JPH0438603A - 磁気ヘッド及びその製造方法 - Google Patents
磁気ヘッド及びその製造方法Info
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- JPH0438603A JPH0438603A JP14300490A JP14300490A JPH0438603A JP H0438603 A JPH0438603 A JP H0438603A JP 14300490 A JP14300490 A JP 14300490A JP 14300490 A JP14300490 A JP 14300490A JP H0438603 A JPH0438603 A JP H0438603A
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- Japan
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- head
- gap
- magnetic
- slider
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- Pending
Links
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Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はハードディスク装置等に使用する浮上型磁気ヘ
ッドに関する。
ッドに関する。
(従来の技術)
従来、ハードディスク用磁気ヘッドとしては、例えば第
5図に示すように、セララミック等の非磁性体からなる
スライダ101の一面に平行に並んだ2つのエアベアリ
ング102,102を設け、一方のエアベアリング10
2にギャップ104を形成したヘッド103を差込んで
ガラス105にて接着したコンポジットタイプと、第5
図に示すように、フェライト磁性体からなるスライダ1
01の一面に平行に並んだ2つのエアベアリング102
.102を設け、これら2つのエアベアリング102,
102間の中央位置にギャップ104を形成してヘッド
103を接着し、ギャップ104にガラス105を充填
して、スライダ101を磁気回路の一部として使うよう
にしたモノリシックタイプとがある。
5図に示すように、セララミック等の非磁性体からなる
スライダ101の一面に平行に並んだ2つのエアベアリ
ング102,102を設け、一方のエアベアリング10
2にギャップ104を形成したヘッド103を差込んで
ガラス105にて接着したコンポジットタイプと、第5
図に示すように、フェライト磁性体からなるスライダ1
01の一面に平行に並んだ2つのエアベアリング102
.102を設け、これら2つのエアベアリング102,
102間の中央位置にギャップ104を形成してヘッド
103を接着し、ギャップ104にガラス105を充填
して、スライダ101を磁気回路の一部として使うよう
にしたモノリシックタイプとがある。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、ハードディスクドライブ装置においては記録
密度が増加していることから磁気ヘッドのトラック幅を
10μm以下にする必要が生じている。
密度が増加していることから磁気ヘッドのトラック幅を
10μm以下にする必要が生じている。
ところが、コンポジットタイプでは、このように狭いト
ラック幅のヘッドを単体で製作した上でスライダとガラ
ス接着をしなければならず、このときトラック幅を加工
した部分を損傷しないように接着しなければならないた
めに作業性が悪い。
ラック幅のヘッドを単体で製作した上でスライダとガラ
ス接着をしなければならず、このときトラック幅を加工
した部分を損傷しないように接着しなければならないた
めに作業性が悪い。
また、熱膨張係数の異なるセラミックのスライダとヘッ
ドをガラス溶着するために、ヘッドに応力がかかり、そ
の歪によってヘッドの磁気特性が劣化することがあり、
しかもこのヘッドをメタル・・イン・ギャップ(MIG
)タイプにすると更に異種材料が増えて、応力をコント
ロールすることが困難になる。
ドをガラス溶着するために、ヘッドに応力がかかり、そ
の歪によってヘッドの磁気特性が劣化することがあり、
しかもこのヘッドをメタル・・イン・ギャップ(MIG
)タイプにすると更に異種材料が増えて、応力をコント
ロールすることが困難になる。
また、モノリシックタイプでは、ヘッドのトラック幅は
スライダのセンタレールの幅によって決定されるが、ス
ライダの小型化及び軽量化に伴い、加工装置の砥石が対
応できなくなっている。しかも、トラック幅をテーパ加
工で規制するため、スライダの高さによって加工精度が
影響を受ける。
スライダのセンタレールの幅によって決定されるが、ス
ライダの小型化及び軽量化に伴い、加工装置の砥石が対
応できなくなっている。しかも、トラック幅をテーパ加
工で規制するため、スライダの高さによって加工精度が
影響を受ける。
(課題を解決するための手段)
上記課題を解決するため本発明は、フェライト磁性体か
らなるヘッドのギャップ近傍のみ高飽和磁束密度を有す
る金属膜をギャップに対して傾斜させて形成し、この金
属膜の膜厚でトラック幅の一方端を規制し、エアベアリ
ングの幅を規制する加工により同時にトラック幅の他方
端を規制するようにした。
らなるヘッドのギャップ近傍のみ高飽和磁束密度を有す
る金属膜をギャップに対して傾斜させて形成し、この金
属膜の膜厚でトラック幅の一方端を規制し、エアベアリ
ングの幅を規制する加工により同時にトラック幅の他方
端を規制するようにした。
(作用)
ヘッド部となるフェライト磁性体ブロックの一面にV溝
を形成し、このV溝の表面に高飽和磁束密度を有する金
属膜を形成し、更に■溝内にガラスを充填した後、前記
フェライト磁性体ブロックの一面をエアベアリングを有
するフェライト磁性体ブロックに接着し、前記エアベア
リングの幅を規制する加工と同時にトラック幅を規制す
る加工を施す。
を形成し、このV溝の表面に高飽和磁束密度を有する金
属膜を形成し、更に■溝内にガラスを充填した後、前記
フェライト磁性体ブロックの一面をエアベアリングを有
するフェライト磁性体ブロックに接着し、前記エアベア
リングの幅を規制する加工と同時にトラック幅を規制す
る加工を施す。
(実施例)
以下に本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。
第1図は本発明に係る磁気ヘッドの全体斜視図、第2図
は同磁気ヘッドの要部拡大平面図、第3図は同磁気ヘッ
ドの製造過程を示す説明図である。
は同磁気ヘッドの要部拡大平面図、第3図は同磁気ヘッ
ドの製造過程を示す説明図である。
磁気ヘッド1は、スライダ2の一面に2つの平行なエア
ベアリング3.3を設け、これらエアベアリング3,3
の一方にフェライト磁性体からなるヘッド4を設けてい
る。
ベアリング3.3を設け、これらエアベアリング3,3
の一方にフェライト磁性体からなるヘッド4を設けてい
る。
このヘッド4にはギャップ近傍のみ高飽和磁束密度を有
する金属膜5をギャップに対して傾斜させて形成し、ガ
ラス6にてスライダ2に接着している。そして、ヘッド
4のトラック幅Twは、端が金属膜5の膜厚で規制され
、他端はエアベアリング3の幅を規制する加工と同時に
加工して規制している。
する金属膜5をギャップに対して傾斜させて形成し、ガ
ラス6にてスライダ2に接着している。そして、ヘッド
4のトラック幅Twは、端が金属膜5の膜厚で規制され
、他端はエアベアリング3の幅を規制する加工と同時に
加工して規制している。
この磁気ヘッド1を製造するには、第3図(a)に示す
ように、フェライト磁性体ブロック11に■溝12を加
工形成し、同図(b)に示すようにブロック11の表面
に高飽和磁束密度(高Bs材)の金属膜13をスパッタ
リング等で成膜した後、同図(C)に示すように溝12
にガラス14を充填しするとともに巻線用溝15を加工
する。
ように、フェライト磁性体ブロック11に■溝12を加
工形成し、同図(b)に示すようにブロック11の表面
に高飽和磁束密度(高Bs材)の金属膜13をスパッタ
リング等で成膜した後、同図(C)に示すように溝12
にガラス14を充填しするとともに巻線用溝15を加工
する。
そして、同図(d)に示すように、上記のように加工等
を施したブロック11をギヤツブ祠を介してフェライト
からなるコア半体17とガラス溶着によって一体化した
後、同図(e)に示すようにコア形状に切断し加工して
ヘッドとなる第1次スライダ18の溝19を形成して第
1次エアベアリング20.20を形成し、同図(f)に
示すように第1次エアベアリング20にエアベアリング
幅を規制する面取り加工と同時にブロック11にトラッ
ク幅を規制する加工を行って面取り3aを有するエアベ
アリング3を形成するとともに面取りllaを有するヘ
ッド4を形成する。
を施したブロック11をギヤツブ祠を介してフェライト
からなるコア半体17とガラス溶着によって一体化した
後、同図(e)に示すようにコア形状に切断し加工して
ヘッドとなる第1次スライダ18の溝19を形成して第
1次エアベアリング20.20を形成し、同図(f)に
示すように第1次エアベアリング20にエアベアリング
幅を規制する面取り加工と同時にブロック11にトラッ
ク幅を規制する加工を行って面取り3aを有するエアベ
アリング3を形成するとともに面取りllaを有するヘ
ッド4を形成する。
このようにフェライト磁性体からなるヘッド4のギャッ
プ近傍のみ高飽和磁束密度を有する金属膜5をギャップ
に対して傾斜させて形成しているので、高抗磁束媒体に
適して良好な特性が得られる。
プ近傍のみ高飽和磁束密度を有する金属膜5をギャップ
に対して傾斜させて形成しているので、高抗磁束媒体に
適して良好な特性が得られる。
また、ヘッド4をスライダ2にガラス溶着した後の最終
工程でヘッド4のトラック幅を規制する面取り加工を行
い、トラック幅加工後にガラスモールドしないので、応
力歪が生じて磁気特性が劣化することがなく、トラック
を損傷することがなく、シかもエアベアリング3の幅を
規制する規制の加工と同時にトラック幅規制の加工を行
うので工程を短縮できる。
工程でヘッド4のトラック幅を規制する面取り加工を行
い、トラック幅加工後にガラスモールドしないので、応
力歪が生じて磁気特性が劣化することがなく、トラック
を損傷することがなく、シかもエアベアリング3の幅を
規制する規制の加工と同時にトラック幅規制の加工を行
うので工程を短縮できる。
(発明の効果)
以上説明したように本発明によれば、フェライト磁性体
からなるヘッドのギャップ近傍のみ高飽和磁束密度を有
する金属膜をギャップに対して傾斜させて形成したので
、高抗磁束媒体に適して良好な特性が得られる。
からなるヘッドのギャップ近傍のみ高飽和磁束密度を有
する金属膜をギャップに対して傾斜させて形成したので
、高抗磁束媒体に適して良好な特性が得られる。
また、最終工程でトラック幅を規制する加工をエアベア
リング幅規制加工と同時に行うので、トラック幅加工後
にガラスモールドした場合に生ずる応力歪による磁気特
性劣化を防ぐことができるとともにトラックの損傷を回
避でき、しがちエアベアリング幅規制の加工と同時にト
ラック幅規制の加工を行うので製造工数を減少できる。
リング幅規制加工と同時に行うので、トラック幅加工後
にガラスモールドした場合に生ずる応力歪による磁気特
性劣化を防ぐことができるとともにトラックの損傷を回
避でき、しがちエアベアリング幅規制の加工と同時にト
ラック幅規制の加工を行うので製造工数を減少できる。
第1図は本発明に係る磁気ヘッドの全体斜視図、第2図
は同磁気ヘッドの要部拡大平面図、第3図は同磁気ヘッ
ドの製造過程を示す説明図、第4図は従来のコンポジッ
トタイプの磁気ヘッドの斜視図と要部拡大斜視図、第5
図は従来のモノシリツクタイプの磁気ヘッドの斜視図と
要部拡大斜視図である。 1・・・磁気ヘッド、2・・・スライダ、3・・・エア
ベアリング、4・・・ヘッド、5・・・高飽和磁束密度
を有する金属膜、7・・・ガラス、TW・・・トラック
幅。 特 許 出 願 人 日本ビクター株式会社Oつ (b)
は同磁気ヘッドの要部拡大平面図、第3図は同磁気ヘッ
ドの製造過程を示す説明図、第4図は従来のコンポジッ
トタイプの磁気ヘッドの斜視図と要部拡大斜視図、第5
図は従来のモノシリツクタイプの磁気ヘッドの斜視図と
要部拡大斜視図である。 1・・・磁気ヘッド、2・・・スライダ、3・・・エア
ベアリング、4・・・ヘッド、5・・・高飽和磁束密度
を有する金属膜、7・・・ガラス、TW・・・トラック
幅。 特 許 出 願 人 日本ビクター株式会社Oつ (b)
Claims (2)
- (1)エアベアリングの一端にヘッド部を設けた磁気ヘ
ッドにおいて、前記ヘッド部はフェライト磁性体にて形
成するとともに、このヘッド部には高飽和磁束密度を有
する金属膜をギャップに対して傾斜させて形成したこと
を特徴とする磁気ヘッド。 - (2)ヘッド部となるフェライト磁性体ブロックの一面
にV溝を形成し、このV溝の表面に高飽和磁束密度を有
する金属膜を形成し、次いでV溝内にガラスを充填した
後、前記フェライト磁性体ブロックの一面をエアベアリ
ングを有するフェライト磁性体ブロックに接着し、前記
エアベアリングの幅を規制する加工と同時にトラック幅
を規制する加工を施すことを特徴とする磁気ヘッドの製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14300490A JPH0438603A (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 磁気ヘッド及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14300490A JPH0438603A (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 磁気ヘッド及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0438603A true JPH0438603A (ja) | 1992-02-07 |
Family
ID=15328716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14300490A Pending JPH0438603A (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 磁気ヘッド及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0438603A (ja) |
-
1990
- 1990-05-31 JP JP14300490A patent/JPH0438603A/ja active Pending
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