JPH043938A - バイポーラトランジスタの製法 - Google Patents

バイポーラトランジスタの製法

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JPH043938A
JPH043938A JP10598490A JP10598490A JPH043938A JP H043938 A JPH043938 A JP H043938A JP 10598490 A JP10598490 A JP 10598490A JP 10598490 A JP10598490 A JP 10598490A JP H043938 A JPH043938 A JP H043938A
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JP
Japan
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region
semiconductor substrate
semiconductor
forming
crystalline
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JP10598490A
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Mamoru Ugajin
守 宇賀神
Masayasu Miyake
三宅 雅保
Kazuo Imai
和雄 今井
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、バイポーラトランジスタの製法に関する。
【従来の技術】
従来、第5図を伴って次に述べるバイポーラトランジス
タの製法が提案されている。 すなわち、予め用意された、例えばp型を有し且つ例え
ばシリコンでなる結晶半導体基板本体1内に、n+型を
有する結晶半導体領域2を形成している半導体基板S1
を形成する(第5図A)。 次に、半導体基板S1上に、結晶半導体領域2上に延長
している態様で、n−型を有する結晶半導体層3を、エ
ピタキシャル成長法によって形成している半導体基板S
2を形成する(第5図B)。 次に、半導体基板S3内に、結晶半導体層3において、
その上面側から、n゛型を有する結晶半導体領域4を、
結晶半導体領域2に達する深さに形成している半導体基
板S3を形成する(第5図C)。 次に、半導体基板S3の上面側に上方からみて、素子形
成領域を画成し且つ結晶半導体領域4を外部に臨ませる
ように、3i02でなるフィールド絶縁層5を形成して
いる半導体基板S4を形成する(第5図D)。 次に、半導体基板S5に対する上方からの例えば燐でな
るn型不純物のイオン打込処理によって、半導体基板4
から、コレクタ用イオン打込領Ifi、6を有する半導
体基板S5を形成づる(第5図E)。 この場合、コレクタ用イオン打込領域6は、図示のよう
に、結晶半導体層3の表面かられずかに入った位置から
、結晶半導体領域2内に達する深さに形成するのを可と
する。 次に、半導体基板S5に対する熱処理によって、半導体
基板S5から、コレクタ用イオン打込領1ii6の活性
化されているn型を有するコレクタ領域としての結晶半
導体領域7を有する半導体基板S6を形成する(第5図
F)。 次に、半導体基板S6に対する上方からの例えばBでな
るn型不純物の導入処理によって、結晶半導体領域7に
上方から接しているp型を有するベース領域としての結
晶半導体領域8を有し且つ結晶半導体層1ii!8内に
その上面側から結晶半導体領域7に達する深さに形成さ
れているp“型を有するベース電極付用領域としての結
晶半導体領域9を有する半導体基板S7を形成する(第
5図G)。 次に、半導体基板S7上に、結晶半導体領域8を外部に
臨ませる窓10を有する絶縁層11を形成している半導
体基板S8を形成する(第5図H)。 次に、半導体基板S8上に、絶縁層11の窓10を通じ
て結晶半導体層vA8に接し且つ例えば砒素でなるn型
不純物を高濃度に導入している例えば多結晶シリコンで
なる結晶半導体層12を形成している半導体基板S9を
形成する(第5図I)。 次に、半導体基板S9に対する熱処理によって、半導体
基板S9から、結晶半導体層8内に結晶半導体層12か
らのn型不純物の導入されて形成されたエミッタ領域と
しての結晶半導体領域13を有する半導体基板S10を
形成する(第5図J)。 次に、半導体基板SIO上に、絶縁層14を形成し、そ
の絶縁層14に結晶半導体層を外部に臨ませる窓15を
形成し、また、絶縁層13及び10に、それらを通じて
結晶半導体領域4及び9を外部にそれぞれ臨ませる窓1
6及び17を形成し、さらに、窓15.16及び17を
それぞれ通じて、結晶半導体層12、結晶半導体領域4
及び9にそれぞれオーミックに連結しているエミッタ電
極、コレクタ電極及びベース電極としての電極層18.
19及び20を形成している、目的とする半導体基板S
11を形成する(第5図K)。 以上が、従来提案されているバイポーラトランジスタの
製法である。 このような従来のバイポーラトランジスタの製法によれ
ば、コレクタ領域としての結晶半導体層[7を、n型不
純物のイオン打込処理によって、コレクタ用イオン打込
領域6を形成しく第5図E)、次でそれに対する活性化
のための熱処理を行う(第5図F)ことによって形成す
るので、コレクタ用イオン打込領[6を形成する工程に
おいて(第5図E)、そのコレクタ用イオン打込領域の
イオン打込濃度を、深い位置において浅い位置に比し高
くすることによって、結晶半導体層[7のn型不純物濃
度を、ベース領域としての結晶半導体領域8側は低いが
それから離れている位置において高いものとすることが
できる。 このため、第5図で上述した従来のバイポーラトランジ
スタの製法によれば、カーク効果(ベース拡がり)を抑
制し、それでいて、ベース・コレクタ間接合容量が比較
的小さく且つベース・コレクタ間耐圧の比較的高いバイ
ポーラトランジスタを、比較的容易に製造することがで
きる。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、第5図で上述した従来のバイポーラトラ
ンジスタの製法の場合、コレクタ領域としての結晶半導
体領域7を、上述したように、n型不純物のイオン打込
処理によって、コレクタ用イオン打込領域6を形成しく
第5図E)、次でそれに対する活性化のための熱処理を
行う(第5図F)ことによって形成し、そして、その熱
処理が、コレクタ用イオン打込領域6に列する活性化の
ための熱処理であるに過ぎないことから、結晶半導体層
[7が、イオン打込工程において生じた結晶欠陥を無視
し得ない聞合/υているものとして形成される。 このため、第5図で上述した従来のバイポーラ1ヘラン
ジスタの製法によれば、バイポーラトランジスタを、リ
ーク電流の少ない良好な電流電圧特性を有し且つ高速で
動作するものとして製造することができない、という欠
点を有していた。 よって、本発明は、上述した欠点のない、新規なバイポ
ーラトランジスタの製法を提案せんとするものである。 (課題を解決するための手段1 本願第1番目の発明によるバイポーラトランジスタの製
法は、■結晶半導体基板本体上に第1の導電型を有する
結晶半導体層を形成している第1の半導体基板を形成す
る工程と、■上記第1の半導体基板に対する上方からの
非晶質化用不活性イオンの打込処理によって、上記第1
の半導体基板から、上記結晶半導体層の非晶質化されて
いる非晶質化半導体領域を有する第2の半導体基板を形
成する工程と、■上記第2の半導体基板に対する上方か
らの第1の導電型を与える不純物のイオン打込処理によ
って、上記第2の半導体基板から、上記非晶質化半導体
領域におけるコレクタ用イオン打込領域を有する第3の
半導体基板を形成する工程と、■上記第3の半導体基板
に対する熱処理によって、上記第3の半導体基板から、
上記非晶質化半導体領域の再結晶化されている再結晶化
半導体領域を有し、且つその再結晶化半導体領域におけ
る、上記コレクタ用イオン打込領域の活性化されている
コレクタ領域としての第1の結晶半導体領域を有する第
4の半導体基板を形成する工程と、■上記第4の半導体
基板に対する上方からの第1の導電型とは逆の第2の導
電型を与える不純物の導入処理によって、上記再結晶化
半導体領域における上記第1の結晶半導体領域に上方か
ら連接しているベース領域としての第2の結晶半導体領
域を有する第5の半導体基板を形成する工程と、■上記
第5の半導体基板に対する上方からの第1の導電型を与
える不純物の導入処理によって、上記第2の結晶半導体
領域内にエミッタ領域としての第3の結晶半導体領域を
有する第6の半導体基板を形成する工程とを有する。 本願第2番目の発明によるバイポーラトランジスタの製
法は、■結晶半導体基板本体上に第1の導電型を有する
結晶半導体層を形成している第1の半導体基板を形成す
る工程と、■上記第1の半導体基板に対する上方からの
第1の導電型を与える不純物のイオンの打込処理によっ
て、上記第1の半導体基板から、上記結晶半導体層にお
けるコレクタ用イオン打込領域を有する第2の半導体基
板を形成する工程と、■上記第2の半導体基板に対する
上方からの非晶質化用不活性イオンの打込処理によって
、上記第2の半導体基板から、上記コレクタ用イオン打
込領域における非晶質化半導体領域を有する第3の半導
体基板を形成する工程と、■上記第3の半導体基板に対
する熱処理によって、上記第3の半導体基板から、上記
非晶質化半導体領域の再結晶化されている再結晶化半導
体領域を有し、且つその再結晶化半導体領域における上
記コレクタ用イオン打込領域の活性化されているコレク
タ領域としての第1の結晶半導体領域を有する第4の半
導体基板を形成する工程と、■上記第4の半導体基板に
対する上方からの第1の導電型とは逆の第2の導電型を
与える不純物の導入処理によって、上記再結晶化半導体
領域における上記第1の結晶半導体領域に上方から連接
しているベース領域としての第2の結晶半導体領域を有
する第5の半導体基板を形成する工程と、■上記第5の
半導体基板に対する上方からの第1の導電型を与える不
純物の導入処理によって、上記第2の結晶半導体領域内
にエミッタ領域としての第3の結晶半導体領域を有する
第6の半導体基板を形成する工程とを有する。 本願第3番目の発明によるバイポーラトランジスタの製
法は、■結晶半導体基板本体上に第1の導電型を有する
結晶半導体層を形成している第1の半導体基板を形成す
る工程と、■上記第1の半導体基板に対する上方からの
非晶質化用不活性イオンの打込処理によって、上記第1
の半導体基板から、上記結晶半導体層の非晶質化されて
いる非晶質化半導体1mを有する第2の半導体基板を形
成する工程と、■上記第2の半導体基板に対する上方か
らの第1の導電型を与える不純物のイオン打込処理によ
って、上記第2の半導体基板から、上記非晶質化半導体
領域におけるコレクタ用イオン打込領域を有する第3の
半導体基板を形成する工程と、■上記第3の半導体基板
に対する上方からの第1の導電型とは逆の第2の導電型
を与える不純物のイオンの打込によって、上記非晶質化
半導体領域における、上記コレクタ用イオン打込領域に
上方から連接しているベース用イオン打込領域を有する
第4の半導体基板を形成する工程と、■上記第4の半導
体基板に対する熱処理によって、上記第4の半導体基板
から、上記非晶質化半導体領域の再結晶化されている再
結晶化半導体領域を有し、且つその再結晶化半導体領域
における、上記コレクタ用イオン打込領域の活性化され
ているコレクタ領域としての第1の結晶半導体領域及び
上記ベース用イオン打込領域の活性化されているベース
領域としての第2の結晶半導体領域を有する第5の半導
体基板を形成する工程と、■上記第5の半導体基板に対
する上方からの第1の導電型を与える不純物の導入処理
によって、−上記第2の結晶半導体領域内にエミッタ領
域としての第3の結晶半導体領域を有する第6の半導体
基板を形成する工程とを有する。 本願第4番目の発明によるバイポーラトランジスタの製
法は、■結晶半導体基板本体上に第1の導電型を有する
結晶半導体層を形成している第1の半導体基板を形成す
る工程と、■上記第1の半導体基板に対する上方からの
第1の導電型を与える不純物のイオン打込処理によって
、上記第1の半導体基板から、上記結晶半導体層におけ
るコレクタ用イオン打込領域を有する第2の半導体基板
を形成する工程と、■上記第2の半′Q体基板に対する
上方からの非晶質化用不活性イオンの打込処理によって
、上記第2の半導体基板から、上記コレクタ用イオン打
込領域における非晶質化半導体領域を有する第3の半導
体基板を形成する工程と、■上記第3の半導体基板に対
する上方からの第1の導電型とは逆の第2の導電型を与
える不純物のイオンの打込処理によって、上記非晶質化
半導体領域における上記コレクタ用イオン打込領域に上
方から連接しているベース用イオン打込領域を有する第
4の半導体基板を形成する工程と、■上記第4の半導体
基板に対する熱処理によって、上記第4の半導体基板か
ら、上記非晶質化半導体領域の再結晶化されている再結
晶化半導体領域を有し、且つその再結晶化半導体領域に
おける、上記コレクタ用イオン打込領域の活性化されて
いるコレクタ領域としての第1の結晶半導体領域及び上
記ベース用イオン打込領域の活性化されているベース領
域としての第2の結晶半導体領域を有する第5の半導体
基板を形成する工程と、■上記第5の半導体基板に対す
る上方からの第1の導電型を与える不純物の導入処理に
よって、上記第2の結晶半導体領域内にエミッタ領域と
しての第3の結晶半導体領域を有する第6の半導体基板
を形成する工程とを有する。
【作用・効果】
本願第1番目〜第4番目の発明によるバイポーラトラン
ジスタの製法のいずれの場合も、非晶質化半導体領域を
形成する工程と、その後または前のコレクタ用イオン打
込領域を形成する工程との双方の工程を経、またはその
双方の工程を経て後、熱処理によって非晶質化半導体領
域の再結晶化されている再結晶化半導体領域を形成し且
つコレクタ用イオン打込領域の活性化されているコレク
タ領域としての結晶半導体領域を形成するので、第5図
で前述した従来のバイポーラトランジスタの製法で製造
されると同様のバイポーラトランジスタを製造すること
がてき、また、この場合、第5図で前述した従来のバイ
ポーラトランジスタの場合と同様に、その]レクタ用イ
オン打込領域のイオン打込濃度を、深い位置において浅
い位置に比し高くすることによって、コレクタ領域とし
ての結晶半導体領域の不純物濃度を、ベース領域として
の結晶半導体領域側は低いがそれから離れている位置に
おいて高いものとすることができる。 このため、本願第1番目〜第4番目の発明によるバイポ
ーラトランジスタの製法の場合も、第5図で上述した従
来のバイポーラトランジスタの製法の場合と同様に、カ
ーク効果(ベース拡がり)を抑制し、それでいて、ベー
ス・コレクタ間接合容量が比較的小さく且つベース・コ
レクタ間耐圧の比較的高いバイポーラトランジスタを、
比較的容易に製造することができる。 しかしながら、本願第1〜第4番目の発明によるバイポ
ーラトランジスタの場合、熱処理によって、非晶質化半
導体領域の再結晶化されている再結晶化半導体領域を形
成し且っコレクタ用イオン打込領域の活性化されている
コレクタ領域としての結晶半導体層を形成するので、コ
レクタ領域としての結晶半導体領域が、イオン打込工程
において生じた結晶欠陥を、第5図で前述した従来のバ
イポーラトランジスタの場合に比し格段的に少ない社し
か含んでいないものとして形成される。 このため、本願第1〜第4番目の発明によるバイポーラ
トランジスタの製法によれば、バイポーラトランジスタ
を、第5図で前述した従来のバイポーラトランジスタの
製法の場合に比し、リーク電流の少ない良好な電流−電
圧特性を有し且つ高速で動作するものとして、容易に製
造することができる。
【実施例1】 次に、第1図を伴って、本発明によるバイポーラトラン
ジスタの製法の第1の実施例を述べよう。 第1図において、第5図との対応部分には同一符号を付
し詳m説明を省略する。 ′;fS1図に示す本発明によるバイポーラトランジス
タの製法は、次に述べる順次の工程をとって、目的とす
るバイポーラトランジスタを製造する。 すなわち、第1図△〜Dに示すように、第5図A〜Dで
上述したと全く同様の順次の工程をとる。 次に、半導体基板S4に対する上方からの例えばS1イ
オンでなる非晶質化用不活性イオンの打込処理によって
、半導体基板S4から、結晶半導体層3の非晶質化され
されている非晶質化半導体層1i!30を有する半導体
基板S4’を形成する(第1図E)。 次に、第5図Eの場合に準じて、半導体基板S4’ に
対する上方からのn型不純物のイオン打込処理によって
、半導体基板S4’から、非晶質化半導体領域における
]レクタ用イオン打込領域6を有する半導体基板S5を
形成する(第1図F)。 次に、半導体基板S5に対する熱処理によって、半導体
基板S5から、非晶質化半導体領域30の再結晶化され
ている再結晶化半導体領域30′を有し、且つその再結
晶化半導体領域30′における、第5図Gで上)ホした
と同様の半導体基板S6を形成する(第1図G)。 以下、第1図)−1−Lに示すように、第5図G〜にで
上述したと同様の工程をとって、目的とするバイポーラ
トランジスタを製造する。
【実施例2】 次に、第2図を伴って本発明によるバイポーラトランジ
スタの製法の第2の実施例を述べよう。 第2図において、第1図との対応部分には同一符号を付
し、詳細説明は省略する。 第2図に示す本発明によるバイポーラトランジスタの製
法は、次に述べる順次の工程をとって、目的とするバイ
ポーラトランジスタを製造する。 すなわち、第1図A−Dで上述したと同様の順次の工程
をとって、第1図りで上述したと同様の半導体基板4を
形成する(第2図A)。 次に、第1図Fに準じて、半導体基板S4に対する上方
からのn型不純物のイオンの打込処理によって、半導体
基板S4から、結晶半導体層3におけるコレクタ用イオ
ン打込領域6を有する半導体基板35’ を形成する(
第2図B)。 次に、第1図Eに準じて、半導体基板85’に対する上
方からの非晶質化用不活性イオンの打込処理によって、
半導体基板S5’ から、コレクタ用イオン打込領域6
における非晶質化半導体層[30を有する半導体基板S
5を形成する(第2図C)。 次に、第1図Gに準じて、半導体基板85に対する熱処
理によって、第1図Gの場合と同様の半導体基板S6を
形成する。 以下、第1図H〜Lと同様の工程を順次とって、目的と
するバイポーラトランジスタを製造する。
【実施例3】 次に、第3図を伴って本発明によるパイボーラトランジ
スタの製法の第3の実施例を述べよう。 第3図において、第1図との対応部分には同一符号を付
し、詳細説明は省略する。 第3図に示す本発明によるバイポーラトランジスタの製
法は、次に述べる順次の工程をとって、目的とするバイ
ポーラトランジスタを製造する。 すなわち、第1図A−Fで上述したと同様の順次の工程
をとって、第1図Fで上述したと同様の半導体基板4を
形成する(第3図C)。 次に、第1図Hに準じて、ベース領域としての結晶半導
体領域8及び9を形成する(第1図H)。 次に、第1図Gに準じて、熱処理によって、第1図Hの
場合と同様の半導体基板S6を形成する。 以下、第1図1−Lと同様の工程を順次とって、目的と
するバイポーラトランジスタを製造する。 [実施例4] 次に、第4図を伴って本発明によるバイポーラトランジ
スタの製法の第4の実施例を述べよう。 第4図において、第1図との対応部分には同一符号を付
し、詳細説明は省略する。 第4図に示す本発明によるバイポーラトランジスタの製
法は、次に述べる順次の工程をとって、目的とするバイ
ポーラトランジスタを製造する。 すなわち、第1図A−Dで上述したと同様の順次の工程
をとって、第1図りで上述したと同様の半導体基板4を
形成する(第4図A)。 次に、第1図Fに準じて、半導体基板S4に対する上方
からのn型不純物のイオンの打込処理によって、半導体
基板S4から、結晶半導体層3におけるコレクタ用イオ
ン打込領域6を有する半導体基板S5’ を形成する(
第4図B)。 次に、第1図Eに準じて、半導体基板S5’に対する上
方からの非晶質化用不活性イオンの打込処理によって、
半導体基板S5’から、コレクタ用イオン打込領域6に
おける非晶質化半導体領域30を有する半導体基板S5
を形成する(第2図C)。 次に、第1図Hに準じてベース領域としての結晶半導体
領域8及び9を形成する。 次に、第1図Gに準じて、熱処理によって、第1図Hの
場合と同様の半導体基板S6を形成する。 以下、第1図I〜Lと同様の工程を順次とって、目的と
するバイポーラトランジスタを製造する。
【実施例の作用・効果】
上述した本発明によるバイポーラトランジスタの製法の
第1〜第4の実施例によれば、詳細説明は省略するが、
【作用・効果1の項で述べた優れた作用・効果が得られ
る。 なお、第6図は、上述した本発明によるバイポーラトラ
ンジスタの製法の実施例によって得られたコレクタ領域
、ベース領域及びエミッタ領域の深さ方向に対する不純
物濃度の関係を示している。 なお、上述においては、本発明のわずかな実施例を示し
たに留まり、本発明の精神を脱することなしに、種々の
変型、変更をなし得るであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図A〜Lは、本発明によるバイポーラトランジスタ
の製法の第1の実施例を示す順次の工程における路線的
断面図である。 第2図A〜Dは、本発明によるバイポーラトランジスタ
の製法の第2の実施例を示す順次の工程における路線的
断面図である。 第3図A〜Eは、本発明によるバイポーラトランジスタ
の製法の第3の実施例を示す順次の工程における路線的
断面図である。 第4図A〜Fは、本発明によるバイポーラトランジスタ
の製法の第4の実施例を示す順次の工程における路線的
断面図である。 第5図A〜には、従来のパイボーラトランジスタの製法
を示す順次の工程における路線的断面図である。 第6図は、コレクタ領域、ベース領域及びエミッタ領域
の深さ方向に対する不純物81度の関係を示す図である
。 1・・・・・・・・・・・・・・・結晶半導体基板本体
2・・・・・・・・・・・・・・・結晶半導体領域3・
・・・・・・・・・・・・・・結晶半導体層4・・・・
・・・・・・・・・・・結晶半導体領域5・・・・・・
・・・・・・・・・フィールド絶縁層6・・・・・・・
・・・・・・・・コレクタ用イオン打込領域7・・・・
・・・・・・・・・・・コレクタ領域としての結晶半導
体領域 8.9・・・・・・・・・結晶半導体領域10・・・・
・・・・・・・・・・・窓11・・・・・・・・・・・
・・・・絶縁層12・・・・・・・・・・・・・・・結
晶半導体層13・・・・・・・・・・・・・・・結晶半
導体領域14・・・・・・・・・・・・・・・絶縁層1
5.16.17 ・・・・・・・・・・・・・・・窓 18.19.20 ・・・・・・・・・・・・・・・電極層30・・・・・
・・・・・・・・・・非晶質化半導体領域30′・・・
・・・・・・・・・再結晶化半導体領域S1〜S11、
S4′ 、85′

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結晶半導体基板本体上に第1の導電型を有する結晶半導
    体層を形成している第1の半導体基板を形成する工程と
    、 上記第1の半導体基板に対する上方からの非晶質化用不
    活性イオンの打込処理によって、上記第1の半導体基板
    から、上記結晶半導体層の非晶質化されている非晶質化
    半導体領域を有する第2の半導体基板を形成する工程と
    、 上記第2の半導体基板に対する上方からの第1の導電型
    を与える不純物のイオン打込処理によって、上記第2の
    半導体基板から、上記非晶質化半導体領域におけるコレ
    クタ用イオン打込領域を有する第3の半導体基板を形成
    する工程と、 上記第3の半導体基板に対する熱処理によって、上記第
    3の半導体基板から、上記非晶質化半導体領域の再結晶
    化されている再結晶化半導体領域を有し、且つその再結
    晶化半導体領域における、上記コレクタ用イオン打込領
    域の活性化されているコレクタ領域としての第1の結晶
    半導体領域を有する第4の半導体基板を形成する工程と
    、 上記第4の半導体基板に対する上方からの第1の導電型
    とは逆の第2の導電型を与える不純物の導入処理によつ
    て、上記再結晶化半導体領域における上記第1の結晶半
    導体領域に上方から連接しているベース領域としての第
    2の結晶半導体領域を有する第5の半導体基板を形成す
    る工程と、 上記第5の半導体基板に対する上方からの第1の導電型
    を与える不純物の導入処理によって、上記第2の結晶半
    導体領域内にエミッタ領域としての第3の結晶半導体領
    域を有する第6の半導体基板を形成する工程とを有する
    ことを特徴とするバイポーラトランジスタの製法。
  2. 【請求項2】 結晶半導体基板本体上に第1の導電型を有する結晶半導
    体層を形成している第1の半導体基板を形成する工程と
    、 上記第1の半導体基板に対する上方からの第1の導電型
    を与える不純物のイオンの打込処理によって、上記第1
    の半導体基板から、上記結晶半導体層におけるコレクタ
    用イオン打込領域を有する第2の半導体基板を形成する
    工程と、上記第2の半導体基板に対する上方からの非晶
    質化用不活性イオンの打込処理によって、上記第2の半
    導体基板から、上記コレクタ用イオン打込領域における
    非晶質化半導体、領域を有する第3の半導体基板を形成
    する工程と、 上記第3の半導体基板に対する熱処理によって、上記第
    3の半導体基板から、上記非晶質化半導体領域の再結晶
    化されている再結晶化半導体領域を有し、且つその再結
    晶化半導体領域における上記コレクタ用イオン打込領域
    の活性化されているコレクタ領域としての第1の結晶半
    導体領域を有する第4の半導体基板を形成する工程と、 上記第4の半導体基板に対する上方からの第1の導電型
    とは逆の第2の導電型を与える不純物の導入処理によっ
    て、上記再結晶化半導体領域における上記第1の結晶半
    導体領域に上方から連接しているベース領域としての第
    2の結晶半導体領域を有する第5の半導体基板を形成す
    る工程と、 上記第5の半導体基板に対する上方からの第1の導電型
    を与える不純物の導入処理によって、上記第2の結晶半
    導体領域内にエミッタ領域としての第3の結晶半導体領
    域を有する第6の半導体基板を形成する工程とを有する
    ことを特徴とするバイポーラトランジスタの製法。
  3. 【請求項3】 結晶半導体基板本体上に第1の導電型を有する結晶半導
    体層を形成している第1の半導体基板を形成する工程と
    、 上記第1の半導体基板に対する上方からの非晶質化用不
    活性イオンの打込処理によって、上記第1の半導体基板
    から、上記結晶半導体層の非晶質化されている非晶質化
    半導体領域を有する第2の半導体基板を形成する工程と
    、 上記第2の半導体基板に対する上方からの第1の導電型
    を与える不純物のイオン打込処理によって、上記第2の
    半導体基板から、上記非晶質化半導体領域におけるコレ
    クタ用イオン打込領域を有する第3の半導体基板を形成
    する工程と、 上記第3の半導体基板に対する上方からの第1の導電型
    とは逆の第2の導電型を与える不純物のイオンの打込に
    よって、上記非晶質化半導体領域における、上記コレク
    タ用イオン打込領域に上方から連接しているベース用イ
    オン打込領域を有する第4の半導体基板を形成する工程
    と、 上記第4の半導体基板に対する熱処理によって、上記第
    4の半導体基板から、上記非晶質化半導体領域の再結晶
    化されている再結晶化半導体領域を有し、且つその再結
    晶化半導体領域における、上記コレクタ用イオン打込領
    域の活性化されているコレクタ領域としての第1の結晶
    半導体領域及び上記ベース用イオン打込領域の活性化さ
    れているベース領域としての第2の結晶半導体領域を有
    する第5の半導体基板を形成する工程と、 上記第5の半導体基板に対する上方からの第1の導電型
    を与える不純物の導入処理によって、上記第2の結晶半
    導体領域内にエミッタ領域としての第3の結晶半導体領
    域を有する第6の半導体基板を形成する工程とを有する
    ことを特徴とするバイポーラトランジスタの製法。
  4. 【請求項4】 結晶半導体基板本体上に第1の導電型を有する結晶半導
    体層を形成している第1の半導体基板を形成する工程と
    、 上記第1の半導体基板に対する上方からの第1の導電型
    を与える不純物のイオン打込処理によって、上記第1の
    半導体基板から、上記結晶半導体層におけるコレクタ用
    イオン打込領域を有する第2の半導体基板を形成する工
    程と、上記第2の半導体基板に対する上方からの非晶質
    化用不活性イオンの打込処理によって、上記第2の半導
    体基板から、上記コレクタ用イオン打込領域における非
    晶質化半導体領域を有する第3の半導体基板を形成する
    工程と、 上記第3の半導体基板に対する上方からの第1の導電型
    とは逆の第2の導電型を与える不純物のイオンの打込処
    理によって、上記非晶質化半導体領域における上記コレ
    クタ用イオン打込領域に上方から連接しているベース用
    イオン打込領域を有する第4の半導体基板を形成する工
    程と、 上記第4の半導体基板に対する熱処理によって、上記第
    4の半導体基板から、上記非晶質化半導体領域の再結晶
    化されている再結晶化半導体領域を有し、且つその再結
    晶化半導体領域における、上記コレクタ用イオン打込領
    域の活性化されているコレクタ領域としての第1の結晶
    半導体領域及び上記ベース用イオン打込領域の活性化さ
    れているベース領域としての第2の結晶半導体領域を有
    する第5の半導体基板を形成する工程と、 上記第5の半導体基板に対する上方からの第1の導電型
    を与える不純物の導入処理によって、上記第2の結晶半
    導体領域内にエミッタ領域としての第3の結晶半導体領
    域を有する第6の半導体基板を形成する工程とを有する
    ことを特徴とするバイポーラトランジスタの製法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH072613A (ja) * 1993-04-22 1995-01-06 Natl Fedelation Of Agricult Coop Assoc 農業用細菌製剤

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JPH072613A (ja) * 1993-04-22 1995-01-06 Natl Fedelation Of Agricult Coop Assoc 農業用細菌製剤

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