JP2852241B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

Info

Publication number
JP2852241B2
JP2852241B2 JP13669596A JP13669596A JP2852241B2 JP 2852241 B2 JP2852241 B2 JP 2852241B2 JP 13669596 A JP13669596 A JP 13669596A JP 13669596 A JP13669596 A JP 13669596A JP 2852241 B2 JP2852241 B2 JP 2852241B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
base region
graft base
collector
boron
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP13669596A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09321056A (ja
Inventor
朋広 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Yamagata Ltd
Original Assignee
NEC Yamagata Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Yamagata Ltd filed Critical NEC Yamagata Ltd
Priority to JP13669596A priority Critical patent/JP2852241B2/ja
Publication of JPH09321056A publication Critical patent/JPH09321056A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2852241B2 publication Critical patent/JP2852241B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bipolar Transistors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバイポーラ型の半導
体装置及びその製造方法に関し、特に浅接合を有する超
高速バイポーラ型半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の半導体装置のバイポーラト
ランジスタでは、浅接合化がトランジスタの高速性向上
の最も重要な要素になっている。そして、寄生容量及び
寄生抵抗を低減する手法が種々に検討されている。
【0003】このような半導体装置の中で電流駆動能力
をも必要とする通信用の高速トランジスタの構造につい
て図5に基づいて説明する。図5はこのバイポーラトラ
ンジスタの断面図である。
【0004】図5に示すように、半導体基体101の一
領域に埋込領域102が形成されている。そして、この
半導体基体101上に形成されたエピタキシャル層によ
りコレクタ領域103が設けられている。ここで、埋込
領域102はコレクタ領域の抵抗を低減するためのもの
である。さらに、このエピタキシャル層の所定の領域に
絶縁領域104が設けられ、コレクタ領域103は隣接
する素子領域から絶縁されるようになる。
【0005】そして、埋込領域102に接続するコレク
タ引き出し領域105が形成されている。さらに、上記
エピタキシャル層の上部にベース領域106とグラフト
ベース領域107が形成されている。ここで、グラフト
ベース領域107は、ベース領域の抵抗を低減させるも
のである。このため、グラフトベース領域107の導電
型はベース領域106と同一であるがその不純物は高濃
度に設定されている。そこで、グラフトベース領域10
7の深さはベース領域106のそれより深くなる。な
お、ベース領域106は真正ベース領域といいこの領域
内にエミッタ領域108が形成される。
【0006】そして、絶縁酸化膜109の所定の領域に
開口部が設けられ、コレクタ引き出し領域105に接続
するコレクタ電極110、グラフトベース領域107に
接続するベース電極111およびエミッタ領域108に
接続するエミッタ電極112が形成されている。
【0007】このような構造のコレクタ、ベースおよび
エミッタ領域を有するバイポーラトランジスタで高速化
された半導体装置が形成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、高速
化されるバイポーラトランジスタでは浅接合化が必須に
なる。そして、エピタキシャル層は薄層化される。
【0009】しかし、従来の半導体装置に使用されるバ
イポーラトランジスタの構造では、図5で説明したよう
に、グラフトベース領域107がベース領域106の底
面より深くなり突出するようになる。
【0010】このため、埋込領域102とグラフトベー
ス領域107との距離が短くなり、ベースとコレクタ間
の耐圧が低下するようになる。この結果、バイポーラト
ランジスタが動作しなくなる。また、高濃度の不純物を
含有する埋込領域102とグラフトベース領域107が
接近するようになるため、この間の接合容量が増加する
ようになる。この結果、高周波領域でのバイポーラトラ
ンジスタ動作特性が低下する。
【0011】以上のような問題は、バイポーラトランジ
スタの浅接合化とともにより顕在化される。
【0012】本発明の目的は、グラフトベース領域がベ
ース領域より浅くなるように形成できるバイポーラトラ
ンジスタを提供し高周波特性の優れた半導体装置を可能
にすることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】このために、本発明の半
導体装置は、半導体基体の一領域に形成された埋込領域
と、前記埋込領域上に形成されたコレクタ領域と、前記
コレクタ領域内に形成されたベース領域と、前記ベース
領域内に形成されたベース抵抗を低減するためのグラフ
トベース領域と、前記ベース領域に形成されたエミッタ
領域とを有し、前記グラフトベース領域の深さが、前記
ベース領域の深さより浅くなるように形成されている。
【0014】この半導体装置の構造で、前記コレクタ領
域は一導電型の第1の不純物を含有し、ベース領域およ
びグラフトベース領域は逆導電型の第2の不純物を含有
し、前記グラフトベース領域の底部あるいは側部に隣接
する領域は前記第1の不純物と前記第2の不純物とを含
有する。
【0015】本発明の半導体装置の製造方法は、グラフ
トベース領域を形成するためにコレクタ領域の所定の領
域に選択的にボロンイオンをイオン注入する工程と、前
記イオン注入されたボロン不純物を熱処理で活性化する
工程と、前記ボロン不純物の活性化後、前記ボロンイオ
ンの注入領域の底部に高エネルギーでリンイオンを注入
する工程とを含む。
【0016】あるいは、本発明の半導体装置の製造方法
は、グラフトベース領域を形成するためにコレクタ領域
の所定の領域に選択的にボロンイオンをイオン注入した
後、引き続いて、ボロンイオンの注入領域の底部に高エ
ネルギーでリンイオンを注入する工程と、その後の熱処
理を施す工程とを含む。
【0017】また、本発明の半導体装置の製造方法は、
グラフトベース領域を形成するためにコレクタ領域の所
定の領域に選択的にボロンイオンをイオン注入した後、
引き続いて、ボロンイオンの注入領域の側部に高エネル
ギーでリンイオンを注入する工程と、その後の熱処理を
施す工程とを含む。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図1
に基づいて説明する。図1は本発明で使用されるバイポ
ーラトランジスタの断面構造図である。本発明では、従
来の技術の場合と異なりグラフトベース領域がベース領
域より浅くなるように形成される。その他はほぼ同様に
形成される。
【0019】すなわち、図1に示すように、半導体基体
1の一領域に埋込領域2が形成されている。そして、こ
の半導体基体1上に形成されたエピタキシャル層により
コレクタ領域3が設けられている。ここで、埋込領域2
はコレクタ領域の抵抗を低減するためのものである。さ
らに、このエピタキシャル層の所定の領域に絶縁領域4
が設けられ、コレクタ領域3は隣接する素子領域から絶
縁される。
【0020】そして、埋込領域2に接続するコレクタ引
き出し領域5が形成されている。さらに、上記エピタキ
シャル層の上部にベース領域6とグラフトベース領域7
が形成されている。ここで、グラフトベース領域7は、
ベース領域の抵抗を低減させるものである。このため、
グラフトベース領域7の導電型はベース領域6と同一で
あるがその不純物は高濃度に設定されている。そこで、
グラフトベース領域7の深さはベース領域6のそれより
深くなる。なお、ベース領域6は真正ベース領域といい
この領域内にエミッタ領域8が形成される。
【0021】そして、絶縁酸化膜9の所定の領域に開口
部が設けられ、コレクタ引き出し領域5に接続するコレ
クタ電極10、グラフトベース領域7に接続するベース
電極11およびエミッタ領域8に接続するエミッタ電極
12が形成されている。
【0022】このような構造のコレクタ、ベースおよび
エミッタ領域を有するバイポーラトランジスタで高速化
された半導体装置が形成されている。
【0023】次に、本発明の半導体装置の第1の製造方
法を図2と図3に基づいて説明する。図2および図3は
バイポーラトランジスタの製造工程順の断面図である。
【0024】図2(a)に示すように、導電型がp型の
シリコン基体1表面に選択的に埋込領域2を形成する。
ここで、この埋込領域2には高濃度の砒素不純物が含有
される。次に、膜厚が2μm程度のシリコンエピタキシ
ャル層を堆積する。このエピタキシャル層のリン不純物
の濃度は1×1016原子/cm3 程度に設定される。こ
のシリコンエピタキシャル層がコレクタ領域3になる。
【0025】次に、このシリコンエピタキシャル層の所
定の領域に拡散領域を形成し絶縁領域4を形成する。こ
こで、絶縁領域4の導電型はp型である。このような拡
散層分離で、コレクタ領域3は隣接するトランジスタか
ら絶縁される。
【0026】また、エピタキシャル層の一領域にコレク
タ引き出し領域5を形成する。このコレクタ引き出し領
域5はリン不純物を含有し埋込領域2に接続されてい
る。
【0027】次に、上述したシリコンエピタキシャル層
の表面を熱酸化し、膜厚が20nmの表面酸化膜13を
形成する。そして、第1レジストマスク14を形成す
る。この第1レジストマスク14をマスクに用いて第1
ボロンイオン15をイオン注入する。ここで、ボロンイ
オンの注入エネルギーは30keVであり、そのドーズ
量は1×1015イオン/cm2 程度に設定される。この
ようにして、グラフトベース領域7aを形成する。そし
て、注入ボロンの活性化のための熱処理を施すことにな
る。
【0028】次に、図2(b)に示すように第2レジス
トマスク16を形成し、第2ボロンイオン17を注入す
る。ここで、第2ボロンイオン17の注入エネルギーは
20keVであり、そのドーズ量は8×1013イオン/
cm2 である。このようにして、ベース領域6を形成す
る。この後、ボロンの活性化のため再度熱処理を施す。
ここで、ベース領域6の深さは0.4μm程度に設定さ
れる。この場合に、グラフトベース領域7aの深さは
0.6μm程度になる。
【0029】次に、図2(c)に示すように第3レジス
トマスク18を形成しリンイオン19を注入する。ここ
で、リンイオン19の注入エネルギーは500keV程
度である。また、そのドーズ量は1×1014イオン/c
2 である。このようにして、コレクタ補償領域20を
形成する。なお、このコレクタ補償領域20は、グラフ
トベース領域7aのうちベース領域6から突出領域に形
成される。
【0030】次に、図3(a)に示すように、900℃
程度の熱処理を施す。そして、この突出領域は、導電型
がn型に変えられる。このようにして、グラフトベース
領域7は、ベース領域6より浅くなるように形成され
る。
【0031】次に、図3(b)に示すように、第4レジ
ストマスク21を形成し、ヒ素イオン22を注入する。
ここで、ヒ素イオン22の注入エネルギーは70keV
であり、そのドーズ量は1×1016イオン/cm2 であ
る。この後、ヒ素不純物の活性化のため熱処理を施す。
このようにして、エミッタ領域8を形成する。
【0032】以降は、第4レジストマスク21を剥離
し、絶縁酸化膜を形成し、この絶縁酸化膜に開口部を設
ける。そして、コレクタ引き出し領域、グラフトベース
領域およびエミッタ領域上にアルミ電極を形成し図1で
説明した本発明のバイポーラトランジスタが完成する。
【0033】以上に説明したように、グラフトベース領
域7aの突出部に高エネルギーでリン不純物をイオン注
入することで、最終的なグラフトベース領域7はベース
領域6より浅く形成されるようになる。
【0034】この結果、高濃度不純物を有するグラフト
ベース領域と埋込領域間の距離は、従来の技術の場合よ
り長くなり、コレクタとベース間の接合耐圧は高くな
る。さらに、この間の接合容量増大を回避することが容
易になり、バイポーラトランジスタの高周波特性が大幅
に改善される。
【0035】次に、本発明の半導体装置の第2の製造方
法を図4に基づいて説明する。図4はバイポーラトラン
ジスタの製造工程順の断面図である。
【0036】図4(a)に示すように、図2(a)と同
様にして、第1レジストマスク14をマスクに用いて第
1ボロンイオン15をイオン注入する。ここで、ボロン
イオンの注入エネルギーは30keVであり、そのドー
ズ量は5×1015イオン/cm2 程度に設定される。こ
のようにして、グラフトベース領域7aを形成する。こ
の後、注入ボロンの活性化のための熱処理を施さない。
【0037】続いて、図4(b)に示すように、第1レ
ジストマスク14をマスクに用いてリンイオン23をイ
オン注入する。ここで、リンイオンのイオン注入は回転
イオン注入である。そして、この注入エネルギーは50
0keV程度に設定される。また、注入のドーズ量は5
×1015イオン/cm2 程度に設定される。このように
して、グラフトベース領域7aの底部にコレクタ補償領
域20を形成する。
【0038】ここで、このコレクタ補償領域20の役割
は、第1の実施の形態で説明したのと同様である。すな
わち、グラフトベース領域の深さを浅くすることであ
る。
【0039】次に、第1レジストマスク14を剥離除去
し、不純物活性化のための熱処理を施す。この熱処理
で、コレクタ補償領域20のボロン不純物熱拡散は抑制
される。これは、この領域にリン不純物も同様にイオン
注入され無定形の結晶状態になっているためである。こ
のように、この場合には、ボロン不純物の熱拡散を効果
的に抑制できるため、グラフトベース領域7の浅接合化
が容易になる。
【0040】次に、図4(c)に示すように第2レジス
トマスク16を形成し、第2ボロンイオン17を注入す
る。ここで、第2ボロンイオン17の注入エネルギーは
20keVであり、そのドーズ量は5×1013イオン/
cm2 である。このようにして、ベース領域6を形成す
る。この後、ボロンの活性化のため再度熱処理を施す。
ここで、ベース領域6の深さは0.2μm程度に設定さ
れる。この場合に、グラフトベース領域7aの深さは
0.15μm程度になる。
【0041】なお、上記の再度の熱処理において、グラ
フトベース領域7の底部のボロン不純物の熱拡散も、同
領域に含まれるリン不純物によって抑制されている。
【0042】以後、第1の製造方法で説明した工程を通
してバイポーラトランジスタを形成する。
【0043】この第2の実施の方法において、初めにコ
レクタ補償領域を形成するためのリン不純物をイオン注
入した後に、グラフトベース領域形成のためのボロン不
純物をイオン注入してもよい。ボロン不純物の熱拡散を
抑制する効果は上記の場合と同様に生じる。
【0044】このように、ボロン不純物のイオン注入さ
れた領域にリン不純物をイオン注入して、熱拡散の進み
やすいボロン拡散を抑制する方法は、グラフトベース領
域の浅接合化以外にも適用できる。
【0045】上記の半導体装置の製造方法は、グラフト
ベース領域の底部に適用する場合であるが、グラフトベ
ース領域の側部に適用してもよい。以下、この適用例を
第3の半導体装置の製造方法として説明する。
【0046】高速高周波用バイポーラトランジスタで
は、エミッタの周囲長を長くするためエミッタ領域のパ
ターンを櫛状に形成する。この場合に、グラフトベース
領域の不純物がボロンであると、ボロンの横方向の拡散
も大きく、エミッタ領域との接合耐圧の低下あるいは接
合容量の増大が生じるようになる。これを防止するため
に、グラフトベース領域の側部に選択的にリン不純物を
イオン注入する。このイオン注入とその後の熱処理によ
り、第1の製造方法態あるいは第2の製造方法で説明し
たコレクタ補償領域と同様な補償領域が、グラフトベー
ス領域とエミッタ領域の間に形成される。
【0047】この場合、グラフトベース領域を形成する
ためのボロンイオンの注入エネルギーは30keVであ
り、そのドーズ量は1×1015イオン/cm2 である。
また、上記の補償領域を形成するためのリン不純物のイ
オン注入エネルギーは200keV程度であり、そのド
ーズ量は1×1015イオン/cm2 である。このような
二重のイオン注入を連続して行った後、熱処理を施しこ
れらの不純物を活性化する。このようにして、第2の製
造方法と同様にして、グラフトベース領域の側部の横方
向の拡がりを抑制する。
【0048】この第3の製造方法では、エミッタとベー
ス間の接合耐圧は向上し、その接合容量は低減する。そ
して、櫛状のエミッタ間の間隔を狭めることが容易にな
りバイポーラトランジスタの集積度が向上する。
【0049】
【発明の効果】上述したような本発明により、浅い接合
が必要になる半導体装置に使用されるバイポーラトラン
ジスタの構造で、グラフトベース領域がベース領域の底
面より浅く形成できるようになる。このため、埋込領域
とグラフトベース領域との距離が相対的に長くなり、ベ
ースとコレクタ間の耐圧が従来の技術の場合より向上す
るようになる。この結果、バイポーラトランジスタの高
速動作が容易になる。
【0050】また、高濃度の不純物を含有する埋込領域
とグラフトベース領域との間の接合容量が従来の技術の
場合より低下する。このため、高周波領域でのバイポー
ラトランジスタ動作特性が向上するようになる。
【0051】さらに、本発明の方法では、エミッタとベ
ース間の接合耐圧は向上し、その接合容量は低減する。
このため、櫛状のエミッタ間の間隔を狭めることが容易
になりバイポーラトランジスタの集積度が向上するよう
になる。
【0052】以上のような効果は、バイポーラトランジ
スタの浅接合化とともにより顕著になる。そして、高周
波特性の優れたバイポーラトランジスタからなる半導体
装置が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明するためのトランジ
スタの断面図である。
【図2】上記トランジスタの第1の製造工程順の断面図
である。
【図3】上記トランジスタの第1の製造工程順の断面図
である。
【図4】上記トランジスタの第2の製造工程順の断面図
である。
【図5】従来の技術を説明するためのトランジスタの断
面図である。
【符号の説明】
1,101 半導体基体 2,102 埋込領域 3,103 コレクタ領域 4,104 絶縁領域 5,105 コレクタ引き出し領域 6,106 ベース領域 7,7a,107 グラフトベース領域 8,108 エミッタ領域 9,109 絶縁酸化膜 10,110 コレクタ電極 11,111 ベース電極 12,112 エミッタ電極 13 表面酸化膜 14 第1レジストマスク 15 第1ボロンイオン 16 第2レジストマスク 17 第2ボロンイオン 18 第3レジストマスク 19,23 リンイオン 20 コレクタ補償領域 21 第4レジストマスク 22 ヒ素イオン

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基体の一領域に形成された埋込領
    域と、前記埋込領域上に形成されたコレクタ領域と、前
    記コレクタ領域内に形成されたベース領域と、前記ベー
    ス領域内に形成されたベース抵抗を低減するためのグラ
    フトベース領域と、前記ベース領域に形成されたエミッ
    タ領域とを有し、前記グラフトベース領域の深さが、前
    記ベース領域の深さより浅くなるように形成され、前記
    コレクタ領域は一導電型の第1の不純物を含有し、ベー
    ス領域およびグラフトベース領域は逆導電型の第2の不
    純物を含有し、前記グラフトベース領域の底部あるいは
    側部に隣接する領域は前記第1の不純物と前記第2の不
    純物とを含有することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 グラフトベース領域を形成するためにコ
    レクタ領域の所定の領域に選択的にボロンイオンをイオ
    ン注入する工程と、前記イオン注入されたボロン不純物
    を熱処理で活性化する工程と、前記ボロン不純物の活性
    化後、前記ボロンイオンの注入領域の底部に高エネルギ
    ーでリンイオンを注入する工程と、を含むことを特徴と
    する請求項1記載の半導体装置の製造方法
  3. 【請求項3】 グラフトベース領域を形成するためにコ
    レクタ領域の所定の領域に選択的にボロンイオンをイオ
    ン注入した後、引き続いて、ボロンイオンの注入領域の
    底部に高エネルギーでリンイオンを注入する工程と、そ
    の後の熱処理を施す工程とを含むことを特徴とする請求
    記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 グラフトベース領域を形成するためにコ
    レクタ領域の所定の領域に選択的にボロンイオンをイオ
    ン注入した後、引き続いて、ボロンイオンの注入領域の
    側部に高エネルギーでリンイオンを注入する工程と、そ
    の後の熱処理を施す工程とを含むことを特徴とする請求
    記載の半導体装置の製造方法。
JP13669596A 1996-05-30 1996-05-30 半導体装置及びその製造方法 Expired - Fee Related JP2852241B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13669596A JP2852241B2 (ja) 1996-05-30 1996-05-30 半導体装置及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13669596A JP2852241B2 (ja) 1996-05-30 1996-05-30 半導体装置及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09321056A JPH09321056A (ja) 1997-12-12
JP2852241B2 true JP2852241B2 (ja) 1999-01-27

Family

ID=15181319

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13669596A Expired - Fee Related JP2852241B2 (ja) 1996-05-30 1996-05-30 半導体装置及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2852241B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5750723B2 (ja) 2011-03-28 2015-07-22 国立研究開発法人産業技術総合研究所 半導体デバイスの増幅率の電流変化に対する変化の抑制方法、光電変換素子および半導体デバイスの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09321056A (ja) 1997-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2773611B2 (ja) 絶縁物分離半導体装置
KR100239707B1 (ko) 반도체 소자의 제조방법
JPH0361337B2 (ja)
JP3790282B2 (ja) バイポーラトランジスタ及びその製造方法
JPH08228001A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2852241B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
RU1830156C (ru) Способ изготовлени полупроводниковых приборов
CA1288527C (en) Method of manufacturing a semiconductor device having a contact opening derived from a doping opening
JP3142336B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH0541385A (ja) 半導体装置とその製造方法
JP2633104B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH09312397A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPS6126264A (ja) 半導体装置の製造方法
JP3326990B2 (ja) バイポーラトランジスタ及びその製造方法
JP2659190B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH04124834A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2654536B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP5072146B2 (ja) 可変容量ダイオード及びその製造方法
JP3041886B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPS6410952B2 (ja)
JPH06151842A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2573303B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPS628954B2 (ja)
JPH05291569A (ja) 絶縁ゲート型fet及びその製造方法
JPS6146984B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19981013

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees