機の断面図
【図2】請求項1対応の同グリル断面詳細図
【図3】請求項2対応の同グリル断面詳細図
【図4】請求項3対応の同グリル断面詳細図
【図5】従来の円形断面形状吹出し口前面グリルを取り
付けた空気調和機室外機の断面図
【図6】同グリル断面詳細図
【符号の説明】 1 熱交換器 2 外装板 3 羽根車 4 ファンモータ 5 オリフィス 6 吹出し口 7 グリル 8 翼形断面水平桟 9 鉛直保持桟
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−152323(JP,A) 実開 昭55−44124(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 5/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】羽根車から吹き出し口を通して外側へ空気
    を吐出する送風装置の吹出し口の後流側に設けられ、羽
    根車の軸方向に対する桟の断面形状が翼形形状で各桟列
    の中心間のピッチt、各翼形桟の長手方向長さLとの
    比、節弦比t/Lが概1〜4であることを特徴とした水
    平桟列で構成される空気調和機の室外機用前面グリル。
  2. 【請求項2】翼形形状において、前縁部の丸みの略径R
    1と翼形の最大厚さdとの比R1/dを概0.2〜0.
    35としたことを特徴とした水平桟列で構成される請求
    項1記載の空気調和機の室外機用前面グリル。
  3. 【請求項3】翼形形状において、後縁部の丸みの略径R
    5と翼形桟の長手方向長さLとの比 R5/Lを概1/
    2以上とするか、又は後縁部を翼の長手方向に垂直な平
    面とした水平桟列で構成される請求項1または2に記載
    の空気調和機の室外機用前面グリル。
JP25343491A 1991-10-01 1991-10-01 空気調和機の室外機用前面グリル Expired - Lifetime JP2953136B2 (ja)

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KR20050119492A (ko) * 2004-06-16 2005-12-21 기아자동차주식회사 차량 공조 장치의 벤트 노즐 블레이드
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