JPH0438612Y2 - - Google Patents

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JPH0438612Y2
JPH0438612Y2 JP1985058329U JP5832985U JPH0438612Y2 JP H0438612 Y2 JPH0438612 Y2 JP H0438612Y2 JP 1985058329 U JP1985058329 U JP 1985058329U JP 5832985 U JP5832985 U JP 5832985U JP H0438612 Y2 JPH0438612 Y2 JP H0438612Y2
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  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は鳴音検出装置、特に、ポケツトベル等
の自動検査に使用する複数の音源の鳴音を検出す
るための鳴音検出装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の鳴音検出装置は一例を第7図に示すよう
に音源から発生した音を音信号に変換するマイク
と、その音信号から音の検出を行なうコンパレー
タとを含んで構成される。
第7図は従来の鳴音検出装置の一例を示すため
のブロツク図である。
ある位置の音源より発生した被測定音aはマイ
ク8により音信号iに変換されコンパレータ9に
加えられる。コンパレータ9は、音信号iとあら
かじめ設定されたしきい値jを比較し、音信号i
の方が大きければ音が発生していると判別し、音
信号iの方が小さければ音がないと判別し音の有
無を示す信号kを出力するというものであつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述した従来の鳴音検出装置は、マイク8に入
つて来た音の発生した位置を判別する機能をもた
ないので測定対象外の音を区別できないので正確
な鳴音の検出ができないという欠点とともに複数
の音源が同時に音を発生する場合には測定ができ
ず一音源ずつの測定となり鳴音の検出に長時間を
要するという欠点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の鳴音検出装置は音源より到達した音を
音の大きさに比例した第1と第2の音量信号に変
換する第1と第2の音量化手段と、前記音量信号
を入力し一定時間ごとに音量値と時刻を対応づけ
て記録し記録された前記音量値と前記時刻を順次
出力する第1と第2の音量記録手段と、前記第1
と第2の音量記録手段より出力される各々の前記
音量値の増減より音の発生及び消滅を判別して発
生消滅信号を出力しさらに各々の前記音量値に対
応づけられた前記時刻を入力して各々に発生及び
消滅がおこる時刻の相対的な時間差を計数して時
間差計数値を出力する時間差計数手段と、前記時
間差計数値を入力して前記音源の位置を判別し音
源位置を出力する位置判別手段と、前記時刻と前
記音源位置を入力して発生消滅時刻を計数して出
力する発生消滅時刻計数手段とを含んで構成され
る。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例について、図面を参照し
て詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク図で
ある。
ある位置の音源より発生した被測定音aは、そ
の位置と音量化手段1及び1′との距離に応じた
時間遅れをもつて音量化手段1及び1′へ到達す
る。音量化手段1及び1′へ到達した被測定音a
は音量信号b及びb′に変換され出力される。音量
記録手段2及び2′は、音量信号b及びb′を入力
して一定時間ごとに音量値c及びc′と時刻d及び
d′を対応づけて記録し記録された音量値c及び
c′と時刻d及びd′を順次出力する。
時間差計数手段3は音量値c及びc′を入力して
音量が変化したことを判別して発生消滅信号eを
出力し被測定音aが音量化手段1及び1′にどれ
だけの時間差をもつて到達したかを時刻d及び
d′を入力して計数し時間差計数値fを出力する。
位置判別手段4は、時間差計数値fと図には示さ
れていない測定対象の音源の位置より算出される
各音源固有の時間差を表わす値を比較し音源位置
gを判別し出力する。
発生消滅時刻計数手段5は時刻dあるいはd′と
音源位置gより発生消滅時刻hを算出し出力す
る。
第2図は本考案を用いた鳴音検出の一実施例を
説明するための配置図である。音量化手段1及び
1′と測定対象の音源6−1,6−2,6−3と
測定対象外の音源7が簡単のために等間隔で一直
線上に位置しているものとし、各々の音量は等し
いものとする。
第3図は音源より発生した音のタイムチヤート
の一例であり、第3図a,b,c,dは各々音源
7,6−1,6−2,6−3より発生したもので
ある。
第4図a,bは第3図の音が音量化手段1及び
1′に加えられた変換された音量信号b及びb′を
表わしている。
簡単のために第3図及び第4図の横軸の一目盛
りは、第2図の一間隔を音が進むのに要する時間
長として示してあり、第4図の縦軸は1つの音が
発生していることを一目盛りに示してある。
第5図は第4図に示される音量信号b,b′それ
ぞれが音量記録手段2,2′に加えられた場合の
音量値c,c′と時刻d,d′が示してある。第5図
a,bで各々上段が音量値c,c′であり下段が時
刻d,d′である。
第6図は4つの音源6−1,6−2,6−3,
7から発生した音が音量化手段1に到達してから
音量化手段1′に到達するまでにかかる時間を第
2図の一間隔を1の長さで表わしたものであり位
置判別手段4にあらかじめ設定される時間差であ
る。但し、音が音量化手段1へ先に到達する場合
をtで表わしてある。
時間差計数手段3は、音量値cより、時刻dが
5,6,9,11のとき音が発生し、時刻dが12,
12,15,17のとき音が消滅したと判別し、各々に
ついて発生及び消滅を表わす発生消滅信号eを出
力する。そして、音量値c,c′より各々の時間差
計数値fを出力する。この場合の時間差計数値f
は音発生に対するものが上記時刻dの順に(+
3,+4)、(+2,+3)、(−1,0)、(−3,

2)となり、音消滅に対するものが上記時刻dの
順に(+2,+3,+4)、(+2,+3,+4)、(

1,0,+1)、(−3,−2,−1)となる。位置
判別手段4は、これらの時間差計数値fと第6図
に示されるような時間差を比較して、時刻dが5
の場合音源位置gは(+3,+4)、即ち、測定対
象外と判別し、時刻dが6の場合音源位置gは+
2、即ち音源6−1と判別し時刻dが9の場合音
源位置gは0、即ち音源6−2と判別し、時刻d
が11の場合音源gは−2、即ち音源6−3と判別
する。同様に消滅の場合も判別できる。
発生消滅時刻計数手段5は時刻dあるいはd′と
音源位置gから発生消滅時刻hを計数、出力する
が、例えば、時刻dが6で音源位置gが+2、即
ち音源6−1の場合には音源6−1より発生した
音は音量化手段1に到達するのに1の大きさの時
間だけ遅れることがあらかじめわかつているの
で、発生消滅時刻hを6−1=5と計数し出力す
る。他の発生及び消滅についても同様にして計数
できる。
以上のようにして発生消滅信号eと音源位置g
と発生消滅時刻hが得られ、第3図のような音の
発生及び消滅の様子が再現できる。
ここでは、簡単のために4つの音源の場合を説
明したが同様にして、さらに多くの音源に対して
も本考案により鳴音検出ができる。
〔考案の効果〕
本考案の鳴音検出装置は、2つの音量信号の時
間差にもとづいて、音の発生及び消滅と音源の位
置を検出できるため、測定対象の音と測定対象外
の音を区別して正しく測定対象の音を検出でき、
同時に複数の音源の鳴音を検出できるのでより短
い時間で測定ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す鳴音検出装置
のブロツク図、第2図は鳴音検出の一実施例を説
明するための配置図、第3図a,b,c,dは第
2図の音源から発生した音の様子を示すタイムチ
ヤートの一例、第4図a,bは第3図の各々の音
が音量化手段1,1′に加えられた場合の音量信
号図、第5図a,bは、第4図a,bが音量記録
手段2,2′に記録された状態を説明するための
音量値時刻図、第6図は各音源から2つの音量化
手段への時間差を説明するための時間差説明図、
第7図は従来の一例を示す鳴音検出装置のブロツ
ク図である。 1,1′……音量化手段、2,2′……音量記録
手段、3……時間差計数手段、4……位置判別手
段、5……発生消滅時刻計数手段、6−1,6−
2,6−3……測定対象の音源、7……測定対象
外の音源、8……マイク、9……コンパレータ
ー、a……被測定音、b,b′……音量信号、c,
c′……音量値、d,d′……時刻、e……発生消滅
信号、f……時間差計数値、g……音源位置、h
……発生消滅時刻値、i……音信号、j……しき
い値、k……音の有無を示す信号。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の音源との距離が異なる位置に配置され且
    つ各々が異なる位置に配置され前記複数の音源よ
    り到達した音を音の大きさに比例した第1と第2
    の音量信号に変換する第1と第2の音量化手段
    と、前記音量信号を入力し一定時間ごとに音量値
    と時刻を対応づけて記録し記録された前記音量値
    と前記時刻を順次出力する第1と第2の音量記録
    手段と、前記第1と第2の音量記録手段より出力
    される各々の前記音量値の増減より音の発生及び
    消滅を判別して発生消滅信号を出力しさらに各々
    の前記音量値に対応づけられた前記時刻を入力し
    て各々の発生及び消滅が起きる時刻の相対的な時
    間差を計数して時間差計数値を出力する時間差計
    数手段と、前記時間差計数値を入力して前記音源
    の位置を判別し音源位置を出力する位置判別手段
    と、前記時刻と前記音源位置を入力して発生消滅
    時刻を計数して出力する発生消滅時刻計数手段と
    を含むことを特徴とする鳴音検出装置。
JP1985058329U 1985-04-19 1985-04-19 Expired JPH0438612Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985058329U JPH0438612Y2 (ja) 1985-04-19 1985-04-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985058329U JPH0438612Y2 (ja) 1985-04-19 1985-04-19

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JPS61176843U JPS61176843U (ja) 1986-11-05
JPH0438612Y2 true JPH0438612Y2 (ja) 1992-09-09

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