JPS63211496A - 火災判断装置 - Google Patents
火災判断装置Info
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- JPS63211496A JPS63211496A JP4473887A JP4473887A JPS63211496A JP S63211496 A JPS63211496 A JP S63211496A JP 4473887 A JP4473887 A JP 4473887A JP 4473887 A JP4473887 A JP 4473887A JP S63211496 A JPS63211496 A JP S63211496A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、火災による煙量と火災で生じた熱気流による
煙の流速に基づいて火災を判断する火災判断装置に関す
る。
煙の流速に基づいて火災を判断する火災判断装置に関す
る。
(従来技術)
従来の煙感知器にあっては、火災により発生した煙量、
即ち煙濃度を検出して火災を判断するようにしており、
火災と判断するための閾値レベルを火災以外の原因によ
る煙の検出で誤報を起こさないような適切なレベルに設
定している。
即ち煙濃度を検出して火災を判断するようにしており、
火災と判断するための閾値レベルを火災以外の原因によ
る煙の検出で誤報を起こさないような適切なレベルに設
定している。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで、火災を早期に発見するためには、火災と判断
、するための閾値レベルを低い目に設定して煙検出感度
を高める必要があるが、煙量のみから火災を判断する従
来の煙感知器にあっては、火災判断の閾値レベルを下げ
ると火災以外の原因による煙、例えばタバコや調理の際
に生ずる煙についても火災時と同様に判断して誤報を発
生し、信頼性が低下するという問題があった。
、するための閾値レベルを低い目に設定して煙検出感度
を高める必要があるが、煙量のみから火災を判断する従
来の煙感知器にあっては、火災判断の閾値レベルを下げ
ると火災以外の原因による煙、例えばタバコや調理の際
に生ずる煙についても火災時と同様に判断して誤報を発
生し、信頼性が低下するという問題があった。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、煙検出感度を上げても火災時の煙と火災以外の原
因による煙とを区別して正確な火災判断ができるように
した火災判断装置を提供することを目的とする。
ので、煙検出感度を上げても火災時の煙と火災以外の原
因による煙とを区別して正確な火災判断ができるように
した火災判断装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するため本発明にあっては・火災時には
、熱気流によって煙の流速がタバコや調理等による火災
以外の原因による煙の流速に比べ高速となる点に着目し
、煙量を検出すると同時に煙の流速を検出し、煙量と流
速の2つの検出情報に基づいて火災を判断するようにし
たものである・(作用) このような本発明の構成によれば、タバコや調理による
煙は室内の自然対流により運ばれることから、火災時に
比べ煙の流速が低く、一方、火災時におっては、熱気流
の発生で火災により発生した煙は急速に拡散することか
ら、火災と判断する煙量に達したとしても、流速が低い
ときには、火災以外の原因による煙と判断して火災警報
を出さず、これによって火災により発生する煙と火災以
外の原因により発生した煙とを区別して正確な火災判断
を行なうことができる。
、熱気流によって煙の流速がタバコや調理等による火災
以外の原因による煙の流速に比べ高速となる点に着目し
、煙量を検出すると同時に煙の流速を検出し、煙量と流
速の2つの検出情報に基づいて火災を判断するようにし
たものである・(作用) このような本発明の構成によれば、タバコや調理による
煙は室内の自然対流により運ばれることから、火災時に
比べ煙の流速が低く、一方、火災時におっては、熱気流
の発生で火災により発生した煙は急速に拡散することか
ら、火災と判断する煙量に達したとしても、流速が低い
ときには、火災以外の原因による煙と判断して火災警報
を出さず、これによって火災により発生する煙と火災以
外の原因により発生した煙とを区別して正確な火災判断
を行なうことができる。
(実施例)
M1図は本発明の一実施例を示したブロック図である。
まず構成を説明すると、1は煙濃度センサであり、例え
ば減光式若しくは散乱光式の煙mrlJセンサが用いら
れ、煙量に比例した煙濃度信号dをアナログ的に出力す
る。
ば減光式若しくは散乱光式の煙mrlJセンサが用いら
れ、煙量に比例した煙濃度信号dをアナログ的に出力す
る。
2は煙の流速を検出する流速センサでおり、この流速セ
ンサ2としては、後の説明で明らかにするように、煙の
移動に伴う周波数情報を検出する所謂空間フィルタを伴
なったセンサが用いられる。
ンサ2としては、後の説明で明らかにするように、煙の
移動に伴う周波数情報を検出する所謂空間フィルタを伴
なったセンサが用いられる。
勿論、流速センサ2としては公知のエアーフローメータ
やカルマン渦を利用した流速センサ等を用いてもよい。
やカルマン渦を利用した流速センサ等を用いてもよい。
3は煙濃度センサ1で検出された煙濃度dと流速センサ
2で検出された煙の流速Vとに基づいて火災を判断する
火災判断部であり、この火災判断部3における煙濃度d
と流速■に基づいた火災判断としては次のいずれかの判
断方式を取る。
2で検出された煙の流速Vとに基づいて火災を判断する
火災判断部であり、この火災判断部3における煙濃度d
と流速■に基づいた火災判断としては次のいずれかの判
断方式を取る。
(A)煙濃度dと流速Vのそれぞれを設定した閾値と比
較し、比較結果の論理積をもって火災を判断する。
較し、比較結果の論理積をもって火災を判断する。
(B)煙濃度dと流速Vとのt!)算により面積5(=
dXv)を演算し、この演算面積が予め設定した閾値面
積Sr以上となったときに火災と判断する。
dXv)を演算し、この演算面積が予め設定した閾値面
積Sr以上となったときに火災と判断する。
(C)煙濃度dと流速Vとにより2次元ベクトルを作り
、このベクトルが予め設定した2次元の限界値を越えた
ときに火災と判断する。
、このベクトルが予め設定した2次元の限界値を越えた
ときに火災と判断する。
(D)煙濃度d及び流速Vの増加傾向(微分値)に基づ
く前記(A>と同様にして火災を判断する。
く前記(A>と同様にして火災を判断する。
これら(A)〜(D>に示す火災判断については以下の
実施例において具体的に説明される。
実施例において具体的に説明される。
火災判断部3に続いては警報部4が設けられ、警報部4
は火災判断部3による煙濃度dと流速■に基づく火災判
断出力を受けて表示器5に火災警報表示を行なうと共に
、音声警報器6を作動して音声合成により火災音声警報
を出すようにしている。
は火災判断部3による煙濃度dと流速■に基づく火災判
断出力を受けて表示器5に火災警報表示を行なうと共に
、音声警報器6を作動して音声合成により火災音声警報
を出すようにしている。
勿論、第1図の火災判断装置を火災センサと受信機に分
けて構成する場合には、例えば火災センサには煙濃度セ
ンサ1、流速センサ2及び火災判断部3を組込み、火災
判断部3で得られた判断結果を伝送回線を介して受信機
に設置された警報部4に送出するようにしてもよい。更
に、火災センサには煙濃度センサ1及び流速センサ2の
みを設け、受信機側に設けた火災判断部3において火災
センサから送られた煙濃度dと流速■に基づいて火災判
断を行なうようにしてもよい。
けて構成する場合には、例えば火災センサには煙濃度セ
ンサ1、流速センサ2及び火災判断部3を組込み、火災
判断部3で得られた判断結果を伝送回線を介して受信機
に設置された警報部4に送出するようにしてもよい。更
に、火災センサには煙濃度センサ1及び流速センサ2の
みを設け、受信機側に設けた火災判断部3において火災
センサから送られた煙濃度dと流速■に基づいて火災判
断を行なうようにしてもよい。
第2図は第1図の実施例における煙濃度センサ1及び流
速センサ2を1つのセンサとして実現した煙濃度及び流
速検出装置を示したもので、所謂空間フィルタの原理を
利用して煙濃度と流速の両方を検出できるようにしてい
る。
速センサ2を1つのセンサとして実現した煙濃度及び流
速検出装置を示したもので、所謂空間フィルタの原理を
利用して煙濃度と流速の両方を検出できるようにしてい
る。
第2図において、7は発光部であり、例えば6つの発光
素子7a〜7fが直線状に配列される。
素子7a〜7fが直線状に配列される。
8は煙通流空間9を介して発光部7に対向配置した受光
部でおり、受光部8には発光部7の発光素子7a〜7f
に対向して受光素子8a〜8fが設けられており、矢印
10で示す方向から煙通流空間9に煙が流入すると、煙
の移動に応じて流入側に位置する受光素子8aから流出
側に位置する受光素子8fに対する各発光素子からの光
量が煙により順次減衰されるようになる。
部でおり、受光部8には発光部7の発光素子7a〜7f
に対向して受光素子8a〜8fが設けられており、矢印
10で示す方向から煙通流空間9に煙が流入すると、煙
の移動に応じて流入側に位置する受光素子8aから流出
側に位置する受光素子8fに対する各発光素子からの光
量が煙により順次減衰されるようになる。
この第2図に示した受光部7と発光部8で成る検出装置
は、所謂空間フィルタとしての配置をもち且つ第3図に
発光素子7a〜7fと受光素子8a〜8fを取り出して
示すように、受光素子8a〜8fの受光電流は(+)と
(−)の符号が付されたように交互に逆極性に増幅され
る。
は、所謂空間フィルタとしての配置をもち且つ第3図に
発光素子7a〜7fと受光素子8a〜8fを取り出して
示すように、受光素子8a〜8fの受光電流は(+)と
(−)の符号が付されたように交互に逆極性に増幅され
る。
第4図は第2,3図に示した検出装置に基づいて煙濃度
d、及び流速Vを検出するためのセンサ回路を示した回
路図である。
d、及び流速Vを検出するためのセンサ回路を示した回
路図である。
第4図において、12は第1の受光回路であり、第3図
に(十)符号を付して示した受光素子3a。
に(十)符号を付して示した受光素子3a。
5C,8eを有し、受光素子8a、3c 、 8eのカ
ソード側を共通接続した電源−vbに接続し、7ノード
側も共通接続して抵抗R1を介してオペアンプ14の反
転入力端子に接続すると共に可変抵抗VR1を介して電
源子VCの印加を受けている。
ソード側を共通接続した電源−vbに接続し、7ノード
側も共通接続して抵抗R1を介してオペアンプ14の反
転入力端子に接続すると共に可変抵抗VR1を介して電
源子VCの印加を受けている。
いま、受光素子8a、 8c 、 8dが、発光素子か
ら直接光を受けているときには、受光素子Ba。
ら直接光を受けているときには、受光素子Ba。
8C、8dが導通状態となって抵抗R1に流れる電流は
可変抵抗VR1に流れる電流と等しくなっている。従っ
て、オペアンプ14の帰還抵抗には電流が流れず、オペ
アンプ14の出力電圧、即ち受光出力はOvになってい
る。ここで、煙により受光量が減少すると、受光素子8
aの電流の減少した量と等しい可変抵抗VR1の電流の
一部がオペアンプ14の帰還抵抗に流れ、オペアンプ1
4の受光出力をマイナス側に増加する。
可変抵抗VR1に流れる電流と等しくなっている。従っ
て、オペアンプ14の帰還抵抗には電流が流れず、オペ
アンプ14の出力電圧、即ち受光出力はOvになってい
る。ここで、煙により受光量が減少すると、受光素子8
aの電流の減少した量と等しい可変抵抗VR1の電流の
一部がオペアンプ14の帰還抵抗に流れ、オペアンプ1
4の受光出力をマイナス側に増加する。
尚、可変抵抗VR1は煙が入っていない状態で受光出力
をOvにするための調整手段となる。また第1の受光回
路12は第4a図(A>の回路に置き換えることもでき
る。
をOvにするための調整手段となる。また第1の受光回
路12は第4a図(A>の回路に置き換えることもでき
る。
13は第2の受光回路であり、第3図に(−)符号を付
して示した受光素子8b、8d、8fを有し、受光素子
3b、3d 、3fのアノード側を共通接続して電源+
vbの印加を受け、カソード側をは共通接続すると共に
抵抗R2を介してオペアンプ15の反転入力端子に接続
し、更に可変抵抗VR2を介して電源−VCの印加を受
けている。
して示した受光素子8b、8d、8fを有し、受光素子
3b、3d 、3fのアノード側を共通接続して電源+
vbの印加を受け、カソード側をは共通接続すると共に
抵抗R2を介してオペアンプ15の反転入力端子に接続
し、更に可変抵抗VR2を介して電源−VCの印加を受
けている。
このため、受光素子8b、8d 、8f 、発光素子か
らの光を直接受けたときには受光素子8b、8d、8f
が導通状態となって抵抗R2に流れる電流は可変抵抗V
R2に流れている電流と等しくなっており、オペアンプ
15の帰還抵抗には電流が流れず、オペアンプ15の受
光出力はOVになっている。ここで煙により受光素子8
bの受光量が減少すると可変抵抗VR2の電流のうち受
光素子8bの電流の減少した分と等しい電流がオペアン
プ15の帰還抵抗に流れ、受光出力をプラス側に増加さ
せる。
らの光を直接受けたときには受光素子8b、8d、8f
が導通状態となって抵抗R2に流れる電流は可変抵抗V
R2に流れている電流と等しくなっており、オペアンプ
15の帰還抵抗には電流が流れず、オペアンプ15の受
光出力はOVになっている。ここで煙により受光素子8
bの受光量が減少すると可変抵抗VR2の電流のうち受
光素子8bの電流の減少した分と等しい電流がオペアン
プ15の帰還抵抗に流れ、受光出力をプラス側に増加さ
せる。
尚、第2の受光回路13の可変抵抗VR2も煙が入って
いないときの受光出力をOVにとなるように調整する手
段であり、更に、受光回路13は第4a図の(B)の回
路に置き換えることができる。
いないときの受光出力をOVにとなるように調整する手
段であり、更に、受光回路13は第4a図の(B)の回
路に置き換えることができる。
更に、受光素子にバラツキがあっても各受光素子からの
受光電流が同じとなるように、それぞれ対向した発光素
子7a〜7fと受光素子8a〜8fの光量を予め調整し
ておくことが望ましい。
受光電流が同じとなるように、それぞれ対向した発光素
子7a〜7fと受光素子8a〜8fの光量を予め調整し
ておくことが望ましい。
オペアンプ14.15の受光出力a、bは更に抵抗R3
,R4を介して加算され−でオペアンプ16に入力され
、オペアンプ16より煙の流速Vに応じた周波数信号を
出力する。オペアンプ16からの流速■に比例した周波
数の信号は流速変換回路23で流速Vに変換され、具体
的には周波数を電圧信号に変換するF−V変換回路が用
いられる。
,R4を介して加算され−でオペアンプ16に入力され
、オペアンプ16より煙の流速Vに応じた周波数信号を
出力する。オペアンプ16からの流速■に比例した周波
数の信号は流速変換回路23で流速Vに変換され、具体
的には周波数を電圧信号に変換するF−V変換回路が用
いられる。
一方、オペアンプ15の受光出力すはオペアンプ17で
反転され、抵抗R5を介して得られるオペアンプ14の
出力aと抵抗R6を介して加算され、更にオペアンプ1
8により増幅され、更に煙濃度変換回路24で煙濃度d
信号に変換される。
反転され、抵抗R5を介して得られるオペアンプ14の
出力aと抵抗R6を介して加算され、更にオペアンプ1
8により増幅され、更に煙濃度変換回路24で煙濃度d
信号に変換される。
尚、オペアンプ18の出力電圧と煙濃度変換回路の出力
電圧が同じ値となるように設定されていれば、煙濃度変
換化回路24は不要であり、オペアンプ18の出力が直
接に煙濃度d信号となる。
電圧が同じ値となるように設定されていれば、煙濃度変
換化回路24は不要であり、オペアンプ18の出力が直
接に煙濃度d信号となる。
次に、第4図の回路における周波数fに基づく流速Vの
検出と煙濃度dの検出を説明すると次のようになる。
検出と煙濃度dの検出を説明すると次のようになる。
今、第3図に示すように、煙通流空間9に対しある大き
さをもった煙20が通流したとすると、第4図のオペア
ンプ14からは第5図(a>に示す受光出力が受光素子
3a、 8C,3eの配置位置に応じたタイミングで得
られ、また、オペアンプ15からは第5図(b)に示す
受光出力が受光素子8b、8d、8fの配置位置に応じ
たタイミングで得られる。このようにオペアンプ14,
15から得られた受光出力は、オペアンプ16に加算入
力され、その結果、オペアンプ16からは第5図(C)
′に示すオペアンプ14と15の出力を加算した受光出
力が得られ、第5図(C)に示すオペアンプ16の出力
信号の周波数fが煙通流空間9を通過した煙20の流速
Vに比例した周波数となる。従って、オペアンプ16か
ら得られた受光信号の周波数fを流速変換回路23でF
−V変換することにより流速■を表わす検出電圧を得る
ことができる。
さをもった煙20が通流したとすると、第4図のオペア
ンプ14からは第5図(a>に示す受光出力が受光素子
3a、 8C,3eの配置位置に応じたタイミングで得
られ、また、オペアンプ15からは第5図(b)に示す
受光出力が受光素子8b、8d、8fの配置位置に応じ
たタイミングで得られる。このようにオペアンプ14,
15から得られた受光出力は、オペアンプ16に加算入
力され、その結果、オペアンプ16からは第5図(C)
′に示すオペアンプ14と15の出力を加算した受光出
力が得られ、第5図(C)に示すオペアンプ16の出力
信号の周波数fが煙通流空間9を通過した煙20の流速
Vに比例した周波数となる。従って、オペアンプ16か
ら得られた受光信号の周波数fを流速変換回路23でF
−V変換することにより流速■を表わす検出電圧を得る
ことができる。
一方、煙濃度dについては第5図(b>に示すオペアン
プ15の出力がオペアンプ17で反転されて第5図(a
>に示すオペアンプ14からの受光出力と同極性に変換
され、その復に加算してオペアンプ18より出力するよ
うになることから、オペアンプ18の出力は第1及び第
2の受光回路12.13の煙による減衰量に比例した合
成出力となり、この出力から煙濃度変換回路24によっ
て全減衰量に基づく煙濃度d信号を得る。
プ15の出力がオペアンプ17で反転されて第5図(a
>に示すオペアンプ14からの受光出力と同極性に変換
され、その復に加算してオペアンプ18より出力するよ
うになることから、オペアンプ18の出力は第1及び第
2の受光回路12.13の煙による減衰量に比例した合
成出力となり、この出力から煙濃度変換回路24によっ
て全減衰量に基づく煙濃度d信号を得る。
第6図は第2,3図に示した煙濃度d及び流速Vを同時
に検出する検出装置の他の実施例を示したもので、実際
の火災時には煙の拡散方向が任意の方向となることから
、センサ22内に直交した十字形の煙通流空間9を設け
、4箇所に分かれた煙通流空間9のそれぞれに第2,3
図に示したと同様な受光部7A〜7D及び8A〜8Dを
対向配置するようにしている。
に検出する検出装置の他の実施例を示したもので、実際
の火災時には煙の拡散方向が任意の方向となることから
、センサ22内に直交した十字形の煙通流空間9を設け
、4箇所に分かれた煙通流空間9のそれぞれに第2,3
図に示したと同様な受光部7A〜7D及び8A〜8Dを
対向配置するようにしている。
次に、第1図の実施例に示した火災判断部3の具体的な
実施例を説明する。
実施例を説明する。
第7図は第4図に示したセンサ回路から得られた流速■
及び煙濃度dに基づいて火災を判断する火災゛判断部の
一実施例を示したもので、この実施例は煙濃度dと流速
Vのそれぞれを設定閾値と比較した後に比較出力の論理
積をもって火災を判断するようにしたことを特徴とする
。
及び煙濃度dに基づいて火災を判断する火災゛判断部の
一実施例を示したもので、この実施例は煙濃度dと流速
Vのそれぞれを設定閾値と比較した後に比較出力の論理
積をもって火災を判断するようにしたことを特徴とする
。
即ち、コンパレータ25に対しては流速変換回路23か
ら流速V信号が与えられ、またコンパレータ25には基
準電圧源26によって流速閾値が設定されており、この
流速閾値を越える流速Vが得られたときにコンパレータ
25はHレベル出力を生ずる。
ら流速V信号が与えられ、またコンパレータ25には基
準電圧源26によって流速閾値が設定されており、この
流速閾値を越える流速Vが得られたときにコンパレータ
25はHレベル出力を生ずる。
一方、第4図の煙濃度変換回路24で得られた煙濃度d
信号はコンパレータ28に与えられ、基準電圧源30に
より設定された煙濃度の閾値と比較され、この閾値を越
える煙濃度dが得られたときにコンパレータ28はHレ
ベル出力を生ずる。
信号はコンパレータ28に与えられ、基準電圧源30に
より設定された煙濃度の閾値と比較され、この閾値を越
える煙濃度dが得られたときにコンパレータ28はHレ
ベル出力を生ずる。
コンパレータ25及び28の出力はANDゲート32に
入力され、ANDゲート32は流速V及び煙濃度dの両
方が予め定めた閾値を越えたとき火災判断出力を生ずる
ようになる。
入力され、ANDゲート32は流速V及び煙濃度dの両
方が予め定めた閾値を越えたとき火災判断出力を生ずる
ようになる。
第8図は第1図の実施例に示した火災判断部3の他の実
施例を示したブロック図であり、この実施例は煙濃度d
と流速■の掛算による面積に基づいて火災を判断するよ
うにしたことを特徴とする。
施例を示したブロック図であり、この実施例は煙濃度d
と流速■の掛算による面積に基づいて火災を判断するよ
うにしたことを特徴とする。
即ら、第4図のセンサ回路の受光出力に基づいて得られ
た煙濃度dと流速■は掛算器34に与えられて面積S=
(dxv)が求められる。掛算器34で演算された煙
濃度dと流速Vに基づく面積Sは面積判断部36に与え
られ、予め設定した閾値面積Srと比較し、掛算器34
からの演算面積Sが閾値面積Srを越えたときに火災判
断出力を生ずるようにしている。
た煙濃度dと流速■は掛算器34に与えられて面積S=
(dxv)が求められる。掛算器34で演算された煙
濃度dと流速Vに基づく面積Sは面積判断部36に与え
られ、予め設定した閾値面積Srと比較し、掛算器34
からの演算面積Sが閾値面積Srを越えたときに火災判
断出力を生ずるようにしている。
即ち、面積判断部36には第9図に斜線部で示す閾値面
積Srが設定されており、iI)算器34より煙濃度d
と流速Vに基づいて閾値面積Srを越えるような演算面
積S1またはS2が得られたときに、火災判断出力を生
ずるようになる。
積Srが設定されており、iI)算器34より煙濃度d
と流速Vに基づいて閾値面積Srを越えるような演算面
積S1またはS2が得られたときに、火災判断出力を生
ずるようになる。
第10図は第1図の火災判断部3の他の実施例を示した
ブロック図であり、この実施例にあっては、煙濃度と流
速によるベクトルに基づいて火災判断を行なうようにし
たことを特徴とする。
ブロック図であり、この実施例にあっては、煙濃度と流
速によるベクトルに基づいて火災判断を行なうようにし
たことを特徴とする。
即ら、第4図のセンサ回路に基づいて得られた煙濃度d
と流速Vはベクトル発生部38に与えられており、ベク
トル発生部38は第11図に示す煙濃度dと流速■の2
次元空間におけるベクトルを発生するベクトル発生部3
8で発生されたベクトルはベクトル判断部40に与えら
れており、ベクトル判断部42は例えば第11図の2次
元空間に直線42で示すd=−av+bとなる閾値限界
を設定しており、ベクトル発生部38で得られたベクト
ルが例えばベクトルB1に示すように限界42に達しな
いときは火災判断出力を生じないが、ベクトルB2に示
すように直線42で示す限界を突き破ったときには、火
災判断出力を生ずる。勿論、ベクトルから火災を判断す
る2次元空間の限界は、直線42に限定されず、適宜の
曲線限界として設定しても良い。
と流速Vはベクトル発生部38に与えられており、ベク
トル発生部38は第11図に示す煙濃度dと流速■の2
次元空間におけるベクトルを発生するベクトル発生部3
8で発生されたベクトルはベクトル判断部40に与えら
れており、ベクトル判断部42は例えば第11図の2次
元空間に直線42で示すd=−av+bとなる閾値限界
を設定しており、ベクトル発生部38で得られたベクト
ルが例えばベクトルB1に示すように限界42に達しな
いときは火災判断出力を生じないが、ベクトルB2に示
すように直線42で示す限界を突き破ったときには、火
災判断出力を生ずる。勿論、ベクトルから火災を判断す
る2次元空間の限界は、直線42に限定されず、適宜の
曲線限界として設定しても良い。
更に、第1図に示した火災判断部3の他の実施例として
は、第4図のセンサ回路の出力に基づいて得られた煙濃
度d及び流速■を微分して増加傾向を判断するようにし
てもよい。例えば第7図に示したと同様、煙濃度d及び
流速■の微分値の両方が予め定めた閾値レベルを越えた
ときに火災と判断する。
は、第4図のセンサ回路の出力に基づいて得られた煙濃
度d及び流速■を微分して増加傾向を判断するようにし
てもよい。例えば第7図に示したと同様、煙濃度d及び
流速■の微分値の両方が予め定めた閾値レベルを越えた
ときに火災と判断する。
(発明の効果)
以上説明してきたように本発明によれば、煙ω(煙濃度
)を検出すると同時に、煙の流速を検出し、煙量と流速
の2つの検出情報に基づいて火災を判断するようにした
ため、自然対流により運ばれるタバコや調理による煙等
の火災以外の原因による煙については、煙濃度が火災と
判断するレベルに達したとしても、煙の流速が低いこと
から、煙量と流速に基づく本発明の火災判断にあっては
誤報を生ずることがなく、熱気流により急速に拡散する
火災による煙についてのみ火災判断出力を出すことがで
き、その結果、正確な火災判断を行なうことができる。
)を検出すると同時に、煙の流速を検出し、煙量と流速
の2つの検出情報に基づいて火災を判断するようにした
ため、自然対流により運ばれるタバコや調理による煙等
の火災以外の原因による煙については、煙濃度が火災と
判断するレベルに達したとしても、煙の流速が低いこと
から、煙量と流速に基づく本発明の火災判断にあっては
誤報を生ずることがなく、熱気流により急速に拡散する
火災による煙についてのみ火災判断出力を出すことがで
き、その結果、正確な火災判断を行なうことができる。
また、煙量と流速から火災を判断するようにしているた
め、火災と判断するための煙量の閾値レベルを下げて検
出感度を高めたとしても、火災以外の原因による煙につ
いては火災判断を行なう流速の閾値レベルに達しないこ
とから誤報を生ずることがなく、火災を早期に発見する
ことができる。
め、火災と判断するための煙量の閾値レベルを下げて検
出感度を高めたとしても、火災以外の原因による煙につ
いては火災判断を行なう流速の閾値レベルに達しないこ
とから誤報を生ずることがなく、火災を早期に発見する
ことができる。
第1図は本発明の一実施例を示したブロック図、第2.
3図は流速及び煙濃度を同時に検出するセンサの説明図
、第4図は流速と煙濃度を同時検出するセンサ回路の一
実施例を示した回路図、第4a図は第4図の受光回路の
他の実施例を示した回路図、第5図は第4図のセンサ回
路の信号波形図、第6図は他のセンサ構造を示した説明
図、第7゜8図は本発明の火災判断部の具体的実施例を
示したブロック図、第9図は第8図の面積火災判断の説
明図、第10図は火災判断の他の実施例を示したブロッ
ク図、第11図は第10図の実施例によるベクトル火災
判断の説明図である。 1:煙濃度センサ 2:流速センサ 3:火災判断部 4:警報部 5:表示器 6:音声警報器 7.7A〜7D二発光部 7a〜7f:発光素子 8.8A〜8D:受光部 8a〜8f:受光素子 9:煙通流空間 12:第1の受光回路 13:第2の受光回路 14、’15,16,17.’18:オペアンプ23:
流速変換回路 24:煙S度変換回路 25.28:コンパレータ 26.30:基準電圧源 32:ANDゲート 34:掛算器 36二面積判断部 38:ベクトル発生部 40:ベクトル判断部
3図は流速及び煙濃度を同時に検出するセンサの説明図
、第4図は流速と煙濃度を同時検出するセンサ回路の一
実施例を示した回路図、第4a図は第4図の受光回路の
他の実施例を示した回路図、第5図は第4図のセンサ回
路の信号波形図、第6図は他のセンサ構造を示した説明
図、第7゜8図は本発明の火災判断部の具体的実施例を
示したブロック図、第9図は第8図の面積火災判断の説
明図、第10図は火災判断の他の実施例を示したブロッ
ク図、第11図は第10図の実施例によるベクトル火災
判断の説明図である。 1:煙濃度センサ 2:流速センサ 3:火災判断部 4:警報部 5:表示器 6:音声警報器 7.7A〜7D二発光部 7a〜7f:発光素子 8.8A〜8D:受光部 8a〜8f:受光素子 9:煙通流空間 12:第1の受光回路 13:第2の受光回路 14、’15,16,17.’18:オペアンプ23:
流速変換回路 24:煙S度変換回路 25.28:コンパレータ 26.30:基準電圧源 32:ANDゲート 34:掛算器 36二面積判断部 38:ベクトル発生部 40:ベクトル判断部
Claims (1)
- 火災により発生する煙量を検出する煙検出手段と、火災
により発生する煙の流速を検出する流速検出手段と、前
記煙検出手段の検出煙量と前記流速検出手段の検出流速
に基づいて火災を判断する火災判断手段とを備えたこと
を特徴とする火災判断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4473887A JPS63211496A (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 火災判断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4473887A JPS63211496A (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 火災判断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63211496A true JPS63211496A (ja) | 1988-09-02 |
Family
ID=12699785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4473887A Pending JPS63211496A (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 火災判断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63211496A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1990008370A1 (en) * | 1989-01-20 | 1990-07-26 | Hochiki Corporation | Fire alarm |
AU734148B2 (en) * | 1989-01-20 | 2001-06-07 | Hochiki Corporation | Fire alarm |
JP2007249623A (ja) * | 2006-03-16 | 2007-09-27 | Yazaki Corp | 火災警報器 |
JP2010520997A (ja) * | 2007-03-09 | 2010-06-17 | エックストラリス・テクノロジーズ・リミテッド | 粒子を検知する方法およびシステム |
JP2019179034A (ja) * | 2019-05-13 | 2019-10-17 | ホーチキ株式会社 | 煙感知器、及び煙濃度推定方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52133796A (en) * | 1976-04-30 | 1977-11-09 | Matsushita Electric Works Ltd | Fire alarm |
-
1987
- 1987-02-27 JP JP4473887A patent/JPS63211496A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52133796A (en) * | 1976-04-30 | 1977-11-09 | Matsushita Electric Works Ltd | Fire alarm |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO1990008370A1 (en) * | 1989-01-20 | 1990-07-26 | Hochiki Corporation | Fire alarm |
GB2237132A (en) * | 1989-01-20 | 1991-04-24 | Hochiki Co | Fire alarm |
GB2237132B (en) * | 1989-01-20 | 1993-01-06 | Hochiki Co | Fire alarm |
AU734148B2 (en) * | 1989-01-20 | 2001-06-07 | Hochiki Corporation | Fire alarm |
JP2007249623A (ja) * | 2006-03-16 | 2007-09-27 | Yazaki Corp | 火災警報器 |
JP2010520997A (ja) * | 2007-03-09 | 2010-06-17 | エックストラリス・テクノロジーズ・リミテッド | 粒子を検知する方法およびシステム |
JP2019179034A (ja) * | 2019-05-13 | 2019-10-17 | ホーチキ株式会社 | 煙感知器、及び煙濃度推定方法 |
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