JPH043872Y2 - - Google Patents

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JPH043872Y2
JPH043872Y2 JP1985160525U JP16052585U JPH043872Y2 JP H043872 Y2 JPH043872 Y2 JP H043872Y2 JP 1985160525 U JP1985160525 U JP 1985160525U JP 16052585 U JP16052585 U JP 16052585U JP H043872 Y2 JPH043872 Y2 JP H043872Y2
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JP
Japan
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package tray
back door
rear package
rear end
vibration isolating
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JP1985160525U
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JPS6267855U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はハツチバツクドア型自動車のリヤパ
ツケージトレイの振動を防止する装置に関する。
(従来技術) ハツチバツク型自動車は、後部の荷物室を塞ぐ
リヤパツケージトレイが前端をヒンジにより車体
に取り付け、後端を持ち上げて開閉するようにし
たものが一般的である。
このリヤパツケージトレイは走行中に振動して
騒音の原因となる等の弊害が出やすいため、振動
を防止する措置が必要であるが、従来はバツクド
アを閉じることによりリヤパツケージトレイの後
端をバツクドアが押圧する方法が多く採られてい
た。(例えば実公昭56−33788号公報) この場合リヤパツケージトレイ後端の上方への
跳ね上りは防止されるが下向には若干可動である
ため完全に振動を防止することは困難であつた。
これを解決するために、バツクドアによりリヤ
パツケージトレイ後端をさらに強い力で押圧する
ようにすると、リヤパツケージトレイが下方へ撓
わむため剛性を高くする必要があるが、剛性を高
くするとリヤパツケージトレイの板厚が厚くなり
重量増大となる問題が生じた。
(考案の目的) この考案は、前記した従来の問題点を解消し
て、リヤパツケージトレイの振動を簡単な手段に
より防止し、しかもリヤパツケージトレイを薄く
軽量化することを目的とするものである。
(考案の構成) 上記の目的を達するための本考案自動車のリヤ
パツケージトレイ装置は、バツクドアによりリヤ
パツケージトレイの後端部の振動を防止するよう
にした自動車において、上記バツクドアの裏面に
弾性材料からなる防振部材を設け、該防振部材
は、上記バツクドアの裏面に取り付けるための基
部と、該基部から延設されて、上記バツクドアを
閉じたとき、上記リヤパツケージトレイの後端を
上方から弾力的に押圧する舌状の押え部と、上記
基部から延設されて該押え部の下方で、この押え
部と所定の間隔を持つて上記リヤパツケージトレ
イを下側から弾力的に押し上げる舌状の受け部と
を有し、バツクドアを閉じたとき、防振部材の押
え部と受け部によりリヤパツケージトレイの後端
を上下から弾力的に挟持するとともに、上記押え
部と受け部とは、バツクドア開時にリヤパツケー
ジトレイから離れるよう構成されているものであ
る。
(実施例) 以下図面にもとづいて本考案の実施例を説明す
る。
1はバツクドアで第1図に仮想線で示すように
上端のヒンジ(図示せず)を中心に円弧状に回動
して開閉する。
2はリヤパツケージトレイで、リヤシート3の
後方の荷物室4の上方で、この荷物室を塞ぐ板状
物で、前端(バツクシート側)をヒンジ2aによ
つて車体に取り付け、通常時は第2図に示すよう
に両側辺がサイドシエルフ5,5aに掛つて水平
状態に保持され、バツクドア1を開くと、第1図
仮想線で示すようにバツクドア1と結ばれている
紐状物6によりリヤパツケージトレイ2を吊り上
げてヒンジ2aを中心に回動して荷物室4を開
き、バツクドア1を閉じる時自重で落下して実線
の状態に荷物室4を塞ぐように構成されている。
7は防振部材で、軟質剛性樹脂(たとえばポリ
ポアミド樹脂)やゴムの如き弾性材料からなり、
第3図および第4図に示すように基部7aの後端
から立ち上つて前向に折れ曲つた舌状の押え部7
bと、同じく基部7aの中間位置から立ち上つて
押え部7bの下側に押え部7bと所定の間隔を持
つて後向に折れ曲つた舌状の受け部7cを持つて
いて、バツクドア1の裏面の2個所に取り付けら
れている。
防振部材7の取付個所は第2図に示した2個所
に限ることなく、1個所でもよく、また3個所以
上あつてもよい。
この防振部材7はバツクドア1を閉じたとき第
3図に示す如くリヤパツケージトレイ2の後端が
押え部7bと受け部7cの間にはまり込んで、押
え部7bを押し上げるとともに受け部7cを押し
下げて押え部7b受け部7cの弾力により挟持
し、バツクドア1を第1図のように開くとき、第
3図に仮想線で示す,と順次リヤパツケージ
トレイ2の後端から外れて遠ざかり、逆にバツク
ドア1を閉じるとき、,の順に移動して実線
の状態にバツクドア1より先に閉じているリヤパ
ツケージトレイ2の後端を挟持するものである。
こうしてリヤパツケージトレイ2の後端を防振
部材7により挟持すると、サイドシエルフ5,5
aで支持されるリヤパツケージトレイ2の支持長
さl1,l2が短かくてよいことになり、特にバ
ツクドア1の開閉用のステーダンパー(図示せ
ず)を取り付けるために、リヤパツケージトレイ
2に切欠部2bを設ける必要から一方の支持長さ
l2がさらに短かくなり、この支持部と防振部材
7との距離が長くなつてリヤパツケージトレイ2
の後端が余計に振動しやすくなつた場合にも振動
を防止することができる。
このようにリヤパツケージトレイ2の後端を防
振部材7により挟持すれば、リヤパツケージトレ
イ2は比較的剛性の低いものでもよくなり、薄く
することが可能となるものである。
(考案の効果) 以上説明した本考案によれば、バツクドアを閉
じたとき、リヤパツケージトレイの後端を弾力的
に上下から挟持する防振部材をバツクドアに取り
付けたことにより、リヤパツケージトレイの後端
の振動を極めて合理的に防止することができると
ともに、リヤパツケージトレイを薄くして軽量化
とコスト低下を併せて得られる効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した自動車の後部縦断面
図、第2図はリヤパツケージトレイの装着状態の
平面図、第3図は第1図A部の拡大詳細図、第4
図は防振部材の斜視図である。 1……バツクドア、2……リヤパツケージトレ
イ、7……防振部材、7a……基部、7b……押
え部、7c……受け部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バツクドアによりリヤパツケージトレイの後端
    部の振動を防止するようにした自動車において、
    上記バツクドアの裏面に弾性材料からなる防振部
    材を設け、該防振部材は、上記バツクドアの裏面
    に取り付けるための基部と、該基部から延設され
    て、上記バツクドアを閉じたとき、上記リヤパツ
    ケージトレイの後端を上方から弾力的に押圧する
    舌状の押え部と、上記基部から延設されて該押え
    部の下方で、この押え部と所定の間隔を持つて上
    記リヤパツケージトレイを下側から弾力的に押し
    上げる舌状の受け部とを有し、バツクドア閉時に
    上記押え部と受け部との間にリヤパツケージトレ
    イの後端を挟持するとともに、上記押え部と受け
    部とは、バツクドア開時にリヤパツケージトレイ
    から離れるよう構成されていることを特徴とす
    る、自動車のリヤパツケージトレイ装置。
JP1985160525U 1985-10-19 1985-10-19 Expired JPH043872Y2 (ja)

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JP1985160525U JPH043872Y2 (ja) 1985-10-19 1985-10-19

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JPS6267855U JPS6267855U (ja) 1987-04-27
JPH043872Y2 true JPH043872Y2 (ja) 1992-02-05

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