JPH0438660B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0438660B2 JPH0438660B2 JP60270278A JP27027885A JPH0438660B2 JP H0438660 B2 JPH0438660 B2 JP H0438660B2 JP 60270278 A JP60270278 A JP 60270278A JP 27027885 A JP27027885 A JP 27027885A JP H0438660 B2 JPH0438660 B2 JP H0438660B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scale
- slider
- correction member
- correction
- cylindrical body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 42
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 11
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 4
- 230000009471 action Effects 0.000 description 11
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000003708 edge detection Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 238000004043 dyeing Methods 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H23/00—Registering, tensioning, smoothing or guiding webs
- B65H23/02—Registering, tensioning, smoothing or guiding webs transversely
- B65H23/032—Controlling transverse register of web
Landscapes
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、走行する布帛・金属製薄板・紙等
の帯状の走行生地の蛇行修正機における蛇行修正
部材の作動装置の改良に関するものであり、例え
ば、染色・乾燥等の布帛の処理工程において、走
行する布帛の蛇行を修正すると共に、その幅出し
を行なうためのテンタにおける回動アームの回動
機構等に使用する作動装置に関するものである。
の帯状の走行生地の蛇行修正機における蛇行修正
部材の作動装置の改良に関するものであり、例え
ば、染色・乾燥等の布帛の処理工程において、走
行する布帛の蛇行を修正すると共に、その幅出し
を行なうためのテンタにおける回動アームの回動
機構等に使用する作動装置に関するものである。
(従来の技術)
この発明の発明者は、先に、装置全体の小型化
及び使用性の向上等を目的とした走行生地の蛇行
修正機における修正部材の作動装置(特願昭58−
10955号)を提案している。
及び使用性の向上等を目的とした走行生地の蛇行
修正機における修正部材の作動装置(特願昭58−
10955号)を提案している。
この装置は、第7図に示すように、中空回転軸
2と、該軸の軸受3、該軸2の外周に固設したロ
ータ4と、該ロータ4の外周に配置したステイタ
ー5と、これらを収容するケーシング6等から成
る正逆両用のモータ1と、所要長さのスクリユー
シヤフト7及び該シヤフト7の嵌装部材8とから
構成されている。また、上記嵌装部材8は、中空
回転軸2と該軸の一端部にビス9を介して固着し
た減摩用ボール12の循環路10を備えたナツト
部材11とから成り、該嵌装部材8内にスクリユ
ーシヤフト7を貫挿させると共に、上記ナツト部
材11とシヤフト7をボール12を介して螺合さ
せ、更に、上記シヤフト7の両端部は支持部材1
3に対して非回転状態に固着している。
2と、該軸の軸受3、該軸2の外周に固設したロ
ータ4と、該ロータ4の外周に配置したステイタ
ー5と、これらを収容するケーシング6等から成
る正逆両用のモータ1と、所要長さのスクリユー
シヤフト7及び該シヤフト7の嵌装部材8とから
構成されている。また、上記嵌装部材8は、中空
回転軸2と該軸の一端部にビス9を介して固着し
た減摩用ボール12の循環路10を備えたナツト
部材11とから成り、該嵌装部材8内にスクリユ
ーシヤフト7を貫挿させると共に、上記ナツト部
材11とシヤフト7をボール12を介して螺合さ
せ、更に、上記シヤフト7の両端部は支持部材1
3に対して非回転状態に固着している。
従つて、この構成においては、ロータ4を正逆
両回転させることによつて、モータ1をスクリユ
ーシヤフト7の軸方向へ左右移動させることがで
きるものであり、このとき、ケーシング6の上面
位置において、軸受14を介して枢着させた取付
部16の枢軸161に対して、走行生地の蛇行修
正機における修正部材15を固着させると、該修
正部材15をシヤフト7の左右軸方向へ移動させ
る作動装置として利用できるものである。
両回転させることによつて、モータ1をスクリユ
ーシヤフト7の軸方向へ左右移動させることがで
きるものであり、このとき、ケーシング6の上面
位置において、軸受14を介して枢着させた取付
部16の枢軸161に対して、走行生地の蛇行修
正機における修正部材15を固着させると、該修
正部材15をシヤフト7の左右軸方向へ移動させ
る作動装置として利用できるものである。
ところで、上記装置の構成においては、モータ
1自体を左右移動させるものであるため、装置の
構成が外部モータやプーリ及びベルト等の伝動部
材を必要とした従前のものに較べて大幅に簡易省
略化されることになつて、その全体形状を小型化
することができるといつた効果を得ることができ
たが、モータ1に回転モータを用いたものである
から、次のような問題がある。
1自体を左右移動させるものであるため、装置の
構成が外部モータやプーリ及びベルト等の伝動部
材を必要とした従前のものに較べて大幅に簡易省
略化されることになつて、その全体形状を小型化
することができるといつた効果を得ることができ
たが、モータ1に回転モータを用いたものである
から、次のような問題がある。
即ち、モータ1のON−OFF操作は、例えば、
蛇行修正機における走行生地の耳端検出器による
走行生地の蛇行検出信号及びその修正検出信号に
基づいて行なわれるが、上記モータのON−OFF
作用とモータ1(即ち、修正部材15)の左右方
向への移動停止作用との間にズレが生じ易く、従
つて、修正部材15の作動装置としては、特に、
その停止精度の面で高精度の制御を期待できない
といつた問題を生じている。
蛇行修正機における走行生地の耳端検出器による
走行生地の蛇行検出信号及びその修正検出信号に
基づいて行なわれるが、上記モータのON−OFF
作用とモータ1(即ち、修正部材15)の左右方
向への移動停止作用との間にズレが生じ易く、従
つて、修正部材15の作動装置としては、特に、
その停止精度の面で高精度の制御を期待できない
といつた問題を生じている。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は、耳端検出器からの耳端検出信号等に
基づいて作動されるモータの往復駆動作用との所
定位置での停止作用を、上記信号等に対応させて
確実に行なうことにより、高精度の制御が可能な
蛇行修正機における修正部材の作動装置を提供す
ることを目的とするものである。
基づいて作動されるモータの往復駆動作用との所
定位置での停止作用を、上記信号等に対応させて
確実に行なうことにより、高精度の制御が可能な
蛇行修正機における修正部材の作動装置を提供す
ることを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、上述した問題点を解決するために、
左右往復動させるモータに、所定長さの固定側ス
ケールと該スケールの底面側に配置させたスライ
ダーとから成るリニアモータを用いると共に、該
モータにおけるスライダーの脱落防止を図るため
に、筒状体を上記スライダーの外面部に固着し、
且つ、該スライダーと上記スケールの外面部に被
嵌させ、また、該筒状体の上面中央部に修正部材
の取付部を配置して構成したものである。
左右往復動させるモータに、所定長さの固定側ス
ケールと該スケールの底面側に配置させたスライ
ダーとから成るリニアモータを用いると共に、該
モータにおけるスライダーの脱落防止を図るため
に、筒状体を上記スライダーの外面部に固着し、
且つ、該スライダーと上記スケールの外面部に被
嵌させ、また、該筒状体の上面中央部に修正部材
の取付部を配置して構成したものである。
また、上記筒状体の上面中央部と修正部材の取
付部との両者を水平方向へ回動自在に連結して構
成し、更に、上記スケールの一端部側のみを上下
方向の枢軸に枢着し、且つ、その他端部側を水平
方向へ回動自在に構成することにより、上記筒状
体の上面中央部に取付けた修正部材の左右往復動
若しくは左右水平方向の揺(回)動作用に確実に
対応させたものである。
付部との両者を水平方向へ回動自在に連結して構
成し、更に、上記スケールの一端部側のみを上下
方向の枢軸に枢着し、且つ、その他端部側を水平
方向へ回動自在に構成することにより、上記筒状
体の上面中央部に取付けた修正部材の左右往復動
若しくは左右水平方向の揺(回)動作用に確実に
対応させたものである。
(作用)
本発明の構成によれば、リニアモータ自体がそ
の固定側スケールに沿つて左右往復動されるの
で、該モータにおけるスライダーの脱落防止用筒
状体に取付けた修正部材は、該モータの上記往復
動に伴つて左右方向へ移動されながら所要の修正
作用を行なうものである。
の固定側スケールに沿つて左右往復動されるの
で、該モータにおけるスライダーの脱落防止用筒
状体に取付けた修正部材は、該モータの上記往復
動に伴つて左右方向へ移動されながら所要の修正
作用を行なうものである。
また、上記モータ(筒状体)側と修正部材側と
が水平方向へ回動自在に連結され、更に、該モー
タのスケールの一端側が水平方向へ回動自在に枢
着されているときは、修正部材の上記左右往復動
若しくは左右水平方向への揺(回)動作用を伴う
該修正部材の修正作用に対応できるものである。
が水平方向へ回動自在に連結され、更に、該モー
タのスケールの一端側が水平方向へ回動自在に枢
着されているときは、修正部材の上記左右往復動
若しくは左右水平方向への揺(回)動作用を伴う
該修正部材の修正作用に対応できるものである。
(実施例)
次に、本発明を第1図A及びB乃至第6図に示
す実施例図に基づいて説明する。
す実施例図に基づいて説明する。
第1図Aは、走行生地の蛇行修正機における修
正部材17の作動装置を示しており、該作動装置
は、所定長さの固定側スケール18及び該スケー
ルの底面側に配置させたスライダー19とから成
るリニアモータ(図例のものは、リニアパルスモ
ータ)20と、上記スライダー19の外面部に固
着し、且つ、該スライダーと上記スケール18の
外面部に被嵌させた該スライダーの脱落防止用筒
状体21と、該筒状体21の上面中央部に設けた
修正部材17の取付部22とから構成されてい
る。
正部材17の作動装置を示しており、該作動装置
は、所定長さの固定側スケール18及び該スケー
ルの底面側に配置させたスライダー19とから成
るリニアモータ(図例のものは、リニアパルスモ
ータ)20と、上記スライダー19の外面部に固
着し、且つ、該スライダーと上記スケール18の
外面部に被嵌させた該スライダーの脱落防止用筒
状体21と、該筒状体21の上面中央部に設けた
修正部材17の取付部22とから構成されてい
る。
また、上記スケール18は、第2図及び第3図
に示すように、その両端部が支持フレーム23,
23に夫々固着されると共に、その底面の略全中
心部には所要複数のスケール歯部181……181
が形成されており、更に、該スケールの底面縁部
には左右長手方向のガイド溝182が形成されて
いる。
に示すように、その両端部が支持フレーム23,
23に夫々固着されると共に、その底面の略全中
心部には所要複数のスケール歯部181……181
が形成されており、更に、該スケールの底面縁部
には左右長手方向のガイド溝182が形成されて
いる。
また、上記スライダー19における上記スケー
ル18との対向面四隅部には、該スケールの底面
に接当させた摺動ローラ24……24が夫々回転
自在に枢着されており、且つ、上記スケールのガ
イド溝182の位置と対応する左右の摺動ローラ
24,24には、第4図に示すように、スケール
側の上記ガイド溝182内に嵌合させるガイド用
ローラ241,241が夫々設けられている。ま
た、上記スライダー19内には、永久磁石で結合
された4個の磁極25……25が上記スケール歯
部181……181に対向して配置されている。従
つて、上記スライダー19はその磁力によつてス
ケール18の底面に吸着された状態で配置される
と共に、該スライダー19の左右往復動時には上
記した摺動ローラ24及びそのガイドローラ24
1の摺動及びガイド作用によつて、スムーズで且
つ直進性に優れた左右往復動作用が得られる。
ル18との対向面四隅部には、該スケールの底面
に接当させた摺動ローラ24……24が夫々回転
自在に枢着されており、且つ、上記スケールのガ
イド溝182の位置と対応する左右の摺動ローラ
24,24には、第4図に示すように、スケール
側の上記ガイド溝182内に嵌合させるガイド用
ローラ241,241が夫々設けられている。ま
た、上記スライダー19内には、永久磁石で結合
された4個の磁極25……25が上記スケール歯
部181……181に対向して配置されている。従
つて、上記スライダー19はその磁力によつてス
ケール18の底面に吸着された状態で配置される
と共に、該スライダー19の左右往復動時には上
記した摺動ローラ24及びそのガイドローラ24
1の摺動及びガイド作用によつて、スムーズで且
つ直進性に優れた左右往復動作用が得られる。
第1図Bは、第1図Aのリニアモータ(リニア
パルスモータ)20の具体例を示すもので、この
具体例では、固定側スケール18を金属材料から
成る二次導体側とし、また、スライダー19に配
設した4個の磁極25,25,25′,25′のう
ちの磁極25,25の共通コイルC1,C2の端部
を単相電源ESを介してスイツチSにより接離自
在に結線接続し、また、磁極25′,25′の共通
コイルC3,C4のうちのコイルC3の端部を上記コ
イルC1に結線を接続すると共に、コイルC4の端
部を上記スイツチSを介して上記単相電源ESに
接離自在に接続し、且つコイルC2とコイルC4を
コンデンサCを介し結線接続してスケール18及
びスライダー19から成るリニアモータ20を構
成したものである。
パルスモータ)20の具体例を示すもので、この
具体例では、固定側スケール18を金属材料から
成る二次導体側とし、また、スライダー19に配
設した4個の磁極25,25,25′,25′のう
ちの磁極25,25の共通コイルC1,C2の端部
を単相電源ESを介してスイツチSにより接離自
在に結線接続し、また、磁極25′,25′の共通
コイルC3,C4のうちのコイルC3の端部を上記コ
イルC1に結線を接続すると共に、コイルC4の端
部を上記スイツチSを介して上記単相電源ESに
接離自在に接続し、且つコイルC2とコイルC4を
コンデンサCを介し結線接続してスケール18及
びスライダー19から成るリニアモータ20を構
成したものである。
而して、上記第1図Bに示す具体例は、コンデ
ンサCを用いて単相電源ESより二相を発生させ
る例であつて、スイツチSを接点S1側に接触させ
ると、磁極25,25のコイルC1,C2にはIr電流
が流れると共に、磁極25′,25′のコイルC3,
C4にはIc電流が流れて一次側となり、スケール1
8の二次導体を第1図Bに向つて右側に動かそう
とするので、同図に示す構造により、筒状体21
は同図に矢印で示すXの方向に移動するものであ
り、また、スイツチSを接点S2側に接触させる
と、上記とは逆に、筒状体21は同図に矢印で示
すYの方向に移動するものである。
ンサCを用いて単相電源ESより二相を発生させ
る例であつて、スイツチSを接点S1側に接触させ
ると、磁極25,25のコイルC1,C2にはIr電流
が流れると共に、磁極25′,25′のコイルC3,
C4にはIc電流が流れて一次側となり、スケール1
8の二次導体を第1図Bに向つて右側に動かそう
とするので、同図に示す構造により、筒状体21
は同図に矢印で示すXの方向に移動するものであ
り、また、スイツチSを接点S2側に接触させる
と、上記とは逆に、筒状体21は同図に矢印で示
すYの方向に移動するものである。
また、上記スライダー19の脱落防止用筒状体
21は、該スライダーの外面部におけるパツクプ
レート191に固着されると共に、その上面部2
11とスケール18との間には所要の間隙lを保
つた状態で該スケール18に嵌装されている。な
お、スライダー19は上記した磁極によつてスケ
ール18に吸着されてその脱落防止が図られてい
るが、例えば、強振動等の外力によつてスケール
18から脱落するような場合がある。従つて、該
スライダー19が筒状体21と共に落下したとし
ても、その上面部211によつてスケール18か
らの脱落防止が完全に図れると共に、該スライダ
ー19をスケール18に再吸着させることができ
るものである。また、上記したように、スライダ
ー19はスケール18に吸着されて通常時には脱
落しないが、この吸着力は、修正部材17を前記
取付部22に取付けたときに、筒状体21を介し
て加えられる該修正部材17の荷重によつてスラ
イダー19が脱落しないように調整されている。
なお、上記した修正部材17の荷重が上記筒状体
21を介してスライダー19に直接的に加えられ
るのを防止するため、第1図Aに示すように、該
修正部材17の底面部にキヤスター26,26を
取付けると共に、その下面に該キヤスター26,
26を支受し、且つ、その左右方向への転動をガ
イドするガイドレール27を架設することが好ま
しい。
21は、該スライダーの外面部におけるパツクプ
レート191に固着されると共に、その上面部2
11とスケール18との間には所要の間隙lを保
つた状態で該スケール18に嵌装されている。な
お、スライダー19は上記した磁極によつてスケ
ール18に吸着されてその脱落防止が図られてい
るが、例えば、強振動等の外力によつてスケール
18から脱落するような場合がある。従つて、該
スライダー19が筒状体21と共に落下したとし
ても、その上面部211によつてスケール18か
らの脱落防止が完全に図れると共に、該スライダ
ー19をスケール18に再吸着させることができ
るものである。また、上記したように、スライダ
ー19はスケール18に吸着されて通常時には脱
落しないが、この吸着力は、修正部材17を前記
取付部22に取付けたときに、筒状体21を介し
て加えられる該修正部材17の荷重によつてスラ
イダー19が脱落しないように調整されている。
なお、上記した修正部材17の荷重が上記筒状体
21を介してスライダー19に直接的に加えられ
るのを防止するため、第1図Aに示すように、該
修正部材17の底面部にキヤスター26,26を
取付けると共に、その下面に該キヤスター26,
26を支受し、且つ、その左右方向への転動をガ
イドするガイドレール27を架設することが好ま
しい。
また、上記修正部材17の取付部22の底面中
央部には枢軸221が垂設されており、この枢軸
221を筒状体21の上面中央部に配設したスラ
スト軸受28に軸支させることによつて、上記取
付部22は筒状体21に対して水平方向へ回動自
在に取付けられている。
央部には枢軸221が垂設されており、この枢軸
221を筒状体21の上面中央部に配設したスラ
スト軸受28に軸支させることによつて、上記取
付部22は筒状体21に対して水平方向へ回動自
在に取付けられている。
なお、上記第1図乃至第4図に示した第1実施
例においては、モータにおけるスケール18の両
端右を左右の支持フレーム23,23に夫々固着
して構成したものであるから、例えば、修正部材
17が該スケール18の方向と平行する左右方向
へ往復動される間に所要の修正作用を行なうこと
ができる場合に適合している。
例においては、モータにおけるスケール18の両
端右を左右の支持フレーム23,23に夫々固着
して構成したものであるから、例えば、修正部材
17が該スケール18の方向と平行する左右方向
へ往復動される間に所要の修正作用を行なうこと
ができる場合に適合している。
しかしながら、第6図に示すように、修正部材
(テンタの回動アーム)17の基端部171が枢軸
29を支点として水平方向へ回動自在に設けられ
ており、従つて、該修正部材の先端部172側が
モータ20の左右往復動に伴つて左右方向へ揺動
(回動)される間に所要の修正作用を行なうよう
に設けられている場合は、該修正部材17の揺動
及びモータ20の左右往復動が可能となるように
構成すればよい。
(テンタの回動アーム)17の基端部171が枢軸
29を支点として水平方向へ回動自在に設けられ
ており、従つて、該修正部材の先端部172側が
モータ20の左右往復動に伴つて左右方向へ揺動
(回動)される間に所要の修正作用を行なうよう
に設けられている場合は、該修正部材17の揺動
及びモータ20の左右往復動が可能となるように
構成すればよい。
即ち、第5図及び第6図(第2実施例図)に示
すように、上記スケール18のいずれか一端部側
のみを機体フレーム30側に固定した上下方向の
枢軸31に枢着することにより、修正部材17の
取付部22及びスケール18を各枢軸221,3
1を支点として夫々水平方向へ回動自在に構成す
ればよい。
すように、上記スケール18のいずれか一端部側
のみを機体フレーム30側に固定した上下方向の
枢軸31に枢着することにより、修正部材17の
取付部22及びスケール18を各枢軸221,3
1を支点として夫々水平方向へ回動自在に構成す
ればよい。
図中の符号Fは走行生地を示すものである。
上述したように、上記モータ20は、例えば、
耳端検出器からの耳端位置検出に基づく入力信号
(パルス)に対応して左右いずれかの方向へ移動
されるが、この移動距離に対応して走行生地Fは
修正機構17を介して左側或は右側へ移動されて
その蛇行が修正されるものである。
耳端検出器からの耳端位置検出に基づく入力信号
(パルス)に対応して左右いずれかの方向へ移動
されるが、この移動距離に対応して走行生地Fは
修正機構17を介して左側或は右側へ移動されて
その蛇行が修正されるものである。
このとき、該モータ20の左右移動距離は入力
信号に比例したものとなり、従つて、高精度の制
御が可能となると共に、制御システム構成が簡略
化される効果がある。
信号に比例したものとなり、従つて、高精度の制
御が可能となると共に、制御システム構成が簡略
化される効果がある。
また、装置の全体的形状が小型化されると共
に、その構成が簡略化されるので、装置の機体フ
レーム等への取付け及びその保守点検作業が容易
となり、更には、装置の信頼性及び耐久性の向上
を図ることができ、また、装置取付スペースが減
少して経済的であると共に、作動時における騒音
を低減できる等の実用的効果がある。
に、その構成が簡略化されるので、装置の機体フ
レーム等への取付け及びその保守点検作業が容易
となり、更には、装置の信頼性及び耐久性の向上
を図ることができ、また、装置取付スペースが減
少して経済的であると共に、作動時における騒音
を低減できる等の実用的効果がある。
(発明の効果)
本発明の構成によれば、耳端検出器からの耳端
検出信号等に基づいて作動されるモータの往復駆
動作用とその所定位置での停止作用とが上記信号
等に対応して確実に行なわれるので、高精度の制
御が可能な作動装置を提供できる効果がある。
検出信号等に基づいて作動されるモータの往復駆
動作用とその所定位置での停止作用とが上記信号
等に対応して確実に行なわれるので、高精度の制
御が可能な作動装置を提供できる効果がある。
また、装置の全体形状の小型化、及び、その構
成簡略化によつて、該装置の取扱い及び保守点検
作業が容易となり、更に、装置の信頼性及び耐久
性の向上を図ることができ、また、装置の取付ス
ペースが減少化されて経済的であると共に、作動
時における騒音の低減化を図ることができる等、
装置の実際の使用時において優れた実用的な効果
を奏するものである。
成簡略化によつて、該装置の取扱い及び保守点検
作業が容易となり、更に、装置の信頼性及び耐久
性の向上を図ることができ、また、装置の取付ス
ペースが減少化されて経済的であると共に、作動
時における騒音の低減化を図ることができる等、
装置の実際の使用時において優れた実用的な効果
を奏するものである。
第1図A及びB乃至第4図は本発明装置の第1
実施例を示すものであり、第1図Aは該装置の一
部切欠縦断正面図、第2図及び第3図は該装置の
取付状態を示す一部切欠正面図及びその平面図、
第4図は該装置要部の一部切欠縦断側面図であ
る。第5図及び第6図は本発明装置の第2実施例
を示すものであり、第5図は該装置の取付状態を
示す一部切欠正面図、第6図は該装置をテンタに
おける回動アームの回動機構として使用した状態
を示す平面図である。第7図は従来例の作動装置
例を示す一部切欠縦断正面図である。 17……修正部材、18……スケール、19…
…スライダー、20……リニアモータ、21……
筒状体、22……取付部、221……枢軸、28
……スラスト軸受、31……枢軸、F……走行生
地。
実施例を示すものであり、第1図Aは該装置の一
部切欠縦断正面図、第2図及び第3図は該装置の
取付状態を示す一部切欠正面図及びその平面図、
第4図は該装置要部の一部切欠縦断側面図であ
る。第5図及び第6図は本発明装置の第2実施例
を示すものであり、第5図は該装置の取付状態を
示す一部切欠正面図、第6図は該装置をテンタに
おける回動アームの回動機構として使用した状態
を示す平面図である。第7図は従来例の作動装置
例を示す一部切欠縦断正面図である。 17……修正部材、18……スケール、19…
…スライダー、20……リニアモータ、21……
筒状体、22……取付部、221……枢軸、28
……スラスト軸受、31……枢軸、F……走行生
地。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 所定長さの固定側スケール及び該スケールの
底面側に配置させたスライダーとから成るリニア
モータと、該リニアモータにおける上記スライダ
ーの外面部に固着し、且つ、該スライダーと上記
スケールの外面部に被嵌させた該スライダーの脱
落防止用筒状体と、該筒状体の上面中央部に設け
た修正部材の取付部とから構成したことを特徴と
する走行生地の蛇行修正機における修正部材の作
動装置。 2 スライダーの脱落防止用筒状体の上面中央部
と修正部材の取付部に垂設した枢軸とをスラスト
軸受を介して回動自在に枢着させて構成した特許
請求の範囲第1項に記載の走行生地の蛇行修正機
における修正部材の作動装置。 3 スライダーの脱落防止用筒状体の上面中央部
と修正部材の取付部に垂設した枢軸とをスラスト
軸受を介して枢着すると共に、スケールのいずれ
か一端部側のみを上下方向の枢軸を介して枢着す
ることにより、上記修正部材の取付部及びスケー
ルを各枢軸を支点として夫々水平方向へ回動自在
に構成した特許請求の範囲第1項に記載の走行生
地の蛇行修正機における修正部材の作動装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60270278A JPS62130955A (ja) | 1985-11-29 | 1985-11-29 | 走行生地の蛇行修正機における修正部材の作動装置 |
US06/838,775 US4807791A (en) | 1985-11-29 | 1986-03-12 | Apparatus for actuating a sidemovement correcting member of a machine for correcting the sidemovement of a travelling sheet-like article |
DE19863613580 DE3613580A1 (de) | 1985-11-29 | 1986-04-22 | Vorrichtung zum antrieb eines seitwaerts beweglichen korrekturgliedes in einer anlage zur korrektur der seitwaertsbewegung eines druchlaufenden flachen bandmaterials |
IT48554/86A IT1201074B (it) | 1985-11-29 | 1986-10-16 | Apparecchio per azionare un organo di correzione del movimento laterale di una macchina per muovere un oggetto a foglio |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60270278A JPS62130955A (ja) | 1985-11-29 | 1985-11-29 | 走行生地の蛇行修正機における修正部材の作動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62130955A JPS62130955A (ja) | 1987-06-13 |
JPH0438660B2 true JPH0438660B2 (ja) | 1992-06-25 |
Family
ID=17484025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60270278A Granted JPS62130955A (ja) | 1985-11-29 | 1985-11-29 | 走行生地の蛇行修正機における修正部材の作動装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4807791A (ja) |
JP (1) | JPS62130955A (ja) |
DE (1) | DE3613580A1 (ja) |
IT (1) | IT1201074B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0427889Y2 (ja) * | 1986-04-01 | 1992-07-06 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4335747C1 (de) * | 1993-10-20 | 1995-06-08 | Heiner Kudrus | Verfahren und Vorrichtung zum Führen eines Bandes |
IT1286171B1 (it) * | 1996-07-12 | 1998-07-07 | Bridgestone Firestone Tech | Gruppo convogliatore di materiale in strisce. |
DE10004482C2 (de) * | 2000-02-02 | 2002-06-13 | Koenig & Bauer Ag | Vorrichtung zum Einziehen einer Bahn in einer Rollenrotationsdruckmaschine |
CN105951414B (zh) * | 2016-07-09 | 2018-06-26 | 浙江赛博家纺有限公司 | 验布机 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2731212A (en) * | 1953-02-13 | 1956-01-17 | Richard S Baker | Polyphase electromagnet strip guiding and tension device |
DE1413778B2 (de) * | 1961-02-22 | 1970-04-30 | Erhardt & Leimer KG, 89OO Augsburg | Vorrichtung zum Steuern und Regeln eines Elektromotors in Abhängigkeit von der Kantenabweichung einer Warenbahn |
JPS5037169U (ja) * | 1973-07-31 | 1975-04-18 | ||
DE2930534C2 (de) * | 1979-07-27 | 1984-08-30 | Werner 2000 Hamburg Röseler | Vorrichtung zum Transport von Bahnen |
US4644199A (en) * | 1979-09-05 | 1987-02-17 | Kollmorgen Technologies Corporation | Linear DC permanent magnet motor |
JPS602234Y2 (ja) * | 1979-10-01 | 1985-01-22 | 東洋機械株式会社 | テンタにおけるア−ム回動装置 |
JPS5953784B2 (ja) * | 1980-04-15 | 1984-12-26 | ブラザー工業株式会社 | リニアステツプモ−タ |
JPS5822249A (ja) * | 1981-08-03 | 1983-02-09 | Toyo Kikai Kk | テンタのア−ム回動装置 |
JPS5822248A (ja) * | 1981-08-03 | 1983-02-09 | Toyo Kikai Kk | テンタのア−ム回動装置 |
GB2134492B (en) * | 1983-01-31 | 1986-01-02 | Toyo Machinery Co | Correcting sideways movements of travelling web |
JPS6115561A (ja) * | 1984-06-29 | 1986-01-23 | Shinko Electric Co Ltd | リニアパルスモ−タ |
-
1985
- 1985-11-29 JP JP60270278A patent/JPS62130955A/ja active Granted
-
1986
- 1986-03-12 US US06/838,775 patent/US4807791A/en not_active Expired - Fee Related
- 1986-04-22 DE DE19863613580 patent/DE3613580A1/de active Granted
- 1986-10-16 IT IT48554/86A patent/IT1201074B/it active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0427889Y2 (ja) * | 1986-04-01 | 1992-07-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3613580C2 (ja) | 1990-05-23 |
IT1201074B (it) | 1989-01-27 |
US4807791A (en) | 1989-02-28 |
IT8648554A0 (it) | 1986-10-16 |
JPS62130955A (ja) | 1987-06-13 |
DE3613580A1 (de) | 1987-06-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4740946A (en) | Data converter pickup carriage assembly | |
JP4814438B2 (ja) | リニアモータを内蔵したステージ装置 | |
JP2009184829A (ja) | 直接駆動装置を有する機械 | |
JP3271372B2 (ja) | 磁気浮上アクチュエータ | |
JPH0438660B2 (ja) | ||
GB2310730A (en) | Driving a blur correcting lens in two orthogonal directions for a camera | |
JP4510307B2 (ja) | 電子部品実装機 | |
JPS6044453A (ja) | 走行生地の蛇行修正装置 | |
JPS6240052A (ja) | 回転及び軸直線運動両用型の電動機 | |
JPH10223597A (ja) | 基板洗浄方法および基板洗浄装置 | |
EP0579839B1 (en) | Ink arrangement in printing machine | |
JP2506356B2 (ja) | ウエハ搬送装置 | |
JP3300465B2 (ja) | 2自由度アクチュエータ | |
KR930008331A (ko) | 자기베어링장치 | |
JP3317425B2 (ja) | 自走式直線運動駆動装置用支持具 | |
JP2000102237A (ja) | リニアスライド | |
JP2760581B2 (ja) | 位置決め装置 | |
JPH08180343A (ja) | ビデオテープレコーダ用ヘッドドラム組立体 | |
KR100699346B1 (ko) | 비접촉 회전 스테이지 | |
JPH076541B2 (ja) | 磁気軸受装置 | |
KR0176766B1 (ko) | 코일 권선기의 텐션 조절장치 | |
JPH0511944Y2 (ja) | ||
JPH06246655A (ja) | 産業用複腕協調ロボット | |
JPH02167979A (ja) | 開閉装置 | |
JPH03293586A (ja) | 位置決めテーブル装置 |