JPH026329Y2 - - Google Patents

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JPH026329Y2
JPH026329Y2 JP1983094537U JP9453783U JPH026329Y2 JP H026329 Y2 JPH026329 Y2 JP H026329Y2 JP 1983094537 U JP1983094537 U JP 1983094537U JP 9453783 U JP9453783 U JP 9453783U JP H026329 Y2 JPH026329 Y2 JP H026329Y2
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signal
flow velocity
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control signal
circuit
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JP1983094537U
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JPS603423U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は流速・流量検出装置乃至測定装置に関
する。
流路中に渦発生体を配置し、渦発生体のために
被測流体中に生ずるカルマン渦をサーミスタで検
出し、流路中を流れる流体の流速・流量を検出、
測定する装置は知られている。
従来、この種の装置では、被測流体の流速乃至
渦の発生に応じてサーミスタを含む検出器から出
力される電気信号は一般に比較器からなる零クロ
ス回路でパルス化されている。
しかし乍ら、この種の流速・流量検出装置では
流速・流量が大きくなる程、すなわち検出器から
出力される電気信号の周波数が高くなる程、低周
波雑音が増加するために、零クロス回路でパルス
化されてなる信号のパルス巾は実際の流速・流量
値からずれてしまう虞れがあり、また低周波雑音
の振幅が大きい場合には、ゼロクロスが得られ
ず、流速流量信号が得られない不具合もあつた。
本考案は前記した点に鑑みなされたものであ
り、その目的とするところは、低周波雑音の影響
が少ない流速・流量検出装置を提供することにあ
る。本考案によれば、前記目的は、被測流体の流
速に応じた周波数を有するアナログ流速検出信号
を出力する検出器と、 この検出器からのアナログ流速検出信号の周期
よりも小さい周期の第一の制御信号に従つて、ア
ナログ流速検出信号をサンプリングしホールドし
て出力する第一のサンプル及びホールド回路と、 第一の制御信号に関して第一のサンプル及びホ
ールド回路と同じサンプル及びホールド特性を有
しており、実質的に前記第一の制御信号を論理反
転した第二の制御信号に従つて、第一のサンプル
及びホールド回路からの出力信号をサンプリング
しホールドすることにより、前記検出器からのア
ナログ流速検出信号を前記第一の制御信号の周期
ごとに変化する階段状信号に変換して出力する第
二のサンプル及びホールド回路と、 前記検出器からのアナログ流速検出信号のレベ
ルを第二のサンプル及びホールド回路の出力信号
のレベルと比較し、この比較結果に基づいて高又
は低レベルのデジタル信号を出力する比較器とを
有してなる流速・流量検出装置により達成され
る。
次に、本考案の好ましい一具体例を図面に基づ
いて説明する。
図中、1は配管2中を流れる被測流体3の流速
に応じた周波数Aの電気信号Bをアナログ流速検
出信号としての流速信号として出力する検出器で
ある。信号Bの周波数Aは例えば20〜500Hz程度
である。検出器1は被測流体3の流速に応じたカ
ルマン渦を発生すベく流体3の流れ方向(第1図
中紙面の裏側から手前側に向かう)に直角に設け
られた渦発生体4を有しており、渦発生体4の一
端5はネジ6により配管2に固定されている。渦
発生体4の他端7は配管2を貫通して管2の外部
に突出している。渦発生体4の長手方向に垂直な
断面形状は例えば三角形であるが、三角形の変わ
りに五角形(野球のベース形)でも、円形等でも
よい。流体3の流れによつて、渦発生体4の下流
側の左右には流速に対応する周期的なカルマン渦
ができ、この渦の発生にともない渦発生体4の流
れに対向する面8での流速も周期的に変化する。
渦発生体4には、渦に対向する面8に開口8
a,8bを有すると共に渦発生体4の突出端面9
で開口した一対の孔10a,10bが設けられて
いる。開口8a,8b及び孔10a,10bは流
れ方向からみた渦発生体4の中心線11に関して
左右対称に形成されている。孔10a,10bに
は先端にサーミスタ11a,11bが固定された
検出素子棒12a,12bが着脱自在に嵌装され
ている。サーミスタ11a,11bは夫々面8
a,8bと実際上面一の位置にある。13a,1
3bはリード線である。棒12a,12bの外に
取り出されたリード線13a,13bは一対の検
出素子11a,11bを構成要素とするブリツジ
回路を形成すベく回路14に接続されており、回
路14から信号Bが出力される。
15,16は共にサンプル及びホールド回路、
17は制御信号発生回路、18は比較回路、19
は抵抗19a及びコンデンサ19bからなる遅延
回路、20はインバータである。
制御信号発生回路17は検出器1から流速信号
Bを受け取り、現時点より前のある短かい期間に
おけるこの信号Bの平均的周波数のn倍の繰り返
し周波数Cの制御パルス信号Dを発生すベく構成
されている。尚この数値nは整数値であり、好ま
しくは比較的大きな数である。
この場合、流速すなわち流速信号Bの周波数A
の変化に応じてパルス信号Dの周波数Cを変える
ことにより、後述のサンプル及びホールド回路の
保持(ホールド)時間を調整し得、流速により正
確に対応するパルス巾の信号を出力することが可
能となる。尚、nが極めて大きい場合、nは整数
値でなくてもよく、この場合、発生器17は一定
の繰り返し周波数の(例えばパルス占有率が1/2
の)パルス信号を発生すベく構成されていてもよ
い。また流速の変動巾が小さく、信号Bの周波数
Aの変動巾が小さい場合にも、信号Dの周波数C
を所定値に固定しておいてもよい。
制御信号Dは遅延回路19でわずかに遅延させ
られインバータ20で論理反転せしめられた制御
信号Eの形でサンプル及びホールド回路15に与
えられる。換言すれば制御信号Dはほゞ制御信号
Eを論理反転せしめたものに相当する。
サンプル及びホールド回路15は、制御信号E
が論理1すなわち高レベルにある期間流速信号B
をサンプリングし、制御信号Eの立ち下がりで流
速信号Bをホールドすベく構成されている。この
サンプル及びホールド回路15は制御信号Eに従
つて、流速信号Bをサンプリングしホールドし
て、入力信号Bと保持信号を繰り返してなる信号
Fの形で出力する。
第二のサンプル及びホールド回路16は、制御
信号に関して第一のサンプル及びホールド回路1
5と同様な特性を有している。すなわち回路16
は、制御信号Dが論理1すなわち高レベルにある
期間回路15からの出力信号Fをサンプリング
し、制御信号Dの立ち下がりで信号Fをホールド
すベく構成されている。このサンプル及びホール
ド回路16は制御信号Dに従つて、信号Fをサン
プリングしホールドして階段状の信号Gの形で出
力する。この信号Gは回路17からの信号Dの周
期1/Cの期間一定レベルをとる。この一定レベ
ルは1/Cごとの流速信号Bのレベルである。こ
のサンプリング及びホールド回路16からの出力
信号Gのレベルは、信号Bが時間tと共に減少す
る区間Hにおいては実際上信号Bのレベル以上で
あり、信号Bが時間tと共に増加する区間Jにお
いては実際上信号Bのレベル以下である。
尚サンプリング及びホールド回路16の出力に
例えば抵抗及びコンデンサからなる回路19と同
様な積分乃至遅延回路を設けて、区間Hにおいて
信号Gのレベルが信号Bのレベルより高くなるよ
うにし、区間Jにおいて信号Gのレベルが信号B
のレベルよりも低くなるようにしてもよい。これ
に加えて回路15の出力と回路16の入力との間
に回路19と同様な回路を入れてもよく、この場
合インバータ20の前の回路19はなくてもよ
い。
尚、サンプル及びホールド回路15,16を、
制御信号E,Dが低レベルにある期間にサンプリ
ングを行ない、制御信号E,Dの立ち上がりでホ
ールドするように構成してもよい。
加えて、サンプル及びホールド回路15,16
の一方が対応する一方の制御信号の高レベルの期
間でサンプリングを行ない、且つ該一方の制御信
号の立ち下がりで入力信号をホールドし、サンプ
ル及びホールド回路15,16の他方が対応する
他方の制御信号の低レベルの期間でサンプリング
を行ない且つ該他方の制御信号の立ち上がりで入
力信号をホールドするように構成してもよい。こ
の場合インバータ20は不要である。尚、この場
合も回路15,16が、制御信号に関して同じサ
ンプル及びホールド特性を有する(制御信号の高
又は低の同じ条件下でサンプリングをし、制御信
号の立ち下がり又は立ち上がりの同じ条件下でホ
ールドする)二つの回路からなると共に、二つの
回路のうちの一方の回路、例えば回路15に相当
する前段の回路の制御信号の入力にインバータ2
0に対応するインバータが設けられているのと等
価である。
比較器18は、サンプル及びホールド回路16
からの出力信号Gのレベルを検出器1からの流速
信号Bのレベルと比較し、例えば、信号Gのレベ
ルが実際上信号Bのレベル以上の場合その出力が
論理1(高レベル)となり、信号Gのレベルが実
際上信号Bのレベルよりも小さい場合その出力が
論理0(低レベル)となるように構成されている。
比較器18は信号G,Bのレベルの比較により、
流速信号Bのレベルが時間と共に小さくなる区間
Hにおいて高レベルとなり流速信号Bのレベルが
時間と共に大きくなる区間Jにおいて低レベルと
なるデジタル信号としてのパルス信号Kを測定し
流速・流量信号として出力する。
以上の如く構成された流速・流量検出装置で
は、流速信号Bの時間的増減を判定して信号Kを
生成しているため流速信号Bに低周波雑音が重畳
されていても、信号Kは低周波雑音が実際上除去
された信号になる。このパルス信号Kのパルス巾
は流体3の流速・流量の大きさに対応しており、
流速・流量が実質的に一定の期間においてはパル
ス信号Kのパルス占有率は一定値1/2になる故、
このパルス信号Kを平滑化乃至積分してなるアナ
ログ出力信号のレベルは流速・流量の大きさに対
応する。
また、この流速・流量検出装置は、渦の検出信
号Bを直接渦の発生周波数に対応するパルス巾の
パルス信号Kに変換すべく構成されているため回
路が比較的簡単である。
以上の如く、本考案の流速・流量検出装置には
被測流体の流速に応じた周波数を有する流速信号
を出力する検出器と、この検出器からの流速信号
の周期よりも十分に小さい周期の制御信号に従つ
て流速信号をサンプリングしホールドして出力す
る第一のサンプル及びホールド回路と、制御信号
に関して第一のサンプル及びホールド回路と同じ
サンプル及びホールド特性を有しており、実質的
に、前記制御信号を論理反転した制御信号に従つ
て第一のサンプル及びホールド回路からの出力信
号をサンプリングしホールドして出力する第二の
サンプル及びホールド回路と、前記検出器からの
流速信号のレベルを第二のサンプル及びホールド
回路の出力信号のレベルと比較し、この比較結果
に基づいて高又は低レベルの信号を出力する比較
器とが設けられているために、従来の如く零クロ
ス回路を用いる場合と比較して、流速信号に低周
波雑音が重畳されていても該低周波雑音の影響を
受けにくく、確実に流速・流量が検出測定され得
る。
本考案の流速・流量検出装置は、 (i) 検出器からのアナログ流速検出信号の周期よ
りも小さい周期の第一の制御信号に従つて、ア
ナログ流速検出信号をサンプリングしホールド
して出力する第一のサンプル及びホールド回路
を有すると共に、 (ii) 第一の制御信号に関して第一のサンプル及び
ホールド回路と同じサンプル及びホールド特性
を有しており、実質的に前記第一の制御信号を
論理反転した第二の制御信号に従つて、第一の
サンプル及びホールド回路からの出力信号をサ
ンプリングしホールドすることにより、前記検
出器からのアナログ流速検出信号を前記第一の
制御信号の周期ごとに変化する階段状信号に変
換して出力する第二のサンプル及びホールド回
路を有しており、更に、 (iii) 前記検出器からのアナログ流速検出信号のレ
ベルを第二のサンプル及びホールド回路の出力
信号のレベルと比較し、この比較結果に基づい
て高又は低レベルのデジタル信号を出力する比
較器を有するが故に、本考案の流速・流量検出
装置は、第二のサンプル及びホールド回路から
の出力信号が階段状の信号であるため、検出器
からのアナログ流速検出信号との比較におい
て、これら二つの信号の交差する回数を単一に
し得、その結果流速流量の測定誤りを少なくし
得るという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による好ましい一具体例の流
速・流量検出装置の検出器の説明図、第2図は本
考案による好ましい一具体例の流速・流量検出装
置のブロツク図、第3図は第2図の装置に表われ
る信号のタイムチヤートである。 1……検出器、15,16……サンプル及びホ
ールド回路、18……比較器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 被測流体の流速に応じた周波数を有するアナロ
    グ流速検出信号を出力する検出器と、 この検出器からのアナログ流速検出信号の周期
    よりも小さい周期の第一の制御信号に従つて、ア
    ナログ流速検出信号をサンプリングしホールドし
    て出力する第一のサンプル及びホールド回路と、 第一の制御信号に関して第一のサンプル及びホ
    ールド回路と同じサンプル及びホールド特性を有
    しており、実質的に前記第一の制御信号を論理反
    転した第二の制御信号に従つて、第一のサンプル
    及びホールド回路からの出力信号をサンプリング
    しホールドすることにより、前記検出器からのア
    ナログ流速検出信号を前記第一の制御信号の周期
    ごとに変化する階段状信号に変換して出力する第
    二のサンプル及びホールド回路と、 前記検出器からのアナログ流速検出信号のレベ
    ルを第二のサンプル及びホールド回路の出力信号
    のレベルと比較し、この比較結果に基づいて高又
    は低レベルのデジタル信号を出力する比較器とを
    有してなる流速・流量検出装置。
JP9453783U 1983-06-20 1983-06-20 流速・流量検出装置 Granted JPS603423U (ja)

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JP9453783U JPS603423U (ja) 1983-06-20 1983-06-20 流速・流量検出装置

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JPS603423U JPS603423U (ja) 1985-01-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4628197A (en) * 1984-05-21 1986-12-09 The Babcock & Wilcox Company Electronics for fiber optic vortex shedding flow meter

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS589026A (ja) * 1981-07-09 1983-01-19 Mitsubishi Electric Corp 流量または流速測定装置

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