JPH0439453Y2 - - Google Patents

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JPH0439453Y2
JPH0439453Y2 JP1985197452U JP19745285U JPH0439453Y2 JP H0439453 Y2 JPH0439453 Y2 JP H0439453Y2 JP 1985197452 U JP1985197452 U JP 1985197452U JP 19745285 U JP19745285 U JP 19745285U JP H0439453 Y2 JPH0439453 Y2 JP H0439453Y2
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JP1985197452U
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は自動車用の内装部材の裏面に取り付け
て、自動車のボデーの鉄板体に設けた透孔に係合
させ内装部材を上記ボデーの鉄板体に装着するた
めに用いられる自動車の内装部材用係止装置に関
するものである。
「従来の技術」 従来自動車の内装部材は、自動車のボデーの鉄
板体の所定の箇所に設けた螺孔に螺合する螺子を
用いてボデーに緊締止着(例えば実開昭59−
170067号公報参照)し、或いはボデーの鉄板体の
所定の箇所に穿つた係合孔に内装部材の裏面に設
けた係合突起を圧入係合させてボデーの鉄板体に
固定するようにしてある(例えば実開昭56−
79481号公報参照)。
「考案が解決しようとする問題点」 従来の自動車における内装部材の装着は上記の
ように予めボデーの鉄板体に設けた螺孔に正確に
螺子を合致させて緊締し、或いは内装部材の裏面
にボデーの鉄板体の係合孔と同位に正確に係合突
起を設けて、該係合突起を上記鉄板体の係合孔に
係合させて行かなければならず、その適合調整に
手間がかかり、作業を迅速に進めることができな
い許りでなく、上記螺子と螺孔との位置ずれ或い
は上記係合突起と係合孔相互の位置ずれがあると
内装部材の装着が困難になる。
本考案は上記の如き従来の自動車における内装
部材の装着上の不都合を解消し、且つ内装部材相
互の連繋保持にも役立ち得る自動車の内装部材用
係止装置を提供することを目的とするものであ
る。
「問題点を解決するための手段」 本考案は上記の目的を達成するために次の如き
手段を講じている。
上面に菱形状の弾性係合部を形成した主板の両
側を下面に向けてコ形に折曲し主板の両側下面に
相対して係合凹溝を形成する。
更に上記主板の両側の係合凹溝を形成する側板
部の一端に連らなり相互に浅く内方に傾斜させた
接合傾斜片を相対して設け、該接合傾斜片の先端
相互間の間隔を上記係合凹溝の他端相互間の間隔
よりも小さくする。また更に、内装部材の裏面
に、係合凹溝に係合する案内軌条部が両側に張り
出し形成された頭条部を備えてなる台部を設け、
該頭条部の一端の幅を前記係合凹溝の側板部の内
面相互間の幅より僅かに狭くすると共に、該頭条
部の他端の幅を前記係合凹溝の側板部の内面相互
間の幅より大とし、前記案内軌条部に中間凹部を
形成する。
而して上記主板の両側の係合凹溝を合成樹脂材
になる内装部材の裏面に設けた台部の頭条部両側
の案内軌条部の中間凹部に緩るく係合させると共
に上記主板の両側の接合傾斜片の先端を上記案内
軌条部の中間凹部に弾圧接触させて弾性係合部を
上面にそなえた主板を内装部材の裏面に定位に停
止並びに摺動可能に装着してある。
「作用」 本考案は上記のように弾性係合部を上面に形成
した主板の両側をコ形に下面に折曲して係合凹溝
を対設し且つ該係合凹溝の側板部の一端に連らな
り相互に内方に傾斜させた接合傾斜片を対設し
て、上記主板の両側の係合凹溝を内装部材の裏面
に設けた台部の頭条部両側の案内軌条部の中間凹
部に緩るく係合させ、且つ上記接合傾斜片の先端
を案内軌条部の中間凹部に圧接させたから、弾性
係合部を上面にそなえた主板は内装部材の裏面の
台部に濫りに動くことなく連繋保持させ、且つ必
要に応じて接合傾斜片の先端の中間凹部への弾圧
接触に抗して上記中間凹部に沿い主板を摺動させ
その位置を任意に調整し得る。また、頭条部の一
端を係合凹溝の側板部の内面相互間の幅より僅か
に狭く、他端を係合凹溝の側板部の内面相互間の
幅より大として、案内軌条部に中間凹部を形成し
てあるので、弾性係合部をそなえた主体に設けら
れた接合傾斜片の先端を、前述の中間凹部に圧接
させつつこの中間凹部に係合凹溝を係合させた後
は、係合凹溝の側板部の内面相互間の幅より僅か
に狭く形成された頭条部の一端側に主体を移動す
ると、接合傾斜片の先端が、前述の頭条部の一端
に当接することになる。その一方、主板を係合凹
溝の側板部の内面相互間の幅より大に形成された
頭条部の他端に移動すると、この頭条部の他端は
係合凹溝の幅より大であるので、主板はこの頭条
部の他端に当接することとなる。したがつて、い
ずれにしても主板が中間凹部から容易に外れる虞
がなくなる。さらに、上記台部を二つ割にした半
台部を縁部裏面に対称的に設けた内装部材を複数
形成して、各内装部材の半台部を相互接触させて
一つの台部にし、該台部の案内軌条部の中間凹部
に上記の如くして主板の両側の係合凹溝を係合さ
せることにより複数の内装部材を連結することも
できる。
「実施例」 次に本考案の実施の一例を図面に就いて詳しく
説明する。
自由端となせる一端1を係止突片2に係合させ
た菱形状の弾性係合部3を上面にそなえた主板4
が薄い鋼板材若しくは同効の有弾性部材で形成し
てある。
上記主板4の両側は、下面に向けてコ形に相互
に内方に折曲してあつて主板4の両側下面に相対
せる係合凹溝5,5が形成してある。
更に上記主板4の係合凹溝5,5の側板部6,
6の一端に連らなり相互に内方に浅く傾斜させた
接合傾斜片7,7が相対して設けてあり、該接合
傾斜片7,7の先端相互間の間隔は係合凹溝5,
5の側板部6,6の内面相互間の間隔よりも狭く
してある。
また合成樹脂材になる内装部材8の裏面には両
側に案内軌条部9,9を張り出し形成せる頭条部
10をそなえた台部11が設けてあり、該頭条部
10の一端12の幅を上記主板4の両側の側板部
6,6の内面相互間の幅より僅かに狭くし他端1
2′の幅を上記側板部6,6の内面相互間の幅よ
りも大にして頭条部10の両側の案内軌条部9,
9の中間に浅い中間凹部13が形成してある。
而して上記頭条部10の一端12から主板4の
両側の係合凹溝5,5の他端を係合させて主板4
の係合凹溝5,5の側板部6,6の一端の接合傾
斜片7,7を弾性に抗して拡開しつつ頭条部10
の一端12を通過させ接合傾斜片7,7の先端を
頭条部10の両側の案内軌条部9,9の中間凹部
13,13に接合させ第4図乃至第6図に示す如
く弾性係合部3をそなえた主板4を内装部材8の
裏面の台部11に台部11の案内軌条部9,9の
中間凹部13に沿い停止並びに摺動可能に且つ濫
りに離脱する虞なく装着してある。
上記においては単一の内装部材の裏面に設けた
台部11への装着について述べたが、これに限ら
ず縁部に入り込み凹凸部を形成して相互接合する
ようにした内装部材の縁部裏面に上記台部11を
二つ割にした半台部11′,11′を対称的に設け
ておき、第7図に示す如く複数の内装部材8,8
の縁部を相互接触させ裏面の半台部11′,1
1′を接合して一つの台部11状にし上記の如く
して主板4の両側の係合凹溝5,5を頭条部10
の両側の案内軌条部9,9に係合させることによ
り、複数の内装部材8を弾性係合部3をそなえた
主板4で確固に連結保持することができる。
尚、第10図乃至第12図に示すものは自動車
のボデーの鉄板体に設けた透孔との関係で主板4
の上面に設けた弾性係合部3の向きを90°変えた
場合の他の実施例を示すものである。
「考案の効果」 本考案は上記のように薄い鋼板材若しくは同効
の有弾性部材で上面に菱形状の弾性係合部3をそ
なえた主板4を形成し、該主板4の両側を下面に
向けてコ形に相互に内方に折曲し主板4の両側に
相対せる係合凹溝5,5を形成し、且つ該係合凹
溝5,5の側板部6,6の一端に連らなり相互に
内方に傾斜させた接合傾斜片7,7を相対して設
け、該接合傾斜片7,7の先端相互間の間隔を係
合凹溝5,5の側板部6,6の内面相互間の間隔
よりも狭くしてあるから、上記主板4の両側の係
合凹溝5,5を内装部材8の裏面に設けた台部1
1の頭条部10の両側の案内軌条部9,9に緩る
く係合させると共に案内軌条部9,9の中間凹部
13に接合傾斜片7,7の先端を弾圧接触させて
主板4を台部11に定位に停止並びに摺動可能に
装着することができ、自動車のボデーの鉄板体に
予め設けた係合孔(図示せず)と主板4の弾性係
合部3との位置ずれが生じた場合に主板4の位置
を任意に摺動調整して弾性係合部3を的確に円滑
に鉄板体の係合孔に押圧係合させ、内装部材8を
格別な工具を要することなく迅速に簡単に自動車
のボデーに装着することができる。また、中間凹
部の一端は、接合傾斜片の先端が越えないよう
に、他端は係合凹溝が通過しないように構成する
ことにより、主体が台部から濫りに離脱する虞が
なくなる。さらに、縁部裏面に上記台部11を二
つ割にした半台部11′,11′を対称的に設けた
複数の内装部材8の縁部を相互接触させて双方の
半台部11′を接合させ一つの台部11状にして
主板4の両側の係合凹溝5,5を前記の如く係合
させることにより複数の内装部材8を一体に連結
保持して自動車のボデーの鉄板体に装着すること
ができ、自動車の内装部材用の係止装置として有
効且つ適切である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施の一例を示すもので、第1
図は正面図、第2図は側面図、第3図は平面図、
第4図は内装部材の裏面の台部に装着した状態を
示す正面図、第5図は第4図におけるA−A′切
断面図、第6図は内装部材の台部に装着した状態
を示す平面図、第7図は台部を二つ割にした半台
部を対称的に縁部に設けた複数の内装部材の平面
図、第8図は同上の縁部の半台部を接合させて一
つの台部状にし主板の両側の係合凹溝を係合させ
一体に連結した2枚の内装部材の一部を切欠いた
平面図、第9図は第8図におけるB−B′切断面
図、第10図は弾性係合部の向きを異にした他の
実施例の正面図、第11図は同上の側面図、第1
2図は同上の平面図である。 3……弾性係合部、4……主板、5……係合凹
溝、6……側板部、7……接合傾斜片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 菱形状の弾性係合部をそなえた主板の両側を下
    面に向けてコ形に相互に内方に折曲し主板の両側
    に相対せる係合凹溝を形成し、且つ該係合凹溝の
    側板部の一端に連らなり相互に内方に傾斜させた
    接合傾斜片を対設する一方、内装部材の裏面に、
    前記係合凹溝に係合する案内軌条部が両側に張り
    出し形成された頭条部を備えてなる台部を設け、
    該頭条部の一端の幅を前記係合凹溝の側板部の内
    面相互間の幅より僅かに狭くすると共に、該頭条
    部の他端の幅を前記係合凹溝の側板部の内面相互
    間の幅より大とし、前記頭条部の両側の案内軌条
    部にそれぞれ中間凹部を形成して、前記中間凹部
    に前記接合傾斜片の先端を圧接させつつ前記係合
    凹溝を前記案内軌条部に係合させてなる自動車の
    内装部材用係止装置。
JP1985197452U 1985-12-24 1985-12-24 Expired JPH0439453Y2 (ja)

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JPS62105043U JPS62105043U (ja) 1987-07-04
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5617409B2 (ja) * 1975-06-12 1981-04-22
JPS5846251U (ja) * 1981-09-19 1983-03-29 株式会社明電舎 水封キヤンを具えた回転電機

Family Cites Families (2)

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JPS5630747Y2 (ja) * 1975-03-15 1981-07-22
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JPS62105043U (ja) 1987-07-04

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