JPH0438601B2 - - Google Patents
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- JPH0438601B2 JPH0438601B2 JP60148853A JP14885385A JPH0438601B2 JP H0438601 B2 JPH0438601 B2 JP H0438601B2 JP 60148853 A JP60148853 A JP 60148853A JP 14885385 A JP14885385 A JP 14885385A JP H0438601 B2 JPH0438601 B2 JP H0438601B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt layer
- breaking load
- steel cord
- intermediate belt
- steel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 39
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 39
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 4
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C9/00—Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
- B60C9/18—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers
- B60C9/20—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel
- B60C9/2003—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel characterised by the materials of the belt cords
- B60C9/2009—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel characterised by the materials of the belt cords comprising plies of different materials
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T152/00—Resilient tires and wheels
- Y10T152/10—Tires, resilient
- Y10T152/10495—Pneumatic tire or inner tube
- Y10T152/10765—Characterized by belt or breaker structure
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
この発明は、トラツク、バス、ダンプカーなど
の大型車に使用される重荷重ラジアルタイヤに関
する。 (従来の技術) トラツク、バス、ダンプカーなどの大型車に使
用される従来の重荷重ラジアルタイヤは、タイヤ
円周方向に対して直角に配列されたスチールコー
ドからなるカーカスプライの外側中央部に、タイ
ヤ円周方向に対して斜めに配列した多数本のスチ
ールコードからなる3〜4層のベルト層が積層さ
れている。この3〜4層のベルト層は、タイヤ円
周方向に対する傾斜角度が45〜50度の1層の内側
ベルト層、上記傾斜角度が15〜30度の1層もしく
は2層の中間ベルト層および1層の外側ベルト層
で形成されるが、従来は、上記の内側ベルト層お
よび中間ベルト層が同じスチールコード(破断荷
重120〜210Kg)を間隔がコード直径の0.6〜1.3倍
となるように同じエンド数(10〜16本/25mm)で
配列して形成され、各ベルト層の単位幅当たり破
断荷重が等しくなつていた。 これに対して外側ベルト層は、上記と同じスチ
ールコードを使用するが、トレツドに隣接してい
るので、ベルト層とトレツドのクラウン部との間
で曲げ剛性が急激に変化し、この層間で剥離が生
じるのを避けるため、スチールコードのエンド数
を他の層の0.5〜0.65倍に少なくしてコード間隔
を広くし(ゴムの分量を増し)、かつベルト層の
幅を隣接する中間ベルト層よりも狭く設定してい
た。 (発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来の重荷重ラジアルタイヤ
は、上記の外側ベルト層におけるコードのエンド
数が内側ベルト層よりも少なくてコード間隔が広
いのに対し、該外側ベルト層に隣接する中間ベル
ト層は、内側ベルト層と同じスチールコードを同
じエンド数で積層したものであり、かつ外側ベル
ト層に隣接する中間ベルト層の幅が外側ベルト層
の幅よりも広く、その側縁が直接クラウン部のゴ
ムに接するため、該タイヤを長時間にわたつて使
用すると、上記中間ベルト層の側縁部(タイヤの
周方向に対して斜めのスチールコードの切断端部
が位置する部分)に剪断応力が集中してコード回
りのゴム部に小さい亀裂が発生し易くなり、しか
もコード間隔が狭いため、上記中間ベルト層内で
隣接するスチールコードの切断端部で発生した上
記の亀裂が僅かな成長で容易につながり、そのた
め中間ベルト層を境にしてトレツドのクラウン部
が剥離するという問題があつた。そして、この剥
離を防止するため、外側ベルト層に隣接する中間
ベルト層のエンド数を減少してコード間隔を広く
すると、上記中間ベルト層の強度が低下し、ひい
てはタイヤ強度が不足する結果になつていた。 この発明は、外側ベルト層に隣接する中間ベル
ト層のエンド数を減少し、このエンド数の減少に
伴う上記中間ベルト層の強度低下を、破断荷重の
大きいスチールコードの使用によつて補い、もつ
て外側ベルト層に隣接する中間ベルト層のコード
端部における剥離を減少し、しかもタイヤ強力を
従来程度に維持して長時間の使用に耐えるように
したものである。 (課題を解決するための手段) この発明の重荷重ラジアルタイヤは、カーカス
プライの外側中央部にタイヤ円周方向に対する傾
斜角度が45〜50度のスチールコードからなる1層
の内側ベルト層、上記傾斜角度が15〜30度の1層
もしくは2層の中間ベルト層および1層の外側ベ
ルト層が順に積層され、上記外側ベルト層が内側
ベルト層のスチールコードと等しい破断荷重のス
チールコードを内側ベルト層よりも少ないエンド
数で積層して最も狭い幅に形成され、上記2層の
中間ベルト層のうち上記内側ベルト層に隣接する
中間ベルト層と同じ破断荷重およびエンド数のス
チールコードで形成された重荷重ラジアルタイヤ
において、上記外側ベルト層に隣接する中間ベル
ト層のスチールコードの破断荷重が内側ベルト層
のスチールコードの破断荷重の1.2倍以上であり、
中間ベルト層のスチールコードのエンド数が内側
ベルト層のエンド数よりも小さく、中間ベルト層
の単位幅当たり破断荷重が内側ベルト層の単位幅
当たり破断荷重とほぼ等しいことを特徴とする。 すなわち、従来の重荷重ラジアルタイヤでは、
各ベルト層に使用されるスチールコードが同じで
あり、その破断荷重が通常120〜210Kgであるが、
この発明では、外側ベルト層に隣接する中間ベル
ト層に破断荷重が他の層の1.2倍以上、好ましく
は1.3〜1.7倍のスチールコードが使用される。ま
た、従来の重荷重ラジアルタイヤでは、内側ベル
ト層および中間ベルト層におけるスチールコード
のエンド数がいずれも10〜16本/25mmで、互いに
等しく、外側ベルト層が上記他の層の0.5〜0.65
倍に設定されているが、本発明では、外側ベルト
層に隣接する中間ベルト層の破断荷重が上記のよ
うに増加するのに対応してエンド数が少なく設定
され、その結果、ベルトの単位幅当たり破断荷重
が内側ベルト層とほぼ等しくされる。なお、外側
ベルト層におけるスチールコードの破断荷重およ
びエンド数は、従来と同様である。 (作用) 外側ベルト層に隣接する中間ベルト層を構成す
るスチールコードの破断荷重が内側ベルト層のス
チールコードの1.2倍以上に増大し、ベルトの単
位幅当たり破断荷重がほぼ等しくなる程度にエン
ド数が減少するため、上記の中間ベルト層におけ
るコード間隔が従来の1.2倍以上に増大する。し
たがつて、中間ベルト層において亀裂の発生し易
い側縁部(スチールコードの切断端が位置する部
分)におけるコード間のゴムの分量が増大して外
力による変形が容易になり、そのため剪断応力が
分散され、上記の亀裂が発生し難くなり、かつ隣
接するスチールコードの切断端部に発生した亀裂
がつながり難くなり、そのため中間ベルト層を境
とする剥離が減少する。しかも、ベルトの単位幅
当たり破断荷重が従来とほぼ等しいため、タイヤ
強力の低下がなく、寿命が延長される。 ただし、外側ベルト層に隣接する中間ベルト層
のスチールコードの破断荷重が内側ベルト層のス
チールコードの1.2倍未満では、エンド数をあま
り小さくすることができず、そのため上記中間ベ
ルト層の側縁部に働く剪断応力を分散することが
できず、この発明の目的を達成できない。また、
1.7倍よりも大きくすると、エンド数が外側ベル
ト層におけるエンド数よりも小さくなり、釘、ガ
ラスの破片などの鋭利な障害物の貫通を阻止する
ことができなくなる。 (実施例) 下記第1表のカーカスプライおよび4層構造の
ベルト層を有する1000R20−14PRのラジアルタ
イヤを製造した。ただし、表中の中間ベルト層A
は、2層の中間ベルト層のうちの外側ベルト層に
隣接するものであり、中間ベルト層Bは、内側ベ
ルト層側のものである。
の大型車に使用される重荷重ラジアルタイヤに関
する。 (従来の技術) トラツク、バス、ダンプカーなどの大型車に使
用される従来の重荷重ラジアルタイヤは、タイヤ
円周方向に対して直角に配列されたスチールコー
ドからなるカーカスプライの外側中央部に、タイ
ヤ円周方向に対して斜めに配列した多数本のスチ
ールコードからなる3〜4層のベルト層が積層さ
れている。この3〜4層のベルト層は、タイヤ円
周方向に対する傾斜角度が45〜50度の1層の内側
ベルト層、上記傾斜角度が15〜30度の1層もしく
は2層の中間ベルト層および1層の外側ベルト層
で形成されるが、従来は、上記の内側ベルト層お
よび中間ベルト層が同じスチールコード(破断荷
重120〜210Kg)を間隔がコード直径の0.6〜1.3倍
となるように同じエンド数(10〜16本/25mm)で
配列して形成され、各ベルト層の単位幅当たり破
断荷重が等しくなつていた。 これに対して外側ベルト層は、上記と同じスチ
ールコードを使用するが、トレツドに隣接してい
るので、ベルト層とトレツドのクラウン部との間
で曲げ剛性が急激に変化し、この層間で剥離が生
じるのを避けるため、スチールコードのエンド数
を他の層の0.5〜0.65倍に少なくしてコード間隔
を広くし(ゴムの分量を増し)、かつベルト層の
幅を隣接する中間ベルト層よりも狭く設定してい
た。 (発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来の重荷重ラジアルタイヤ
は、上記の外側ベルト層におけるコードのエンド
数が内側ベルト層よりも少なくてコード間隔が広
いのに対し、該外側ベルト層に隣接する中間ベル
ト層は、内側ベルト層と同じスチールコードを同
じエンド数で積層したものであり、かつ外側ベル
ト層に隣接する中間ベルト層の幅が外側ベルト層
の幅よりも広く、その側縁が直接クラウン部のゴ
ムに接するため、該タイヤを長時間にわたつて使
用すると、上記中間ベルト層の側縁部(タイヤの
周方向に対して斜めのスチールコードの切断端部
が位置する部分)に剪断応力が集中してコード回
りのゴム部に小さい亀裂が発生し易くなり、しか
もコード間隔が狭いため、上記中間ベルト層内で
隣接するスチールコードの切断端部で発生した上
記の亀裂が僅かな成長で容易につながり、そのた
め中間ベルト層を境にしてトレツドのクラウン部
が剥離するという問題があつた。そして、この剥
離を防止するため、外側ベルト層に隣接する中間
ベルト層のエンド数を減少してコード間隔を広く
すると、上記中間ベルト層の強度が低下し、ひい
てはタイヤ強度が不足する結果になつていた。 この発明は、外側ベルト層に隣接する中間ベル
ト層のエンド数を減少し、このエンド数の減少に
伴う上記中間ベルト層の強度低下を、破断荷重の
大きいスチールコードの使用によつて補い、もつ
て外側ベルト層に隣接する中間ベルト層のコード
端部における剥離を減少し、しかもタイヤ強力を
従来程度に維持して長時間の使用に耐えるように
したものである。 (課題を解決するための手段) この発明の重荷重ラジアルタイヤは、カーカス
プライの外側中央部にタイヤ円周方向に対する傾
斜角度が45〜50度のスチールコードからなる1層
の内側ベルト層、上記傾斜角度が15〜30度の1層
もしくは2層の中間ベルト層および1層の外側ベ
ルト層が順に積層され、上記外側ベルト層が内側
ベルト層のスチールコードと等しい破断荷重のス
チールコードを内側ベルト層よりも少ないエンド
数で積層して最も狭い幅に形成され、上記2層の
中間ベルト層のうち上記内側ベルト層に隣接する
中間ベルト層と同じ破断荷重およびエンド数のス
チールコードで形成された重荷重ラジアルタイヤ
において、上記外側ベルト層に隣接する中間ベル
ト層のスチールコードの破断荷重が内側ベルト層
のスチールコードの破断荷重の1.2倍以上であり、
中間ベルト層のスチールコードのエンド数が内側
ベルト層のエンド数よりも小さく、中間ベルト層
の単位幅当たり破断荷重が内側ベルト層の単位幅
当たり破断荷重とほぼ等しいことを特徴とする。 すなわち、従来の重荷重ラジアルタイヤでは、
各ベルト層に使用されるスチールコードが同じで
あり、その破断荷重が通常120〜210Kgであるが、
この発明では、外側ベルト層に隣接する中間ベル
ト層に破断荷重が他の層の1.2倍以上、好ましく
は1.3〜1.7倍のスチールコードが使用される。ま
た、従来の重荷重ラジアルタイヤでは、内側ベル
ト層および中間ベルト層におけるスチールコード
のエンド数がいずれも10〜16本/25mmで、互いに
等しく、外側ベルト層が上記他の層の0.5〜0.65
倍に設定されているが、本発明では、外側ベルト
層に隣接する中間ベルト層の破断荷重が上記のよ
うに増加するのに対応してエンド数が少なく設定
され、その結果、ベルトの単位幅当たり破断荷重
が内側ベルト層とほぼ等しくされる。なお、外側
ベルト層におけるスチールコードの破断荷重およ
びエンド数は、従来と同様である。 (作用) 外側ベルト層に隣接する中間ベルト層を構成す
るスチールコードの破断荷重が内側ベルト層のス
チールコードの1.2倍以上に増大し、ベルトの単
位幅当たり破断荷重がほぼ等しくなる程度にエン
ド数が減少するため、上記の中間ベルト層におけ
るコード間隔が従来の1.2倍以上に増大する。し
たがつて、中間ベルト層において亀裂の発生し易
い側縁部(スチールコードの切断端が位置する部
分)におけるコード間のゴムの分量が増大して外
力による変形が容易になり、そのため剪断応力が
分散され、上記の亀裂が発生し難くなり、かつ隣
接するスチールコードの切断端部に発生した亀裂
がつながり難くなり、そのため中間ベルト層を境
とする剥離が減少する。しかも、ベルトの単位幅
当たり破断荷重が従来とほぼ等しいため、タイヤ
強力の低下がなく、寿命が延長される。 ただし、外側ベルト層に隣接する中間ベルト層
のスチールコードの破断荷重が内側ベルト層のス
チールコードの1.2倍未満では、エンド数をあま
り小さくすることができず、そのため上記中間ベ
ルト層の側縁部に働く剪断応力を分散することが
できず、この発明の目的を達成できない。また、
1.7倍よりも大きくすると、エンド数が外側ベル
ト層におけるエンド数よりも小さくなり、釘、ガ
ラスの破片などの鋭利な障害物の貫通を阻止する
ことができなくなる。 (実施例) 下記第1表のカーカスプライおよび4層構造の
ベルト層を有する1000R20−14PRのラジアルタ
イヤを製造した。ただし、表中の中間ベルト層A
は、2層の中間ベルト層のうちの外側ベルト層に
隣接するものであり、中間ベルト層Bは、内側ベ
ルト層側のものである。
【表】
比較のため、上記実施例の中間ベルト層Aのス
チールコードのコード構造およびエンド数をそれ
ぞれ内側ベルト層、中間ベルト層Bのものに変更
する以外は全く同様にして比較例のタイヤを製造
した。 上記の実施例および比較例のタイヤの走行試験
の結果を下記第2表に示す。ただし、ドラム走行
試験は、ドラム円周速度を100Km/時に設定して
タイヤのクラウン部に剥離が生じるまでの走行時
間を測定し、比較例の走行時間を100とする指数
で示した。また、道路実走試験は、上記のタイヤ
を11トン積みトラツクに取付けて走行させ、走行
不能になるまでの走行距離を測定し、比較例の走
行距離を100とする指数で示した。
チールコードのコード構造およびエンド数をそれ
ぞれ内側ベルト層、中間ベルト層Bのものに変更
する以外は全く同様にして比較例のタイヤを製造
した。 上記の実施例および比較例のタイヤの走行試験
の結果を下記第2表に示す。ただし、ドラム走行
試験は、ドラム円周速度を100Km/時に設定して
タイヤのクラウン部に剥離が生じるまでの走行時
間を測定し、比較例の走行時間を100とする指数
で示した。また、道路実走試験は、上記のタイヤ
を11トン積みトラツクに取付けて走行させ、走行
不能になるまでの走行距離を測定し、比較例の走
行距離を100とする指数で示した。
【表】
(発明の効果)
この発明は、上記のとおり、外側ベルト層に隣
接する中間ベルト層のスチールコードとして破断
荷重が従来の1.2倍以上のものを使用し、かつベ
ルトの単位幅当たり破断荷重を従来と同じ程度に
なるようにエンド数を少なくしたものであるか
ら、上記の中間ベルト層におけるゴムの分量が従
来よりも増大し、従来中間ベルト層の側緑部、す
なわちスチールコードの端部回りに発生していた
亀裂が発生し難くなり、また中間ベルト層内で隣
接するコードの端部回りに亀裂が発生しても、そ
の亀裂がつながり難くなり、そのため上記の中間
ベルト層からの剥離が大幅に減少する。しかも、
上記中間ベルト層の単位幅当たり破断荷重は、従
来とほぼ等しいので、タイヤ強力が低下すること
はない。したがつて、タイヤが破損するまでの時
間が従来よりも延長される。
接する中間ベルト層のスチールコードとして破断
荷重が従来の1.2倍以上のものを使用し、かつベ
ルトの単位幅当たり破断荷重を従来と同じ程度に
なるようにエンド数を少なくしたものであるか
ら、上記の中間ベルト層におけるゴムの分量が従
来よりも増大し、従来中間ベルト層の側緑部、す
なわちスチールコードの端部回りに発生していた
亀裂が発生し難くなり、また中間ベルト層内で隣
接するコードの端部回りに亀裂が発生しても、そ
の亀裂がつながり難くなり、そのため上記の中間
ベルト層からの剥離が大幅に減少する。しかも、
上記中間ベルト層の単位幅当たり破断荷重は、従
来とほぼ等しいので、タイヤ強力が低下すること
はない。したがつて、タイヤが破損するまでの時
間が従来よりも延長される。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 カーカスプライの外側中央部にタイヤ円周方
向に対する傾斜角度が45〜50度のスチールコード
からなる1層の内側ベルト層、上記傾斜角度が15
〜30度の1層もしくは2層の中間ベルト層および
1層の外側ベルト層が順に積層され、上記外側ベ
ルト層が内側ベルト層のスチールコードと等しい
破断荷重のスチールコードを内側ベルト層よりも
少ないエンド数で積層して最も狭い幅に形成さ
れ、上記2層の中間ベルト層のうち上記内側ベル
ト層に隣接する中間ベルト層が上記内側ベルト層
と同じ破断荷重およびエンド数のスチールコード
で形成された重荷重ラジアルタイヤにおいて、上
記外側ベルト層に隣接する中間ベルト層のスチー
ルコードの破断荷重が内側ベルト層のスチールコ
ードの破断荷重の1.2倍以上であり、該中間ベル
ト層のスチールコードのエンド数が内側ベルト層
のエンド数よりも小さく、該中間ベルト層の単位
幅当たり破断荷重が内側ベルト層の単位幅当たり
破断荷重とほぼ等しいことを特徴とする重荷重ラ
ジアルタイヤ。 2 外側ベルト層に隣接する中間ベルト層のスチ
ールコードの破断荷重が内側ベルト層のスチール
コードの破断荷重の1.3〜1.7倍である特許請求の
範囲第1項に記載の重荷重ラジアルタイヤ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60148853A JPS628801A (ja) | 1985-07-06 | 1985-07-06 | 重荷重ラジアルタイヤ |
DE19863622084 DE3622084A1 (de) | 1985-07-06 | 1986-07-02 | Fahrzeugluftreifen fuer schwere lkw und busse |
US06/881,661 US4742858A (en) | 1985-07-06 | 1986-07-03 | Heavy-load radial tire with specified steel belt structure |
GB8616402A GB2178706B (en) | 1985-07-06 | 1986-07-04 | Heavy-load radial tire |
FR868609798A FR2584343B1 (fr) | 1985-07-06 | 1986-07-04 | Pneumatique a carcasse radiale pour poids lourd |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60148853A JPS628801A (ja) | 1985-07-06 | 1985-07-06 | 重荷重ラジアルタイヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS628801A JPS628801A (ja) | 1987-01-16 |
JPH0438601B2 true JPH0438601B2 (ja) | 1992-06-25 |
Family
ID=15462200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60148853A Granted JPS628801A (ja) | 1985-07-06 | 1985-07-06 | 重荷重ラジアルタイヤ |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4742858A (ja) |
JP (1) | JPS628801A (ja) |
DE (1) | DE3622084A1 (ja) |
FR (1) | FR2584343B1 (ja) |
GB (1) | GB2178706B (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5213643A (en) * | 1987-12-18 | 1993-05-25 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Pneumatic radial tire including at least two metallic belt cord layers |
JP2644912B2 (ja) | 1990-08-29 | 1997-08-25 | 株式会社日立製作所 | 真空処理装置及びその運転方法 |
US5827381A (en) * | 1990-08-10 | 1998-10-27 | Bridgestone Corporation | Pneumatic radial tires including a tire component containing groups of reinforcing elements |
US5261475A (en) * | 1990-12-18 | 1993-11-16 | Bridgestone Corporation | Off-the-road pneumatic steel radial tires |
FR2684605B1 (fr) * | 1991-12-04 | 1994-01-28 | Michelin Et Cie | Pneumatique radial dont l'armature de sommet est composee de nappes de resistances differentes. |
EP0568870B2 (en) * | 1992-05-08 | 1999-09-15 | Michelin Recherche Et Technique S.A. | Tire with three belt plies |
JP3464501B2 (ja) * | 1993-07-06 | 2003-11-10 | 株式会社ブリヂストン | 重荷重用ラジアルタイヤ |
ES2112743B1 (es) * | 1994-12-01 | 1998-12-01 | Bridgestone Corp | Cubierta radial de servicio pesado. |
JP3005173B2 (ja) * | 1995-03-07 | 2000-01-31 | 住友ゴム工業株式会社 | 重荷重車用ラジアルタイヤ |
AT402383B (de) * | 1995-04-21 | 1997-04-25 | Semperit Ag | Fahrzeugluftreifen in radialbauart |
DE102010060993A1 (de) * | 2010-12-03 | 2012-06-06 | Continental Reifen Deutschland Gmbh | Nutzfahrzeugluftreifen |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL133483C (ja) * | 1964-12-22 | Michelin & Cie | ||
US3757843A (en) * | 1971-04-23 | 1973-09-11 | Goodrich Co B F | Belted pneumatic tire |
JPS52131304A (en) * | 1976-04-28 | 1977-11-04 | Bridgestone Corp | Pneumatic radial tire having coiled filament belt reinforcement layer |
FR2398623A1 (fr) * | 1977-07-27 | 1979-02-23 | Michelin & Cie | Perfectionnements aux enveloppes de pneumatiques |
IT1093433B (it) * | 1978-03-09 | 1985-07-19 | Pirelli | Perfezionamento alla struttura anulare di rinforzo per pneumatici radiali |
JPS5587604A (en) * | 1978-12-26 | 1980-07-02 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | Radial tire |
JPS5843803A (ja) * | 1981-09-11 | 1983-03-14 | Bridgestone Corp | 重荷重用空気入りラジアルタイヤ |
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